夢の中にて
主人公も出してあげないと、ということで書きました。すごく短いです。
あれ?
ここは……あー、これあれだ。明晰夢ってやつだ。
私今風邪ひいてふらふらなはずだし。
「ぎゅいぎゅい」
うんうん、やっぱり頑張りすぎるのも良くないね。早いところ治しちゃってテスト受けないと。夏休みもすぐ終わっちゃうし。
「ぴっぎゅぁ」
え、うーん、まあ、二日目以降のイベントにならギリギリ参加できるんじゃないかな?流石に今日明日では回復しないだろうけど……イベント五日目くらいにはなんとか?
「ぎゅあぃ……っピギィ」
え、でもなぁ。うーん、まあ淀屋橋さんにも教えちゃったし、ピートくん解禁してもいいかな……?って、あれ?
「ピギュァ?」
うぉおお!?な、ナチュラルにピートくんと会話してた!?
え、ていうかちっさいなピートくん。いやムカデにしてはだいぶおかしいけどさ、サイズ。1mくらい?普段は6mくらいあるからだいぶちっちゃく思うけどさ。
「ギュィィ、ぴっぎ、ぎぃちぃっ」
あ、うん、そうだねー夢だもんねー。
それで、もっとこう、いっぱい戦いたいんだ。
「ぎゅぃぎゅぃ」
ふむ……イベントだし人いっぱいだろうけど、復活したらパーっと一発やっちゃいますか!
「ギュィイイイ!ピッギュアアアア!!」
おー、嬉しいか嬉しいか!よし、そうと決まれば早く風邪なおさないとね!あ、ホームをゲットすれば普段から召喚しっぱなしでも良いわけだし、そこだと小規模だけど好きな時に狩りができるかも。
「ぎゅぁ?ギュッギュィア!」
これは俄然やる気出てきたね……お金に装備に素材……ふふふ、待ってろよイベント!
……
……
……
……あれ?まだ醒めない感じ?
「vo……ru……」
うわっ!?首の折れた狼!?
……あっ
ご、ごめんね……ヒートウルフ……名前すらまだ決めてなかったね……
「gu……gu,ra……」
う、うん。なまえ、なまえ、ね……
ヴォルカ、なんてどうかな?
「…………gu,ru」
お、気に入ってくれた?よかったー、名前つけるのって難しいんだよね。
「va……gu,ru」
え、首と足の骨折をどうにか?
う、うーん、眷属にした時アンデットになっちゃったから普通の回復手段は……あ、アンデットポーション使えるのかな?体調が治ったら試してみるね。
「gu……gu,ru,u」
うん……ちょっと扱いが雑すぎたね……ごめんよ……
イベントでは私のアニマルゾンビ軍団を率いて頑張ってもらおうかな?うん、狼何匹か素材ボックスに素材あるだろうし、無いならないで狩ればいいしね。
「gu,vau……!」
よし、ピートくんもヴォルカくんも一緒に頑張ろうね。
「ピギュァァアアアア!!」
「vou……!」
……
……
……
……まだなの?まだ何かあるの?
眷属はもういないし……
「ぅ……ぁ"あ"あ"」
ひぃっ!?
あっ、泣かないで!?いや、唸り声なのか泣き声なのか分かんないけど!なんかぞわぞわするから泣かないで〜!
「う"ぅ"ぅ"……ああ"ァ」
落ち着いた?
「お"ぉぉ"お"お"」
ほ、よかった。んで、レッサーレイスは何しに来たの?いや夢だから来たってのもおかしな話だけど。
「うぉ……あ"ァあ"あ」
え、アンデットクリエイト代表できたんだ。それで?
「うぼァ……うぅ……」
え、もっと強くしてほしい?
「ぅあ"ー……」
って言われても……あ、スキルレベル上げてレッサーを外せってこと?
「お"ぉおお"お"……」
確かにレッサーがない個体はレッサー種よりも強いしね。わかった、イベント中頑張ってレベル上げてみるよ。
「う"ぉお"ぉ……」
うーむ、夢とはいえこうまでイベントに向けて言われちゃったら、本当に直さないと……
とりあえず!
今は寝とこ、ささ、おやすみー
……夢で寝るってシュールだな……




