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大聖堂と林檎の木




吹きすさぶ炎混じりの風の中で、ぽたりと足元の流星琥珀の石床に赤い血が落ちる。

それを見下ろし、赤いのかとなぜかそんな事を考えた。



目を閉じ、炎の色が消えるのを待った。

薄く張り巡らせた鳥籠の内側に迄は、外の街を焼く戦火は届かない。

そうすると薄暗い聖堂の中は、例えようもない奇妙な静けさに包まれるのだ。



どれくらいの時間だろう。

捕食対象は人間に指定されていたようだ。

であればこの木は、どれくらいの時間でその役目を終えるのだろう。



(…………剣は、あそこにあるな)



少し離れた位置に、剣とそれを握ったままの片手が見えた。

音もなく灰になってゆく片手を一瞥し、残された剣が、がらんと音を立てて床に倒れる音を聞く。

天井の大きな薔薇窓を見上げれば、青い青い光が、冬の雨のように降り注いでいた。



どこまでもどこまでも、このがらんとした聖堂を染め上げるように降り注ぎ、散らばり、見慣れた色彩を塗り替えてゆく。


はあっと吐き出した吐息は白く、投げ出された足の靴先には霜が下りている。

であれば氷雪の系譜の何かも混ざり込んでいたのだろうかと考えたが、となると、この災いの形はいささか奇妙だ。



(怨嗟だろうか…………)



そう考えると、どこかで慟哭が聞こえた。

遠くで風に揺れさざめく木々の枝葉の音が聞こえ、僅かな砂の匂いと甘酸っぱい林檎の香りがする。

ふと、あの雨に沈む村を思い出したのは、久し振りにあの家を訪ねたばかりだからかもしれない。



(……………ああ、)



見上げた枝葉に赤い実が育てば、これがどんな怨嗟なのかがようやく知れた。

こんなところにまだ残っていたのかと考え、であれば、この呪物の核となった魔術具の形にも意味があったのだと納得する。



ぽたりと、また一滴の血が落ちた。


成長に耐えきれず、絡みつきひび割れて崩れ落ちる木の根が、それでもと伸び上がり強固な宝物庫の石壁を割り砕く音は、いっそ硝子がひび割れるような繊細な音であった。


それがあちこちから響けば、まるで不思議な音楽のようでもある。



(…………そろそろ浸食が止まると助かるんだがな。急場凌ぎの擬態では、あまり長い時間は保ちそうにない)



喉の奥が焼けるように熱く、吐き出す吐息はそれなのに凍えるようだ。

投げ出された片足を動かそうとしてみたが、先程の衝撃で骨が砕けたのか持ち上げる気配もない。

となると、動くのは首から上と片手のみという事になる。


ここまで肉体を損傷したのは久し振りだなと考えれば、人間という生き物の脆さに奇妙な苛立ちを覚えた。



ああ。

だからこそ彼らは、呆気なく死んでしまうのだ。


手をかけても手をかけても戦を起こし、育んだ全てを呆気ない程に醜悪に壊してゆく。

だからこそそのひたむきさが愛おしくもあるが、時にはこうしてうんざりする事もある。



メッセージを書き終えたカードをしまい、小さく溜め息を吐いた。


古い魔術の教えに従い宝物庫を開けた子供は必死だったのだろうが、思いがけない出来事で約束を損なわれるのは好きではない。

流れ落ちる血が止まったのは、傷が癒えたからではなく枯れたからだろう。



“手助けが必要かい?”



カードに浮かび上がった文字を思い出し、小さく心が揺れる。



ヒルドが怪我をしたようで、ネアは今、ノアベルトの通信でその受け入れの手筈を整えているんだよ。

そう説明したシルハーンに、すみませんと短く詫びた。


予定通りにこの戦場が片付けば、そろそろ鳥籠を開けて、撤収の準備をしていた頃合いだ。

約束を交わした彼女の元に駆け付け、あの瞳を揺らして振り返った彼女が、安堵の眼差しで微笑む瞬間を見たかったし、いつからか、こちらを見て有難うと言ってくれるようになったシルハーンに頷き返したかった。




賑やかな王都が炎上するこんな戦場を見た日には、特にあのウィームの領主館に帰りたくなる。



「人間を苗床にして国を食らう術式か。…………ジョーイが見たら、冷静ではいられないだろうな」



そう呟きもう一度顔を上げると、見事な薔薇窓を、ざわざわと音を立てて伸びた林檎の木が覆い隠してゆくところだった。

艶やかな林檎を納めた金色の鳥籠を開けた少女は、とうにその根元で絞め殺されている。



(…………そろそろか)



目を閉じ、人間に擬態する前にこの聖堂の外壁に張り巡らせた鳥籠の表面を探った。

枝葉を伸ばした呪物は、まさかこの国の中に、人間が二人しかいないとは思っていなかったのだろう。

実際にはまだ王都には沢山の人々がいるのだが、聖堂だけを一つの国として誤認させるのが、この鳥籠の遮蔽だ。


そうして、獲物を失った林檎の木は、ざわざわと枝を揺らして怨嗟の声を上げ、けれども、魔術の誓約に従いその成長を止めつつある。



籠を開いた者の命を対価に、国を滅ぼすのがこの呪物の役割りだ。



王都を占拠している敵国の兵達に一矢報いようと、あの少女が籠を開けるまで、もう随分と長くここで眠っていたのだろう。

なぜ、あんな年端もいかない平民の少女がこの宝物庫の鍵を持っていたのかは謎だが、戦争が終わればまた人間達を育む揺りかごになる都市を、怨嗟と災いで壊してしまう訳にはいかない。


そう思いこの身で引き受けたが、万が一にでもこの呪物を目にすれば、崩壊しかねない高位の魔物がいる事を思えば、その選択に救われたのは確かだ。


彼も最近は新しく慈しむものを見付けたようだが、それでもかつての伴侶から剥がれ落ちた怨嗟が、国一つを滅ぼす様子は見たくないだろう。



耳を澄まし、鳥籠で覆い国土に見立てた聖堂の中で、無残に殺された顔見知りの魔物の怨嗟の残響を聞いている。



ここには吹いていない筈の強い風の音を聞いていると、無性にバイオリンが弾きたくなった。




「頃合いだな」




新芽が芽吹き、枝が伸びる音が止まった。



ゆっくりと目を開き、切り落とされていた片手を再構築する。

擬態を剥がしてどこかに失われていた片足を修復し、同時に動かなかった足に力を入れて立ち上がる。


取り戻した腕を伸ばして離れた場所に転がっていた剣を取り戻すと、竜種の受け入れも可能な大きな聖堂の中いっぱいに枝を広げた林檎の木から、悍ましく壊れた何かがこちらを窺う気配に溜め息を吐く。



「すまないが、手加減はしてやれないぞ。君は所詮、俺が知る彼女の残滓に過ぎない。それも、狂って壊れた怨嗟の欠片だ。外に出していれば、ジョーイだけではなく、今代の林檎まで狂乱させるところだった」



それでも持ち上げた剣を振るったのは、きっと、弔いの花を手向けるようなものだろう。

そんな事をせずとも、終焉の魔術と、愛情や命を司る林檎の木の相性は悪い。

ましてや、ここが鳥籠の中であれば尚更に。



直後、轟音のような悲鳴が響き渡った。



一瞬で真っ黒になった巨大な林檎の木から、ばらばらと漆黒の葉が舞い、黒くひび割れ砂になって崩れてゆく林檎が落ちてくる。


それはまるで崩壊と狂乱の雨のような有様で、どこまでも終焉の慟哭しか宿していない風景には、先程の青い薔薇窓の光の美しさの欠片もなかった。



「みんな呪われればいい」



そう呟き、すすり泣いているのは誰だろう。


「あの人の元に帰りたかっただけなのに。……………なぜ皆、私を愛しているといいながら、私を殺すの?」


その怨嗟と絶望は、ジョーイの伴侶だった林檎の魔物の声か、それとも、それまでに殺されてきた他の林檎の魔物達の声なのか。


けれども、どこか虚ろでぞっとするような憎しみに満ちた声音には、ここから拾い上げて誰かの元へ届けてやりたくなるような愛情は、欠片も残っていなかった。



(…………当然だな。他の部位は、とうに失われている。ここに残されたのは、怨嗟の欠片だけなんだ)



「また私を殺した、あなたが憎い」

「だとしても、俺は終焉だ。怨嗟の枝を伸ばすものを、残しておく訳にはいかないからな」

「誰にも愛されないあなたが、どうして愛する者の元に帰ろうとする私の邪魔をするの?」

「残った欠片でしかない君はそう思うだろう。でも、君が君として認識されるものは、ずっと昔に滅びている。…………君は、彼女の影絵のようなものだ。どれだけ足掻いても、あの場所には戻れない。どれだけ願っても、怨嗟でしかない君が本来の形に戻る事も出来ない」



きっぱりとそう言えば、崩れ落ちる大きな木の陰の中で、誰かが、そんなのは酷いと呟いた。


それはそうだろう。

怨嗟とて怨嗟のままで死にたくなどあるまい。

ましてやこの怨嗟は、愛される事を資質とする、林檎の魔物の欠片なのだ。

愛されず、報われずに死ぬのを厭うのは当然なのだ。



けれども、それでもなぜか、いつも殺されてしまう哀れな魔物。


この世界に残る植物の系譜の災いは数あれど、その中に林檎の魔物の記録はあまり残されていない。

それは、水仙の妖精達のような残虐さを持たないからではなく、人々の記憶に残るような場所では処理出来ないくらいに、この林檎の魔物の怨嗟が苛烈だからだ。



「今更、こんな場所で見付けるとは思わなかったが…………」



そう呟き、亀裂が入り崩壊が始まっている太い幹に剣を持っていない方の手で触れた。

また誰かの慟哭が響き、どこまでも漆黒の崩壊の雨が降りしきる鳥籠の中で、怨嗟と絶望の響きに辟易して目を閉じる。



「あなただって、きっともうどこにも行けないわ」

「…………そうは思わない」

「誰にも愛されず、きっと多くを失うでしょう」

「そうならないとしたら?」

「いいえ。きっとそうなるわ。では、あなたが愛する者に、自分をどう思うのかと尋ねてご覧なさい。あなたであれば、きっとそれはまた人間でしょう。その人間はきっと、あなたを愛さないと答える筈よ。そうしたらあなたは、これから先もずっと、ずっと一人で生きてゆくの。…………だってあなたは、愛情を司る私を殺す、無情で哀れな終焉なのだもの」

「残念だが、…………そうはならないだろうな」



どおんと、大きなものが崩れ落ち、ばらばらに砕ける音がした。


また一つ溜め息を吐き、耳の奥に残った怨嗟の囁きに苦笑する。

林檎の魔物は殆どの場合が無残な最期を遂げるし、その度に、こうして残った怨嗟を壊してやるしかなくなる。



(あの人間の舞いのお蔭で、彼女の怨嗟は残っていなかったと思ったが…………)


崩れ落ちた聖堂の中で、ひしゃげた黄金の鳥籠が差し込んだ陽光に鈍く光った。

その中に収められていた林檎は粉々に砕け、女性ものの耳飾りが中から現れている。


「やれやれ、誰かが、あの場から彼女の持ち物をわざわざ持ち帰って術具にしていたんだな。…………白夜や白樺か、白虹か白本か、欲望か選択か…………」



呟きながら、この手の趣味の悪い道楽を好む者の多さにまた辟易とする。

考えようにもきりがなく、手に持った剣を鞘に納めると、もう二度と怨嗟が現れないようにその耳飾りを拾い上げて握り潰した。


聖堂を覆っていた鳥籠を開いた途端にその天井が崩れ落ちるのは、鳥籠のお蔭で、外部からの破壊がぎりぎりで食い止められていたからだろう。

振り返って確かめるまでもなく、あの薔薇窓も焼け落ちただろうなと思いながら、瓦礫を越えて聖堂を出た。



「また林檎の魔物か。人間の手に委ねられていて、よく無事に隠されていたものだな」


そこに立っていたのは、神父服を着た一人の精霊だ。

死者を刈り取る際に持っている大鎌は既にしまわれており、几帳面な仕草で片眼鏡を押し上げる。


「この国の宝物庫にあったのなら、かつてはロクマリアに保有されていた物だろう。…………あの国には、クライメルの遺品が多い。他の履歴の明らかな呪物に紛れ、さして価値のない道具として誰もあの籠を開かなかったんだろうな」

「白百合の魔物の目に触れずに済んだのも、幸運だったな。明日からはもう一つの仕事が忙しくなる。おまけに今日は、ガーウィンでも奇妙な事件があったようだ。高位の魔物の崩壊なんぞに割く時間はない。…………ふむ。この鳥籠ももういいだろう。私はそろそろ帰らせて貰おう」

「…………ナイン、本業を疎かにしないようにな」

「さて。私が司るのはその訪問だからな。最後まで居座るのは、あまりにも不粋というものだろう………」



その声は最後で揺らぎ、炎混じりの風の中に解けて消えた。


先程までの暗さが嘘のように戦火に包まれた街並みが、その色相を変える。

見上げた空は、青く晴れていた。



「あれ、ナインはもう帰ったんですか?今回の戦場とは相性の悪い僕がまだ働いているのに、困った上司ですね」

「明日から、忙しくなるようだぞ」

「ええ、知っていますよ。よりにもよって、僕の不在中に、僕の教区で騒ぎを起こしたんですから、相応の報いは受けて貰わないと。そうそう、こちらで使われた魔術はガゼッタの聖堂魔術のようですよ。ウィームでも、何か起きているみたいですから、あの子も何かに巻き込まれているのでは?」

「そのようだから、俺も早く帰りたいんだ。王宮周辺の死者を刈り取ったら、鳥籠を開ける」

「ふうん。そうして、急いでウィームに駆け付けるのかな。僕もそろそろレイノとお喋りしたいですねぇ」

「今回は殲滅戦じゃない。これ以上の鳥籠は土地の負担になるからな。…………それとアンセルム、ウィームに近付かないんじゃなかったのか?」

「はは、それはあなたがこちらの話も聞かずに、剣を抜くからですよ。それさえなければ、僕だってレイノに会いに行きますよ。…………おっと、あなたの癇癪に付き合わなくていいように、僕もそろそろ帰りましょうかね」




死者の行列を呼び集め、炎に包まれた王宮の周辺にいた死者達を回収し終えると、その国の王都を覆っていた鳥籠を開いた。


流れ込む雨の匂いのする風に、この国の騎士達を打ち滅ぼし、その役目を終えて徐々に勢いを弱めている炎から火の粉が飛んだ。


まだ戦っている者達もいるようだし、これから先、死ぬ者達も少なくはない。

だが、鳥籠をかける状態を脱したこの後はもう、死者の行列の中では階位が低い者達を残らせ、その都度死者の回収をさせるばかりだ。



それ以外の者達には解散を命じ、ケープを翻して終焉と怨嗟に満ちた国を離れ、雪の季節を終えてもどこか雪の香りがするウィームに降り立った。


念の為に街を見回したが、不穏な動きをしている死者の気配はなく、鎮めきれない騒ぎが起きている様子もない。

この様子であれば問題ないなと考え、また一つ淡い転移を踏んでリーエンベルクを目指す。



「やれやれ、久し振りに動けなくなったな…………」

「ウィリアムさん!」


そうして、約束をしていたネア達の元へ向かえば、こちらを振り向いてネアが目を輝かせた。

在りし日の林檎の魔物と同じ声で囁かれた怨嗟の声が耳の奥で蘇ったが、その呪いを思い出しても、心が揺らぐ事はない。




「ネア、俺の事は好きか?」


彼女にそう尋ねたのは、昼食後の事だ。

そうすると、振り返ったネアがじっとこちらを見る。


「まぁ、さてはどこかで、誰かに虐められたのですか?」

「…………かもしれないな。久し振りに酷い目に遭った」

「おのれ、今日はなぜ、私の大事な人達ばかりが傷付くのでしょう。ウィリアムさんの事は、勿論大好きですし、私の大事な騎士さんになるので、そんなウィリアムさんを虐めた愚か者はきりん箱の刑です」

「…………そう言って貰えて、救われた思いだよ」

「って、実際に救われた訳か。ウィリアム、僕の家に変な呪いを持ち込まないでよね」

「…………もしや、何か厄介な呪いにかけられていたのですか?」



鳩羽色の瞳を瞠ってそう尋ねたネアに、小さく微笑んで頷くと、体を寄せてそっと抱き締めた。

脆く脆弱な人間の体温を感じるが、けれども彼女は、こうして触れても損なわれる事はない。



「ああ。だが、ネアが俺を昼食に誘ってくれたからな、その段階でほぼ解けてはいた」

「という事は、昼食を食べられなくなる呪い…………。なんと恐ろしい呪いなのだ…………」



そんな呪いがあると考え、身震いをしたネアの目元に口づけを落とす。

ノアベルトが不満そうに声を上げたが、復活祭の間だけでも祝福を重ねたのだと言えば、不服そうな表情ながらもぴたりと黙った。



「因みに、ウィリアムさんの事は、私だけでなく、ディノもエーダリア様も、みんな大好きですからね?とろふわ竜さんになれば、ノアもきっと大好きですし、ヒルドさんだってもう仲良しです」

「…………ああ。それならもう、呪いも怖くないな」



微笑んで頷き、腕の中で満足げに頷いたネアをもう一度だけしっかりと抱き締めると、残っていた怨嗟が跡形もなく剥がれ落ちるのを感じる。

ネアと出会う前だったら危うかったなと苦笑し、こちらを見たネアの頭を撫でた。



あの美しい薔薇窓の光を見せてやりたかったが、残念ながらその機会はもうないだろう。


だが、戦火に包まれた国で失われた大聖堂の影絵があるかどうかによっては、あの国に連れて行ってやることもあるかもしれない。






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