小話 結局皆同じだった(イクミ以外)
七十二話と七十三話の間の話です
「おおおお!!ヒューゴもルルもすんごいステータ値上がってるうううう!!!」
海の街ラメーマルへ向かう旅の途中、一休みしていたらヒューゴが私に自分のステータス値を見てほしいと頼んできた。
「師匠と旅を始めてから色々経験を積み、手合わせも何度かさせていただいたお陰で自分でも魔力がが上がってるのを感じるんです。そこで自分の今のレベルがどれくらいか知りたくて。良いですか師匠?」
なるほど。
そういえば最近ステータスを確認してなかったなぁ。
自分のステータスはチートな∞状態だから安定してるも同然だし・・。
「全然良いよ。ついでにルル達も見てあげる」
その結果。
パテルさんとクリアは最初に見た時と全然変わってなかった。
この二人くらいのレベルになると、ヒューゴ以上にレベルを上げるのは容易じゃないらしい。
そしてヒューゴとルルの結果だけど。
【名前】ヒューゴ
【年齢】18歳
【種族】人間
【職業】魔法使い
【レベル】510
【魔力】3200
【攻撃力】2860
【守備力】2800
【俊敏性】2825
【運】2840
【スキル】アイテムボックス、鑑定 槍術、全自然魔法 創製魔法 回復魔法、結界魔法、神聖魔法、完全無効化 魔力増幅 身体強化 重力操作
【名前】ルル
【年齢】半年未満
【種族】スライム
【レベル】85
【魔力】380
【攻撃力】380
【守備力】390
【俊敏性】405
【運】370
【スキル】吸収 毒魔法 擬態 擬人化
・・・・・・とんでもなく上がってませんか?お二人とも。
私は驚いて二人に結果を教えると、ヒューゴは思わず手を握って喜び、ルルはぴょんぴょん跳ねて万歳してた。
「わーいわーい!ルルつよくなったー!」
「まさかここまでアップしてるとは・・!!!ありがとうございます師匠!貴方のお陰です!!」
「い、いやいや・・ヒューゴ達が頑張った結果だよ」
でもほんと凄いな二人とも。
パテルさんとクリアもすんごいレベルだけど、ヒューゴとルルもいつか伝説に名前が残るほど有名になったりして。
よくある小説の展開として。
「ふむ・・・たいした魔物を相手にしてきたわけでもないのにこの成長・・。やはり主との手合わせが一番の要因か・・。我が主、今度は是非私と手合わせをしていただけますか?」
「私モ、一度マスタート、拳ヲブツケアイタイ、デス」
「え、突然何言いだすのそこの二人」
「私もこれ以上のレベルアップは無理かと思っていましたが、可能性が見えましたので」
にっこり笑うパテルさん。
隣で同意するようにこくこく頷くクリア。
私はヒューゴに止めてほしいと目で合図したけど。
「師匠!!俺もまた手合わせお願いいたします!!もっともっとレベルを上げて師匠のお役に立ちたいのです!」
「ルルもー!ママとおけいこするーっ」
予想以上のレベルアップに興奮したヒューゴと戦うのが大好きになってきてしまったルル。
一体どうしてこうなった!?
その日は一日中、皆との手合わせで終わってしまった・・・。
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