警察の苦悩
警察、それは国の治安を維持する法執行機関である。さまざまな並行世界が混じり合って以来、警察は苦境に立たされていた。
警察を悩ませている存在は、超能力者や霊能力社、魔術師などの特殊能力者や妖怪などの人外である。
日本は世界的に見ても極めて治安の高い国である。それは、さまざまな要因で成り立っているにせよ、強力な銃器規制を敷くことによって大量殺傷が可能な凶器が手に入らない、手に入れようとしても警察の監視に引っかかるという点も大きいだろう<個人で銃火器を自作するなどした場合は除く。>
また国内の主だったテロリストグループも監視下に置いていることも大きい。
しかし、ここに大量殺傷が可能な能力を個人で持つ、もしくは銃火器などで応戦しなければ鎮圧が不可能な身体能力を個人で持つ存在が現れたとすれば話は異なってくる。
霊能力者や魔術師、妖怪などはなんらかの凶器や道具を必要する場合もあるにせよ、基本的に個人の意思で発動可能な能力だ。
日頃の不満やなんらかの政治的思想などからこれらの存在が破壊活動やテロを行おうとしたら、未然に阻止することは困難をきわめる。
警察は、これら個人の意思で大破壊を行うことのできる者に対処しなければならなかった。そのためにはなんらかの事件を妖怪や特殊能力者が起こしても鎮圧できるだけの実力を持たねばならないが、武装強化しようにも既存の外国はなくなり外交関係を一から構築し直しているためより銃器の導入はスムーズに行かず、特殊能力者には特殊能力者で対抗しようとしても、一部治安維持に預かる霊能力者が違法行為にてをそめているなど、これもすぐにとはならないため、戦力を整備するまでは時間がかかりそうだ。
それ以外にも銃器の流通や無法地帯の出現、科学技術に勝る勢力のハッキングなど対処しなければならない課題は対立にある。
警察は苦境に立たされていた。




