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魔物資源活用機構  作者: Ichen
旅は道連れ
945/2955

945. 眠れる褐色の騎士

 

 この日。ドルドレンたちがパヴェルの家に戻り、親方とミレイオも戻ってきて、バイラも戻り、そして誰もが気が付いたこと。



「シャンガマックは」


 帰ってきた順番は、最初がドルドレンたちの馬車。暗くなる前、続いて、親方とミレイオの馬車。すぐにバイラも馬で戻った。そして、ここまで揃った時点で、何となく落ち着かないオーリンは『俺、空で休んでくる』と、今夜は一人、空へ上がった。


 この後『夕食前にお風呂』がパヴェル邸の流れなので、皆が風呂を済ませた後。まだシャンガマックが戻っていないと知る。


 ドルドレンは連絡珠を出して『あれは夢中になるから』と、皆が見ている前で呼び出してみる。


「出ない」


 何度か試しても、シャンガマックの珠は応答しない。『使い方、知らないんじゃないの?使ったことないんでしょ?』気付いたミレイオは、ドルドレンに確認。そうかも・・・と、頷く黒髪の騎士に『あれだったら。私、迎えに出ようか』と提案。


「私が行きましょうか」


 イーアンが引き受けようとすると、ミレイオは首を振る。


「暗いと見えないでしょ。私は見えるもの。首都(ここ)であんた、発光したら目立ち過ぎちゃう」


 外はもう暗い。窓の外の紺色は、どんどん黒さを溶け込ませていくように見えた。親方は考えて『コルステインに訊いてみるか?』と言う。


「もう、コルステインが来るだろう。シャンガマックに触れることは出来ないだろうが、コルステインなら、気配で見つけるし、どこでも・・・影があれば入れる」


「コルステインが見つけても。万が一、何か起こっていたら、助けるの苦戦するわ。シャンガマックは精霊のお守り付きなんだもの」


「待て待て。何かあったわけじゃない。まだ・・・決めてはいけない。単に、夢中になっているだけかも知れないのだ。彼は没頭するから」


 ドルドレンは、親方とミレイオの話に割って入り、不安な要素を増さないようにと注意する。とはいえ、皆は心配そうな様子。何となく、いつもと違うような気がしている全員。



「あ。ちょっと待って」


 ミレイオがハッとして、部屋の並びに顔を向ける。タンクラッドもすっと目を見開き『来た』とミレイオに言う。二人が頷いたので、騎士たちは何かと訊ねると『コルステインが呼んでる』と答えが返る。


「コルステインよ。ちょっと、あれ、パヴェル。パヴェルに『私たち後から夕食』って言っておいて」


「ミレイオ、窓から出るぞ」


 急ぐ親方はミレイオの腕を掴んで、自分の部屋に走り出す。詳細を訊こうにも、ドルドレンたちは『大急ぎ』らしいことだけは理解したので、口を開けたまま二人の背中を見送った。


「コルステインが呼ぶ、とは。シャンガマックに何かあったのだろうか。それとも関係ないことなのか」


 呟くドルドレンに、ザッカリアが側に立ち、見上げる。自分の横に立った子供を見下ろすと、レモン色の大きな瞳は、何かを見たような不安さを湛えていた。

 ドルドレンがその変化に眉を寄せる。イーアンも皆も顔を見合わせ、良からぬ想像を過ぎらせる。


「何だ?言ってくれ。シャンガマックか」


「シャンガマック。倒れてるんだ。だけどコルステインが近くにいる。見つけたんだよ、コルステイン」


「何だと?!倒れてる?どこだ、どこに?俺たちも行かないと」


「総長。もうコルステインが一緒だよ、大丈夫だと思うよ。後はタンクラッドおじさんとミレイオが、連れて来てくれるよ」


「ザッカリア、どうしたんだ。何が見えた。教えてくれ、シャンガマックに何が」


 必死になる総長はザッカリアの両肩を掴んで、シャンガマックの無事を確認しようとする。ザッカリアが困って『俺はそこまで見てない』と答えるも、何か見えただろう?と詰めるので、フォラヴが間に入った。


「総長、落ち着いて下さい。コルステインが既に発見し、あの二人が向かったのです。帰ってきます。大丈夫です」


「何言ってるんだ、フォラヴ!シャンガマックが倒れるなんて。あんなに強い男が倒れ」


「ドルドレン!大丈夫ですよ、すぐに戻ります」


 止めたフォラヴにもドルドレンが声を上げたので、イーアンが伴侶を宥める。『コルステインの気配は感じる』そんなに離れた場所ではないだろうと、イーアンがドルドレンに教えると、ドルドレンは唾を飲み込んだ。


「シャンガマックが」


「とりあえず、魔物については気配ナシです。魔物のせいではないでしょう。コルステインは飛べるし、ミレイオにお皿ちゃんがあるので、タンクラッドもシャンガマックも、すぐに戻ります。

 私たちはパヴェルに『夕食には()()()少し遅れる』と言わないと」


 心配で潰れそうな顔をした総長を皆で宥め、バイラとザッカリアにドルドレンを任せると、イーアンとフォラヴは夕食の時間を伝えに階下へ行った。


 シャンガマック、シャンガマックと、何度も顔を擦りながら、その名を呼び続ける不安なドルドレンに、ザッカリアは背中を撫でてあげて『怪我はしてないよ』と分かることだけは伝え、安心させようと一生懸命。


 バイラも総長の側に立って『もうじきですよ。戻ったら、すぐに休ませる場所を用意しないと』次の行動を促す。こんなに部下を思う人なんだなと、深刻な場面なのに、バイラは彼の優しさに改めて感心した。




「ミレイオ。コルステインじゃないか?青い霧だ」


 タンクラッドはミレイオに支えられて、コルステインの呼ぶ場所を見つけた。『あれね。どこにシャンガマックいるんだろ』青い霧は見つけたが、霧の内側なのか、人の姿は見えない。


「お前の目で見えないのか」


「遠い。温度はあるから、近くにいるんだろうけど・・・コルステインの影が覆ってるから」


 見えにくい、とミレイオは目を細める。とにかくコルステインを見つけた二人は、急いで青い霧に向かった。


 青い霧の近くに来ると、霧はすーっと上昇して、ミレイオたちの高さで人の姿に変わる。大きなコルステインが現われて『シャンガマック。いる。でも。見る。ない』と指差した。

 自分は触れない、とコルステインが困っているので、親方はコルステインにお礼を言って『お前が助けてくれた』と微笑んだ。コルステインもちょっと嬉しそうに頷く。


「あれ、そうか。何よ、どうしたっての?」


『見る。ない。シャンガマック。目。見る。ない。何?』


 彼が倒れていて目が開いていないことを、コルステインは心配する。どうしたのかと思っても触れず、考えた結果、二人を呼んだらしかった。


 タンクラッドとミレイオは急いで降りて、仰向けに倒れたままの褐色の騎士を抱き起こす。『シャンガマック』親方が名前を呼んでも、ピクリとも動かない。


「怪我は?どこか打ったとか、血が出てるとかは?」


「ないな。気絶だろうか」


 何度か名前を呼び、頬を触って『冷たいが。息はしている』と教えて、親方はミレイオにシャンガマックを預ける。『お前は彼を運べ。俺はコルステインと戻る』そう言って、タンクラッドは腕を伸ばしたコルステインに抱えてもらう。


「息、してるけど。何よ、どうしたのよ。何でこんな弱い息なの?」


 やだぁ、と泣きそうになるミレイオは、褐色の騎士を両腕にしっかり抱え直し、お皿ちゃんを浮上させると、大急ぎでパヴェルの家へ飛んだ。コルステインも翼を広げて飛び立つ。

 意識のない騎士を連れた3人は、夜闇の迫る暗い森の外れを後にした。




 シャンガマックを抱きかかえて戻ったミレイオに、びっくりして駆け寄ったドルドレンは、シャンガマックを受け取ると、叫ぶようにシャンガマックの名前を呼んだ。


「シャンガマック!シャンガマック!俺だ、ドルドレンだ。目を開けろ!どうしたんだ、シャンガマック」


 両腕にがっしり抱いた褐色の騎士に、狼狽するドルドレンは、必死に彼を揺すって名前を呼び続ける。親方がすぐに『寝かせないと』と総長の背中を押す。


「冷えてる。どれくらい土の上にいたのか分からんが。外傷はないにしても、この様子・・・()()()()と似てるぞ」


 ハッとするドルドレン。イーアンを見て『男龍』と呟いたが、イーアンは間髪入れずに首を振る。


「そんなことしません。彼らは目的も告げずに、こんなことは絶対にしません。もし同じような状態を(もたら)したなら、それは()()()()です」


「そうか。すまない。ごめん、そんなつもりじゃ」


「気にしないで。シャンガマックがこの状態では、あなたが取り乱しても仕方ない。とにかく寝かせますよ。彼の部屋は鍵が掛かっていますから、私たちの部屋へ」



 イーアンがドルドレンを落ち着かせて、シャンガマックを運ぼうと促すと、向こうからパヴェルとリヒャルドが迎えに来て、腕に抱えられた騎士に目を見開いて驚く。


「どうしたんですか!彼に何があったんですか」


 倒れていたのを今連れて戻ったと、親方が伝えると、リヒャルドさんはすぐに『こちらへ』と案内した。パヴェルも驚いていて、総長の腕に抱えられた騎士を心配そうに見ている。


「医者を呼びます。すぐに来ますから、容態だけでも」


「すまない。だが人の業ではないかも知れないのだ」


 心配する総長の言葉に、『だとしても診てもらいましょう』とパヴェルは答え、リヒャルドに医者の手配を頼むと、1階の応接室奥にある、寝台のある部屋へ招いた。


「ここは、医者に診てもらう時のために誂えた部屋です。ここに寝かせて」


 服が汚れているからと躊躇った総長に、パヴェルは『そんなこと気にしないですよ』と注意し、騎士を寝かせる。


「すぐに来ると思います。この地区にいる医者ですから」


 パヴェルの世話で、往診用の部屋に一先ずシャンガマックを預けた皆は、医者が来るまでの間、その場から動かなかった。


 ドルドレンは部下の枕元に座って、ずっと名前を呼んでいた。イーアンは気力回復出来るだろうかと、少し龍気を注いでみたが、どういうわけか意味がないようで、理由が全然分からなかった。


 医者が来る少し前まで一緒にいた親方は、何となく気になっていることがあり、ミレイオに『少しコルステインと話す』と伝えると、暫しの間、席を外した。



 この後。医者が来て、シャンガマックを診てくれたが、ドルドレンたちが最初に懸念したように、昏睡状態で判断が難しい、と言われた。

 外傷もないし、脈も呼吸も問題ないし、痙攣もしていないし、舌も噛んでいないし、口臭に酒の臭いもない。で、痛みの刺激にも反応しないと言う。


『この状態でどれくらい経ったか』と尋ねられ、総長は『正確には分からないが、数十分は経過している』と答えると、医者は『脳の病気かも』と可能性を伝えた。


 イーアンは、ここまでが、この世界のお医者さんの限界かもと思いながら、聞いていた。


 意識を失った人の状態を、大まかに判断することは出来ても、対処が限られてしまうのだ。

 それに、イーアンが思うに。この状況のシャンガマックは明らかに『別の何か』の『何か』でこうなっている。でもイーアンには、その理由は感じるものの、上手く言葉には出来ないままだった。


 お医者さんは、シャンガマックの体温に気をつけることと、目覚めたらまた呼んでもらうように言いつけて戻った。



 親方は同じ頃、部屋でコルステインに幾つか質問していた。答えを貰っては確認し、うーむと悩む。


『つまり。お前が中に入ろうとしても、シャンガマックは』


『入る。ない。精霊。いる。コルステイン。ダメ』


『精霊が守っているのに、彼は倒れていたわけだな?精霊の力が強いのか』


『そう。でも。シャンガマック。精霊。変。する。ない。守る。する』


 えーっと。親方はコルステイン翻訳を丁寧に考える。コルステインもベッドに座って、タンクラッドの返答を待つ。


 ここまでの話だと―― 今日も夕暮れ時にやって来たコルステインは、離れた所から感じた、精霊の強い気配に違和感を感じて、見に行った。そこでシャンガマックを見つけて、彼女は少なからず驚いた。


 それはシャンガマックは精霊に守られているのに、何かで閉ざされているのか、身動き一つしない状態だったからだ。コルステインが言うには、精霊が守る相手に誰かが手を出すのは至難の技らしく、(すなわ)ちそれは『安全』という状態のはず。


 精霊の力がぷんぷんしているシャンガマックだが、倒れている理由が分からないので、コルステインは頭の中に入れるかどうか、一応試みた。結果は、ダメだった。


 触ることさえ出来ないシャンガマックに、コルステインは悩み、それでタンクラッドたちを呼んだのだが――


『シャンガマックに、精霊が変なことをするわけはないんだな?』


『ない。守る。する』


 精霊が何かをしたわけでもないという話に、親方もうーんうーん悩む。

 結局、考えても分からないので、教えてもらったことだけでも皆に伝えることにして、コルステインに『夕食を食べたら戻る』と言うと、親方は1階にまた下りた。


 この夜。シャンガマックは往診の部屋に寝かされたままで、ドルドレンは彼の側を離れなかった。

 イーアンもドルドレンの足元に丸くなって眠り(※龍に変わった以降、丸くなって眠るようになった)他の皆は部屋へ戻った。



 *****



 シャンガマックは、心のずっと向こうにいた。心、と言うのか。記憶と言うのか。


 誰の記憶の中なのか。それに気が付くまで、暫く掛かっていたが、同じように横を並んで進むホーミットと話しながら、誰かの記憶が(ちりば)められた通路を歩いていた。


「お前は若いのに。バニザットと同じくらい勇敢だな」


「ハハハ。変な感じがする。俺の名前と先祖の名前が同じだから、呼ばれるとどっちだか」


「そうだな。どっちでも良い。お前も昔の男も、俺は気に入った」


 シャンガマックは、横を歩く大きな男を見上げて微笑む。男も親しみを籠めた眼差しを向けると、少しだけ、その淡い茶色の髪に触った。


「このくらいなら。まだ。触れるな。これ以上は触れそうにないが」


「そう言えば、男龍も同じことを話していた。俺には精霊の加護があるから、触れるのが難しそうだ」


「そうだ。お前はその違いについては、まだ知識がないんだな。教えてやろう。お前の仲間の妖精がいるだろう?あいつは人間も混ざっているから、触れないことはない。長くはイヤだ。

 龍相手は、完全にイヤだな(※某女龍)。すぐに影響が出る。実に厄介だ。

 お前は人間だから、()()()()俺はお前に何の抵抗もないんだ。だが、その強力な加護のせいで、俺がお前に長く触れたら、俺は崩れるかも知れない」


 そんなに・・・シャンガマックは自分の腕の金色の金属を見つめる。それから首に巻いた金属に手を触れて『ホーミットが崩れるほどの』そう呟いて、戸惑う表情を向けた。

 ホーミットはちょっと笑って『そんな顔をするなよ。大したことじゃない』と言う。


「完全に崩れなければ、時間をかけて戻せる。

 バニザット・・・過去の男は、自分の力が強大と知っていたから、操ることで、そうした加護を身に着けることはしなかった。だから俺は、あのバニザットを助け出したり、付き合いが普通に出来た」


 シャンガマックは、彼の話を聞きながら、大きな通路をただただ歩く。通路の壁は、絵の入った煉瓦が組まれたような様子で、その絵はよく見ると、ゆっくりと動いていて不思議な場所だった。



 ――鳥かごに詰め込まれて運ばれた朝。


 暗い空間を滑り抜けた先は、鬱蒼とした森の中だった。ホーミットは森の中を歩き、傾斜した土くれのある場所に着くと、土が崩れ落ちた場所に見える、遺跡の一部を紹介した。


 ホーミットに見せられてすぐ、シャンガマックはそれが始祖の龍より以前のものと判断し、鳥かごの格子に貼り付いて、よく見ようとした。


 その様子に笑ったホーミットは、鳥かごの扉を開けて少々乱暴に揺すると、慌てるシャンガマックを中から出した(※振り落とすとも言う)。

 驚いたことに、鳥かごを出てすぐに体の大きさは戻り、シャンガマックは何が何だか分からないまま、遺跡に駆け寄る。そして読みながら、大男を振り向き、遺跡の文字の続きを口にした――



「まさか。こんな体験をするとは」


 朝のことを思い出しながら、まだ信じられないシャンガマックは、絵の動く通路を見ながら呟く。


「お前の調べた遺跡の中に、あの壁の続きがあった。それだけのことだが、それは偶然でもない。壁はお前の声に開き、お前は壁の中の()を手に入れた。

 その鍵が待つ場所は、今度は俺の調べた別の遺跡だったわけで。俺とお前を繋ぐ・・・()()()()の偶然だった、ってことだ」


 満足そうな男を見上げるシャンガマックは、彼をずっと前に知っていたような気がしてならない。先祖の名前が重なったことで、今、そう思うのか。

 警戒するだけの相手だったホーミットが、突如、自分の一番近しい相手になったような。



 二人は時間の感覚も忘れ、長い長い通路をのんびりと歩いた。放り込まれた不思議な通路は、ホーミットの開けたかった遺跡の一つ。

 中へ入り込んだ時、ホーミットは()()()()そのままだったが、シャンガマックは自分の魂だけが入ってしまったなんて、四方(よも)や気付きもしなかった。

お読み頂き有難うございます。

最近、絵を描いていたのですけれど、連日は難しくて仕上がらず。

仕事の都合もあり、出来上がりまでまだ掛かるなぁと思いつつ、一部トリミングでご紹介。


ドルドレンです。



挿絵(By みてみん)



まだ色塗り中なので、ちょっと不安定ですけれどイメージだけでも。

完成したらまた改めてご紹介したいです。


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