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プルーヴィング  作者: 平井 秋人
3/3

魔法大会開幕(西村編)

草むしりが終わり報告すると先生は言った。


「あのなぁ、お前しっかりしろよ。天才だっからって意気がってると足下すくわれるぞ。」


「大丈夫ですよ。なんつったって僕は天才ですから。」


「だから心配なんだよ。魔法大会明日だぞ。わかってるのか?」


「じゃあ明日の準備があるんで。さいなら~」


そう言って僕は職員室を出た。


「待たせたなぁ西村。」


校門前で30分も待っていてくれた西村に感謝しながら学校を出た。


「で、今日の話の続きだけど、僕らがオリジナルのクローンだとすればオリジナルは僕たちと同じくらいか、それ以上魔法が使えるってことだよな。」


「確かにそうだな。じゃあオリジナルを倒すためにもしっかり魔法を学ばなきゃだな。」


(そうだな…頑張らなきゃだよな…)


「よし!僕、今から図書館いくわ。じゃあな」


「おっおう!」


西村は少し困惑していたが魔法大会に向けてやる気が出てきた僕はそんな西村を放置して駆け足で図書館へ向かった。


******


「これどうやるんだ?」


図書館で借りた魔法書を見ながら魔法の勉強をしていくなかで自分の実力のなさを知って少しがっかりした。


******


大会当日、対戦相手を確認しながら作戦を練っていると後ろから西村が話かけてきた。


「どうだ、いけそうか?」


「ああ、多分大丈夫だ。お前何回戦目?」


「一回戦目だ〰️」


「敵強そう、助けて?」


と、西村がアドバイスを求めてきた。


西村の得意魔法は蜂をそうさする魔法だ(なんか名前とあってると個人的に思っている)。に対して相手は炎を操る魔法を得意とする。


「西村水魔法はできるか?」


「少しなら」


「じゃあ、相手が炎魔法使ってきたら水魔法で水蒸気を出せ。そのあと蜂を2部隊に分けて一つを正面から、もう一方を後ろから出せば行けると思う。相手もそんなに強くない。大丈夫さ。頑張れ!」


「ああ、じゃあいってくる。」




西村の試合が始まった。


「地獄の業火インフェルノ


相手が西村に炎魔法を放つ


「水の砲口ハイドルキャノン


西村が水魔法で煙幕を作る。


「蜂よ敵を倒せ‼️」


西村の得意魔法が炸裂した。


「そこまで!勝者西村 浩介」


審判の合図と、同時に大歓声が起こった。



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