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憑きモノ王子とダークな騎士団  作者: 漆之黒褐
第1章 『憑きモノ王子の旅立ち』
9/19

第7話 迷惑行為

 太陽が地平線の彼方に沈むと一日が終わる。

 それは、ここイスタルク森林に住んでいる彼等にとっても変わらない。


「くは~っ! 今日の酒はまた格別にうまいな!」


「おうよ! 良く働いた後はやっぱ酒だよな」


「肉! もっと肉焼け! 酒のツマミがたんねぇぞ!」


 昼間せっせと働いた彼等は、仕事がうまくいった日にはこうして毎度宴会を開いていた。

 楽しみがなければやってられない。

 肉は森の中で採れる兎や鴉もどきのモンスターの肉であまり美味しくはないが、酒があるならそれも苦にはならなかった。


 イスタルク森林はシルバーパール領の北東の端に位置している。

 森を北に進めば、隣国の〈カーウェル皇国〉。

 彼等の仕事は、その〈カーウェル皇国〉から品物を仕入れてくること。

 販売先は隣接する領地に住む貴族や街商人。

 しかし移動は全て森の中を経由するため、彼等の存在はシルバーパール領ではほとんど知られていなかった。


 すぐ近くにあるカザスの村に住む人々でさえ、彼等の素姓は知らない。

 今、彼等が飲んでいる酒の仕入れ元がそのカザスの村であるため、多少の面識はあるが、彼等はいつも旅の貿易商としてカザスの村を訪れている。

 それ以外の接点を、彼等はシルバーパール領では持っていなかった。


「そういや、今日昼に村へ仕入れにいったんだが、眠り姫様が目覚めたんだってよ」


「おっ、ついにか? 目覚めのキスをした王子様はどこのどいつ様だ?」


「まさかルドル伯爵が血迷って……いや、それはないか。あの家系は奥さん強ぇからな~」


「俺、いくら可愛くても獣人だけは嫁には貰いたくねぇな」


「でもペットにはしてぇ」


「そうだな。ま、ここで暮らしている限りはその必要もねぇが」


「良い所だよな、ここは」


「だな~」


 木天蓼酒をグビッと呷り、モンスターの肉を囓る。

 《混沌の民(ヒューム)》の彼等にとって木天蓼酒は少し癖のある酒で舌に馴染むものではなかったが、喉越しは非常によくすぐに酔っぱらえるので重宝していた。

 他の酒も手に入れようと思えば手に入るが、手に入れ易さと飲み慣れてしまった事で、最近ではもっぱら木天蓼酒のみ。

 この地で手に入るモンスターの肉とも相性が良く、後にも残らないため次の日の仕事にもほとんど差し支えがない。

 変化に乏しい毎日ではあったが、それでも彼等は今の生活をとても気に入っていた。


「しかし……また結構増えてきたよなぁ。最初は俺達だけだったのに」


 火を囲み、酒と肉だけで宴会する仲間達の姿を見て、最古参の一人が呟く。


「今、何人だ?」


「売りに出ている3人を入れて、全部で11人だな」


「多いな。そろそろまた暖簾(のれん)分けしないといけない時期か」


「洞窟も手狭になってきたしな。頃合いだろう」


 彼等が住んでいるのは近くにポッカリと空いている洞窟の中。

 小さなダンジョンとも呼べるその洞窟は、元はゴブリンが住み着いてせっせと拡張している最中だったのを彼等が見つけ、占拠したモノだった。

 当初はもっと広いモノと考えていたが、ゴブリン達は住み着いたばかりだったらしく、部屋も2、3個しかない。

 故に、あまり大所帯で暮らせるような場所ではなかった。


 ついでに、そのダンジョンではスライムが定期的に沸く。

 ダンジョンの掃除屋として有名なスライムが沸いてくれた事も相成って――勝手に残飯処理してくれるし、衛生面でも大活躍――居心地の良さは更に上がっている。


「おう、ご苦労さん」


 そんな洞窟から仲間の一人が出てきたのを見つけ、男が声をかける。


「どうだった?」


「ちょっと苦労したが、ようやくスライム浸けにしてきたぜ。暫くすればいつも通り身綺麗になるだろう」


「そうか。大事な商品だからな。しっかりメンテはしておかねぇとな」


「後で確認頼むぜ。んじゃ、俺もそろそろ羽目をはずすか!」


 そう言って、男は仲間達の輪の中へと突撃していった。

 ようやく仕事から解放された8人目の登場に、再び乾杯が行われ宴会が盛り上がる。


 そんな彼等の姿を眺めながら、最古参の2人は彼等から少し離れた場所でチマチマと酒を飲みつつ誰を残すか相談し始める。

 真っ先に候補にあがったのは、かつて商品に傷をつけた荒くれ者。

 次は一番若い青年。

 更に、見てくれの悪い者、コミュニケーションが下手な者、仕事が下手な者と続く。

 最後には、いつも通り最古参の2人以外は追い出す方向で話が決まった。

 元々2人だけで始めた事だったので、それで何も問題無かった。


「ま、少し寂しくなるが、またすぐに賑やかになるだろうしな」


「人が増えると面倒事も増えるし、楽しみも減る。ああ、いつも通りだ」


 予めその事は彼等を仲間に入れる際に説明しているので何も問題なかった。

 彼等にしても、いつまでも誰かの下について鬱憤の溜まる日々を過ごすのは本意ではない。

 丁度良い機会だと納得してくれるだろう。

 そして、その後彼等がどうなるかなど2人は知った事ではなかった。


「そういや、さっきの話だがな。眠り姫さん、今、村に来てるらしいぞ」


「ほぅ? って事は、わざわざルドル伯爵に?」


「そうらしい。屋敷で待ってりゃいいものをな。少しでも早く伯爵に感謝の言葉を告げた方が良いからってのが表の理由だろうが……まぁ大方、お付きの騎士様達がいつもの火遊びしたさで無理矢理姫様を連れ出したってのが本当の所だろう」


「ああ、なるほど。主様が目覚めちまったからな。護衛しなきゃならんから、これまでの様にとはどうしてもいかねぇってか」


 村に顔を出して酒を仕入れるのは、昔から2人のどちらかが行っている。

 それ故、一年前からちょくちょく村に顔を出している騎士達との面識も彼等にはあった。


 一見、真面目そうで、いつしか悪友の誘いを断れず真面目道から反れてしまった騎士。

 一見、不真面目そうで、実は意外と一途で決まった者しか相手をしない騎士。

 一見、堅物そうで、酒を飲ませると簡単に箍が外れて色々と問題を起こす騎士。


 妙に面白みがある彼等の顔を酒の肴にしながら、2人は話を続ける。


「――っと、思いたいところなんだが。どうも真相は違うらしい」


「おっと、思わせぶりかよ。って~と……」


「ああ。恐らく狙いは俺達だろうな。いつものやつだ」


 それを聞いて、男は深い溜め息を吐いた。


「なんだ、急に暖簾分けの話をし始めるから誰か気に入らない奴がいるのかと思ってたが、そっちの話か」


「ま、丁度良いからな。わざわざ骨を折るより楽だろう?」


 悪い笑みを浮かべて男は言う。


「確かに」


 同じ様に悪い笑みを返してから、2人は馬鹿騒ぎしている仲間達の方を改めて見た。


「ま、答えは変わらんな」


「ああ。ただ残念なのは、今いない連中か。ちょっとタイミングが悪かったな」


「こればっかりは仕方ないだろう。神様はいつも俺達に微笑んでくれる訳じゃない」


 長い付き合いとなる悪友のその呟きには、男は苦笑するしかなかった。

 神様が本当にいるなら、間違いなく自分達に微笑む訳が無い。

 それが分かっていたために。


「んじゃ、そろそろ俺達もあの輪の中に入るか。最後の手向けだ。久しぶりに十八番を披露してやろう」


「最後の手向けとは良く言うぜ。あんなものを見せられたら、最後の夜を悪夢に(うな)され……ん?」


「ん?」


 2人が立ち上がり、足を踏み出そうとしたところ。

 急に森が騒がしくなり、何かがこちらへと向かってきている事に気付いた。


「なんだ? 誰かが近づいてくる?」


 2人はその異変に気付いたが、馬鹿騒ぎしている連中は誰も気付いていない様だった。

 そこは経験の差だろう。

 潜り抜けてきた死線の数だけ2人の警戒心は高い。

 それ故に、酒に酔っていてもその気配に2人は気付く事が出来た。


「人……だけじゃねぇな。こりゃ、モンスターもいるぞ!」


「おいおい、こんな真夜中にトレインかよ。いったいどこのどいつだ!」


 物凄い勢いで近づいてくる気配の集団。

 2人はすぐに武器を手に取り構える。

 が、それは何の気休めにもならない事をすぐに悟った。


「やべぇ! こりゃ、10や20じゃねぇぞ!」


 森の中から飛びだしてきた謎の子供。

 そこに疑問を投げ付ける間もなくその背後から続いて現れたモンスターの集団を見て、2人は咄嗟に悲鳴をあげそうになった。


 その2人の目の前を、子供が脇目も振らず全速力で駆け抜けていく。


「冗談じゃねぇぞ! てめぇ、この糞ガキ! 何てことしやがる!」


「んな事言ってる場合じゃねぇ! 逃げるぞ!」


 迎撃……などという選択肢が浮かぶ訳もなく。

 2人もすぐに逃走開始。


「ちょっ!?」


「なっ!?」


「げぇっ!」


 馬鹿騒ぎをしていた男達もようやくその事に気付き悲鳴をあげるが、既に時遅し。

 反応が遅れた彼等は、モンスター達の猛攻に瞬く間に蹂躙されていった。




★☆★☆★☆★☆★☆★




 安全地帯……山小屋っぽい場所に逃げ込む事に成功。


『やべぇ、MPKしてしまった』


 そして、自分が犯してしまった過ちに、今更ながら気付いた。

 だが、夜の森の中に人がいるなど、誰が予想出来るというのか。

 不可抗力だ。

 そう自分に言い聞かせておく。


 それよりも問題なのは、現在位置が分からない事だろう。

 俺は勝手に宿を抜け出した。

 朝までに帰らないと大変な事になるのは目に見えている。

 朝帰りどころの話ではない。

 行方不明。

 人攫いにあったと思われても不思議では無い。

 一応、出る時にはアレックに声をかけてきたが――何故か止められなかったのが不思議――何の解決にもならないだろう。


 解決策を考える。

 すぐに閃く。

 簡単な事だった

 但し、随分と走ったので、朝までに村へ辿り着けるかは不明。

 そこは運に任せる。

 ――とても不安だったが。


 襲い掛かってきたモンスター達もようやく諦めたか。

 山小屋の周囲が静かになった。

 ゆっくりとドアを開け、周囲を探る。

 敵の姿無し。


 一度深呼吸。

 続いて、確認のため憑依を解除。




★名前 滝川一騎

★種族     ★性別

★職業 剥取士見習いLv5


★ボーナスポイント 0


★基礎ステータス

 STR       VIT

 AGI       DEX

 INT       MND

 CHR       LUK (+1)


★所持スキル

 鑑定(2)  アニマルコマンド(10)  取得経験値増加(1)  異次元収納BOX(1)  自動剥取(1) 職業変更(1) 格闘術(10)  拳撃(1)


★所持法術


★所持職業一覧

 ロードLv7  動物使い見習いLv8  剥取士見習いLv5  格闘士見習いLv1




 予想通り、ボーナスポイントは0のままだった。

 スキル【鑑定】の熟練度が1上がっているのは、繰り返し使っていた御陰だろう。


 では、もう一度リースに憑依。

 そしてジョブチェンジ。

 剥取士見習いLv5から、動物使い見習いLv8に変える。




★名前 リース...(憑依:滝川一騎)

★種族 混沌の民  ★性別 男性

★職業 動物使い見習いLv8


★基礎ステータス

 STR 3         VIT 2

 AGI 5         DEX 4

 INT 2         MND 3

 CHR 41        LUK 1 (+1)


★所持スキル

 鑑定(2)  アニマルコマンド(10)  取得経験値増加(1)  異次元収納BOX(1)  自動剥取(1) 職業変更(1) 格闘術(10)  拳撃(1)


★所持法術


★所持職業一覧

 ロードLv7  動物使い見習いLv8  剥取士見習いLv5  格闘士見習いLv1


◆使役中の動物◆

 なし




 俺の推理が正しければ、どの職業でも良いのでLv9にすれば、またボーナスポイントが手に入る。

 あと、動物を使役出来る動物使い見習いが、今の俺にとっては一番強い。

 レベルは少し上がりにくくなるだろうが、安全第一。

 あんな事があったばかりだしな。


 山小屋を出る。

 そして周囲を確認。

 ラッキーな事に、木の上に梟っぽい鳥がいた。




◆使役中の動物◆

 ミズキ




 使役成功。

 名前が付いてなかったので、ミズキと命名。

 由来はミミズクから。

 尚、確認したところ雌だった。

 名前的に雄でも問題無い。

 自分で言うのも何だが、良い名前だと思う。


 あと余談だが、2匹同時に使役することは出来ない。

 それは最初にミケ(猫)とティキ(栗鼠)を同時に使役しようとして失敗した事から既に判明している。

 レベルもしくはスキル熟練度が上がればその限りではないだろうが、今はまだ無理だろう。


 ――やっぱり無理だった。


『宜しくな』


 頭の上にとまったミズキに挨拶。

 本当は肩にでも乗せたいのだが……肩幅が足りず断念。


 小屋の近くでモンスターを探す。

 逃げ込む場所があるだけで随分と気持ちに余裕が出来た。

 そして予想通り、数分もしないうちにモンスターの方から寄ってきた。




[カズキは森兎の毛皮を手に入れた!]




 そうか。

 ミズキの名前が良いと思ったのは、俺の名前と一文字違いだったからか。

 愛着が沸くのが早い訳だ。


 ミズキとの共同作業が続く。

 攻撃力の関係上、俺が全ての敵を仕留めている。

 しかし一人で戦っていた時よりもかなり楽になっていた。


 ミズキが注意を引き付けてくれる事で敵の意識が散漫になり、俺の命中率が格段に上がる。

 時には背後から近づき、剣を振るうだけで戦闘が終わる。

 ミズキはこの森で暮らしているだけあって、モンスター相手に遅れをとっていない。

 とても信頼出来る仲間だった。


 空中戦力は本当に便利。

 羽根休めにリースの頭を使うのはちょっとアレだが、それはミズキなりの愛情表現だと思っておく。


 都合、十個目となる森兎の毛皮を拾い、一度小屋へと待避。

 相変わらずの連戦。

 ちょっと休憩。

 もう少しでレベルが上がるような気がする。

 気がするのだが、ずっと気がするだけだった。


『そういえばお腹が空いたな。夜食にするか』


 そうミズキに話し掛けながら、四次元ポケットから夜食を取り出す。

 ミズキが頭の上から顔を出し、首を傾げた。

 理解不能……いや、鳥がよく見せる仕草。

 重心が前に傾き、ミズキに鷲掴みされている頭がちょっと痛む。

 あと、さっきのは独り言では決してない。


 夜食は、森鼠の肉を一口サイズに切り分け、香草と一緒に焼いたものだった。

 夕方、宿の主人に言って用意してもらったものだ。

 材料は、昼間レオン達が仕留めたフォレストマウスから。


 まずは一口。

 満腹度が10%ぐらい回復した気がした。

 味?

 俺は猫ではない。

 タレがもうちょっと濃い方が良かったな。


 肉を手の平にのせ、ミズキにも食べさせる。

 というか、さっきから重心が前に傾き続けていて辛い。

 ミズキは嬉しそうに肉を食べていた。

 きっと信頼度がアップ。

 ミズキとの絆が深まった。


 肉を4つ食べたところでお腹いっぱいになった。

 満腹度というパラメーターはどこにも見えないが、これで朝まで空腹に悩まされる事はないだろう。

 子供のリースの胃袋は驚くほど小さい。

 1人前を用意していたのに、半分以上が残ってしまった。


 食べ残しを四次元ポケット――もとい、【異次元収納BOX】の中に戻す。

 残念ながら、中では時間が経過してしまう。

 それは、夜食が冷めていた事からしても間違いなかった。

 状態保存の効果が付いていないという事は、そのうち腐るという事でもある。

 だから、食事を四次元ポケットに入れておけば、いつでも食べられるという訳にはいかなかった。

 微妙。

 いや、きっと熟練度が上がりさえすれば……。


『では狩りを再開しようか、ミズキ』


 ホゥっという応えがミズキより返ってくる。

 だからこれは独り言ではない。


 小屋を出ると、早速モンスター達が現れた。

 遠慮なく狩らせてもらう。

 こんなに動いてもリースの目が覚めないのが不思議でならないが、俺にとっては好都合なので問題無い。




[ミズキがレベルアップしました!]




 そして念願のレベルが上がった。

 但し、ミズキの。

 ミズキがどんなステータスで、レベルが幾つなのかは不明。

 【鑑定】の熟練度がまだ低いので、相変わらず俺以外のステータスは名前しか表示されない。

 しかし、使用し続けていれば熟練度は上がると分かったので、モンスターが現れると必ず【鑑定】した。




★フォレストクロウリーダー




 そしたら毛色の違う奴が現れた。

 見た目は変わらないのに、名前が違う。

 毛の色も変わらない。

 大きさも変わらない。

 だが、リーダー。


 お供がいないのに、リーダー。

 ボッチなのに、リーダー。

 仲間でも呼ぶのだろうか?


 少し様子見。

 ――などと言ってられる様な相手ではなかった。


 リーダーは想像以上に強かった。







カ『なぁ、リース。眠り姫って、いったい誰の事なんだろうな?(ニヤニヤ)』

リ「分かってて言ってるでしょう、カズキ」

カ『リースはなんで男の子として生まれてきたんだ?』

リ「僕に聞かないで下さい」


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