目的と仲間
何かが起きたあの日地球から多くの人が消えた
僕は何があったのかを探す旅に出る
あの日何が起きたのか僕は知らない…
気づいたら世界から人が消えてしまった
今世界にいる人はどこくらいなのだろうか…賑わってた街もあるのは静寂と希望を無くしたような街並みしかない
旅を初めて半年は経っただろうか出会った人も2しかいない
あの日に何があったのかそれを知るために僕は旅をしている
顔に日が当たる荷物を鞄にしまい片付けをする
「行くか…」
今日中に峠を超えて次の目的地まで行く予定を立てたのだ
歩いてる最中に水の流れる音が聞こえる
辺りを見渡すと川を見つけた
「とりあえずくんでおくか」
鞄からペットボトルを取り出しを水を組もうとした外の時川からひとが流れてきた
僕は慌てて助けに行ったペットボトルを浮きに使い何とか助けることができた
「仕方ない今日はここで1日過ごすか」流石に一人置いとく訳には行かない…
流れてきたのは18くらいの少女だろうか大体僕の同じくらいの年齢に見えた
夜になり少女は目を覚ました
「ここは…」
目を覚ました少女に軽い軽食と水を差し出し何があったのかを聞いてみることにした
「私ね避難所で食物を育てたりしてたの…初めの方はみんなで協力してたんだけど食べる量が違うとかギスギスし始めて最終的には喧嘩も始まっちゃったの…」
僕は聞いた
「もしかして君が流れてきたのって…」
少女は少し悲しそうな顔で答えた
「うん、私も巻き込まれて殺されそうになったんだ…咄嗟に川に飛び込んだけど気を失っちゃって…」
そういうと少女は軽食に用意した焼き魚を食べた
どことなく寂しそうで悲しみのあるその顔を見て聞いてみた
「あの日何があったか知ってたりする?」
少女は答えた
「分からない…」
「僕も分からない…だからそれを知るために今旅をしてるんだ」
そう答えると淡い希望を持ったよう顔でこう答えた
「ねえその旅私も連れてって」
僕は少し考えた そして結論が出た
「君がいいなら一緒に行こう」
少女は少し嬉しそうな顔になった
「ありがとう!私は香坂 渚っていうの!」
「僕は垣根 涼平よろしくね!」
そしてこれが僕たちの旅の始まりになるのだった