936. 旅の三十一日目 ~模範演習2・剣職人
ここ最近の流れを繰り返す朝。
イーアンたちは空へ、今日はミレイオが一人で炉場へ、シャンガマックは資料館へ。残った騎士たち3人とバイラ、今日はタンクラッドが加わって、この5人は本部へ向かう。
いつもどおり、貴族の館を出発し、パヴェルと召使さんたちにお見送りしてもらい、馬車は朝の出勤。
ドルドレンは足が痛い。うじうじ言い続け、今日は演習の指導に『戦わない』と宣言した。フォラヴとザッカリアは『甘えてる(※厳しい)』と許可を渋ったが、タンクラッドは苦笑いで頷いた。
御者台に、ドルドレンとタンクラッド。並んで座った親方は、『見せてみろ』と笑ってドルドレンの膝に視線を向ける。
「痛いのだ。部下は俺が、もっと大変だった時を知っている。だから俺が甘えていると言う」
「ハハハ。お前は一人で孤軍奮闘だったからな。しかし相手がミレイオじゃ。魔物の方がマシかも知れん」
ミレイオにやられる痛みは知ってる・・・親方は、ズボンの裾をたくし上げた、ドルドレンの膝の腫れを見て眉を寄せる。『これじゃ、痛いな』同情して手をそっと置くと『無理はするな』と顔を見て伝えた。
ドルドレンは優しい親方に、ちょっとウルッと来る(※部下は厳しかった)。『有難う』小さい声でお礼を言う総長に、親方は笑いながら手綱を代わってやり『仕方ないだろ』と、自分を見つめる灰色の瞳に言う。
「ミレイオと戦えば分かることだ。あれは、動きが普通じゃない。この打ち方だって、大抵の男なら骨が壊れる。お前が相手で、鎧を着けていたから、この程度で済んだんだ。
あいつは、俺の力が強いから面倒だと言うが、あの細身の体で、俺の剣を流すんだぞ。お前もやられただろ」
「やられたのだ。俺の剣を払われた。盾で受けて流した」
「そういうこと、するんだよ。ミレイオは。手加減はしてるだろうが。
盾も大したもんだが、使い手だから、なまじ訓練をした程度の輩では敵わん。力の動きを知ってるんだ。あれは・・・地下の能力なのかどうか。とにかく普通に戦わせても強い」
ドルドレンは、同情してくれる優しい親方が好き。あのね、それでねと、昨日の戦いぶりを一気に話し(※夕食の時はミレイオがいたから喋れなかった)『怖かったのだ』と最後に正直に打ち明けた。
「ミレイオは、俺が遠慮していると言ってくれたが。俺は遠慮もあるにせよ、どうすると剣が届くのか分からなくなった」
「仲間相手に戦うのは、稽古だとしても嫌なもんだ。年も上だしな。それに加えて、あの戦い方だ。あいつは武器を持たなくても勝てる。盾が武器になる。剣は届くが、切りつけることが出来ないのは厄介だな」
そうそう、とドルドレンは頷く。届いたはずの剣が流され、蹴られ、ともすれば剣を伸ばした腕を掴まれて、不利になる。
「ミレイオと戦って、怪我しなくて済むのは・・・オーリンくらいかもな。弓だろ?離れていれば、ミレイオに手は出せない。長剣くらいじゃ勝てない」
意外なお答えに、ドルドレンは固まる。弓でしか攻撃できない人・・・って。『それ。怖いのだ』ぼそっと呟くと、親方は声を立てて笑い『そうだ。怖い男だ』と同意した。
「だが、怪我はしなくて済むにしても。放つ矢は盾で避けられるだろう。離れた場所から射掛ける以上、動きが大きくなる。ミレイオは大振りの動きなんて、すぐ対処するから、そうするとオーリンも苦戦するかな」
――『ミレイオ退治』は難しい。
二人の結論はここに落ち着き、余談で『すごい武器を出してきた』話に移り、親方もそれを知っているものの『あれは普通の剣で敵わない』と教えた。
「マーシュライだろ?博物館に入ってるような武器だ。そもそも、使い手が限られる。お前も見て感じただろうが、あんなの振り回したら、持ってる本人も危ないんだ。全部が刃なんだから」
あれでバイラを攻撃していたことをドルドレンがチクると、親方は頭に手を置いて笑い『気の毒に』と同情していた。
こんな行く道を過ごし、馬車は今日も本部の敷地へ入って停車。親方は、持って来た龍の上着セットを着け、自分の大剣を背負う。ドルドレンは鎧なし(※絶対戦わない姿勢を見せる)。部下は鎧。
「タンクラッド。カッコイイのだ」
「イーアンにねだったからな。俺は鎧も何もない分、これくらいはしておこうと思う」
ねだった自覚があるんだ、とドルドレンは思ったが、それは言わないでおいた。
龍の鱗のキモノに、イーアンとお揃い(※これが嫌がられていた)手甲・脚絆セットの親方は、サイズも大きいので迫力満点。
「ここのところ、イーアンもこれ、着てないだろう。グィードのクロークばかりで。
俺も、グィードの皮のベストで通しているが、言ってみれば、この服は防具みたいなもんだしな。使わないと勿体無いよな」
気温が高いと熱いとか、コルステインにこれじゃ触れないからとか、理由はいろいろありそうだが、親方は『模範演習』ということで着用を決めた様子。
やたらサマになる剣職人と一緒に、普段着のドルドレンと、鎧付きの部下2名は、バイラにくっついて中庭へ移動した。
建物内を移動中は、昨日同様、振り返られては二度見もあり、バイラは『やはり目立ちます』と笑っていた。
そして中庭に入ると、今日は先に団員が揃っていた。『やる気だな』タンクラッドが見渡す。団員も鎖帷子を着用し、剣を持って待機しているので、親方は彼らが騎士修道会と被るが。
「(ド)タンクラッド。彼らは昨日、初めて演習をしたのだ。騎士修道会と並べてはいけない」
「(タ)ん。そうなのか。もう見た目はそれなりだが」
「(ザ)タンクラッドおじさん。皆、まだ全然知らないんだよ。だから優しくね」
「(フォ)そうです。彼らは勇気を出して、今、新たな挑戦に臨んでいるため、ここでやる気をくじかないようにしなければいけません」
「(バ)今日は・・・タンクラッドさんの相手になれないと承知で、私が相手で良いでしょうか。出来るだけお手柔らかにお願いします」
バイラも勇気を出すところ。ちらっと総長を見ると、総長はさっと目を逸らした(※『俺は絶対にやらない』意思表示)。
親方は苦笑いして了解し、ドルドレンに『お前が動けないから仕方ない』と一応言っておく。本当はお前なんだぞ・・・の意味が、充分に響くドルドレンは、顔を一生懸命背けて頷いた。
早速。副団長が来て、朝の挨拶もそこそこ『今日は剣ですか』鱗の服を着込んだ、背の高い男を見上げる。普段着ドルドレン、前へ出て親方を紹介する。
「彼はタンクラッド・ジョズリン。ハイザンジェルの腕利き剣職人だ。剣の使い方も騎士と違う」
「見るからに・・・強そう」
副団長の一言に笑う親方。『俺で模範になるのやら。怪しいがな』そう言うと、副団長の期待の眼差しを受けながら、タンクラッドは中庭の真ん中へ進んだ。ドルドレンたちもついて行き、中央に立つ。
3人が立つと、わーっと皆さんから拍手。ドルドレンがさっと手で『はい、止めて』の合図をすると、ぴたっと鳴り止んだ。
「おはよう。昨日は初めての演習ご苦労であった。
盾の戦い方は、実用出来る機会は少ないかも知れないが、ああした戦い方もある、とした認識には役立ったと思う。是非、意識して今後に活用してほしい。
さて今日は、剣の職人に演習を頼んだ。ハイザンジェルで剣工房を営む彼は、名を、タンクラッド・ジョズリンという。やたら強くて、やたらイケメン」
「それは関係ないだろう」
親方、ちょっと恥ずかしい。なぜかドルドレンは、いつも顔のことを気にする傾向がある。こいつの中で、何かが重荷になっているのだろうかと、逆に心配になる(※ドルは親方に、顔で負けてると思っている)。
寂しそうな灰色の瞳がちらっと見たので、親方は咳払いして『お前が相手を務めないことを伝えろ』と話を正す。
ハッとして、うん、と頷く総長は、全体に向けて大声で『彼の剣を受ける相手は、本日ジェディ・バイラだ』と言い切った(※自分じゃないことアピール)。バイラ、沈む(※自分で言ったけど、自信ない)。
団員はわーわー盛り上がって、仲間が挑むことに応援する気満々。バイラは下がれない状態に追い込まれる(※今になって止めようと思う人)。
「よし。では行くぞ。バイラ、剣を抜け」
「はい。どうぞ宜しくお願いします」
昨日、ミレイオのマーシュライを受けて、熱を持った筋が腫れているバイラ。タンクラッドに促され、今日も大変そうだなぁと思いつつ、しゅっと剣を抜いた。
タンクラッドも背中に手を伸ばし、柄を握るとズズズと大剣を引きずり出す。間近で見るのが初めてのバイラ、激しく後悔。
何だ、あれ。何であんな、見るからに恐ろしい剣を持ってるんだ、この人は(※絶対曰く付きと決定)・・・・・
そう思うのはバイラだけではなく、周囲もわーわー騒いでいたのが、陽光を受けて金色に輝く大剣に静まり返る。
亜麻色の髪を後ろで結んだ、身長2m近い剣職人。煌く龍の鱗の、見慣れない長衣に身を包み、金色の大剣を突きの姿勢で構える。『来い。バイラ、本気で』にやっと笑う顔に、バイラはもう諦めた(※『俺は多分怪我をする』覚悟)。
思いっきり息を吸い込んで、バイラは自分の剣の柄を両手で握り締めると、剣職人の突きの脇に踏み込んだ。
ギィン、と耳を劈く、金属のぶつかる音が空気に弾ける。バイラの剣は金色の剣に弾き返され、鎖帷子の裾が切られる。ビックリするバイラ(※『俺は死ぬ』覚悟に変わる)。一瞬で鎖帷子が切られ、急いで真後ろに跳んで逃げた。
タンクラッドは振り上げた剣を翻し、長い足で、目一杯踏み込んだと同時に、バイラが構える一歩手前で、彼の剣を下から打ち払う。
バイラは衝撃と鈍い金属音に顔を歪める。自分の剣が一瞬歪んだのを見て、慌てて向きを変え、剣職人の戻す手に剣を突き出した。それはすぐに叩き返され、柄を握る手に痺れが走る。
踏み込まれた間合いに、バイラは余裕を求めて更に一歩下がるが、すぐに追い詰められる。剣で防ごうにも、防いだ剣を薙ぎ払われ、そのすぐ後に素早く刃が自分を襲うので、必死に体勢を整えるのが精一杯。
「どうした。警護団のバイラ。護衛のバイラに戻ってみろ」
「え?でも」
「じゃなきゃ死ぬぞ」
親方は笑って大剣を振るう。真横に飛んできた金色の刃に、目が眩むも一瞬、バイラは金色の光を突き刺す勢いで、自分の剣を渾身の力で突き立てた。『おお。良いじゃないか』タンクラッドは笑う。剣身を突いたはずの切っ先は、すぐに宙を突いたように沈む。
金色の剣が何本にも見える。その速度も尋常じゃなければ、その重さも半端じゃない。どうにか一度、止めてみたが、それも束の間。すぐに剣職人の金色の剣は生きているように襲ってくる。
バイラは初めて、こんなに強い男と戦っていると理解した。うっかりすると、鎖帷子が切られて散る中、どうにか見失わないように、彼の剣を捌くことに全力を尽くす時間。
「総長。バイラ、大変そうだよ」
「バイラの鎖帷子が。タンクラッドは手を抜かないですから、あれでは終わった頃には買い換えなければ(※フォラヴ目線⇒衣服は大事)」
部下にそれとなく突かれるドルドレン。意識しないように黙っていると、子供が側に来て『ねえ!バイラが可哀相だよ』と腕を掴まれガッツリ言われた。
「え~~~・・・・・ だって。俺は怪我してるのだ。昨日ミレイオで」
「でも、あれじゃバイラ可哀相だよ。タンクラッドおじさんの剣は大きいし、力も強いでしょ」
「でも俺だって、昨日ミレイオに」
「総長なんだから、頑張りなよ」
えええ~~~~~ 無情な部下の言葉に、嫌がるドルドレン。『足が腫れてるのだ。イーアンは、今日一日安静にしなさいって、俺に言ったのだ。俺は奥さんの言うことを守りたい』言い訳して、どうにか逃げたいのに、ザッカリアは許さない。
「イーアンなら助けてあげると思うよ。自分が怪我したって、イーアンはいつも戦って、皆を守ってくれたよ。総長は膝だけじゃないか!」
「ザッカリア、怒ってはいけない。そんな怖い顔をしたら、ギアッチが悲しむ」
「ギアッチだって同じこと言うよ。イーアンはいつだって、体中傷だらけでも、血まみれでも、立ち上がって剣を構えた。絶対に皆を守ってくれるんだ。
総長は旦那さんなんでしょ!こんな情けない旦那さんなんか、女龍の旦那さんじゃないよ」
ドルドレンはハートを貫かれる(※痛みの方)。情けない旦那・・・・・ 心臓を握り潰されそうになって、息切れする総長にフォラヴが背中を撫でてくれる。
「すまん・・・あまりにも衝撃で」
「そうだと思います。私も情けない」
えっ! 同情してくれたもんだと思ったら、妖精の騎士まで掠れた声(※喉枯れてる)でザッカリアに賛成。ハッとして顔を見ると、厳しさを湛えた空色の瞳が突き刺さる。
「フォ。フォラヴ、お前まで」
「ご覧なさい。バイラはタンクラッドを相手に、もう後がありません。鎖帷子も切られては意気込みも削がれるでしょう。あなたが助けに行かなくてどうするのです」
「でも、でも。俺は昨日ミレ」
「総長。私の両腕の武器はここでは使えません。私の剣は、タンクラッドの剣の前では小枝同然。私が助けようにも出来ない相手です。あなたしかいないでしょう」
澄んだ空色の瞳が、ドルドレンを追い込む。止めは『イーアンなら。例え武器も防具もない彼女の状態でも、絶対に助ける』と言われた。ドルドレン敗退。
大きく溜め息を付くと、ドルドレンは空を見上げる。そして、逞しい愛妻の背中を見て育った部下たち(?)の声に、何一つ言い返せない自分に覚悟を決めた。
「ザッカリア。剣を貸せ。お前の剣ならどうにかいけるだろう」
ザッカリアはにこーっと笑って、剣を抜き払う。
白い剣を受け取ったドルドレン。ふーっと前髪を吹き飛ばすと、『タンクラッド!俺が相手だ』と叫んだ(※ヤケ)。
ハッとするバイラ。さっと肩越しに振り向く剣職人。鳶色の瞳と目が合った時、彼はにやりと笑って『よく言った』そう呟いて、総長に体を向けた。
「行くぞ、ドルドレン」
「え!もう?」
叫ぶんじゃなかった、と後悔しても遅い。凄い勢いでタンクラッドが突っ込んできて、どんっと地面を蹴って跳び上がると、鱗の着物を翻し、金色の剣を真っ逆さまに向けてドルドレンを狙う。
「早い!切り替えが早過ぎる!」
大急ぎで、無事な方の足に体重をかけ、ドルドレンも跳躍で交わす。タンクラッドの剣は空振りするが、振り向いてにやーっと笑ったその顔に、ドルドレンは戦慄が走る。
凄まじい速度で、タンクラッドは着地と同時に土を蹴り、逃げた総長の真横に跳び付くと、重い一撃を打ち振るう。ドルドレンもすぐに、金色の光の線を捉えて剣で払った。
鋭い音が空気を切る。接近したタンクラッドは、容赦なく腕を振って大剣の雨を浴びせ、ドルドレンはそれを一つ残らず剣で受ける(※じゃないと切られる)。
「全然。違う。俺には相当、手加減してくれていたのか」
バイラは、ミレイオに引き続き、強烈な印象のタンクラッドとの手合わせにどうなるかと思ったが。目の前で戦う総長とタンクラッドの状態は、自分の時と全く違うことに軽くショック。
「俺は。まだまだ・・・もっと強くならなければ」
呟くバイラの横に並ぶ、他の団員たちは彼を見て『お前も凄かった』『バイラは勇敢だ』と口々に誉めた(←戦闘経験ない人たち)。
ドルドレンも片膝が痛みに悲鳴を上げる中。どうにか無事な方の足で軸を取って、タンクラッドの重い剣を払い、隙を見つけて切りかかる。ミレイオの盾よりは、動く線を見分けやすいので、まだ剣で助かったと思えた。
黒髪の騎士の攻撃を、ガチンガチン派手に叩き返すタンクラッドは『ほほう、片足でもなかなか』と笑う。
「さすが総長だけあるな。面白いぞ」
「勘弁してくれ。もう限界だ」
「お前と手合わせはしないからな。あの魔法使いの時くらいか・・・あれは嫌だが。
手合わせ程度なら。こんな機会は楽しまないと」
ドルドレンの剣が踏み込んで、タンクラッドの袂を切りつける。『おっと』タンクラッドが腕を引いた一瞬、灰色の瞳が光る。すぐに剣を翻し、ズバンッとタンクラッドの脇に当てた。
目を見開いた剣職人も、咄嗟に金色の剣を差込み、かろうじて脇腹を守る。ドルドレンは、ギィンと鳴り響いた音に遮りを察して、さっと後ろへ跳んだ。
「面白いな、ドルドレン。大したもんだ。俺を相手に体を切ろうとは」
「切れるわけないのだ。寸止めで一つ貰ったぞ」
片足に体重を乗せたドルドレン。とん、とん、とその場で片足だけで跳び、『もう少しやるか』と訊ねた。タンクラッドはじっと彼を見て、首を振って少し笑った。
「いや。充分だ。この寸止めの礼は、違う形で返してやろう」
親方の答えで、ドルドレンは両足で立つ。親方も剣を仕舞った。『お前は強い』微笑む剣職人に、ドルドレンは剣を下ろして笑った。
ドルドレンは最後まで言えなかったが―― 魔物製品の剣を使って演習だった予定は、今回関係なかった。
でも誰も気にしていないみたいだし、タンクラッドも気が付いていないから、これはこれでと胸の内に収めた。自分もそれどころではなかったし(※ザッカリアに借りた剣は魔物製だけど、どなたにも紹介していない)。
模範演習は、昨日よりも長く、バイラ対剣職人、総長対剣職人の時間は合計40分。
バイラが終了に気が付いて、さっと手を挙げると、一斉に拍手が起こり、中庭の模範演習は終了した。
この後、疲労した体に鞭打って、ドルドレンもタンクラッドもバイラも、昨日同様、班ごとに分かれた団員たちに昼まで教えた。
お読み頂き有難うございます。




