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第五十五話 マスターとは何ですか!?



ゴーレムさん、ずっと私を抱きしめたまま離してくれません。

どうしたらいいのでしょう?


「このゴーレム風情!師匠から離れないか!!」

「はなれろーっ」

「我が主から汚い手を離せ」

「イクミ様から離れてくださいまし!」


ルルがぽかぽか叩いたりするけど、ゴーレム微動だにせず私を抱きしめてる。

えっと・・何で?


「あ、あの・・・離して?」


言葉が通じるか分からないけどとりあえずお願いしてみた。

すると。


「・・・・・・・・・・・・・」


ゴーレムはす、と私を離してくれた。

え、通じた?


「師匠!お怪我はありませんか!?」

「う、うん大丈夫だけど・・」


ルルが勢いよく抱き付いてきたのでとりあえず抱っこしつつ、ゴーレムを見上げる。

ゴーレムは静かに私を見ている・・。

・・・何か、命令を待ってる犬みたい。


「あー・・言葉は分かるんだよね?」

「・・・・・(こくん)」


とりあえず、意思疎通はできるんだな。


「・・・・・言葉は喋れる?」


一か八か聞いてみた。

そしたら。


「・・・・・・・・アル程度ハ、言葉ヲ交ワス事ハ可能デス」


凄い片言だけど喋った!!

ジークさん達驚いてる。

私も喋るとは思わなかったからびっくりした。


「口を利くゴーレムだと・・!?」

「ゴーレムが喋るなんて・・そんな事あり得るのでしょうか・・!?」

「分からぬ・・だがソウルゴーレムに関しては何の資料も残っていない・・全くいったい何が起こっているのだ・・?!」


それ私も聞きたいよジークさん・・。

ソウルゴーレムはただ大人しく立ってる。


「貴様、一体何者だ?本当にソウルゴーレムか?」


パテルさんが私をかばうようにゴーレムの前に立ちはだかった。


「・・・・私ハ、・・・分カラナイ・・・何故、ココニイルノカ、分カラナイ・・・」

「分からない・・・?」

「どういう事でしょうか師匠・・?」

「私も分かんないけど・・記憶喪失みたいなもの、かなぁ・・?」


ゴーレムが記憶喪失になるのか知らないけど・・。


「デモ、分カル事はヒトツダケアル・・・私ハ、強イ力ニ惹カレテ、長イ眠リから覚メタ・・・」


騎士の姿をしたゴーレムが、私に向かって腰を下ろし膝をついた。


「私ハ、貴方ノ強イ力ニヨッテ目覚メタ。貴方ハ、私ノマスターニ相応シイ。マスター、何ナリト、ゴ命令ヲ」

「・・・・・・・・マ、マスター?」


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