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第十六話 ビキニコートなお姉さんと勝負する事になった



「ヒューゴ様にまた会えるなんて幸せです~。もうこれって運命ですよね」


うわあ。

藍原舞花もだけど、やっぱぶりっ子って痛々しい。

どっからそんな猫なで声出してるんだろ?

ヒューゴの反応はどうだろう?


「誰だお前」


ぴしっと空気が固まった音が聞こえた。

うん、リアルで聞こえた。


「や、やだわヒューゴ様っアマンダですわ。つい先日レーインの街でお会いしたじゃないですか~」

「レーイン・・・」


ヒューゴは少し考え、ああと頷く。


「思いだしていただけましたか?」

「あの時の下品女か」


温度が10度くらい下がった気がした。

うん、何か寒くなった。


「そうか思い出した。やけにくねくねしてて胸にしか栄養が行きわたってない頭の悪い下品女のお前か。服が変わっていたから気づかなかったが、相変わらず下品な姿だなお前」


ひ、ヒューゴさん?

貴方ちょっとずばずば言いすぎでないかい?

ほらービキニコートのお姉さん、アマンダさんも完全に固まってるし。

下品下品ってそんな連呼して言わなくても・・。


「ひ、酷いですわヒューゴ様、わたくしずっと貴方様の事を思っていましたのに・・。貴方様の為に修行も頑張って今日やっとBランクになれたんですのよ」


アマンダさんもBランクなのか。


「じきにSランクになってみせますわっヒューゴ様、その時は是非わたくしを貴方のパートナーに」

「いらん」


瞬 殺!

アマンダさんのアタック思いっきりスルー!

アマンダさん空振りー!



「お前のような下品女、いらん。さ、行きましょうか」


そう言ってヒューゴは私の手を取って歩こうとした。

そしたらアマンダさんの目が吊り上がって私を物凄い睨んだ。

こっわああああ!


「ヒューゴ様!その娘、いったい何なんですの?!」

「貴様、口を慎め。この方は俺の師匠だ」

「はああ?!」


あんま大声出さないでほしい!

思いっきり注目の的だよ・・ただでさえヒューゴが皆の視線を釘付けにさせてるのに。


「し、師匠って・・ヒューゴ様ったらおかしな冗談を・・」

「冗談ではない。この方は俺の師匠で、俺の一番大切な人だ」


おおう!?

一番大切な人って・・・。

師匠という意味なのにちょっとドキってしちゃったじゃないか!

イケメンまじパない。


「い、一番大切な・・・」


アマンダさんも何か誤解してるっぽい。

ここは誤解をとかなくては!


「あ、あのですね」

「貴方!冒険者として登録は?」

「え、あ・・してます(ついさっき)」

「ランクは」

「B、です」

「わたくしと、同じ・・・。でもBランクの貴方がSランクのヒューゴ様の師匠だなんて、可笑しいにもほどがありますわ!」


ん~まあ確かに。

アマンダさんの言ってる事も一理あるかな?


「ランクは関係ない。師匠はもはやBだのSだの、そういった枠には収まりきらないほどの実力を持っておられる。何も知らない下品女が師匠を侮辱するな」


ヒューゴが凄く冷たい目でアマンダさんを睨んでる。

こんなヒューゴの顔、初めて見た・・。

ちょっと、いやかなり驚き。

アマンダさんは、何か顔真っ赤にしてふるふる震えてる。


「そんなに言うんでしたら・・証拠をお見せ下さい!貴方!わたくしと勝負なさい!」

「え、嫌だ」


即座に返事してしまった。

アマンダさんはびしっと私に指を指してかっこつけてたけど、私の即返答に口元をひきつらせた。


「い、今なんておっしゃったのかしら・・・?」

「嫌って言ったんです」

「ほ・・ほほ・・。やはりわたくしの思った通りだわ。貴方、わたくしと勝負するのが怖いんでしょう!どんな手を使ったのかは知らないけど、ヒューゴ様を騙したのね!

でなきゃ聡明なヒューゴ様が貴方みたいなちんちくりん小デブに構うわけないですものっ何て女なのかしら!」


一息でよくそこまで言えるなぁ。

逆に感心しちゃう。

でもちんちくりん小デブ・・言ってくれるなこのお姉さん。

流石に私もちょっと怒るぞ。

お、ルルも威嚇し始めてる。

しかしヒューゴの方がもっとやばかった。

表情が、ない。

もはや無の表情。

こ、これは・・ヒューゴ、かなり怒ってるんじゃないか?


「ヒューゴ様!わたくしがこの女がいかに姑息女か今あばいてみせますわっどうせBランクだというのもでまかせなんでしょう?この恥知らずめ!」


アマンダさんのグローブをはめた手がぱちぱち光り出した。

電気?


『あの女は雷魔法を得意としているでござる』


雷魔法か。

ってちょっと待て!

ここ街中だよ?こんな人も多い中で魔法使う気!?


「サンダーボール!」


バスケットボールサイズの雷玉がいくつも私に向かってきた。

私は足元にいた、ある存在に気づく。


「ヒューゴ、ここら一帯結界!」

「はいっ師匠」


ヒューゴは私の考えてる事が伝わったらしく、街の人達を守るように結界を張ってくれた。

雷玉はヒューゴの結界にぶつかった瞬間消えていく。


「ヒューゴ様!何故そんな女を庇うのですか!その女はヒューゴ様を騙しているんですのよ!」

「黙れ!いつ俺が騙されてると言った?貴様、貴様の身勝手な推測でよくも師匠を傷つけようとしたな・・」


辺りの空気が重くなる。

あーあ、完全に怒ってるよ・・。

まあでも、私の事で怒ってるんだからちょっと嬉しい・・。

あ、ルルも怒ってくれてる。

ありがとう二人とも。

・・・・・・・いやいやそう言う問題じゃなかった。

アマンダさんもヒューゴの怒りに気づいたのか、青ざめてる。


「おちついてヒューゴ、私は大丈夫だから」


私はぽんとヒューゴの背中を叩く。

ヒューゴの顔は少し和らいだ。


「しかし、師匠・・・」

「私が何とかするから」


私はヒューゴの前に出て、アマンダさんと向かい合った。

ちょっと私は怒ってるぞ。


「ミシャ!」


ざわめいていた人込みの中から甲高い子供の声。

小さなお下げをした女の子が、私の腕の中にいる猫を見ていた。


「貴方が飼い主?」


アマンダさんが魔法を放とうとした時、私の足元にいた虎模様の猫。

私はその女の子の元へ行く。

女の子が頷いたので、私は腕の中の猫を女の子に返した。


「可愛い猫だね」


女の子は嬉しそうに笑って猫を抱きしめた。

私は再びアマンダさんと向かい合う。


「いくら冒険者同士の争いはギルドは黙認しているとはいえ、こんな街中の、しかも人が多い場所で魔法を使うのはどうかと思いますよ」


街の人達の多くが頷き、そうだそうだと言い始める。

アマンダさんは悔しそうな顔をする。


「あ、貴方がヒューゴ様を騙しているからでしょう!!」

「その話はまあともかく、私が今言いたいのは全く関係ない人達を巻き込まないでほしいという事です。もし今ので怪我した人がいたら貴方責任とれるんですか?下手したらランク降格もあり得るのでは?」


そう、私はその事に怒っていた。

だって、私への悪口ならまだ我慢はできる。

でもその所為で関係のない人が怪我とかしたら大変じゃん!

無関係なのに可愛そうじゃん!

だから、人が沢山いる場所で魔法を使ったアマンダさんに怒った。

それに猫!にゃんこ!!

猫を巻き込もうとするなんて!猫好きを怒らせたら怖いんだぞ!!


「ちゃ、ちゃんと加減は考えたわよ!貴方こそっわたくしの勝負を断ったからいけないんじゃないっこの嘘つき!」

「嘘というのは私がBランクだと言ったからですか?私はギルドでステータスをちゃんと測ってから、正式にBランクと認められました。アマンダさんもそうなんじゃないですか?」


アマンダさんはぐっと言葉を詰まらせた様子。

ランク上げはステータス値も多少関係するらしいからね。

まあ私は隠密用のステータスを使ったからあんま大きい事は言えないけどね・・。


「これが証拠のBランクのギルドカードです。何ならギルドでギルドマスターと副ギルドマスターに聞いてみてください。お二人直々にBランクと認められましたから」

「ぎ、ギルドマスター直々に!?」


「(さすが師匠・・ことごとく論破していく・・)」


それでもアマンダさんは食い下がらなかった。

よほどプライドが高いと見た!


「貴方がBランクなのは事実かもしれないけど・・でもヒューゴ様の師匠を名乗るなんておこがましいにも程があるわ!それだけの力があるなら見せてみなさいよ!」


いや、私は自分から名乗ってはないんだけどね?

しかしこのアマンダさんには通じないだろう。

また街中で魔法を使われても困る。


「・・分かりました。貴方との勝負、受けます。ただし、人気のない広い場所で」


一回相手をすれば満足してくれるだろう。


「それなら、裏の訓練場を使いな!」


おお?

ライリーさん!キーランさんまでいつの間にっ。


「訓練場?」

「この冒険者ギルドには広い訓練場もあるんだ。勝負すんならそこ使いな。あそこならやりやすいだろう」


そんな場所もあるんだ。

大きい建物だとは思ってたけど。


「構いませんわ。この女の化けの皮が剥がせるんでしたら」


化けの皮、そういう事言う人本当にいるんだなぁ・・。

ルルはもう完全にアマンダさんに威嚇してる。

それでも毒魔法を使おうとしないのは偉いぞルル。

私はヒューゴにルルを預けた。

さて、いっちょやりますかね!



訓練場──。


うん、学校の体育館並に広い。

ここなら確かに色々できそう。

が、しかしっ。

おいおいっ関係ない人を巻き込みたくないのに何だこのギャラリーは!!


「あの、何ですかこの人達・・」

「アンタらの勝負が見たいって集まった一般人や冒険者達さ。なーに巻き込まれないようにヒューゴに結界張ってもらったから大丈夫さっ」

「師匠っ心配は無用です!思いっきりやっちゃってください!」


いややっちゃってくださいって・・。

何だかなぁ。


(ねえ、あの子がヒューゴ様の師匠って本当かしら?)

(嘘に決まってるでしょう。あんな子がヒューゴ様の師匠だなんて)

(アマンダはヒューゴが騙されてるって言ってたけど)

(でもあのヒューゴだぜ?騙しが効く相手じゃねーだろ?)

(万が一・・って事もあり得るわよね・・)


【忍者の聴覚】のお陰で、ひそひそ話でも聞こえてますぜギャラリーの方々。



「こんな大勢の前で貴方の無様な姿を見せられるなんて最高だわ。待っててくださいヒューゴ様・・わたくしが貴方をお救いしてみせます」


もうアマンダさんヒューゴの信者だな。

一応ステースタス見てみよう。


【名前】アマンダ

【年齢】20歳

【種族】人族

【職業】魔法使い

【レベル】52

【魔力】240

【攻撃力】235

【守備力】200

【俊敏性】230

【運】180

【スキル】雷魔法 水魔法 風魔法 魔力増幅 物理攻撃耐性


耐性って事は完全無効化じゃないって事か・・。

20歳!?

もっと年上に見えたよ・・化粧の所為でむしろ老けて見える。



「んじゃ両者いいか?」


ライリーさんが審判をやる。

冒険者同士の争いにギルドは関知しないって言ってたけど、ライリーさん楽しんでるな絶対。


「はじめ!」


先手必勝と言わんばかりにアマンダさんが魔法を使ってきた。


「ウィンドカッター!」


名前からして風の刃か。

かなり切れ味は鋭そうだ。

恐らくまともに食らったら大怪我だな。

でも私は【忍者の眼】で、スローモーションのように見えるからすすっと攻撃を避けた。

・・あ、やば。

変わりに背後の壁が悲惨な事になった。

うわああ・・・弁償しろって言われたらどうしようっ

お金足りるかな?


「ふふ、わたくしの魔法の威力が分かったようですわね」


へ?

ああ、なるほど。

私の焦った顔にアマンダさんは何か良いように勘違いしたらいい。

いや、私は修理代を心配しただけなんだけどね。


「貴方はじっくり料理してあげますわっウォーターボール!」


弾丸のように水の球が向かってきた。

私は忍び刀を二本抜く。

殆どの水の球を一刀両断した。


「っな!?」


お姉さんは目を見開く。

ギャラリーが凄くざわめいた。


「え?今何をしたの?」

「水が真っ二つに割れたぞ?!」

「もしかしてあの変わった剣で切ったの?」

「ウォーターボールを切るって、んな事できるのか?」

「何だあの剣?何でできてるんだ?」


え?普通できないの?


『本来魔法攻撃はレベルと魔力にもよるでござるが、よほど良い武器でないと防げないでござる』


あ、そうなんだ。

やっぱりまだまだ知らない事が多いや。


「ぶ、武器だけは良いのを持っているようね。宝の持ち腐れでしょうけど」


一応私が自分で作ったんだけどね。

あ、また水の球を撃ってきた。

今度はかなり大きくてスピードも速い。

でもさっきと同様に私は刀で切っていく、と、ひと際大きな水の球が私の目の前に。

アマンダさんはにやって笑った。

なるほど、これが本命か。


「こんな大きな水風船いらないのでお空に返します~!」


私は刀の峰側でバットのごとく水の球を打ってやった。

カキィイン!と良い音が響いた!ような気がする。

現実の野球ならホームランかな?

しかし私は空に向けて打ったつもりだった。


「あ」


けれど打った水の球は剛速球のごとくアマンダさんの方へ。


「え?」


バッシャアアアアアアアアアアアン!!!!




しーん、と静寂した。

水の球は見事にアマンダさんに直球してしまった。

アマンダさんはそのままひっくり返って、大の字で地面に倒れた・・・。


「うわわわっど、ど、ど、どうしよう~~~?!空にっ空に打つつもりだったのにいいい!!」


わざとじゃない!わざとじゃないぞおおおお!!!

ビキニコート姿で両手両足おっぴろげて気絶したアマンダさん。


あまりな光景に親が子供に見ちゃいけませんって目を塞いでる始末。

こ、これは私が完全に悪い。

訴えられたらきっと負ける・・!

ど、どうしようっ?


「イクミ、冒険者同士の戦いは暗黙のルールで相手を殺さなきゃあ、勝者は何の責任も持たなくていい事になってる。お前は何も心配いらねーよ」


え?そうなのライリーさん?

いやいやでもでも!


「師匠!相手の攻撃を逆手に取るなんてさすがです!!」


ヒューゴ!褒めなくていいから!

ルルも!飛び跳ねて喜ばないで!


「う・・・うう・・・・」


アマンダさんは無事だったようで、ゆっくり起き出した。

ああ、よかっ・・・・。


「あ、あんた・・よくもやってくれましたわね・・・!」

「げっ!」


じろっと睨むアマンダさんの顔に、私は後ずさった。

ライリーさんもヒューゴも、ギャラリー皆がどよめいた。

ギャラリーの中にいた子供数人がアマンダさんを指差す。


「お化けだあああ!」

「お化けお化け!」

「怪物だああ!」


親が子供達の口を慌てて塞ぐ。

アマンダさんは何が起こってるのか分かってないよう。

いや、分からない方が幸せかもしれない。


「こ、これ見な・・・・」


ほっぺを膨らませ、今にも噴き出しそうなライリーさんがどこから出したのか手鏡をアマンダさんに・・。

あああああ、見ない方が!



「!!!!!!!」


アマンダさんの顔は、水で濡れて口紅やマスカラがぐちゃぐちゃ状態だった。

つけまつげも剥がれて、おまけに鼻の穴両方から鼻血が出てて、まさに悲惨な状態である。


「あ、あの・・・わざとやったんじゃないんです・・ご、ごめんなさい」


アマンダさんに対して怒ってはいたけど、私はあまりの悲惨な顔に謝った。


「うわあ・・・あれが美人で評判だったアマンダかよ・・」

「完全に化粧で誤魔化してたんだな・・」

「あんなに顔ぐちゃぐちゃで・・どんだけ厚化粧してたんだ?」

「ああなるともう、悲惨ね・・」


「い、いやああああああああああああ!!!!」


ギャラリーのそんな声に、アマンダさんは手鏡を地面に思いっきり捨てて、両手で顔を隠しながら訓練場を飛び出した。

そりゃあ、耐えきれないよな・・南無・・・。



「勝負あり、だな。勝者イクミ!」


これ、勝利っていうのかな?


「師匠!お見事でした!!」


ルルが私に飛び込んでくる。

ヒューゴも満面の笑みだ。


「あのヒューゴ様が!笑ってる!?」

「う、うそ・・・」

「私、もうだめ・・」


おおおおおい!?

観客の女の子達が何人か倒れたぞ!!

おっそろしいなイケメンスマイル!!


「あのヒューゴが笑うなんて・・天変地異が起きるんじゃねーか?」

「あの人嫌いで有名なヒューゴがあんな顔するなんてなぁ・・」


え?

人嫌い?ヒューゴが?

私は目の前のヒューゴが人嫌いだなんて、信じられなかった。

いやでも、国についた時ヒューゴは審査官にも街の人達にも殆ど関心見せなかったな。

ヒューゴ、私と会う前はどんな風に過ごしてたんだろ・・・?


「それにしてもあの子、すげーな・・」

「ああ、いまだに信じられねーよ」

「ヒューゴ様の師匠って、事実だったのかしら?」

「まだ分かんないけど、あの強さなら本当かもね・・」



こ、これは、主人公が意図せずとも知らず知らずに名前が広がっていっちゃうパターンか!?

ど、どうか私が異世界人だとはばれませんように・・!

ばれたら絶対めんどくさそうだもん!


「イクミ殿、君の動きは大したものだった。元冒険者としての血が久しぶりに騒いだよ」


あ、やっぱりキーランさんも元冒険者なのか。

体中の傷跡もそれで納得。


「アタシもだぜ!また思いっきり暴れたくなっちまったよ!」


ばしばし背中を叩かれた。

かなり力あるなぁこの人!


「あ、あのあそこの壁なんですけど、修理代かかりますかね?」


さっきの破損した壁を指差す。

もし修理代がかかるんだったら、明日報酬の良い依頼を探してそれで何とかしてもらおう。

ヒューゴが代わりに払っちゃいそうだけど、それは阻止しなきゃ。


「ああアンタは気にしなくていいよ。これも暗黙のルールで冒険者同士の争いで器物破損とかあったら修理代は敗者が払う事になってっから。

手鏡の分も含めて、アマンダにちゃーんと請求しておくよ!」


あら~・・・。

何かちょっとアマンダさんが気の毒になってきた。

ていうか、完全に恨まれるだろうなぁ私。


かくして私はこの日以降、この国でちょっとした有名人になったのだった。

あーあ・・。


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