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第5惑星   作者: らっきー
13/32

オカリナの昼

火星を発って約3日


密輸船は天王星の衛星都市オカリナの宇宙領域に入りスピードを落としていた


オカリナは涙滴状の巨大なドームを中心に不規則な形の建物がたつ都市で管理はハーフコーポレーションが名目上は住民を管理していた


しかし実際はハーフコーポレーションの管理は甘く

あちこちに私設空港や建物が乱立していた



衛星の大気圏に入った密輸船は揺れが激しく ストレートに電子ロックを破壊されたドアがバタバタと音をたてて開閉していた


ジェットの逆噴射が行われ機体は垂直に無事着陸した


ショッポは郵便ポストほどの大きさの運送用ロボに荷物を乗せると出口に向かい歩きだす


そこで

血まみれのアイスホッケーのマスクをつけた

グリーンのミリタリージャケットを着た男と鉢合わせする


「今日は有名な殺人鬼か!」


ショッポは血まみれのアイスホッケーストレートに軽く目合わせすると

久しぶりのオカリナの地面に立ちタバコにふかした


「やっと着いたか」

 



オカリナは全面を強化ガラスで覆われ呼吸可能なほどの酸素が補給されているため 

地球と違い 酸素マスクを必要としない

火星と違い 人工太陽はないので


昼も夜もなく真っ暗なので建物内はいつもライトが点灯している

そのため時間は時計で確認するしかない





大蠍を入れたコンテナはすでに降ろされ 

そこに手続きを済ませたサニーが輸送トラックで到着する



久しぶりのサニーとショッポの会話にホッケーストレートが割り込み


「アンタ初期型か?」


ホッケーストレートは差別的にサニーを上から下まで舐め回すように見ながら話かけた


サニーは初期型のコールガールクローンの頭部と頸部をマシンに交換したサイボーグだ

彼女は違う顔にすることも出来たがくだらない差別を軽蔑しオリジナルと同じ顔を選択した


ホッケーストレートは自慢の改造した股間を押さえながら腰を軽く振り

「俺のはかなりイジってあるぜ 今夜どうだ?」


薄ら笑いを浮かべながサニーの銀髪を触ろうとした

その瞬間


ホッケーストレートは小手を極められた上 空中を一回転し地面に叩きつけられる


サニーは倒れてるホッケーストレートの顔をブーツで踏みつけ


「地面にキスしてろ」


言い放つと コンテナをトラックに積み込むトラックに乗り込んだ


ショッポは鼻で笑いながらホッケーストレートを抱き抱えるとトラックに押し込み


三人を乗せたトラックはホイルスピンで急発射し


ノーチラスのアジトに向かって消えて行った











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