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第五十二話 採掘現場にGO!



ドラシエル・アースの収入源は主に魔石と宝石だった。

魔石はこの世界では掘っても数が少なかったり小粒だったりで、大粒なものはランクの高い魔物の体にある。

だけどドラシエル・アースではこの国の人しか知らない秘密の採掘現場があって、そこでは大粒で魔石や宝石が採れるらしい。

ジークさんは特別にその採掘現場を見せてくれると言うのだ!

本当にそんな大切な場所、私達に教えて良いのかな・・?

何だか凄い好待遇・・。

いや魔石の採掘とか凄い見てみたいけどね!!


「ここから採掘場へ移動する」


オディールさんも護衛として一緒に馬車で国の中を移動して(また凄い歓声貰ったよ・・・)、ついたのは大きな門がついた魔法陣。

作業着姿の竜人族が、その魔法陣の上に立つと魔法陣は光って竜人族の姿が消えた。


『転移用魔法陣でござるな』


これで仕事場へ一直線って事か・・。

いいなぁ、移動が楽で。


「王様!それに旅の皆様方!どういったご用件で?」


門の傍で仕事に行こうとする竜人族の荷物をチェックしていた人が私達に駆け寄ってきた。


「今日はイクミ殿達に採掘現場を見学していただこうと思ってな」

「それはそれは!光栄でございます!!ささどうぞどうぞ!!」

「あの、チェックとかはしなくていいんですか?」

「そんなのご無用です!ささこちらへ」


凄い満面の笑みで対応された。

物凄い甘くない?


『竜人族は強い相手かつ良き精神を持った相手には心を完全に開いてしまう傾向があるでござる』


良き精神・・私達が?

うーん・・そう、なのか?

まあルルは純粋だし、ヒューゴは真面目だし、パテルさんはとにかく強いけど私はどうなんだろう・・・?


「竜人族しか知らない採掘現場か・・これは貴重な経験が積めるな」

「ませきー?きらきらひかるアレ?」

「そうだ。宝石という石もキラキラしてて綺麗だぞ?」

「きらきらー!」


何か皆もわくわくしてる。

好待遇すぎてちょっと悪い気もするけど、こんな機会めったにないだろうしお言葉に甘えちゃおうかな?


「では魔法陣の上にお立ち下さい」


全員で魔法陣の上に立つ。

ん?何か地面揺れてない?

まさか地震?!


「何だこの揺れは?」


ジークさんも怪訝に眉を寄せ、オディールさんは腰の剣に手をかけてる。


「あー、あれー」


ルルが指差した方向。

全員そっちに向く。


「イ~~~~ク~~~~ミ~~~~さ~~~~~ま~~~~~~~~」


土煙を立てて、こちらへ走ってくるオデットさんがいた。

魔法陣がぱああっと光り出す。

オデットさんは勢いよくジャンプして腕を広げて超笑顔でこっちめがけて落ちてくる。




どさあああああああああ!!!!







「・・・・・・・・・お、王様・・・・・?」


気づけば景色ががらりと変わった。

作業着姿の沢山の竜人族が私達を目を見開いて見下ろしてる。

そらそうだ。

全員魔法陣の上で漫画みたいに重なって倒れる状態だもの。


「イクミ様!イクミ様!!寂しかったですわ!」

「きっさまぁ!!どこまで常識外れなんだ!?師匠が怪我をしたらどうする!?」

「貴殿達・・怪我はないか?」

「王もお怪我はございませんか!?」

「おーじょさま、ぴょーんだった!」

「竜人族の王女は皆あんな感じか・・・?」

「うん・・・とりあえず皆・・・どいてくれ」


オデットさんに抱き付かれた状態の私は、はやくこのおしくらまんじゅう状態をどうにかしてほしかった。


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