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君へ  作者: 塔城 麗羅
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ここにいるよ

「相談」



なんで私ばっかり…

「うん。」

もう嫌だよ…

「うん。」

辛いよ、助けてよ…

「うん。」

大好きなのに、どうしてこんなに悲しいの…

「うん。」

人が怖いよ…

「うん。」

なんで、うん。しか言わないの?

「だって…、」

君を抱きしめて、泣いている君を慰めながら、君の悲しみを私に分けているからだよ。


抱え込まないで、

1人にならないで、

私はずっとここにいる。




『 』

あなたは空白に何を入れますか?

希望、夢…、

こんな、明るい言葉?

それとも、

不安、怖い…、

こんな暗い言葉?

私なら、こう入れるなぁ

「平凡」

いつも通りの平凡が1番穏やかで幸せなんです。


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