前代未聞!赤軍の新型戦車
中央アジアで跳梁跋扈する赤軍は影の政府のもとに結集し、国際赤軍国家を名乗り、サマルカンドにて一方的に独立宣言、全世界に宣戦布告した。未だ存続していた国際連盟は常任理事国である日独伊三国が全会一致で国連軍派遣を決定した。国際赤軍は中央アジアが拠点なので全方位から包囲すれば影の政府からの支援が途絶え兵糧攻めになると国連軍は考え、作戦を実行した。北西からのウラル方面軍主力はドイツ軍、南西のイラン方面軍はイタリア軍主力、南のインドからは英仏軍、東からは日本軍が進出した。南西のイタリア軍はザグロス山脈で進撃が鈍った。そこで赤軍主力T-45戦車の登場である。史上初の油圧サスペンションのおかげで稜線射撃が得意なのだ。イタリア戦車は奮戦したが、被害甚大だった。なんとかテヘランを占領する頃には戦車戦力は半減していた。しかしT-45戦車は生産配備数が少ないはずである。スターリンの円盤部隊でも戦局を覆すことはできまい。そもそも影の政府の正体は何なのかも不明である。そんな中、北西のウラル戦線でスコルツェニーの精鋭空挺戦隊が国際赤軍高官と思しき人物を捕らえ、尋問のすえ、T-45とは全く違う戦車の存在を明かした。その名もダロス型多脚歩行戦車。スターリンの円盤に機械足を4本はやしたような代物らしい。その情報を知った頃には、時既に遅かった。前線に歩行戦車多数出現の報が届いた。




