・1・ 誰も気づかずに、話が流れ始めた頃・・・。
これは誰もが知っている、けれど誰も知らないそんな不可解な都市伝説。
そう、この街に住む誰もが知っている、だが、誰もが知っていると言うのも、都市伝説なんだ。
だから、この都市伝説を知ったその瞬間から、君ももうこの都市伝説の一部なんだよ。
ふふっ。まあ、それについてどう思うかは君しだいってとこかな?
さて、それじゃ物語を始めようか。by,三神
―それは東京の池袋での出来事―
『ねぇ君、知ってる?』
「何が ですか?」
ある少年は パソコンからの質問に キーボードを たたいて答えている。
『池袋に潜伏しているって言う〔ポワゾン〕ってグループの話。』
「〔ポワゾン〕ですか・・・。でも、僕にはあんまり関係がないので。」
『確かにね。でも、〔ポワゾン〕は
ちょっと変わったグループなんだって。』
「?」
『実はさ そこに集まっている 奴ら、全員が 情報屋なんだよw。
しかも 元はネットにある 情報交換サイトで
会員制だったからリアルであったことのある
人だけだったんだ。だから、 特に目立っていなかったんだけどね♪
まあ、今じゃいろんな事件が重なって 一気に有名になって
パスワードさえ教えてもらえば 知らない人でも入れるらしいよw。』
「へー。でも、情報交換サイトならそんな有名になったら一般人とかが
紛れ込んで大変じゃないですか?」
『それがさ 違うんだって。やってる奴らが 情報屋だから
あんまり自分がそれやってること知られたがらないし
有名になったきっかけも、薬物とか暴力団がらみだったりして
いろいろ危険なんだってw。』
「なんか 怖いですね。」
『まあ その街に 近寄らなければ 大丈夫だよ。
しかも 一部では 都市伝説だって 言われてるしさ。
リザインくんも気をつけてねw。
んじゃ、俺 寝るから。バーイバイ★』
「はい。おやすみなさい」
―三神さんが 退室しました。―
―リザインさんが 退室しました。―
「ふー。」
あるしょうn― いや 理日斗は 軽くため息をつきながら
パソコンを閉じた。
(相変わらず 三神さんは何でもよく知っているな。どんな人なんだろ。)
そう考えながら 理日斗は 時計に目をやった。
時刻は 午前2時。普通の中学生なら さすがに寝ている 時間だ。
しかし 理日斗は明日が休日だからと考え 全く気にしていないようだ。
(さすがに 僕もそろそろ寝るか。)
―けれど この時の理日斗には
自分がこれに巻き込まれるとは 考えてもいなかった―
はー、こんな都市伝説信じてくれる人、本当にいるはいのかな?
まあ、いいや、とりあえずどうでしたか?
相変わらず、下らない話だったんだろうけど・・・。
って、そろそろ時間だ、それじゃさよなら。
また、今度会うときまで・・・。by,???
えー・・・こっからが、本当の後書きになります。まず、読んでいただいてありがとうございました。文章力、皆無ですが・・・ね。まあ、私が個人的に池袋が好きで、池袋を舞台にした話を書きたいと、思ったのがきっかけです。ただし、これは現実の池袋とは、イメージが異なると思いますが、ご了承下さい!それでは・・・。