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白銀の騎士

アラウラネ。

属素体=木

種別=自然妖霊

普段は争いごとを好まない妖霊。

数多くの冒険者はアラウラネから取れる蜜目当てに乱獲をするため

いやいや戦う。

蜜は口から、下半身から出るため隣で見るとかなり卑猥な光景となる

白銀の騎士はそのまま硬直しています。

そのまま私達も動かず、30分後...。


まだ動きません。


それから1時間後。

彼は動きを見せました。


「かあああああっ!!!

さぁてめえらっ、武器を取れ!!咆哮しろ!!

我々がこいつらよりも強いという事を証明して見せろ!」


彼らは剣を構えます。

デプリタもミツネもカロスも各々武器を手に取り、攻撃態勢に入ります。

そして、両者の雄叫びと共に戦いは始まるのでした。

その雄叫びを聞いたこの廃城に住む仲間(モンスター)達が加勢しに来ます。


その光景を見てる私は、つくづく思うのです。


あぁ、この世界は悲しい。と。

悲観に浸っている私の手を誰かが掴みます。

ハッとして、掴んだ相手を見るとミタマでした。


「何やってるの!?逃げるわよ!」


「逃げるって...何処へ?」


「分からないけど、とにかく

私達じゃ勝てないわっ!」


そう言うと、ミタマは走り出します。

本当に勝てないのだろうか?

私はそう思いました。

仲間(モンスター)達が次々倒されていきます。

私は、助けられないのだろうか?

ふと、アラウネラの少女と目が合います。

その目は助けを求めてる目でした。


私は、...私はこの仲間達に恩を返していない!


私は止まります。

引っ張ってるその手が急に止まって

少し戻されるミタマは、驚いています。


「ちょっ...!?」


私の手はミタマからするりと抜け、

前に足を進めます。


「...私は、ただ普通に暮らしていたいだけ。

なのに、なんでモンスターはそれが許されないの?

なんでいつも狩られるのは私達モンスターなの?」


私は前にどんどん進んでいきます。

それにクロイツが気付きます。


「やあ、お嬢様。

ここに来ては危険ですよ。離れてて下さい」


「離れたら...本当に離れちゃうから...」


私はスライムです。

私がいくら本気になろうともこの人には勝てないでしょう。

でも、もし仮に

この人に隙が出来てるのであれば、可能性はあります。


私はクロイツのすぐ近くまで来ました。

そして、そっと腕を組みます。

このボールをわざと押し当てるように。


クロイツは息を荒らげています。


「はぁはぁ...お嬢タン。はぁはぁ...」


どうやら可能性はありそうです。


辺りは状況的に不利。という感じです。

辛うじてデプリタやミツネ、カロスは耐えています。

この人の部下も最初に比べると減っているのが分かります。


私はクロイツに言います。


「もうやめて。これ以上争わないで...」


「わわわ...我が騎士道は。悪を滅する事にあります!」


クロイツは声を上ずらせ、鼻血を出しながら言います。

どうやら、やはり私の正体に気付いてないようです。


「分かりました。...もうあなたを逃がさない」


「...へ?」


私は口を大きく開けます。

クロイツの表情はデレの顔から

一気に青ざめていきます。


「お前...、も。モンスt...」


気付いたところでもう遅いのです。


私はクロイツを丸呑みにします。


それを見た部下達は恐怖し

動きが完全に止まります。

そのチャンスをカロスは見逃しませんでした。


影に消え、影から現れ攻撃を繰り返すカロスの姿は

闇の眷属である証でしょう。


続いてミツネも反撃をし始めます。

ミツネは高い魔術を持ち、横笛を吹いて色々と魔法を発動させる変わった和式単眼鬼の一人です。


デプリタは...脳筋です。


そして戦いは終わりました。

仲間は多くやられてしまいましたが、

私達は勝ったのです。


勝利に喜んでいる私の方にミタマがずいずい近づいてきます。

そして私の前に立つと言いました。


「ばっかじゃないのばっかじゃないのばっかじゃないの!!!?」


「ふ、ふえぇ〜...」


「すっっっっごく心配したんだから!」


ミタマの大きな瞳には大きな涙が溢れていました。

そしてミタマは次は笑顔になって言うのです。


「でも、良かった。生きてくれて」


私は穏やかな日常を求めて今日もゆったりと生きていくのでした。

カロス

ヴァンパイアジャガーという暗殺職。

探知、追跡、感知、暗殺スキルが非常に優秀。

昔、デプリタにとある事で命を救われ今に至る。

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