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プルーヴィング  作者: 平井 秋人
1/3

発見

適当に書いたので文章がむちゃくちゃだったり、あんまり面白くないかもしれません

「あ~、つまんないなぁ。」


学校の屋上でクラスメイトの西村浩介が呟いた。無視ようと思っていたが、この空間にいるのは僕と彼だけだったためしかたなく反応してあげた。


「つまらないのはいつものことだろ。」


そう言うと、彼は急に右手に持っていたレーズンパンを無造作にほおばり水で流し込んでから真剣な表情で僕をみた。


「この学校の地下に隠し通路があるって話知ってるか?」


「知ってるよ。ま、どうせオカルト部の流したデマだろうけど…」


「それがほんとらしいんだよ!だからさ、今日いってみない?な!」


「ちょっと考えとく。」


でたらめな返事をして西村と別れた。西村のオカルト話が、気になって午後の授業は全然集中できなかった。

 


 次の日の朝、西村が僕のうちに迎えに来た。(オカルト話に乗ってあげたのがよっぽど嬉しかったのだろう。)


「おーい佑介いるか~?」


「こんな朝早くになんだよ~」


「昨日の話覚えてるか?」


「覚えてるよ。俺の記憶力バカにすんな!」


「ごめん、でさぁ昨日の夜学校に忍び込んだらなんと守衛さんが鍵を忘れていきまして…」


「よし、準備できた行こう!」


俺が西村の話を遮ってそう言うと困った顔でこっちをみてきた。


「お前そんな格好で行くの?」


「そんな格好ってお前は……えー‼️」


西村はまるで部活の合宿にいくような格好をしていた。


「ま~いいや行こう!」


(いいんかい!)


心のなかでっつこみをいれて学校に向かった。


「ガチャ」


地下通路に続くと言われている扉をあけて地下に入るとそこに大きな空間が広がっていた。


「なんだここ」


僕が言うと西村は興奮した様子で言った。


「スゲー学校の地下にこんなものがあるなんて!」


「西村、あれ…地球じゃね?もしかしてここって……宇宙…だよな!?西村聞いてる?」


「みろよこれ」


西村は僕の話を無視して何かの機械をいじっていた。


「それ、エレベーターか?」


「ああ、そうみたいだ。」


「でも何でこんなところにこんなものが。」


「ちょっと乗ってみようぜ。」


「やめろ危ないだろ!」


「いいから乗れ」


西村に引っ張られて僕はエレベーターにのせられた。



「ここは?」


目が覚めるとそこには緑豊かな世界が広がっていた。


(異世界に来ちゃったのか?)


「ここは地球だ。」


突然西村が口を開いた。


「地球はもっと汚いぞ。」


と、僕が言う。


「あれ、みろよ。」


「『プルーヴィングの様子』なんだあれ」


そこには僕たちのすんでいる世界とそっくりな世界がスクリーンに映っていた。


僕は、ここに来たエレベーターを見る。


『トゥルーワールド』


そう書かれていた。


「西村、一回戻ろう。」


そう言ってもとの世界に戻った。

読んでくれて有り難うございます

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