好きになりました
短いですが、結末が二つあります。
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「マオちゃんだよね?よろしく」
家庭科実習班で目の前に座った男の子に、初めて名前を呼んでもらえた。ただそれだけで嬉しくて、好きになった。
それは彼にとっては自然なことで、私が特別って訳ではないのは分かっていたのに。自惚れでお花畑もいいところ。
でもね、彼が私に笑ってくれる度、料理すごい上手だねって褒めてくれる度、胸がぎゅうってなるんだ。少しでも、彼が私のことを考えてくれてるって思うと、幸せなんだ。
それだけで良かったのに、勝手に幼馴染のあの子を羨んだ。ああ、あそこにいるのが私だったらどう返すだろう。同じようにあんなとびきりの笑顔で居てくれる?
どんどん欲張りになってしまう。自分がこわい。
とうとう今日で家庭科実習もおしまい。もう教室に帰れば接点だってなくなってしまう。その前に……
▶︎ Aルート 大好きだから(そのまま下へ)
▶︎ Bルート 勇気を出して(2話へ)
Aルート
今日のメニューは極上フルコース。みんな感動して無言で食べているわ。
ねえ、おいしい?
最初はAルートだけでしたが、それだけだとこの女の子に悪いかな(読み手にもよると思いますが)とも思ったので、Bルートも追加しました。
自分が感じたことをベースにしているので、ちょっと懐かしいです。




