1、神と自分
人間は上下関係に厳しい生き物だ。
だがそれは正しくなかった。
人間は、頂点に立っている神によって動かされている。
人間自身が考えて動くわけではなく、神によって動かされるのだ。
人間は神の支配下に置かれ、動かされる。
洗脳状態といって良いのかもしれない。
確かこのような現象が起こるようになったのは半月前からだったはず、、。
今では日本人口の3割が支配下に置かれていると推定されている。
こうなった原因は詳しくは分かっていない。
だが、この世に神が何か条件を置いたということだけは分かっている。
おそらく、その条件に該当した人間が支配下に置かれるのだろう。
わざわざ条件を置く理由も分からないが、これだと無条件に支配することは出来ないと見られる。
しかし、このままだと全人類が支配されるのも時間の問題だ。
これは誰かが神を探し出すしかない。
なら、自分がやってやる、やらないといけないのだ。
政府は動かない、動くことが出来ないからだ。
神がどんな思考をしているかは分からないが日本で見たままの権力を一番持っているのは政府。
まず最初に支配したいはず。
この線で行けば条件は政府が一番該当しやすいものになっていると考えられる。
よって、政府は動けない、
だが、神がこんなにも分かりやすい条件にするのだろうか、。
これは後の調査で明らかにしたら良いだろう。
この説を鵜呑みにしすぎてはいけない。
時間も無い、早速調査に取り掛かりたい。
しかし、探し出すのに、三つ問題点があった。
それは、神がどこまでの支配を可能とするのか、支配下に置けるものの種類、支配するために必要な条件、が分からないことが挙げられる。
特に支配可能な範囲は重要だ。
とりあえずパソコンを開きパスコードを入力する。
これまで放送されたニュースの中から支配下に置かれたと思われる人間について調べる方針が良いだろう。
支配下に置かれたと思われる人間は見つけやすい。
なぜなら、ここ半月で40代の人間が多く急死している。
これは半月前に比べて三倍程度の数になっている。
ただ時期が重なっただけだとも考えられるが、この状況からしてないと言い切れ、神がしたことだと断定出来る。
その死因の多くは事故死が大きく占めているが、脳卒中も三割含まれている。
他は一酸化炭素中毒等が含まれていたが、これ以外の病気はなく、他も一割程度なのであまり気にしない方が良いだろう。
だが、これでなんとなく分かった。
神は人間を動かすことが出来る、
事故死は主に自身の運命で決まるものだ。
このことから、まだ確実にとは言えないが、神は運命を決められるのかもしれない。
そうなってくると厄介だ。
運命は変えられない、死の運命を決められてしまえばある意味そこで終わりともいえる。
次に脳卒中だがこれは単純だ。
脳卒中の原因は主に高血圧であり、高血圧は動脈の圧力が常に高い状態を指す。
情報が少ない今から考えられることは、神は人間の血管や細胞までの動きを操作することができるのかもしれない。
一見すると厄介そうに見えるが血管等の操作でなる死に至る病気は限られている。
死因にこれ以外の病気は無かったためこの説は正しい可能性の方が高い。
この二つから見るに行動を制限されるようなことは無いようだ。
ならば、気を付けることは事故だ。
交通事故から水難事故、転落事故にまで、これからはより一層気を配る必要がある。
いつ支配下に置かれているか分からない。
初めて描いた作品なので意味不明な点も多く有りますがご了承ください。
評価や訂正すべき点があれば教えて頂けると幸いです。




