表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/58

最初の神殿 パーティが個性的すぎる件について

全員集合です!


スキルとか種族考えるのが大変すぎる……

 光を抜けると、そこは広い広い砂漠でした……


 えっ、何、バグ?


 違う、向こうに建物あるし多分出身領だ。

 周りを見渡せば大きなピラミッドに、視界ギリギリにオアシスっぽいところも見える。正面には多分神殿らしき建物。


 ふむ……暑さは、そこまで感じない。けど、すごい空腹と喉の乾きを感じる。


 スキルの飢餓と渇水のせいだろう。


「あー、なんか動きも若干鈍いかな?っと、そうだ、装備の確認、っと」


 手をぐっぱー、と握ったりして動きを確認し、思い出したように装備の項目をチェックする。


 装備


 weapon 無骨な木の杖 ATK+4


 protection 粗末な布、ボロの包帯 def+2,+1


 えーっと、今の攻撃力と防御力は7と12(端数切り上げ)だから、11と15になる。まあバランスは悪くないかな。


 しかし杖なのに魔法に補正がないのか……まあ、見た目ほとんど鈍器だしね。


 ぼろ布に関しては言うまでもなく、ボロい。一応このゲームは18禁になるような行為なんかは禁止されてるからポロリなんかはないけど、もっと綺麗な布でしっかり隠したい。へそとか肩周りとか心元がなさすぎる……


 次にマップを開いて現在地を確認する。


 map 砂の大陸、タリカマラン大砂漠 ゲデルオアシス街


 あ、一応街扱いなんだ。と言っても周り誰もいないし、目立つ民家も見当たらないけど……


 と思ったら、神殿とオアシス、ピラミッド、そして最初に見た謎の建物の間にいくつか穴が空いている。覗けば通路になっており、地下街のようになっているようだ。


 一度地下に降りるか悩みつつ、とりあえずは神殿に向かう。ちょっと遠いが、セーフティエリアだから敵もいなく、セコセコ早足で向かう。


 途中プレイヤーらしき人影が現れており、砂や砂漠に関連する種族のプレイヤーが私だけじゃないことに安堵する。


 神殿につくと、神官と思しき男性が声をかけてくる。


「ここにアンデットが近づくということは……理性ある屍人、であっているでしょうか?」


 理性ある屍人、というのは人に害をなさない、種族として認められた肉体を持つアンデットのことである。死霊系は理性ある死霊と呼ばれる。


 というか種族認定を受けててもやっぱり警戒されるんだ……


「はい、私の名前はコカゲ、冒険者として旅に出ることを希望しています。」


 自己紹介をし頭を下げる。神官は警戒を解き、笑顔で歓迎してくれる。


「これは失礼しました。私は神官のプテルと言います。このゲデルの神殿に来られたということは、神殿の転移を希望ですかな?」


 神殿間の転移というのは、種族によってバラける大陸や領土に対し、出身領内に存在する、第一の街の神殿同士をつなぐポータル転移のことを指す。この大陸間での移動を可能とする神殿転移は、第一の街の神殿のみに適応されており、場合によっては転移が制限される場合もある。


 死亡した場合、出身領以外の場所で死んだ場合でも基本的には出身領の神殿がリスポーンの地点となっている。しかし、ほかの領地でも神殿や専用ポータルをリスポーン地点に設定することで、出身領と攻略中の領地を毎度行き来する工程を省くことができる。


 私はそうですと答え、転移メニューを見る。そこではたと思い出し、フレンドコールにある検索で友人達のプレイヤーネームを検索する。


 経験者であり、パーティのリーダーの音子のプレイヤーネーム、ねねねね!を検索し、コールをかける。


 三回目のコール音で音子が出る。


『お、やっとできた?まあ、梢も恋もまだだけど。領地の確認でしょ?私は雪の大陸、アシース大雪原、コトネグの街ってとこに出たわ。』


「私は砂の大陸、タリカマラン大砂漠、ゲデルオアシス街ってとこ。」


『砂の大陸って真反対じゃん!種族何にしたのよ?』


「まぁまぁ、見ればわかるからその時のお楽しみってことで。」


『んー、まあそういうんなら、わかったよ。とりあえずこっちきてよ、暇なんだよ。』


「はいはい、それじゃすぐ行くから待ってて。」


 今度こそ神殿の転移メニューからコトネグの街を見つけ、転移を申請する。


 転移用の魔法陣が淡く輝く。


 魔法陣へ足を踏み出すと、光が強くなっていく。


「それでは、我がゲデルの同胞に幸運のあらんことを」


 転移の間際にプテルさんに応援の言葉をもらい、にっこり笑う。


 ふわふわした感覚を数秒感じ、視界が切り替わる。


 砂の茶色な景色から、白銀の世界に切り替わる。


「わぁ……すごく綺麗……」


 太陽の光を反射し輝く雪景色にしばし見とれていると、背後から咳払いが聞こえる。


「んっん!アンデットがなぜ神殿に……?」


 ここでもか……


 とりあえず自己紹介をする。


「えっと、マミーのコカゲです。冒険者です。」


「ああ、理性ある屍人ですか。」


 なるほどと頷く神官を尻目に、ねねねね!を探すため辺りを見渡す。


 するとひとりの獣人がこちらに向かってきているのに気づく。


 背の低い綺麗な銀髪に蒼い瞳を持つ、ボーイッシュな犬耳少女だ。


「えっと、コカゲであってる?というか……えーっと、アンデットのマミー?」


「わ、音子可愛い!あ、うん、マミーだよ。そういう音子はワードック?」


「私の種族はワードックじゃなくて、獣人項目のランダムで出るレア種族、シルバードッグってやつ。髪の色とかいじれない代わりに、雪国や寒い場所でステータス低下しないし、一部上昇するんだ。」


 おお、レア種族。私もランダムでレア種族出るまで粘ってみればよかったかな?


「しかしアンデット選ぶとはねー。種族相性とか大丈夫かな?」


「種族相性?」


「あー、えっとね……」


 種族相性とは、種族による相性によって、パーティを組む際に色々なメリットデメリットを生む特殊なステータスであるらしい。


 例えばエルフの上位種族として存在するハイエルフと、アンデットがパーティを組むと、ハイエルフの持つパーティメンバーステータス上昇で、アンデットは逆にステータスが低下するらしい。


 これは種族の相関図のようなもので決定されており、アンデット系列は基本的にはどの種族とも相性が悪く、デメリットの方が多いらしい。


「まあ、私の獣人は一部を除いてアンデットとパーティ組んでもメリットもデメリットも生まれないから問題ないけど……」


「恋ちゃん、確かエルフにするかで悩んでたよね……」


 そう、エルフがいる可能性があるのだ。キャラクリ頑張ったし変えたくないけど……場合によっては変更しなきゃいけないかも……


「まあ、個人的にはデメリット出てもいいけどな。パーティプレイするわけだし、そのへんはみんなもわかってくれるだろうし。」


「ん……そうだね、とりあえず、ふたりを待って、聞いてから決めるよ。」


 それからしばらく音子とスキル構成や職業の確認をしたり、アンデットの前途多難さを嘆いていたら、音子にフレンドコールが来た。


『もしもし〜?ねねっちどこ〜?』


「はいはい、私は雪の大陸、アシース大雪原、コトネグの街にいるよ。」


『ちょっと遠いね〜。私は森の大陸、ボーフッド大密林、ミツカの街ってところだったよ。』


「密林……あー……」


『どうかしたの〜?』


「んーまあ、来ればわかるよ。」


『わかった〜、すぐ行くね〜。』


 通信が終わり、音子と顔を見合わせる。


 うーん、これはもしかすると……


「エルフに1票」


 デスヨネー


「やっぱりそう思う?」


「そりゃまあ、エルフ=森、出しねぇ」


「うーん、早速問題発生かもかー……」


 憂鬱げにため息を吐く。


 恋ちゃんは気にしないだろうけど、お荷物になりそう……


 なんてことを考えていると、神殿の転移の魔法陣から誰か出てくる。キョロキョロし、こちらに気づけばにっこり笑って走ってくる緑の肌(・・・)の女性


 って、緑?


 その女性は私たちの前に来て、笑顔をより深め、楽しげな声で話しかける。


「ねねっちにみやっち、かわいい〜!いぬさんにマミーさん?みやっちの格好はちょっとえっちいけどね〜。」


 はしゃぐ女性は恋だった。だけど、一瞬恋だとわからなかった。なぜなら……


「えーっと、恋、お前さんの種族って、樹人か?」


 そう、植物のような緑色の肌、腰から下には大きな花、その花の下はうねる触手のようなものがあり、足は見当たらない。上半身は胸を葉っぱで作ったような服で覆っただけの姿。樹人や植物系の種族にしか見えない。


「あ、樹人じゃなくてね〜。ランダムで種族を選んだら出るレア種族の、花人(はなうど)っていう分類の、アルラウネって種族なの〜。可愛いでしょ〜?」


 アンデットを選んだ私以上に癖が強い種族を選んでた……


 で、でもこれなら種族相性は問題ないかも?


「あー、分類からランダムとはまた思い切ったことを。β時代にも情報無い種族でしょそれ?」


「うん〜、だからこれが出た時はすぐに決定しちゃった〜。」


 恋は相変わらずだった。まあ、確かにレア種族は嬉しいもんね。


「ちなみに職業は種族限定職業のアロマセラピスト!回復から状態異常までの完全サポート職だよ〜。」


 正しく後衛って感じの職業だった。まあ、そのあたりの話は全員揃って改めてするかな?


 しかし、これじゃあアンデットのインパクトが完全に持っていかれちゃったよ……


 しばしレア種族について話していると、ようやく梢からコールが届く。


 ちなみに恋のプレイヤーネームはこひこひ(これでこいこいと読む)で、梢はコーデリア。


「梢は今どこに?」


『私は天空の大地、浮遊島エラのピストの街ですね。』


「天空の……てことは鳥人?あ、こっちは雪の大陸、アシース大雪原のコトネグの街ね。」


『種族は見てもらった方が早いかもですね。とりあえずそっちへ向かいますね。』


 これでようやく全員揃う。それにしても天空の大地とかファンタジー感マックスでとってもワクワクするなぁ。ちょっと行ってみたいかも。


 通信から数十秒で現れる梢、その姿はというと……短い角を生やし、綺麗な青い髪と茶色の瞳、そして鋭い爪と鱗のような模様が入った腕を持つという、正しく竜人と言った姿だった。


「ドラゴニュートだったかー……。」


 そう、正しくドラゴニュート。しかも若干和風の。


「正確にはレア種族の龍人なんですよ!」


 またもやレア種族……あれ、私以外レア種族な気がする……。


「お姉ちゃんはマミーですか?アンデットなんですね。音子さんはワードッグですか?恋さんはアルラウネっぽいですね。」


「私は獣人のレア種族、シルバードッグだよ。恋は梢の言う通り、レア種族で、分類もレアの花人でアルラウネ、都子のはまあ見ての通りのマミーだね。」


 やっぱり私以外全員レア種族だ……


「私キャラクリし直してk「こなくていいから、拗ねるな拗ねるな。」うぅー!」


 みんなばっかりズルイ、私もレア種族になってみたい!でも無情にもパーティリーダーの音子に止められる。


「とりあえずステータスとかスキルとか、その変見せあって、話し合ってからキャラの作り直しとか決めよう。な?」


 ということになり、ステータスを見せ合うことに。


 音子ことねねねね!のステータスはこんな感じである。


 Playername《nenenene!》性別 ♀ 種族 シルバードッグ 職業《軽戦士》


 HP (ヒットポイント) 178 (+30)[208]

 MP (マジックポイント) 110 (+30)[140]

 SP (スタミナ) 98 (+5)[103]

 STR (筋力) 85 (+5)[90]

 VIT (生命力) 80(+15) (+10)[105]

 SIZ (体格) 13 [13]

 DEX (器用さ) 65(+20) (+10)[95]

 AGI (速力) 95(+15) (+15)[125]

 REA (反応速度) 80(+15) (+10)[105]

 INT (知力) 60 (+20)[80]

 MND (精神力) 50 (+10)[60]

 CON (集中力) 60 (+10) (+5)[75]

 SEN (五感)

 ·視覚 75 (+15) [90]

 ·聴覚 80 (+10) [90]

 ·嗅覚 95 [95]

 ·味覚 65 [65]

 ·触覚 60 [60]

 APP (魅力値) 70 (+10) [80]

 LUC (幸運) 8 [8]

 KAR (カルマ値) ±0 [0](MAX500〜-500)


 BP140


 職業スキル

 《剣技》《剣術》《短剣術》《解体》《軽業》《投擲》《加速》


 種族バッドスキル

 《火属性弱点》《過敏》《隠蔽効果減少》《野生の本能》《取得制限、火属性魔法》《熱帯地域内ステータス中低下》《装備制限、重鎧》


 種族グッドスキル

 《氷属性耐性》《夜目》《寒冷地内ステータス中上昇》《隠密》《統率》《警戒》《月の加護》《氷魔法》


 初期選択スキル

 《鑑定》《風魔法適性》《殴打》《蹴り》《スタミナ自動回復上昇·微》《所持制限解除、左手》《麻痺耐性》《威嚇》《回避》《跳躍》《追跡》《発見》《鍵開け》


 ステータスが軒並み高い……あとレア種族だからかグッドスキルがバッドスキルよりひとつ多い。羨ましい……


 次は恋ことこひこひのステータス


 Playername《kohikohi》性別 ♀ 種族 アルラウネ 職業 《アロマセラピスト》


 HP (ヒットポイント) 160[160]

 MP (マジックポイント) 115(+60)(+8)[183]

 SP (スタミナ) 80[80]

 STR (筋力) 60 [60]

 VIT (生命力) 80[80]

 SIZ (体格) 20[20]

 DEX (器用さ) 120 (+30)[150]

 AGI (速力) 25 (+25)[50]

 REA (反応速度) 60[60]

 INT (知力) 40 (+20)(+25)[85]

 MND (精神力) 75 (+15)(+10)[100]

 CON (集中力) 40 (+15)(+20)[75]

 SEN (五感)

 ·視覚 50[50]

 ·聴覚 45[45]

 ·嗅覚 20 (+15)(+15)[50]

 ·味覚 50 (+15)[65]

 ·触覚 70[70]

 APP (魅力値) 80[80]

 LUC (幸運) 4 [4]

 KAR (カルマ値) ±0[0](MAX500〜-500)


 BP90


 職業スキル

 《癒し》《回復》《土魔法適性》《水魔法適性》《芳香》《調薬》《調合》《鞭術》《採取》


 種族バッドスキル

 《火属性弱点》《氷属性弱点》《斬撃被ダメージ増加》《誘引》《寒冷地内ステータス中低下》《夜間活動ペナルティ》《装備制限·金属鎧》《取得制限·火属性魔法》


 種族グッドスキル

 《擬態》《光合成》《日中活動活性化》《パーティメンバー常時微回復》《毒耐性》《麻痺耐性》《魅了》《植物知識》《樹魔法適性》


 初期選択スキル

 《光魔法適性》《魔力上昇·微》《鞭技》《裁縫》《採集》《MP自動回復·微》《魔術師》《細工》《拘束術》《木工》《調教》


 こっちも若干の偏りがあるけどなかなかに強い。そして職業スキルや種族スキルがサポート向けで、そっちに特化しているのがよくわかる。おまけに魔法の適性が職業と種族だけで3つもあるとか……


 最後に梢ことコーデリアのステータス。


 Playername《Cordelia》性別 ♀ 種族 ロンレーン 職業《騎士》

 HP (ヒットポイント) 240 (+83)[323]

 MP (マジックポイント) 165[165]

 SP (スタミナ) 120 (+30)[150]

 STR (筋力) 105 (+30)[135]

 VIT (生命力) 120 (+30)(+15)(+8)[173]

 SIZ (体格) 15[15]

 DEX (器用さ) 60 (+50)[110]

 AGI (速力) 50(+20)[70]

 REA (反応速度) 60[60]

 INT (知力) 75[75]

 MND (精神力) 90[90]

 CON (集中力) 55 (+20)(+10)[85]

 SEN (五感)

 ·視覚 60[60]

 ·聴覚 40 (+20)[60]

 ·嗅覚 55 (+5)[60]

 ·味覚 50 (+10)[60]

 ·触覚 55 (+5)[60]

 APP (魅力値) 65(+10)[75]

 LUC (幸運) 15[15]

 KAR (カルマ値) +20[20](MAX500〜-500)


 BP190


 職業スキル

 《剣術》《槍術》《盾術》《騎乗》《騎士道精神》《かばう》《鼓舞》


 種族バッドスキル

 《闇属性弱点》《注目》《威圧》《逆鱗》《暴食》


 種族グッドスキル

 《風属性適性》《水属性適性》《投擲攻撃ダメージ中軽減》《浮遊》《行動制限解除·水中》《パーティメンバー常時微ステータス上昇》《龍》


 初期選択スキル

 《咆哮》《火属性適性》《生命力上昇·微》《カウンター》《投擲》《感知》《精神攻撃耐性》《気絶耐性》《睡眠耐性》《採掘》《彫金》《鍛冶》《鋳掛》


 うわー、さすがレア種族でドラゴン。文句無しに強いわ……バッドスキルも少なくグッドスキルは2個も多い……職業の騎士とも相まってかなりの硬さだし、MPもポイント振ってないのにこの高さ……


 私のステータスの低さにいたたまれなさを感じてしまう。


 しかし、みんなは特に問題は無いと言った様子で、このまま続けるつもりらしい。


「うー、本当にキャラ作り直さなくてもいいの?」


「問題ないよ。前衛後衛綺麗に分かれててバランス結構いいし。都子……コカゲのスキルは戦力増やしてくれるし面白そうだからね。」


「うんうん〜。どんな感じになるのか気になるよ〜。」


「大丈夫です!お姉ちゃんは私が守りますから!」


 みんな問題ないと言ってくれる。ここまで来たら覚悟を決め、このままプレイを始めることを決める。


「足引っ張っても文句言わないでね!」


 最後に釘だけ指しておく。


「さーてそれじゃあ、最初の冒険はどこから始める?」


 ねねねね!がみんなに聞いて回る。


「やっぱり序盤はプレイヤーが多いところがいいんじゃないかな〜?プレイヤーメイドの装備とか回復アイテムとか、早いところは出回ってるだろうし〜。」



「そうですね、私もまずはプレイになれるため、チュートリアル感覚でプレイできるマップがいいですかね。」


「私もそんな感じかな。」


 まずはアイテムとか揃えたいし、いろんな人と仲良くなっても見たいからね。


「ん、それじゃまずは始まりの大陸に行くか!」


 みんなは頷き、パーティを組み、再度神殿で転移するべく行動を開始する。


 さあ、今度こそ本当に私たちの冒険が始まる……!


 私達は魔法陣へ足を踏み出し、始まりの大陸へと転移していった。

誤字脱字等有りましたらご報告ください。


次回はスキルの説明や魔法について説明したいな、と思っています。まだまだ未定ですが。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ