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訪問者と部屋違いの窓




「…………むぐ?!」



気高く可憐な乙女は、目を覚まして驚愕した。

それもそうだろう。

自分の寝台に騎士が寝ていれば、大抵の可憐な乙女は驚愕するものである。


「さては、…………疲れていて寝台を間違えたのでしょうか」


驚き過ぎて幸せな二度寝を楽しむ間もなく目が冴えてしまったが、窓の方を見ればまだ夜明け前ではないか。


ぐぬぬと眉を寄せ、まずは、寝台で寝ているウィリアムが、きちんと仕事着や軍靴を脱いでいるかの確認を始めることにする。

ネアは、疲れ果てた終焉の魔物がお隣に眠っているのは構わないが、大事な寝台に仕事の汚れを持ち込むことは許せない、とても心の狭い乙女であった。


この時期にはもう登場している薄手の毛布をえいっと剥して中を見ると、幸いにも終焉の魔物は着替えは済ませていてくれるようだ。

何となくだが、着衣のまま眠られるとそのまま転がり込んだのではないかと考えてしまいがちだが、自分一人の部屋でなければ脱がないのかもしれない。



「むぐぅ」


多少悩みどころもあるが、これなら寝台に入っていてもいいかなと思い、もそもそと寝台に戻りつつ、ネアは時計を見る。

夜明けまで時間はまだあるが、とは言え、まだこんなに時間があるぞとほくほくして眠れる程ではない。

窓の外がどれだけ真っ暗でも、この季節のウィームはもう夜明けが遅いのだ。



(……………ああそうか、ディノはまた出掛けているんだった)



真夜中過ぎになってから、ネアの大事な伴侶は出掛けていった。


本日のお出かけも先日と同じ題目の会合に参加する為で、今回はアルテアも一緒のようだ。

ノアはリーエンベルクに残っていると聞き安心していたが、この様子だと、ウィリアムに留守を預けていってくれたのかもしれない。


厄介な魔術の再派生を防ぐ為に必要な会議なんだと教えてくれたディノの言葉を思い出し、ネアは横になりながらカーテンの隙間から見える夜明け前の色を見上げる。



最近ウィームに戻ったばかりの人物が、カルウィで厄介な固有魔術の排除を行ってきたらしい。

一通りの作業を終えてダリルに報告があったと聞けば、何となくだがエーダリアの会の御仁なのだろう。

そして、その報告を取りまとめたダリルが、どうにかして規則立て、その固有魔術に規制をかけられないかとディノに相談したのだった。



ぱらぱらと聞こえてきた音からすると、雨が降り始めたのだろう。


夜明け前の雨音に眠気を感じながら、こうして会議を何回にも分けて行うのは、全員が揃のが難しい生き物だからたのだろうかと考える。

だが、統括を決める会議などは段階を踏んで参加者を変えているようなので、題目ごとに選定の方法があるのかもしれない。



(前回の会議には、ノアとウィリアムさんや、グレアムさんも参加していて、でも、ウィリアムさんはお仕事で途中退出だったのだとか………)



今回はアルテアの他に、ヨシュアや白百合の魔物なども参加しているらしい。

加えて、ゼノーシュも参加している。


複数回に分けて統括位のある魔物と、その魔術に関わりを持つ者呼んで行うと聞いているので、関連する資質を強く持つ者がいる場合は、他の種族の参加もあるのだろう。

他にも、系譜間の調停を行う者達や、仕事や生活に影響が出る者達がいる場合はその責任者も参加すると聞いたことがあるのだが、今回もそのようなお客はいるのだろうか。



(そして、残しておくとまずいと全体会議が行われるに至っただけの魔術というのは、どんなものだったのだろう………)



エーダリアの会の者達が率先して排除に動いたのであれば、それが残されていれば、エーダリアに危険が及ぶと判断されるようなものなのだ。

ましてや、カルウィで芽吹いたとなると、もしそちらの王族などが先に気付いていたらと思い、ぞっとしてしまう。


一昨日の流星竜の卵事件でも思ったが、この世界には高位の生き物達ですら成す術なく恐れるような、特殊な魔術の領域や理が幾つもある。

もしその類であったとしたら、ネアとしても是非に規制をかけて欲しいと願うばかりだ。



「……………ネア、考え事か?」



ふいに声をかけられ、ネアはぎくりとした。

資産を持ち上げると、暗い部屋の中で光を孕むような白金色の瞳でこちらを見ているウィリアムと目が合う。



「む。ウィリアムさんが、いつの間にか起きています………」

「ぐっすり眠っていたから、起こさないように隣を借りたんだが、驚かせたかな。シルハーンに、仕事が早めに終わるようだったら、君の側にいて欲しいと言われたんだ」

「やっぱり、ディノが頼んでくれたのですね。…………もしかして、お星さま関連ですか?」



流星の竜の卵が降ってきた日の魔物達の怯え具合を考えてそう言えば、ウィリアムはまだ少し眠そうな目のままこくりと頷いた。


この様子だと、ウィリアムも少しは眠れていたのだなと何だかほっこりしてしまう。



「何も影響が残っていないかどうか、心配していたんだろう。でも、俺がこちらに到着した時に、ヒルドに卵の引き取り先が見つかったという連絡が入っていたから、もう大丈夫だと思うぞ」

「まぁ。見付かったのですね!」

「ああ。小さな国の妾腹の王子の守護代わりに、父親が購入したようだ。身の危うい者の守護代わりに買い上げたのなら、急いで引き合わせるだろう。あれから二刻は経ってるから、こちらへの影響はもう残っていない筈だ」



二刻前にリーエンベルクに来たとなると、ウィリアムはディノが出かけてからすぐにこちらに来てくれたらしい。

伴侶が出かけてすぐに眠ってしまったネアは、少しも気付かなかったようだ。



「まだ起きていてもいい時間だったのですが、ぐっすり眠ってしまっていたようです。食事などは出来ています?」

「ああ。ヒルドが騎士達の夜食を分けてくれた。お陰で、食事をして入浴も済ませて、ゆっくりと眠れたよ」

「昨晩のお夜食と言えば、ポテトスープに鶏肉の香草塩だれ焼きとルッコラたっぷりサンド………じゅるり」

「そっちのメニューも把握しているんだな」

「食べたいものがある時は、事前に連絡を入れておくと余分に作ってくれるのですよ。そんな日は、お夜食を持って夜の森のお散歩や、狩りに行ったりするのです」


同じ寝台の上でこんな風に話をしているのは、何だか不思議な親密さであった。


僅かに前髪を乱して横になっているウィリアムは、寛げた襟元から覗く肌色具合など、どこか危ういような色香もある美しい魔物だが、それはあくまでも視覚的な情報でしかなく、会話の声は穏やかである。


ここもまた家族のように当たり前に隣にいるのだなと思えば、何とも言えず擽ったいではないか。


ディノは伴侶なので当たり前のように手を伸ばしてしまうが、お隣に眠っているのが慣れない相手だと、こうして贅沢さを噛み締めてしまう。



「どうした?」

「ディノがお出掛けしていても一人でお留守番にならない贅沢さについて、考えてしまっていました。ここに来る前は、そんな人はたった一人さえもいなかったのに、今は家族がいて、お仕事明けに来てくれるウィリアムさんもいるのですね」


思わずしんみりとした口調になってしまったからか、ウィリアムが微笑みを深める。

片手を伸ばして頭を撫でられ、ネアは、ふにゅりと頬を緩めた。


「今回はシルハーンからの相談だったが、ネアが寂しい時にも呼んでくれてもいいんだぞ」

「まぁ。既に贅沢さにうっとりしているのに、更に贅沢になれてしまうのです?」

「俺はもう、ネアの騎士だからな。……………こういう繋がりがある贅沢さは、俺もかなり気に入っている」

「それなら、寂しくて誰かに会いたい日があったら、ウィリアムさんにお声がけしてみますね」

「ああ。そうしてくれ。……………それと、もう少しこっちにおいで」

「……………私は、厳粛なる個別包装の民なのです」

「知っているよ。ただ、俺も仕事明けで眠り込んでしまう危険がある。何かあるといけないから、腕の中にいてくれ」


困ったように微笑んでそう言われると、ネアは、ぐぬぬと眉を寄せた。


伴侶の不在時に騎士がいてくれるのは贅沢な気持ちになれるが、個別包装の境界を超えられるととても損をした気持ちになる我が儘な人間である。


だが、疲れている時に無理をして駆け付けてくれているウィリアムに、これ以上の心配をかけるのも如何なものだろうか。

きっと、保護対象であるネアが腕の中にいれば、今よりも安心してぐっすり眠れるのだろう。



「……………むぅ。ウィリアムさんが休めないといけないので、特別措置なのですよ?」

「はは。そうなると、大事にしなきゃだな」

「腕がぎゅっとなるのだけは、禁止してもいいのでしょうか?」

「………それなら、こうしようか」



微笑んだウィリアムが、ぐいっとネアを抱き寄せる。

だが、腰の上に片手を回されるような体勢であれば、手を自由に動かすことが出来るので、拘束感はない。

首元や胸元に顔を寄せるような近さではあるものの、高位の魔物達はいい匂いがするので、ネアはむふんと唇の端を持ち上げ、その贅沢さも受け入れることにした。


ぴったりと体を寄せられると、ひんやりとしているけれどじわりと温かい、不思議な体温が伝わってくる。

それでいて、なぜか息苦しくはない。

これなら良きに計らえであるという結論を出し、ネアは体の力を抜いた。



「むふぅ。……………ぐぅ」

「大丈夫そうだな。…………いい匂いだ。入浴剤かな」

「むぐ…………ディノのお気に入りの、林檎とラベンダーの匂いなのでふよ」


一度目が冴えてしまったので、眠りの深いところまで落ちるには少し時間がかかりそうだ。


ぼんやりと聞こえてくる声に返事をし、この香りが気に入ったようなら入浴剤を分けてあげてもいいのかなと考える。

何となくだが、体を使う仕事をしているウィリアムにこそ、ゆっくり入浴して欲しいと思った。


(この入浴剤なら、こっそりともう三瓶の買い置きがあるから、ひと瓶あげてもなくなる前にリノアールに行けばいいのだし)


リノアールでディノがいつもの入浴剤を買うお店は、定番商品の他に、季節ごとに入れ替わる商品も多い。

限定品が多いことで、お客が新商品を気に掛けてくれるようになるのだが、入れ替えが多い事でお気に入りの商品が店頭から消えてしまう事も少なくない。


今回ネアが買い置きしている、林檎とラベンダーの入浴剤は、準定番商品の一つだ。

限定品が多い季節になると店頭からなくなってしまうので、ディノの為に見付けるとこっそり買い足している。


(でも、イブメリアが近くなると、この林檎とラベンダーの香りに他の香りが入ったものや、おとぎ話の森の香りようなウィームの冬の香りの限定が出たりもするから、楽しみだな…………)



ばらばらと色々な事を考えながら、眠りに落ちてゆく。

ウィリアムが微笑んだ気配がして、どこかで何かがウォオンと吠えた。



(…………む?)


最後におかしな音が重なったぞと眉を顰めていると、もう一度、ウォオンと何かが吠える。

さすがに聞き流せずにそろりと目を開けると、ウィリアムも起きているようだ。



「……………何か、おかしな鳴き声が聞こえません?ノアではないようなのですが…………」

「ここでノアベルトが選択肢に入るのが何とも言えない気持ちだが、窓の外の方から聞こえるみたいだな」

「リーエンベルクの敷地内に入れる生き物の中には、あんな鳴き声のものはいなかった筈なのですよ」

「うーん。そうなると、何かが入り込んだのかもしれないな。屋内の通信を借りても?」

「ええ」

「……………それと、ネアの側を離れないようにしたいんだ。少しだけ我慢してくれ」

「むぐ?!」


ひょいと抱き上げられ、ネアは、体の奥にどろりとした眠さを残したまま、通信をかけるウィリアムに同行させられた。


ウィリアムが真っ先に連絡をしたのはヒルドで、すぐに応じたのでヒルドも起きてしまっていたのだろう。


二人の会話から、ヒルド達の部屋のある中央棟でも不思議な獣の鳴き声が聞こえており、この時間の見回りを担当している騎士達が確認に向かったことを知る。

それなら安心かなと頷いていると、ウォオンという鳴き声がまた聞こえ、がしゃんという打撃音が重なった。



「………これは、近くの部屋の窓に激突していませんか?」

「………窓にぶつかっているようだな。この距離だと、俺が見に行った方が早そうだ」



そこで、ウィリアムからヒルドにこちらでも様子を見てくると提案をし、早速、鳴き声の主を確かめに出かける事になる。

何かがあってはならないのでとネアも持ち上げ同行が決まってしまい、おのれ侵入者めという思いになった。


「…………悪いやつなら、すぐさま滅ぼしますね」

「ネア、そのきりん符は、くれぐれも俺に向けないようにしてくれ」

「ぐるる」



なぜ夜明け前にこんな冒険が追加されたのだろうとくさくさしている人間に、苦笑したウィリアムが頭を撫でてくれる。

ネアからしてみれば、ウィリアムだって仕事で疲れている中こちらに来てくれたので、ゆっくり寝かせてあげたいのだ。


どんなお客なのかはさて置き、睡眠妨害の責は負うべきである。



「この部屋の並びだと、………ノアベルトの部屋との間だろうな」

「衣装部屋かなとも思ったのですが、もう一つお隣の部屋かもしれませんね」

「ああ。………この部屋の窓の周囲は問題なさそうだ」



まずは衣装部屋の窓の外を見たが、異変はないようだった。

となると、先程の打撃音が聞こえたのは、普段は使われていない部屋の窓だろう。

思っていたより遠いとなれば、それだけ強く窓にぶつかったものがあることになる。


なお、この部屋は元々は離宮内の騎士達や従者の詰所の一つだったもので、普段は空き部屋になっている。

簡単な仕事が出来る広さと、小さめの浴室などの宿泊可能な設備が整っていて、ネアの生まれた世界の基準で言えばホテルの高級な部屋の規模だが、王宮の部屋としてはいささか小さい。


リーエンベルクに大勢の人達が暮らしていた時代の名残りとも言える部屋であった。




(窓の方…………)



ぼんやりと明るい夜明け前の夜の光に照らされた部屋をウィリアムに持ち上げられたまま進んでゆくと、庭園に面した窓に何かの影がある。


やっと見付けたぞと言う気持ちにほんの少しの怖さが混じり、ネアは、とんでもない怪物などが現れた場合に備えてしっかりとウィリアムにしがみついた。



「………獣の姿ではなさそうだな」

「生き物というよりは、円筒形のものが見えるような気がします………」

「………しまったな。ウィームの固有種だと対処法がわからないんだ。………騎士達がこちらに着くまでは、捕縛だけしておくか」

「はい。お願いしてもいいですか?」

「ああ。……………っ、」

「……………ぎゃわ」




そんな話をしながら窓に近付いたネア達が見たのは、なんとも言えない奇妙な生き物だった。


円筒形の、恐らくは紅茶缶であろう何者かが、ちびこいもふもふ両足を生やして、すっと雄々しく立っているのである。

あまりにも異様な姿にさすがのウィリアムも絶句してしまい、二人で顔を見合わせた。



「……………危ない生き物じゃなさそうだから、捕縛だけにするからな」

「ふぁい。………なにやつなのだ」

「系譜的には、………予兆や報せを齎すようなもののようだが………っ?!」



ここで捕縛魔術をかけられたのだろう。


静かに立ち尽くしていた缶生物が、ウォオンウォオンと大騒ぎをし始めた。

庭に出られるようになっている硝子扉に体当たりをすると、がしゃんと大きな音がする。

成る程、素材が缶なので窓にぶつかるとこんな大きな音がしたのだなと得心しつつも、ネアは、硝子が割れやしないかとはらはらし通しだった。



幸いにも、立てている音が大きいのですぐに庭園側からも騎士達が駆け付け、荒ぶる缶生物は捕縛された。

そして、ネアやウィリアムにとっては未知の生き物だったが、ウィームでは珍しいものではなかったようだ。




「宝物のお別れ妖精………」

「……………らしいな。俺も初めて聞いた」

「なぞめいた生き物でした………」


捕縛後にヒルドから入った連絡によると、缶姿で現れたのは、隠しておいた宝物やへそくりが失われた時に現れる、宝物のお別れ妖精であるらしい。

昔は、紅茶缶などにへそくりを隠して埋めたもの達が多かったので、あの姿になったのだとか。


それを聞いたノアが飛び上がると慌ててどこかへ走って行き、しょんぼりして帰ってきたというので、訪問先はノアだったようだ。



「ノアベルトを訪ねて来て、間違えて一つ隣の部屋の窓に体当たりしていたのか………」

「私は思うのですよ。あの訪問方法だと、場合によっては大きな禍根を残すのではと………。現にノアは、現在進行形でヒルドさんに叱られ中です……」

「………何となくだが、今夜ここにいたのが、アルテアじゃなくて良かったな」

「ええ。………ノアの宝物が、お庭に埋めたヒルドさんの室内履きだと知ったら、アルテアさんは落ち込んでしまったに違いありません」



そんな塩の魔物は、こんな騒ぎに繋がった事も含め、ヒルドから大いに叱られているそうなので、朝までには解放して貰えるかは反省具合によるようだ。

因みに、塩の魔物の宝物は、見回り中の騎士が花壇の土の中から覗いているのを見付け、良かれと思って回収しておいてくれたらしい。



「…………ネア、俺もこう見えて少し落ち込んでいるんだ。なぐさめてくれるか?」

「む?………頭を撫でてみます?」

「そうだな。それと、もう少し一緒に寝てくれ。朝まで、半刻くらいは眠れそうだからな」

「それについては、私も賛成なのです。もう少し眠りたいでふ………」

「じゃあ、寝台に戻るか」

「はい。………ふぁ」



欠伸を押さえたネアにくすりと笑い、ウィリアムが寝台に運んでくれる。


まだ微かに温もりの残っている寝台に収まり、毛布に包まれると、ウィリアムにしっかりと抱き寄せられ、ネアは安心して目を閉じた。



どうかこの幸せな二度寝の夢の中には、あの円筒形のおかしな生き物が出てこないよう、祈るばかりである。







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