・4・ 1年前、迷惑な日々・・・。
これは誰もが知っている、けれど誰も知らないそんな不可解な都市伝説・・・なんだそうです。
えっと、前にも言いましたが、信じられるわけないですが、勘弁して下さい。
あの、でもこの都市伝説を、この街に住んでいる人は、誰もが知っていると言うのも、都市伝説なんです。
あの、疲れました。明日も学校なので。そろそろいいですか?
それでは、えーっと、物語を始めましょうか?by,理日斗
・・・
そんなこんなで、割と長い付き合いだ。
「ねー、ねー。早く、マンションに行こう?引越しの物とかも、
全部運び終わっているからさ!」
そう、僕は今日からこの東京に住むんだ!
・・・
そういえば、事の発端は 去年、アキが僕の家に来たときだった。
12歳のときに知り合ってからアキとは、しょっちゅう会っていて
その日も、僕の家で一緒にゲームをしている時だった。
「ねぇ、りっくん。僕と一緒に住まない?」
「ブーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
ちょっとびっくりした、うん、ちょっとびっくりしただけだよ。
ちょっとびっくりして、飲んでたお茶を吹いてしまっただけだよ?
「そんなに、興奮しなくても。うふふ!そんなにうれしい?」
「いや、だってアキ、君が今まで僕にしてきたこと覚えてますか?」
「ん?なにが?」
吹いてしまったお茶をかたずけながら、僕は今までの記憶を探る。
「アキが泊まって家事を手伝ってくれたとき、
お言葉に甘えて色々頼みましたけれど・・・。
ご飯を作らせようとすると、指を切り落としそうになる。
洗濯をさせると、なぜか服が青く染まる。
トイレを掃除させると、水が逆流してくる。 etc.
しかも、終いには僕の寝込みを襲ってロープを体に巻き始める。
こんな、苦労を僕に毎日しろというんですか?」
「えへへ。本当は、うれしかったくせに!
あっ、でも住むって言っても来年だよ!」
「何で?」
「あのね、僕 東京にある、工業系の高校を受験しようと思っててね。
りっくんも、機械系好きでしょ?だから、一緒の学校行こうかと思って!」
(それを、先に言ってほしかった。)
「同じ学校に、行くのはいいですけど一緒には住みません!」
「えー!何でー?だって、僕ら付き合ってるんでしょ?」
「恋人の目の前でナンパする人が言うことですか!?しかも、僕は付き合うって言ってません。」
「うー。でも、東京ってマンションとか借りると高いよ?
僕の知り合いが経営しているマンションがあって、安くしてくれっるって!
ねぇ、住んでくれないとこればら撒くよ?」
そう言うとアキはズボンのポケットから1枚の写真をd・・・、
「うわーーーーーーーーーーーーーーーっ!
わかったわかったから、本当にやめて。」
アキはニコニコしながら、僕の頭をなでていた。
そう、それはアキが僕の家に泊まりに来た時、
睡眠薬で眠らされている僕の服を脱がせロープで縛ったときの写真だった。
いやー、理日斗くんはいつもやる気ないね。どうでしたか?ちょっとは面白いですか。でも、すでに僕が登場してたりしたら面白いですかね。って、そろそろ時間だ、それじゃさよなら。また、今度会うときまで・・・。by,???
はい、どうも藍です。実は、この話はグリーズとリンクさせようと、思っております。同時、進行でやりますので宜しくお願いいたします。あー、学校行きたくねー・・・zzz。