表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
94/138

第八十七話 一対一の戦い イクミ&クリアネスナイトside



イクミが戦えているのだから自分も戦える。

自分は竜人族だから、人間にできて自分にできない事はない。


何が竜人族だ。

何が王子だ。

種族が違うというそれだけの理由で、勝手に順列をつけていた己は、吸血鬼族の言うとおり、うぬぼれにも程がある。

なのに、イクミは自分を責めるどころか、立派だと言った。

ああ、自分はどれほど愚か者だったのか。


「俺は・・・俺は・・・!!!」


ランスロットは己を心から恥じた。


ブルローネはちらりと、ランスロット達を見る。

やはりあのイクミと言う人間、ただものじゃない。

あっという間に傷を回復させた。

どこであんな最高品のポーションを手に入れたのか。

それにあのゴーレム。

普通のゴーレムとはどこか違う。

調べてみたい。

研究者としての欲が湧きおこる。

しかし、それ以上にブルローネはイクミに心を奪われた。

写真で見た時から、妙に惹かれたけれどこうして対面して益々イクミを気に入った。


計り知れない力。

予想を遥かに超えた動き。

予測できない反応。


こんな人間がこの世にいたのかと、ブルローネは歓喜に震えた。

自分に痛みという快楽を初めて教えてくれた存在。


ああ!

何という幸運!

今日は何て良い日なのだろうか!?

神など信じてはいないが、もしいるのだとしたら初めて心から感謝しよう!

今日という素晴らしき出会いを与えてくれた事に!!


「君のぉ~・・力をぜーんぶ、僕にぶつけてよぉ~・・・きっとぉ~最高にぃ~気持ちいいだろうなぁ~・・・!」

「・・・・とんでもなく変態さんだね・・(こういうタイプって漫画とかだと結構人気出るんだよね・・顔もイケメンさん寄りだし・・)」


イクミはげんなりしながらも、どんな術で戦おうか考えた。

ブルローネはバサッと羽根を巨大化させる。


「それじゃあ~はじめようかぁ~・・・・僕と君のぉ~・・・最高のショーをさぁ~!」


めきめきっと、ブルローネは長い爪を更に長く尖らせベロリと口を舐める。

イクミは刀に術で炎を灯らせようとした。


その時だった。


「ブルローネ様!!!」

「「!!」」


両者の間に、カラスのような生き物が突如飛び込んできた。


閲覧ありがとうございます!

評価やブクマしていただけると、大変励みになります!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ