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こちら青空珈琲店  作者: musicalyoi
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29/102

思い出した思い出 その8

 「そんなことはいやへん、二杯目から同時価格でケーキが付くことなんてなかなかないわ。」




 「さっきの子、学生?」


 「はい。」


 「いきなり、接客バイト?」




 「いや、東京の寮に入っていて、両親とも飲食店を経営しています。」


 「2代目、おもしろい。」



 「じゃあ、この辺で2杯目頼みますか、ケーキは選べないけど。」



 「それにしても青空コーヒーか・・ユニークな名前だと思うな。」



 「このホイップ、東京のここで食べられるなんて、今じゃもっと盛んな都市で売っているからな。」




 「そこが二代目の良さだよ。」



 「まさにこの天井から青空が見えそうだ。」



 「雨の日は何コーヒーなんですか?」


 「青空です。」


  二代目は言った。

 「天気と左右される名前ではないので。」


 「そうですか。」




 「まあ、雨の日は豆の濃さを調節していますけどね。」



 「一代目から変わらないところもいいな・・。」


 「はは。」



 「マスター、夜はやらないんか。」


 「豆の量は夜使うと値段が張りますし、まあ、スポーツバーとしても、届け方がまあ色々ありまして、要望があれば・・ここのお酒のおいしいお店をご紹介しますが・・。」



 「マスターも10人も予約するなんて珍しいでしょ。」



 「そりゃ、びっくりですよ。」



 「さっきのバイトの子、何時から?」


 「今日は来てメニューの補助、何しろ、この時間に帰ってきてくれてよかったですよ。」


 そこから、青空コーヒーを飲みながら、話は進む。





 「マスターも困るやろ・・。3杯で1000円と少しでケーキが付いてくる。」




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