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魔物資源活用機構  作者: Ichen
旅は道連れ
940/2953

940. 首都滞在、中間報告

 

 バイラとシャンガマック、ミレイオは、少ない人数に寂しくもパヴェル邸で、夕食前のお風呂を済ませて待つ時間。風呂前の廊下に出て、3人で立ち話。



「まだなのかしら。イーアンにさっき連絡したら、何だか魔物を倒したみたいだけど」


「俺も聞きました。総長は『回収」って言っていましたよ。数が多かったのかも知れないですね」


「どこに出たんだろう。首都に近い場所だろうか。分かりますか?どこか聞いていますか?」


 いや、とシャンガマックはバイラの質問に首を振る。『総長は場所までは。でも距離があるかもしれないですね』首都の近くで騒ぎも聞かないしと、答える褐色の騎士に、バイラも心配そうに頷く。


「回収は。魔物の体を取るんですよね?運ぶのに苦労しているんでしょうか」


「どうだろ。龍で運ぶでしょうから、それは大丈夫じゃないの・・・って、袋とか持ってないか。馬車、パヴェルの家(ここ)にあるもんね」


 馬車が戻って来ていたから、ミレイオは自分が戻った時、てっきり皆は早く帰ったのかと思っていた。召使さんたちに事情を聞けば『馬車を引き取った』とのことで、少しばかり驚いた夕方。


「龍で魔物退治に向かったんですね。本部から出た時は、馬車だったんですけれど」


「それ、昼過ぎでしょ?いくら何でも長過ぎるわよ。苦戦したのか、遠かったのか。今が回収だとしても時間が掛かり過ぎてる気がする。うーん、早く戻ってくれば良いけど」


 様子を見に行こうかと、そわそわして落ち着かなくなるミレイオに、シャンガマックはちょっと手を触れて『もう帰ると思うから』と宥める。


「夕食は遅れるかも知れませんが、特に誰が怪我をしたとも言っていなかったし。総長も回収したら戻るような言い方ですから、普通の状況でしょう。

 心配ですが、ここで待った方が良いです。動いてはすれ違うかも知れない」


 シャンガマックはそう言うと、時計を見て『パヴェルたちに、夕食に遅れると伝えておきます』そそくさと1階へ下りる。バイラは騎士の言葉を考えて、ミレイオに訊ねた。


「回収。時間が掛かりますか」


「分からないわ。私自体、あの子の手伝いで回収したこと、殆どないの。最近だもの」


 回収する部位に寄るでしょうけどねとミレイオは言い、『イーアンは一人でずっと回収していた』『オーリンが手伝うみたい』知っていることは教えるが、如何せん詳しくないと最後に付け加えた。


「どれくらい掛かるか。もしかしたら魔物の数が多くて、使えそうな材料と判断すれば」


「そうね。この前みたいな数だとして。倒した体に使いやすそうな部分が多いなら、間違いなく集めるわね」


 そういうことかも、と二人は頷く。話していると、シャンガマックが少しして戻り『帰ってきた』と教えてくれた。


「今。龍が来ました、外です」


「ホント!袋持ってるの?」


 3人は駆け出して玄関へ急ぐ。『見た感じでは、全員荷物が』シャンガマックが夕暮れの空に見えた様子を伝え、ミレイオたちが玄関を開けて外へ出ると、龍が次々に降りてきたところだった。



「お帰り~!どうしたかと思ったわよ~」


「ただいま帰りました~」


「戻ったのだ」


 ただいま(ザ)、帰ったぞ(タ)、お待たせしました(フォ)、待った?(オ)と続いて、駆け寄るミレイオたちにぱんぱんの袋を渡す。


「何これ。回収ってこれ?」


「中で見ろ。明るいところで見たら驚くぞ」


 タンクラッドに一つ持たされたミレイオは、やけに重くて硬い袋に眉を寄せる。『こんなの倒してきたの?大丈夫なの?』ドルドレンの足をさっと見て、黒髪の騎士と目が合うと微笑まれた。


「後で話すけれど、もう大丈夫だ」


 イーアンの荷物はバイラが、ザッカリアの荷物はシャンガマックが手伝って、龍を帰すと皆は馬車小屋へ行き、荷馬車の中に袋を積んだ。そのうちの一つを開けて、小屋の中のランタンに照らすと、ミレイオの目がかっぴろげられる。


「何?!何なの、これ。どうしたの?!」


 袋の中に手を伸ばして、重い塊を持ち上げる。『これ、あんたたち。何倒したの?何でいきなり金属なのよ』それも金属の質が、金目っぽい(※重要)のが気になって仕方ないミレイオは、興奮気味にタンクラッドに詰め寄る。


「何の金属かはこれから調べる。いきなり純粋な塊だから、俺も何とも言えない。確かに魔物だぞ、ただ加工済みの魔物だが」


 ハハハと笑う親方に、バイラもシャンガマックも、白銀の物体を見て『こんな魔物が(※これが魔物だったと勘違い)』と驚いていた。

 ドルドレンたちも笑っていて、とにかく中へ入ろうと促し、皆は金属の塊を一つ持ったまま屋敷の中へ。


 パヴェルにも廊下で出くわし、労われた後に『お風呂が済んでから、食事で』と言ってもらえたので、皆はその足で風呂へ行き、順番に入って夕食へ(※もう慣れた毎日のこと)。



「お疲れ様でしたね!さぁ、沢山食べて下さい」


 いつもの挨拶で、パヴェルが手を広げて全員をもてなす。お礼を言って、有難くお食事に与る旅の一行。パヴェルはいつになく上機嫌で、皆が食べ始めたところで総長に話しかける。


「さっき、龍で帰って来たでしょう?朝も、イーアンとオーリンが龍で出かけるから、近所の人が羨ましがって」


「む。そうか。もう少し目立たない方が良いか」


「違いますよ!私は自慢だなぁと思ってるんです。いえ、変な意味じゃないですよ。嬉しいって意味です」


「それなら良いのだが。しかしな、あまり目立つのも良くないな」


「いえいえ!本当に気にしないで。うちから龍が飛び立ったり、戻ってきたりなんて夢のようですよ。シオスルンがいたら毎日大騒ぎですね」


 息子は龍が好きだから、と笑う貴族に、ドルドレンはちょっと気が付いたことを訊ねる。


「そう言えば。シオスルンはハイザンジェルなのだ。パヴェルはいつ戻るのだ。予定はあるのか」


「え。私?そうですねぇ・・・いえ。特には予定も都合も無いんですよねぇ」


「パヴェルは。もしかしてこのままテイワグナにいるのか?」


 ドルドレンは、そんな気がしていたが、ちょっと訊いてみる。初老の貴族は、灰色の瞳を向けられて、少し居心地悪そうに笑うと『少し出かけたりはしますよ』なんて、曖昧な答えを出した。


「ただ。先日の話ですけれど、貴族だけの会議を近々行いますから。私が火付け役ですし、今後その流れもきちんと整えないといけません。ですから、すぐに移動するようなことはないでしょうね」


 パヴェルの話を聞いている皆は、そうなるんだろうなと、薄々は思っていた(※パヴェルはくっ付いてくる気がする)。

 ミレイオはバイラの横に座っているので、バイラにちょっと目を向けて『まだなの?手続きって』どれくらい進行しているのかを知りたがる。



「はい。もう少し掛かると思います。私は出来れば、今も辞めたいと」


「もう良いじゃない。辞めなくたって。せっかく手続きもしてるんだから。

 だって、旅で一緒に回っても、この国出る時にはお別れなのよ。継続してた方が何かと楽じゃないの」


 ミレイオに遮られて、バイラは苦笑いする。親方も向かい合う二人の会話を聞いていて『そうだな。この国だけ・・・なんだよな』小さな声で呟くと、フフッと笑った。


「テイワグナでどれくらい過ごすのか。俺たちに知る由も無いが。長く一緒にいればその分、情も移るな。離れる時を今から思いやるよ」


「あら。あんたらしくないって言うか。あんたもそんなこと思うのねぇ」


 親方の言葉に、ミレイオが茶化して笑うと、バイラは嬉しそうに微笑んで『まだ始まる前ですけれど、いつか。最後の日には、またそう言ってもらえるように頑張ります』と頷いた。

 ザッカリアも並びで聞いていて『バイラ。ずっとテイワグナに住んでるの?』と訊ねる。


「そうだね。住んでいるのはこの国だから、きっと今後もそうだと思うよ」


 何で?と聞き返したバイラに、ザッカリアは『ハイザンジェルに来れば良いのに』と素直に答える。ミレイオは微笑んで『都合があるのよ』無理は言えないわよ、とザッカリアに諭した。


「でも。分からないですね。私は独り身ですから、移動しようと思えば無理は少ない。情が移るのは私もでしょうし」


「旅が終わったら、北西の支部に来れば良いんだよ!騎士になれば、ずっと一緒だよ」


「ザッカリア。バイラはテイワグナを守りたいから、警護団になったんですよ」


 フォラヴがそっと子供に囁くと、ザッカリアは少し寂しそうな顔を向けて黙る。バイラも他の大人も、微笑ましい。ミレイオはバイラをちらっと見て、目が合って笑うと、ザッカリアに『そうなると良いね』とだけ答えた。



「明後日。もしかすると明後日の夕方には、書類一式出来上がって、持たされるかもしれないです。そうすると、多分もう。出発可能では」


「明後日なの?ねぇ。そう言えば、バイラは家は?私物とかどうしたの?」


 話を戻したバイラに、皆が『明後日』を意識する。その序、ミレイオはずっと気になっていたことを訊いてみたら。答えは案外あっさりだった。


「私物ですか。少ないんですよ。馬に積んだ程度です。それまで使っていた生活用品などは、施設の単身者の備えですから、私が部屋を出れば片付けられます」


 そんなものなの?驚くミレイオ。馬に積んだって・・・あんなちょっと?あれしか私物がないのか、と重ねて質問するミレイオに笑うバイラは『私はいつでもこんな感じです』と答えた。


 ドルドレンは彼の話を聞きながら、何となーく理解出来る。

 驚くミレイオに、ちょっと口を挟み『騎士でもそうした者は少なくない』と教えた。


「住まいが共同だと、私物を増やさない者も沢山いる。ザッカリアがそのまま大人になれば、多分そういう感じだな。そうだろう?」


「俺?そうかも。だって、支部に何でもあるじゃない」


 ほら、とザッカリアの答えをミレイオに向けると、ミレイオも『そうなんだ』と、不思議そうに納得した様子。

 イーアンは伴侶の部屋を思い出し、『あなたもそうですね』と言う。頷くドルドレンは、自分も馬車育ちだから、限られた荷物しかないのが普通であることを話した。



 こんな雑談を続けた夕食は和やかに終わり、皆はパヴェルたちに挨拶して部屋に戻る。それから、今日一日の報告を交わすため、一部屋に集まった。


 最初はバイラの報告で、食事の席でも話したこと。『私は早ければ明々後日には動けます』の報告。これは明後日の夕方に書類が出来上がれば確定。


 次はミレイオの報告で『試作したヤツ。組み立てて今日も作ってきたんだけど』自分の荷物を部屋から持って来て、皆に見せた。一番驚いた人⇒イーアン。


「な、何ですか。それは。どうしてそんなものを」


「え?あんたが話してたの、これじゃないの?これだと思ったんだけど」


 イーアンが魂消たそれは、銃だった。形こそ違えど、持ち方から様子から、銃にしか見えない。ミレイオは何でも作り出すとは知っているが、銃の無い世界でなぜ、と驚く。聞くに聞けない。


「肋骨さん、あれほら。こうしてさ。ここに一度・・・ええっと、こんな具合ね。見える・・・?何よ、何驚いてんの」


 眉を寄せて目を見開くイーアンに笑うミレイオは、イーアンの肩を叩いて『オーリンの弓みたいな、って言ってたじゃん』と。

 ハッとするイーアン。そうだった!オーリンの弓はもう既に、火薬こそ使わないものの、作りは銃だ!


 オーリンを見ると、『俺の弓の仕組みは、イーアンが考えたじゃないか。あの螺旋の金具のところとさ、衝撃でぶつかる場所はミレイオに教えたよ』と話す。



 やっちまった~~~ イーアン、激しく後悔!銃の無い世界に、銃を生み出してしまった(※Byミレイオ)!


 火薬、火薬だけは絶対に教えないようにしなければ、と焦り、ミレイオに使用方法を念のため訊ねると、そこは原始的であってくれた。『オーリンの弓と同じ構造』とのことで、弾く・・・ため、火薬不要。


 ビビるイーアンを見つめていた黄色い瞳は、いい加減安心したと思えた女に『()()は要らないだろ?』と小声で伝えた。イーアンは、さっと振り向き、がつっと頷く。

 火薬の存在を知っているのは、オーリンだけ。オーリンも自分で作り出したのだ。


「凄いな。ミレイオは何でも作り出す。これ、型が必要だっただろう」


 受け取ったドルドレンがくるくる回しながら訊ねると、ミレイオは『そんなの、似たような形の調整すれば、大体すぐ出来ちゃうのよ』なんてことなさそうに答えていた。


 イーアンはしみじみ。ミレイオに何かを頼む時は、重々、慎重に頼まねばと感じた(←雪掻き用に、蒸気機関車作った人)。

 そして、オーリンの気遣いに今回は心から感謝した。



「では次だな。俺たちの話だ。今日はイヌァエル・テレンへ行ったのだ。だが魔物が出たと知ったので、俺たちとタムズで降りて退治した。と、言いたいところだが」


「俺たちは何もしてないな。タムズとイーアンだけだ、動いたのは」


 ドルドレンに補足した親方は笑う。ドルドレンも笑って頷くと『二人が龍になって片付けた』とミレイオたちに話した。


「環境に助けられました。民家も何もない場所だったのです。山際から雪崩のように迫る魔物を見つけたタムズが、すぐに魔物を攻撃しました。私はオーリンと一緒に、山脈の向こうの大玉を片付けました」


「俺は付いて行っただけだよ。イーアンは龍になったから」


 イーアンの補足はオーリンがする。ミレイオとシャンガマック、バイラは、2頭の龍が魔物を倒したと聞き『自分たちも見たかった』と羨ましそうだった。


「いいな。空にも行ったんでしょ?私も行きたかった」


「行った。それでビルガメスに足を治してもらったのだ」


 嬉しいドルドレンは、足がもう痛くないと教える。苦笑いしながら羨むミレイオに、イーアンは『次は一人ずつ連れて行くつもり』と答えて、今日はたまたま皆で上がったと話した(※某ニヌルタのため)。


 バイラは、自分に関係ない話と分かって聞いているものの、内容が劇的で、いつか自分にもそんな機会があればと憧れる。



「それでな。タムズが倒した魔物の残りが、これだ。魔物自体はデカい蛇みたいなヤツだったが、タムズにやられたら、一瞬でこうなった」


「すみません。()()()とはどなたですか?龍と、さっき話していたような」


 親方の話にバイラが質問を挟むと、ああ、と思い出したように頷くドルドレンは『男龍と言って』と、簡単に説明。

 タムズは、数人いるうちの一人で、度々地上に来てくれる『素晴らしくカッコイイ存在』と、大事な豆知識を添えて教えた。バイラ驚愕。『龍の人!』呟くその言葉に、皆が頷く。


「そのうち見ると思う。その時は、感激するように(?)」


「勿論そうなります。テイワグナの国民で、龍の人に会って、ぼんやり出来る人はいないですよ」


 ドルドレンも他の皆も、バイラは心配要らないなと思っているので、いつタムズたちに出会っても大丈夫な気持ちではいる。それでもやはり、初めて出会うと驚く相手ではあるため、確認は大切。



「それでな。タムズが攻撃したら、この金属だけがそこら一面に残ったわけだ。解体も必要なければ、炉の世話もない。俺たちはこれを集める為に、近くに人家がないか探し、見つけた集落で袋を分けてもらい、その場所の名を聞いてから、回収して戻ったわけだ」


 ちなみにイーアンが倒した大玉は『すみません。消しました』完結。あれも金属だったのか、と後悔する女龍(※自分には消すしか出来ない)。『大玉はもっと上質の金属だったかも』と職人に囁かれ、悲しそうに顔を俯かせていた。


「その場所は?首都から離れていましたね?」


「そうだな。ここまで30分くらいだったから・・・ミトゥラウィとか」


「え、ミトゥラウィですか。そんな遠くで。山脈と言っていたから、戻った地域かと思ったけれど。それでは、この南東側ですね」


「だと思う。首都の方向を掴むのに時間が掛かった」


 バイラが思ったこと。それは皆も思っていた。離れた地域で、数の多い魔物が出ているそのことに、懸念が生まれる。


「ハイザンジェルと違う。ハイザンジェルは、これほど大量に一度に出ることは、あまりなかったのだ」


 混ざって襲ってくることはあったが、とドルドレンが話す。テイワグナの魔物の特徴で『大元がいて、増える』出現が多々あるのは、皆も気が付いていた。


「明々後日。早ければその朝に出発だ。今回は偶々、ビルガメスが教えてくれたから、離れた地域での大量出現にも間に合ったが、今後は自分たちで気が付き、また間に合う速度で向かわねば」


 テイワグナを縦横に飛び回る可能性が高い、とした話で、皆の意識を引き締める。



 今日の話はここまで。

 ミレイオとタンクラッドの明日は、炉場へ出かけ、そこの職人に教えてもらった店に、武器を売りに行く予定。

 イーアンは約束したので、明日は朝早めでタムズの家。その後は子供部屋。戻って午後は講義。

 ドルドレンはザッカリアとフォラヴを連れて、オーリンと一緒に演習指導。午後は講義参加。

 シャンガマックは最後の日まで、資料館。皆に様子を聞かれたので、『成果は上々』と答えた。


 そしてパヴェルたちも、明日は会議前の打ち合わせ。これは誰も、旅の仲間は知らないことだが、ひっそりと貴族間の水面下、物事は動き続けていた。

お読み頂きまして有難うございます。


一日2度の投稿を大切にしていますが、明日は朝の一度だけです。

ちょっと仕事が入り、時間の調整が難しいことと。

絵を描きたいので、そのために夕方の投稿をお休みします。

いつもお立ち寄り下さいます皆様に心から感謝して。


良い一週間の始まりでありますように。

そうではなくても、後に良い形に変わる日になりますように。


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