表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
70/138

第六十五話 酔いが語る言葉

ブクマ200達成しました!

ありがとうございます(*´▽`*)



抱きしめられたと同時に、ヒューゴが付けていた仮面が床に落ちる。


「師匠・・・俺はずっと・・・師匠に伝えたかったことがあるんです・・・・」


うーむ。

ぎゅうぎゅうに力強く抱きしめられてるこの状況。

果たしてどうしたものか・・。

ここで可愛いヒロインなら絵になるだろうけど、相手が私じゃ話にならない。

まあヒューゴの事だから下心なんてないだろう。

ましてや私相手に。


「ヒューゴ、酔っ払ってるって自覚ある?」

「・・・・酔ってません・・・・」


はいお約束の酔っ払いの言い訳。


「師匠・・早く俺は貴方と対等になりたい・・・貴方の隣に並べるくらい強くなりたい・・一刻も早く・・誰かに先を越される前に・・」

「誰かって、誰?」

「貴方の周りには・・貴方を好いている奴が沢山います・・貴方はとても優しいから・・その中の誰かが、貴方を射止めるんじゃないかと・・俺は気が気でなりません・・」

「射止めるって・・」


こりゃー完全に酒が回ってるわ。

早く酔っ払いは寝かせよう。


「ほらヒューゴ、水飲んで今日はもう寝て・・」

「師匠」


ヒューゴがいつになく真剣な目で私を見つめる。

一瞬息を呑んだ。


「どうかそんなに自分を卑下に考えないでください・・。貴方は貴方が思っている以上に素敵な方です・・。今日の正装姿の貴方は誰よりも綺麗です・・」


頬を撫でられる。


「師匠・・・・俺は、貴方が・・・」




がくりとヒューゴが力なく私にもたれ掛かってきた。


「おおっと!?」


床に転びそうになったけど、瞬時に元の大きさに戻ったクリアネスナイトが支えてくれた。


「ありがとうクリア」


ヒューゴは目を閉じて、小さな寝息を零していた。

・・・寝ちゃってる。

何て安直なオチ。

クリアネスナイトがヒューゴをベッドに運んでくれる。


「ヒューゴ様、熟睡ナサッテマス」

「そうみたいだね」


ヒューゴの頭を撫でた。

酔っ払ってる所為か、ちょっと子供のような寝顔だ。


「・・・まだドキドキしてる」


胸を押さえるとドキドキしてるのが手に伝わる。

久々のヒューゴのイケメンアップはパワーが凄い。

まだまだイケメンに耐性ができてないや。



果たしてその胸の高鳴りの本当の原因はいかに──?

イクミ達の旅立ちはすぐそこまで来ていた。


閲覧ありがとうございます!

評価やブクマしていただけると、大変励みになります!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] これは翌日思い出して恥ずかしくなるタイプですかな?(ニヤニヤ)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ