マキと言う女性
翠「た、タイムスリップ?!そんなこと急に言われても信じれるわけないじゃないですか。ましてや、貴方の事も僕は、何一つとして知らない状況で…!」
僕は、小馬鹿にされたような感じがして、気分が悪かった。だってそうだろう?急に知らない人間から「貴方はタイムスリップした」なんて言われても100%誰も信じれない。少なくとも僕は信じれない。しかし、それだと、学校から飛び降りて気づいたら海岸にいたことの説明もつかない。なんなんだ。この胸のざわめきは…
マキ「ああ、まあ信じてもらえないよね、わかった。順を追って説明するね。さっき私と似ていると言ったよね?私も自殺志願者だったからなのよ。生きてることに意味を感じなかった。」一拍置いて、続けてマキさんが話す
マキ「私には兄がいた。私は、兄を尊敬してた。兄も私のことを大事にしてくれていた。けど私は、才能がないと家族に言われ続けた。私は、家族のためになれなかった。そして、私は家族にも見放された。私の家は代々ちょっと変わった家系でね。友達が出来なかったの。そんな私にとって家族は生きがいだった。けど見捨てられちゃ意味ないでしょ?だから飛び降りたのよ。7階建ビルの屋上からね。そうね、やけに空中浮遊の時間も長かった。そして、気づいたら私もここにいたのよ。だから貴方と一緒って言ったでしょ?」
僕と同じ状況であった。7階建ての建物からの飛び降り、やけに長い空中浮遊、気づいたら海岸にいた。全てが合致する。
マキ「やっと信じて貰えたかな?でもそんな長話もしてる時間もないのよ。理由は、今の年が…」
翠「?!それって…」




