リットくんは服の下が定位置です。
お久しぶりです。最近勢いで三本目を書いているお調子者です。ドブネズミの方も頑張るので興味があればぜひ読んでください!
ようやく待機組と合流。既に私のレベルやピートくん、ヴォルカくんのレベルも上がっていた。数だけはいた蟻やらゴブリンやらをかなりの数狩っていたからそうなるよね。
気づけば鬼種の素材が大量である。レベルも上がったしレッサーでいいからオーガゾンビとか呼べるようになってないかな?
「お疲れ様〜、大丈夫だった〜」
「何よそのでかい蜘蛛!?あんたのアンデットか何か!?うえぇ……」
「お姉ちゃん……またそんな子を連れてきて……悪役路線本当に進んでいくの……?」
なんだかリットくんを見てビヨンデッダさんやコーデリアが拒否反応を示しておる。あ、ブレアさんとマユナさんこれ気絶してない?大丈夫?
「スクリット・パウクのリットくん。見ての通り蜘蛛型で、動きも早いし結構強いんだよ」
なんだか曖昧な反応しか返ってこないけど、本当に強いんだからね?ヒートウルフ程度ならさくっと殺せるくらいのステータスを持っているし、糸がやばい。捕まるとあれはやばい。杖で焼き切ってたけど。
「とりあえず、この蜘蛛……「ーー!」……リットくん?のことは置いておいて……」
あ、リットくんも名前で呼ばないと不機嫌になるんだ。前脚?をバタバタさせてるのは可愛い……いや、きもいな。
「想像以上の数と規模だった。見たことないmob……コボルドっぽいやつなんかも混じってたし、相当な規模だと思うぞ。」
「私もそう思うわね。あれは十や二十のプレイヤーでどうこうできる数じゃないわよ。それこそ1000人単位で人が要るんじゃないかしら?」
私もそれには同意である。ゴブリンだけならプレイヤーでなんとかなるのかもしれない。でもオークと、いると予想されているオーガなんかはピートくんより弱いけど、リットくんよりは強いらしい。相性の差もあるだろうけど、純粋に強い。鬼だし。
さすがに森で話し込んでもどうしようもないので、第一の街に戻る。
「掲示板にはこいが上げてくれてるからいいとして……うーん、ウチは1回淀屋橋に話を売ってくるわ。あいつなら顔広いし結構人集まるだろ。」
「私は仲間とギルドのメンバーに声をかけてくるわ。ま、今日すぐゴブリン共が溢れてくるって訳でもないでしょうし。」
「無難に考えれば、今日がイベント1週間の五日目だからな、明日か、最終日ってところだろう」
そういえばイベント期間中だった。倒したモンスターの数なんかでポイントが入るんだった。すっかり忘れてたよ。
「まあ最終日に的を絞っていいだろ。どっちにしろこっちでの一日はリアルじゃ8時間なわけだし。あと五日の猶予と考えればそう悪くは無いだろ」
結局その日はギルドでも冒険者を募って欲しいとお願いをした上で、あとは一時解散の上で自由行動となった。
わたしは伐採も終わったし、ここはちょっと軽くステータスのチェックなんかをしてスキルを整えておきたいかな?ねねが居ないけど、私がパーティに加わると満足に動けないし、何よりピートくん達がいる以上あと組めるの1人だけだ
し。
だったら第3の街から先に進むのもありかなー?第4の街くらいなら行けると思うんだよね。進んでる人は第5、第6、第7くらいにいるっぽいし。第1陣(抽選組以外)の人も、早い人なら第3の街についてるって話だし、多分行けるはず
みんなとは別行動をしたいと告げれば、微妙な表情をされつつ送り出される。眷属だけで既に3体居る以上、経験値配分なんかで色々あるし、ここはしょうがない。
1旦第3の街に戻ってから、劣化mpポーションを補充。ついでにお高いけどmpポーションも購入。ヘレナーゼ三十七世さんは割引してくれるけど、それでもお高いのです。まだ貴重な素材で作られてるらしいからしょうがないね。
アイテムの補充を終えればステータスの確認ですよ。2、3日見てないけど、ピートくん達が頑張ってくれたしちょっとは上がってるかな?なんて思って見てたけど……
「ぶっ!?え、上がりすぎじゃない!?」
Playername《Kokage》性別 ♀ 種族 マミー 職業《縛霊術師》種族Lv33 職業レベル22
HP (ヒットポイント) 317(+42) [359]
MP (マジックポイント) 317(+) []装備により(+30)
SP (スタミナ) 139(+18) [157]スキルにより(-25)
STR (筋力) 122(+18) [140]
VIT (生命力) 178(+24) [202]装備により(+2)
SIZ (体格) 17 [17]
DEX (器用さ) 116(+12)(+15) [143]
AGI (速力) 85(+12) [97]
REA (反応速度) 69(+12) [81]
INT (知力) 165(+6)(+15) [186]称号により(+15)装備により(+10)
MND (精神力) 172(+12)(+15) [199]称号により(+15)装備により(+10)
CON (集中力) 97(+6)(+10) [113]装備により(+5)
SEN (五感)
·視覚 59(+6) [65]
·聴覚 51(+6) [57]
·嗅覚 39(+6) [45]
·味覚 55(+6) [61]
·触覚 69(+12) [81]スキルにより(-6)
APP (魅力値) 40(+3) [43]スキルにより(-15)称号により(-15)装備により(+7)
LUC (幸運) 13(+3) [16]装備により(-5)
KAR (カルマ値) -312(-12)(-10)[-334]称号により(-100)装備により(-50)(MAX500〜-500)
ATK14 (+33)
DEF22 (+133)
MATK20 (MP消費5の場合)(+23)
MDEF31 (+44)
CRI13 %
・職業スキル
《死霊使役》Lv8《死霊召喚》Lv3《死霊創造》Lv7
《死霊強化》Lv8《屍操作術》Lv5《杖の心得》Lv3
·種族バッドスキル
《火属性弱点》Lv無《光属性弱点》Lv無《斬撃被ダメージ増加》Lv無
《回復魔法ダメージ化》Lv15
《神聖域内常時ステータス大低下》Lv無
《屍人》Lv20《死霊》Lv13《印象値低下》Lv無《飢餓状態》Lv無《渇水状態》Lv無
·種族グッドスキル
《乾燥ダメージ無効》Lv無《水属性耐性》Lv6《夜目》Lv9《乾燥域内ステータス微上昇》Lv4《日光下行動可能》Lv無《呼吸不要》Lv無《睡眠不要》Lv無《精神攻撃耐性》Lv5《痛覚鈍化》Lv10(MAX)《生命感知》Lv9
・初期選択スキル
《闇魔法適性》Lv7《土魔法適性》Lv9
《引っ掻き》Lv8《吸収回復》Lv10《呪い》Lv8
《杖術》Lv8《毒爪》Lv9《気配遮断》Lv9《瘴気》Lv8
《乾燥》Lv5《伐採術》Lv5《解体》Lv7
《屍体創造》Lv6《握力強化・弱》Lv6
・控えスキル
《研究》Lv6《魔改造》Lv2《傀儡術》Lv6《錬金》Lv11
《噛み付き》Lv1 《布装備作成》Lv1 《木工》Lv3 《眷属化》Lv3《採取》Lv4
所持スキルポイント112
・習得魔法
・最下級土魔法 《ストーンバレット》《サンドダスト》《ストーンボム》《サンドウォール》《サンドショット》
・下級土魔法 《ロックボム》《ストーンアロー》《ホール》《マッドシュート》《ストーンウォール》《ソフテン》《ハーデン》
・最下級闇魔法 《ダークショット》《ブラックミスト》《ダークボール》《ブラックウォール》
・下級闇魔法 《シャドーナイフ》《ダークレイン》《シャドウ》
・装備
·weapon
・【蜈蚣芯の魔術杖・椿+7】magicrod 耐久値140/140 充填可能値90/90 重量4
ATK +26(+7)
MATK +19(+4)
装備制限 STR65以上 MND65以上
《闇属性補助·弱》《魔法攻撃力上昇·中》《耐久値上昇・中》《魔力充填》《限定魔法・土》【ロックバインド】《仕込み牙・酸》《杖技・椿落とし》
·protection
・【灰塵の包帯(薬品加工・防刃)+10】underwear 耐久値70/70重量 1
DEF +7(+10)
MDEF +9(+9)
装備制限 種族·マミー系統
《火属性ダメージ軽減·微》《MP上限上昇·小》《斬撃系統ダメージ軽減・中》《防御補正》
・【白土染めの布(薬品加工・防火)+11】tops,bottoms 耐久値80/80 重量1
DEF +8(+11)
APP +7
装備制限 種族·マミー系統
《火属性ダメージ軽減·弱》《土属性効果上昇・微》
・【熱狼のドレスグローブ+7】glove 耐久値60/60 重量1
DEF +6(+7)
《耐熱》《握力強化・微》
・【災害蜈蚣のエンジニアブーツ+13】boot 耐久値90/90 重量2
DEF +9(+13)
《地形効果軽減・微》《姿勢制御補助》
・【近森の合成革ベルト+9】belt 耐久値60/60 重量1
DEF +6(+9)
《装備枠追加・腰1》
・【災害蜈蚣の甲ベルト+11】belt 耐久値90/90 重量2
DEF +9(+11)
《装備枠追加・腰1》
・【厄災に認められし闇背負のローブ(薬品加工・防刃・防火・防水・防腐)+13】outerwear 耐久値130/130 重量2
DEF +13(+13)
MDEF +13(+13)
《闇属性魔法強化·中》《隠蔽効果·中》《魔力遮断》《気配遮断》《消音》《遮光》《多心臓》《自動修復・遅》《影渡り》《斬撃ダメージ軽減・弱》《火属性ダメージ軽減・弱》《水属性ダメージ軽減・弱》《酸属性ダメージ軽減・中》
EX《厄災の加護》
・【災害蜈蚣の大牙のイヤリング】accessory 耐久値40/40 重量1
DEF +1
VIT +2
《生命力強化・極微》
・【合皮革のホルスターポーチ】accessory 耐久値50/50
《アイテムボックス・30×15》
・習得アーツ、魔法
・《死霊使役》アーツ【死霊使役·攻】【死霊使役·防】【死霊使役・補助】【死霊使役・自律】
・《死霊召喚》【サモニング·】
・《死霊創造》【レッサー·アンデットクリエイト·死霊】
・《屍操作術》【屍操作·動】
・《杖術》【杖術·払い】【杖術·振り下ろし】【杖術・構え『物見』】【杖術・構え『門』】【棒術・弾き】
・《眷属化》【眷属化·極低】【眷属封印】【眷属召喚】
・《傀儡術》【操糸・人形】
・《屍体創造》【レッサー·アンデットクリエイト·屍体】
・《錬金》【上位変換】【下位変換】
・《研究》【研究】【レポート作成】
【サモニング(アンデット限定)】【レッサー・アンデットクリエイト(最下位から中位まで)】
・創造、召喚リスト
・召喚
【レッサーレイス】【レッサーゴースト】【レッサーワイト】
【レッサーミスト】【レイス】【ゴースト】【ファントム】【ポルターガイスト】
・死霊
【レッサーレイス】【レッサーゴースト】【レッサーワイト】
【レッサーミスト】【レイス】【ゴースト】【ポルターガイスト】【ファントム】
・屍体
【レッサーアニマルゾンビ】【レッサースケリトル】【レッサーゾンビ】【レッサースケルトン】【レッサー・ブリトー・フレッシュゴーレム】【レッサーオーガ・ゾンビ】【デードプラント】【ストリングス・コープス・スパイダー】【デス・シャドーバット】
・創造可能数
死霊 3 屍体 3
・召喚可能数
2
・称号リスト
【災害を従えしもの】
うーん、ヴォルカくんだけじゃなくてピートくんのレベルも上がってる……数だけは倒したし当然の結果……?ま、まあ、こんだけ強くなってるなら、適正レベルは行けてるはず。ダメならダメでピートくんくん達がいるしね。
そういえば、今はピートくんを腕にまきつけてるけど、これって結構便利だよね。攻撃力とか10分の1だけど、それでも服の下とか、見えないところから大きなムカデが出てくるって普通に怖いし。
ふと、リットくんと、自分の羽織ってるローブを見る。
……
だいぶゆったりサイズだし、袖に足を通せば、こう、腕を振る時に合わせて爪で攻撃してもらったり……隠密してもらう前は、こう服の下にいてもらって、普段はヴォルカくんに斥候してもらってるし……
物は試しだ。
「リットくん、ちょっと体にくっついてくれる?こう、抱きつく感じ?でいいのかな?」
ローブを脱いで指示を出してみる。曖昧な指示だけど、リットくんはどうすればいいのかわかったのか、すっと動き、そっと肩に足を掛け、胴に近い脚を私の腰に巻き付け、後ろ側の足を私の足に添えるように置いて、一列目の足で私の胸元で交差するように足を絡め、二列目の足を腕に沿うように伸ばしてくれる。
おぉぅ……
リットくん、めっちゃ軽くない……?そして、なんか、こう、胸なんだけど、なんか変に強調されてるような……いや、そんな強調するほどないんだけど……
ローブを着直してみれば、背中側が膨らんでるけど、正面からや、パッと見はなんの膨らみかはわからない。試しに腕を振れば、リットくんの長い足と爪がジャキンって感じで出てくる。
これはかっこいい!
でも一つ問題が……
「ーーッ」
きちちち……っと顎が動く音が響いてちょっと鳥肌が……いや、まあ、これくらい我慢すればいいことなんだけど……
とりあえず、リットくんは服の下定位置になりそうです。
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