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第50話【クラナカルタ決戦6、傷持ちの乙女たち】


時は少し、遡る。

まだ奈緒も到着せず、オルムも撃破されていない時間帯。

北門。ラキアス軍が潜伏している陣でのこと。


「マーニャ!」


天幕に突っ伏して寝ていたユーリィは、事の成り行きを見守っていたマーニャへと声をかける。

既に指揮官は戦争の準備は万端だ、とばかりに大きな帽子を携えて立っていた。

その視界の先には、堅牢なる城塞都市。その向こう側では惨劇が繰り広げられているのだろう。


「お寝坊さんね、ユーリィ」

「これは……クラナカルタの軍が。攻めてきた。のですか?」

「ええ……結構、前にね。お姉さんたちは動いてないけど」


マーニャの声は、いつもよりも小さくて物憂げだった。

何があったのだろう、とユーリィは疑問に思ったが、すぐにその疑問は氷解していった。

彼女の足元に割れた宝玉が落ちていた。

伝達魔術品シェラ……セリナと連絡を取り合うために必要な宝玉が、地面に叩き付けられて砕けていた。


「マーニャ……」

「これで、セリナはお姉さんたちに助けを求めることができないわん」

「それで。良かったのですか?」

「ええ。これより、お姉さんたちは討伐軍から独立する。連合討伐軍ではなくて、ラキアス独立軍になる」


マーニャは、自嘲気味に笑った。

自分から仲良くなっていながら、その絆を自分から手放してしまった。

全ては予定通り。

仕官した国、ラキアスの指示通りに事を進めてきた。今回の決戦は、その最後の仕上げだ。


「オリヴァース国では『予定通り』に内乱が起こった。そして『狙い通り』にボウヤたちが、戦線を離れた」

「後は。わたくしたちの。奮戦しだい」

「そう」


悲愴な決意と共に告げる。

今まで笑い合ってきた仲間たちとの決別を。

クラナカルタの味方となるわけではない。むしろ、蛮族国は敵の敵、ということでしかない。

第三勢力として、ラキアス軍はクラナカルタの領土を手に入れる。


「行きましょう、マーニャ。クラナカルタを滅ぼし、旧討伐軍を滅ぼして、わたくしたちが、国を手に入れる」


それはマーニャが魔王になる、という意味ではない。

女は魔王になれない。だから彼女たちが国を手に入れても、それは全く意味がないのだ。

ラキアスに国を献上する、ということ。それがマーニャたちの目的になる。

ぽつり、と。マーニャは物憂げな表情を見せながら、確認を取るかのようにユーリィへと語りかけた。


「セリナは……エルトリア家なのよねん」

「ええ。処刑された、となっていましたが。生き残りでしょうね。彼女も捕らえることができれば。良いのですが」

「…………そう、ね」


ラキアスにとって、エルトリア家はアンドロマリウスの変を起こした大罪人の一族だ。

その生き残りを捕らえたとなれば、二人とも上層部へと食い込めるだろう。

褒美として『セイレーン集落の虐殺事件』を調査してもらえればいい。復讐の相手を捜すことができればいい。

自分勝手なエゴだと怒るならば、怒れ。

たったそれだけのために、彼女たちは十年間の地獄を生き抜いてきたのだ。

誰にも文句は言わせない。誰に何を言われようとも、復讐のために身を焦がすと決めたのだから。


「目標は魔王ギレンと、軍師オルム。ついでに、セリナの身柄の確保……おーけー、ユーリィ?」

「はい。主だった討伐軍のメンバーには。別の手を。打っています」

「それじゃあ、行きましょうか」

「ねえ、マーニャ。ひとつだけ。教えてください」


なぁに、と表面上は気楽そうな声でマーニャは尋ねた。

ユーリィは至極まじめな顔をしながら言う。


「どうして。彼女たちと。仲良くなるようなことをしたのですか? どうせ。裏切るつもりだったのに」

「…………」


マーニャは困ったような顔をした。

自分を嘲りながらも、泣きそうな瞳を浮かべて、複雑な感情を何とか制御していた。

裏切り者、それがマーニャ・パルマーだ。

それも裏切る相手に対して、自分から仲良くなりに行ったのだから始末におえない、と言ってもいいだろう。


「お姉さんね、お友達が欲しかったのよ」


馬鹿な女の身勝手な願い。

大きな帽子で目元を隠しながら、口元だけが自嘲気味に歪められていく。


「普通の女の子の会話、ってのをしてみたかった。ユーリィは復讐に頭がいっぱいで、構ってくれなかったしね」

「恋愛なんて。する余裕はないですから」

「そうね。お姉さんも最初は、そんな余裕なんてなかったし……馬鹿なことだって、思ってるのよ」


裏切る予定だった女の子。

総司令のことが好きで、初めて黒髪の少年と共に逢ったとき、彼女は頬を膨らませていた。

可愛いな、って思った。こんな普通の少女に、自分もなれていたはずなのか、と思うと虚しくなった。

『普通』なんてありふれた願いを叶えてみたかった。


「あーあ……セリナが、エルトリア家じゃなかったら、なぁ……」

「どうするつもり。だったのですか?」

「……ううん、ごめんね。『もしも』の話なんて、残酷なのよねん。結局、現実が変わるわけじゃないんだから」


頭を振って幻想を振り払う。

相変わらずの自由人。自分勝手な魔族のままであり続けよう。

愚かな女は最期まで憎まれていればいい。

当然の代償であり、当然の罪科である。自分は友達になった少女を裏切る、魔女なのだから。


「さあ、ひとまずは城塞都市メンフィルの攻略。今なら残っている敵兵も少ないしねん」

「ええ」


この瞬間、北門のラキアス軍は第三勢力となる。

テセラ・シルヴァは奈緒に向けて言ったことがある。奈緒に協力している者たちは、利用しようとしている者ばかり、と。

皮肉にもその通りになった。

マーニャ、ユーリィの両名はラキアスの兵を率いて城塞都市へと攻め寄せていく。




     ◇     ◇     ◇     ◇




セイレーン族。

寿命二百年、個体数は百にも満たない。

男性の個体数は更に少なく、一割以下。一夫多妻制が認められている。

現状、セイレーン族は十年前に起きた事件以降、急激に数が減少していた。


セイレーン族の集落が襲撃される事件が多発したのだ。


理由は分からない。

犯人は人間なのか、魔族なのかも分からない。

マーニャもユーリィも、魔界レメゲトンの中で百人もいないセイレーン族だ。

多くの生き残りは家族や友人を失い、心に深い傷を抱えて生きている悲劇の種族である。


「城塞都市内部、あんまり歯応えないわねん」

「恐らく主力部隊のほとんどが。出払ってしまっているのでしょう。好機ですね」

「ええ。一気に制圧しちゃって、ラキアスの旗を立てちゃいましょう。旗を立てるのは政治的な意味で有益だもの」


心に深い傷を負った彼女たちは、ただ目的に向かって突き進むだけの駒となってしまった。

悪い言い方をすればラキアスという国に利用されているのだろう。

オリヴァースの内乱を誘発させたり、とラキアス国はそれなりに手を尽くしている。

だが、最終的な決着をマーニャやユーリィに任せた、というのは、失敗しても捨て駒として活用できるからに相違ない。

二人とも自分たちが捨て駒として使われていることに、何となく気づいている。


「申し上げます! 東門でも、討伐軍が攻撃を!」

「……っ、お姉さんたちの狙いに気づかれたのかしらん?」

「いえ、大丈夫ですよ。マーニャ」


ユーリィは頭を振って、幼馴染の不安を一掃する。

東門は傭兵部隊の管轄だ。

南軍への援軍にはゲオルグが向かうことになっていたから、現在東軍の指揮を執っているのはカスパールだろう。


彼はこちら側です・・・・・・・・


手は打ってある。

内部工作ほど、強固な軍を崩すのに有効な策はない。

無表情の中にも自信が垣間見える参謀の言葉に、指揮官も笑みを向けた。


「あらん。お姉さんの知らないあいだに誘惑するだなんて、びっくり」

「人聞きの。悪いことを」

「違うの?」

「相応の褒美と。魔王の地位を。約束させてあげただけですよ。誘惑ではありません」

「切るカードが色気か、地位かの違いじゃないの?」


クスクス、とマーニャは艶やかな態度を崩さずに前線で魔法を振るう。

セイレーン族は魔族のなかでも膨大な魔力を誇る種族。

肉弾戦におけるミノタウロス族、魔法戦におけるセイレーン族と言えば、イメージがしやすいだろう。

二人のセイレーン族の圧倒的な力を前に、居残りを受けていた兵たちが次々と倒れていく。


「<刺激的な雷を>!」

「<氷結牢獄アブソリュート>」


雷の鞭が次々と敵を打ち据え、氷の牢獄が抗う者たちを捕らえていく。

一人、また一人と倒れていく。

主力のほとんどが出払っているのだろう。想像よりも呆気なく、北門を守る敵兵たちは壊滅した。


「簡単だったわねん」

「相手は東門のほうにも。兵を割かなければ。なりませんでしたからね。カスパールも。機転が利きます」


後は、兵たちに門をぶち破ってもらうだけだ。

巨大な鉄槌を抱えた力自慢の兵たちが、門を何度も何度も何度も振り下ろして打ち砕いていく。

城塞都市メンフィルの門は鉄製ではない。

ナザック砦に防衛のほとんどを担っていたので、こちらは鉄製にする必要を感じなかったのだろう。

石造りの門は呆気なく破壊され、兵たちが一気に雪崩れ込んだ。


「行きましょう。マーニャ」

「ええ。傭兵たちに遅れを取るわけにはいかないものね」


戦いは想像以上に楽なものだった。

ラファールの里での死闘や、南門の激戦区などとは比べ物にならない。

残党兵や負傷兵を掃討していくだけの戦い。

民衆まで皆殺しにすることはないが、気をかけるものでもない。逃げるなら勝手に逃げろ、といった様子だった。


「歯応えがないわねん。お姉さん、こんなんじゃ全然満足できないわん」

「策の内、です。魔王ギレンは討伐軍に任せ。わたくしたちは城塞都市を制圧し。ラキアスの旗を立てる」

「上手くいってるみたいねん」

「ええ。とても。順調すぎるぐらい。ちょっとした想定外イレギュラーでも。許容できますね」


そんな余裕綽々の会話をしているときだった。

城塞都市の中央に位置する城が、蜂の巣を突付いたかのような騒ぎになった。

傭兵とラキアス兵が纏めて宙を飛び、地面に頭から激突して絶命する光景を見て、マーニャは言う。


想定外イレギュラー……よん?」

「…………」

「ユーリィがそんなこと言っちゃったから、かしらね。凄く大きくて逞しいのが見えるわん」

「……満足できないとか言ってた。そこの欲求不満女。憂さ晴らしができますよ?」

「酷いわね!」


予想外の戦力の登場にも、何処か余裕を感じさせる二人だった。

城門の正面に仁王立ちする巨漢のオーク族の姿がある。

歴戦の傷跡、というべきなのだろうか。痛々しく包帯を巻き、血色の悪い顔つきをしていた。


「グルルル……オノレ、オノレ、オノレェェェェェ……!」

「あらあら。無理しちゃって」


マーニャが先陣を切るかのように正面に立つ。

オーク族の男は錯乱に近い様子で、太い棍棒を乱雑に振り回していた。

近くで見れば見るほど酷い傷だ。安静にしていなければ、命にかかわるに違いない。

男の名は、ベイグ・ナザック。

ナザック砦で龍斗に敗北した、クラナカルタの第二席。魔王ギレンに継ぐ地位と実力を持った男は、後先を考えない。


「ギィィィィィィガァァァァァァァァァァァァァ!!!」


魔女の帽子を目深に被ったマーニャは、薄い口元をニヤリと歪ませた。

意味の成さない奇声を上げながら襲い掛かるベイグに対し、マーニャは真っ直ぐに手をかざすだけだ。

これまでと変わらない敗残兵の処理、その延長線に過ぎない。

バチバチ、と彼女の身体に電撃が纏わりつき、真っ直ぐに力の流れを差し出した両腕に集めて、叫ぶ。


「<雷撃の槍、容赦なく討ち滅ぼしなさい>!」


ズドンッ、と耳を劈く轟音が城塞都市全体に響き渡った。

何億ボルトもの壮絶な紫電で生み出された、青白い雷撃の槍は真っ直ぐにベイグへと向かっていく。

避ける術など、あるはずがない。

直撃すれば一撃で命を奪うに違いない。全力を込めた電撃を放ったマーニャの瞳は、勝利の確信に染まっている。


「……なっ」

「グル……?」


だから、だろうか。

眼前の光景を見たマーニャが漏らしたのは、ただ純粋な驚愕。

ベイグは何もできなかった。それは間違いない。

確かに雷撃の槍はベイグの心臓を刺し貫いて絶命させる予定だったのに。

横から割って入った人影・・が、マーニャの電撃を弾いていた。


「あちち! 無力化の符でも相殺しきれませんで、はい。さすがはセイレーン族のマーニャ様、です、はい」

「……あらん。商人のお兄さんじゃない?」

「ええ、ええ! 憶えていただいたようで何よりです、はい」


フードを被った男だった。

口調は慇懃で腰の低い態度だったが、戦場ではあまりにも場違いな男だった。

憶えておられる方はいるだろうか。

クィラスの町でセリナたちを相手に、魔術品を売っていた男と同一人物なのだ。

彼はマーニャとも交流があるらしく、妙に親しげな態度で頭を下げている。


「すいません、マーニャ様。実は此度、代金の徴収をいただきに来たわけでして、はい」

「代金……?」

「ええ。ああ、意味は考えなくてよろしいです、はい。こちらが勝手に回収するだけでして、はい」


フードの男は目元を隠したまま、口元だけは軽薄そうな笑みを浮かべて。

背後で暴れ狂うベイグ・ナザックの懐に軽々と入ると、理解不能の方法で、オーク族の巨体を地に沈めた。

懐に入った瞬間に壮絶な音がしたかと思えば、ベイグの身体が崩れ落ちたのだ。


「グッ……ゴ……ハ……」

「ベイグ・ナザック様。ここで無駄に死なせるのはあまりに惜しいわけでして、はい」

「何を、したのかしらん」

「こ、怖い顔をしないでくださいよ。ちょっとした魔術品の類です、はい。出費がかさむのが難点ですが、はい」


道化師のような態度。

身のこなしは一般人に比べればマシ、といった具合で達人には見えない。

静観していたユーリィは眼鏡の蔓をあげると、確認するように言う。


「つまり。あなたはその男を回収する。わたくしたちには。干渉しない」

「はい、そうですとも!」

「わたくしたちとしても。障害が減ってくれるのは。助かります。早く連れて行ってくださいな」

「ええ、ええ。畏まりました、はい」


フードの男は口元に手をやって、ヒュィィィ、と口笛を吹く。

それを合図にして現れたのは飛龍だった。

ラフェンサの飛龍ククリよりも一回り以上大きく、赤い鱗と凶暴そうな瞳が、自然と周囲に威圧感を与えていた。

マーニャを初めとした周りの兵たちがざわつくなか、商人は軽快な動きでベイグの身体を龍の背に繋げる。


「あー、そういえばマーニャ様。私がお売りした『魔力強化の腕輪』は、いかがしましたか?」

「んー? ああ、そういえばユーリィにあげたわねん」

「わたくしは。協力者に渡しました。あの男はわたくしたちと違って。魔法の才能がまったくなかったので」

「キャッチコピーは、そよ風程度の魔法でも嵐へと変貌、よね?」


ええ、と商人は意図的に笑みを作ってみせる。

千セルパと高価だったが、本来の腕輪ならばもっと高額だ。そういう意味で一応、買っておいたのだが。

言うまでもなく、不良品であることはマーニャたちも予想がついている。


「問題は六回しか使ってはならない、ということでして、はい」

「あらん、どうして?」

「七回目の行使は不吉、と言われている代物でして、はい。お伝えし損ねたので、協力者さんにも宜しく、よしなに」

「使い捨てに千セルパも吹っかけるなんて、大した商人よねえ」


嫌味にも商人は飄々と笑うだけだった。

ベイグの巨体を飛龍の背に括り付ける作業を終え、これでよし、と一度頷く。

時間にして五分程度、手際が良い。

マーニャたちの作戦にも致命的な遅れにはならないだろう、などとユーリィが思考の端で考える。


「それでは、縁があれば。毎度ありがとうございますです、はい!」


飛龍が飛翔する。

背中に乗った商人は正体も悟らせぬまま、場違いな空気を漂わせつつ、舞台せんじょうから退場していく。

名前も知らぬ一商人。

されどマーニャの雷を弾き飛ばし、ベイグを一撃で昏倒させた、という事実に疑いはない。


「……カスパールに、伝えてあげる?」


何となく、マーニャはそんなことを尋ねてみるが。


「シェラも壊れてますし。知らせてあげる義理も。ありませんね」


ユーリィはばっさりと、そんなことを呟いた。

今の彼女たちは独立軍。カスパールも仲間ではなく、利用しあう関係に過ぎない。

連絡手段もない。無理にカスパールを捜して、教えてやる必要性も感じなかった。


「それよりも。城の制圧と。参りましょう」

「おーけー」


投げやりな態度で仕切りなおし。

時間の遅れを取り戻すかのように、ユーリィはきびきびとした様子で部下に指示を送る。

ある程度の命令が終わったときだった。

五分の遅れ。それが大きかったのか、と思わず考えてしまった。


「マーニャ! ユーリィ!」


二人の肩がびくり、と震えた。

聞き覚えのある声だった。それも当然だろう、その声の持ち主はマーニャの『友達』だ。

背後からの咎めるような呼びかけに、マーニャは振り返る、という行動自体に恐怖すら覚えた。

だが、振り返らないわけにはいかない。


「あらん。こんなところまで、来てしまったのねん……」


背後を振り返り、妖艶な笑みを浮かべて見せた。

予想通りの光景。金色の髪と黒い服の少女、総司令のことが好きな、マーニャの友人。

背後には当然のように控える桃色の髪の従者の姿。

セリナとラピス。独立軍となって、一番逢いたくなかった少女たちが、そこにいた。



そうして、時計の針は現在へと戻される。




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