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魔物資源活用機構  作者: Ichen
変化の風
692/2952

692. 奇跡の一日の報告

 

「イーアンが俺の子供を、奇跡を呼んだ」


 ビルガメスは家に入ってから、後から続く5人にそう言った。笑顔は誇り高く、穏やかで、自信に溢れていた。それに頷くルガルバンダが、息子の背中に手を添え、彼に微笑みながら続ける。


「イーアンを通して。ズィーリーの奇跡が起きた。それはファドゥ。こんなこと、イヌァエル・テレンではなかった」



 これを聞いている主格の当人・イーアンは。『自分が』ではなく、自分を『()()()』の表現が近い気がした。これは、精霊が起こしたかった出来事であり、また彼らファドゥや男龍の願いを聞き届けた形に、自分が加わっている気がした。


 自分の力は、それは勿論、それなりのものを受け取っているのだろうが、しかし別に『自分()が何々をどうした』と言うのも、それは少し違うように思う。

 種が、実を付ける木に育つには、豊かな土が必要であり、成長を潤す水が必要であり、体を強くする光が必要である、それと同じだろう。イーアンもまた、そのうちのどれかだった、と自分の立場を解釈する。


 誰でも、ではない。どこでも、でもない。無論、いつでも、とは行かないだろう。それは覚えておかないといけない、自粛の部分。そう感じるので、彼らの思いが募る様子を見つめながら、水を差さないように、自身の見解は伝えたかった。



 暫くイーアンは黙っていたが、思っていたよりも展開は変わる。彼らの話を聞いていると、イーアンが最初に予想していた流れとは異なると知った。


 この辺りは、さすがな男龍と言うべきか。『この前の話し合い』と度々、会話に上がる王城の一件を、ファドゥを除く全員が踏まえて、今回の奇跡的な一部始終について、今後を検討していた。気性が奔放、感情が自由で激しいだけの性質なら、こうはならないだろう(←誰とは言わない、龍の民)。


 ファドゥは、王城の件をこの時初めて知ったので、話始めこそ、表情が鋭くなったものの、男龍の理解まで聞き終わると、すんなり受け入れた。これはファドゥの性格の、成せる業のように思える部分。



 そして、イヌァエル・テレン史上の奇跡、と喜んでいるにも関わらず。人間の展開であれば、このままイーアンを居させそうなところが、彼らはあっさり、約束どおり家に帰してくれた。


 ただ、次にまた迎えに行くその時は、近いか遅いか、分からないと言われ、イーアンはそれを了承した。


 今日は帰れるのだから、と思えば。旅の準備もあるが、彼らの変化もまた、無視出来ない大切なことなので、それは調整して両立を可能にしたかった。イーアンの心境にも、少しずつ、龍族としての自分の位置が作られ始めていた。



 ビルガメスは、送ると言った。ミンティンを呼び、イーアンを腕に乗せると、5人を振り向いて『送ってくる』と笑顔で挨拶した。その目が銀色のファドゥの目と合った時、ビルガメスはニコッと笑って『行くか?』と訊いた。ファドゥは、はじけんばかりの笑顔に変わり、力強く頷く。


「イーアン。ファドゥも一緒だ」


 優しいビルガメスがイーアンに伝え、イーアンも微笑んで腕を伸ばす。ファドゥはその手を取って、そっと握り『初めて向かうよ。心配もある』と本音を囁いて、少し笑った。


「帰りはアオファがいます。一緒に上がれば、体は楽でしょう」


 イーアンに励まされ、ファドゥはその手を握ったまま、嬉しそうに頷く。そして、男龍2人と青い龍と女龍は、中間の地へ飛んだ。



 *****



 素敵な一日を過ごした総長ドルドレン。ずっとニコニコしているので、執務の騎士にも『今日、早く上がって良い』と追い払われた。誰に気持ち悪がられても、めげない。だって、幸せなんだもの。


 だから夕方は、4時にはおうちに帰れた(※支部の塀越えて1分)。まだまだ明るい夕方の空。雨も止んで、雨上がりの匂いが風に乗って運ばれる。水の匂い、草の匂い、しっとりした空気。柔らかな春の風に、黒髪をなびかせ、濡れた草を踏みながら、おうちの外を回って、風呂場の炉に火を熾し、まずはお風呂の用意をする。


 ドルドレンも鼻歌三昧だった今日。ビルガメスの威厳ある格好良さを思っては、『俺はちょっと浮気者かもしれない』と心配する(※相手=タムズ)。


 浮気っぽさ(こんな部分)がダヴァート一族なのか、と思うと、眉を寄せて不愉快になるが、しかし相手は男龍。『この部分は違うのだ』全ーく違う。首を振り振り、自分は別っ!と、大声で言い切る。


「女じゃないのだ。女性はイーアンだけだ。俺は男龍が好きなのだから、これは良いこと(?)」


 うんうん、頷きながら、火が落ち着いたくらいで家に入り、ドルドレンは風呂を洗って、家の中を箒で掃いて掃除し、ベッドを整えてから、台所へ行って夕食準備(※本当に良い旦那)。



 今日は何にしようかな~と、鼻歌交じりに材料を見て、昨日は肉尽くしだったし、今日は詰め物にするかと野菜を引っ張り出す。イーアンは馬車の料理が好き。イーアンが買っておいた、マブスパールの保存食材を使って、ドルドレンは料理を始めた。


 フンフン歌いながら、鍋に並べた詰め物に蓋を閉め、蒸し焼きにしていると。窓の外の空気が少し変わった。風が気持ち良いので、窓を開けておいたのが良かった。


「イーアンかもしれない。早く帰ってきた」


 明るいうちに戻って来れて良かった、と喜んで、ドルドレンは火を調整し、手を拭いていそいそとお出迎え。おうちの外へ出て、空のどこから来るのか見回すと、すぐに輝く部分が現れた。


 手を振って『イーアン、お帰り』を繰り返す(※可愛い旦那)。せっせと両手を振って、呼ぶと。やって来たミンティンと、やたら明るい光を見て思う。これは恐らく、男龍付きかなと思っていたら大当たり。


「ドルドレン。ただいま戻りました。今日はいろんなことがありましたよ」


 愛妻(※未婚)の声がして、見上げている側からビルガメスが降りてきた。

 嬉しいビルガメス付き! やった~と喜んでいたドルドレンの目に、もう一人の男龍が光に包まれて降りてくるのが映る。『タムズ?』広がった翼を見て呟いたすぐ、ビルガメスとイーアンはちょっと笑って、一緒に見上げた。


「誰・・・誰だ」


 白い光を放ちながら、ゆったり降りてきた男龍は、タムズと同じくらいの大きさの銀色の翼を広げ、美しい銀色の、真っ直ぐな長い髪を揺らし、長く優雅な2本の白い角を煌かせながら降りてきた。

 その顔は涼しげで、穏やか。頬に涙の線のように金色の模様が入っている、銀色の体に、ドルドレンはハッとする。


「彼は。まさか、あれ?ファドゥは確か龍の子だから」


「君が。ドルドレン。私はファドゥ。ズィーリーの子、ルガルバンダの子。今日、男龍に成ったのだ」


 ドルドレンの言葉に、少し嬉しそうに微笑んだ男龍は、その目の前に降り立つ。見上げるドルドレンは、他の男龍よりも柔らかな微笑の、美しい銀色の男龍に、見開いた目を瞬きするのも忘れる。


「あなたがファドゥ。イーアンがよく話していた、銀色のファドゥ・・・何て美しいのだろう」


 ぽかんとして呟いたドルドレンの言葉に、ファドゥはちょっと笑って、イーアンとビルガメスを見た。彼らも笑って頷く。銀色の彼は、自分を見つめる黒髪の騎士に顔を近づけ『イーアンの伴侶。いつも彼女と一緒にいて羨ましいな。だが、私もこれからは中間の地(ここ)に通うから、私も宜しく頼むよ』と囁いた。


 そしてドルドレンの頬を少し撫でて、ニコッと笑った。ドルドレンは倒れそう。素敵過ぎるよ、誰も彼も。


 ファドゥは、後ろにある小さな可愛い家を見て『あれが君たちの家』と呟く。ドルドレンは意識を戻して頷き『タムズが建ててくれた』と笑顔で紹介。良かったら上がって、と言いたいくらい。


「この先。旅にも私は関わりたい。タムズのように、皆の生活も知ろうと思う。また来るからね」


 ファドゥの返事は挨拶を兼ねて、銀色の男龍は微笑みながら、ミンティンの側へ浮かんだ。

 続けてビルガメスがイーアンを下ろし『また迎えに来る』と伝えると、二人の男龍はミンティンとアオファを連れて、あっさり戻って行った。



 イーアンとドルドレンは、彼らを見送った後、家に入る。ドルドレンの甲斐甲斐しい家事に感謝をするイーアンは、本当に優しい伴侶に心からの気持ちを籠めてちゅーーーっとして、ぎゅーーーっと抱き締めた。


 嬉しいドルドレンも愛妻に同じようにしてから『楽しんでやってるから、気にすることはないのだ』と答え、またイーアンにちゅーしてもらった。


 一緒にお風呂に入って、ドルドレンがいちゃっとしかけた所で『上がりますよ』と(※明るいうちはダメ)さっくり切られ、健全に風呂を上がった二人は、夕食にする。

 まだ早い時間で、6時丁度くらい。煮込んだ詰め物と、ベルに分けてもらった穀物粒で、素敵に美味しい馬車の料理を堪能しながら、イーアンは今日、イヌァエル・テレンでの出来事を話した。


 話を聞いているだけのドルドレンも、口は挟まないものの、驚きで忙しく表情が変わっていた。全部を話し終えて、ようやく質問タイム。

『卵って。3ヶ月だっただろう。目安が』まずはここから。イーアンも、それは驚き・桃の木・山椒の木。そう言うと、『何それ』と訊ねられて脱線し、とりあえず魂消(たまげ)たと伝え直す。


「異例どころか。その赤ん坊は大丈夫なのか。未熟児とか、急ぎ過ぎて体が弱いとか」


「そういうのはまだ分からなくて。ビルガメスはぜーんぜん、そんなこと頓着せず、です。毎日卵生む、と言い始めたから、まずこの子を見てあげてほしい、と言っておきました。赤ちゃん龍は、強い前提なのでしょう」


「でももし。その子が早く生まれ過ぎて、万が一のことがあれば。天国から地獄の苦しみだ」


 イーアンもそれは懸念であると答える。伴侶の感覚が普通だと思うが、龍の赤ちゃんが死亡や病気がちとした話が上がらないのも、もしかすると、人間の体と全く違うからかもしれない。それを話すと、ドルドレンは、眉根を寄せたままではあるものの頷く。


「そうか。そういうことも、ある・・・かな。気体から生まれる命だしね」


 ビルガメ・ベイベが、無事にすくすく大きくなるように祈る二人。それが一番だと話し合う。ビルガメ・ベイベもそうだけれど、他の赤ちゃんたちも同じで、話を聞けた限りでは、3ヶ月経っていない卵は沢山あったよう。


「皆。折角、生まれてきたのだ。元気に大きくなってほしい」


 ドルドレンはそれだけが大事、と繰り返した。イーアンも同意。それから赤ちゃん部屋の出来事を、詳しく解説した。ファドゥが、数百年越しの願いを叶えた男龍になった瞬間。あれは、すぐには信じられなかった、と愛妻は思い出しながら、まざまざ驚きを口にする。



「もうね。そこまで行くと。よくイーアンが帰ってこれたな、と思う。いや、俺は返して欲しいけれど。彼らが、すんなり送ってくれたことも脱帽だ」


「私も意外でした。だけど、王城の一件の話題も少し出ていたので、あの流れを、今後の大事な基部に入れたのは、分かりました。だから私を今日、家に戻す方向で動いてくれたのだと思います」


「すごい。本当に、その判断がすごいと思う。全員それ。ファドゥも男龍に成り立てで、そこに同意する。感覚が変わるくらいの、意識の革命だろうに。大したものだ、男龍は。これもまた『一つの変換の兆し』と、大きく捉えたわけか」


 話を聞いていたら、そう感じたとイーアンが答えると、ドルドレンは目を瞑って首を振り『さすがである。とてもそこまで、すぐには。いやはや、さすが』うんうん、惚れ直したと呟きつつ、『惚れっ放しだけれどね』を続け、料理を食べる。笑うイーアンに、ドルドレンも笑いながら『だって、カッコイイのだ』と恥ずかしそうに呟く。



 イーアンは、卵部屋では縫い物も進んだことを話し、歌もたくさん歌えて嬉しかったことも話した。ドルドレンは、眠る前にその歌を聴かせてと、頼んでおいた。


 そして、ドルドレンの一日は、仕事こそ面倒臭いものの、職人たちはお休みで、ミレイオも来なかったし、静かであったことを伝えた。『彼らは明日来るかも』雨も上がったしと。

 二人は口に出さなかったが、ミレイオが少し気掛かりだった。でも、明日は会えるよう、心の中で願うだけに留める。


 この後、話を続け、寝るまでタラタラと過ごしてから、ドルドレンにやらしい動きが見えたところで、イーアンが歌うと、思ったとおり伴侶はすぐ寝た(※疲れている時は寝かせるに限る)。イーアンもそそくさ就寝に入り、この夜、二人は健全にぐっすり眠った。



 *****



 イヌァエル・テレンの夜。ファドゥは自分の部屋を離れ、男龍の住む地域に移動した。ズィーリーの像だけは運び、新しく作られた自分の神殿に置く。ベッドも新しく。


 窓も何もない、柱の立ち並ぶ向こうの空を見つめ、腰掛けたベッドから立つと、彼は柱の側へ行って白い月を見つめた。空は紺碧に揺らぎ、温かい風は月光に煌く、ファドゥの銀色の髪を揺らす。



「フラカラには。可哀相なことだったのかな」


 ポツリと呟く、龍の子・フラカラの名前。自分がルガルバンダと一緒に、これまでの住まいに戻った時。


 あの建物にいた龍の子全員に、ルガルバンダはファドゥの奇跡を告げた。胸を張って『自分の息子を男龍として連れて行くことに、喜んでくれ』と。


 龍の子たちは、銀色のファドゥに目を丸くして見入っていたが、昨日まで普通に話せていた空気は消え、畏怖の眼差しを向ける彼らと自分に、隔たりのような距離を感じた。

 中には、喜んでくれた友もいた。積年の思いを知っている友は、薄っすらと涙を浮かべ、我が事のように『素晴らしいよ。ファドゥの叶えた姿は』と言ってくれた。ファドゥはその言葉にお礼を言った。


 しかし。フラカラはただ、目の前で立ち尽くして、困惑した表情のまま、自分を見ていた。ファドゥの目の前に立っていたのに、彼女は何も言わず、少しだけ開いた唇が動くことはなく、その瞳は、頂点の存在に変わった男龍を、最後まで見つめるだけだった。


「彼女は。あんなに龍に成りたがっていたのに。私だけがなってしまったことに、苦しい気持ちを抱えたかも知れない」



 イーアンの歌が、龍に成れるか、と言えば。そんなことではないと、ファドゥは理解していた。確かにイーアンの歌う声は、卵にも子供たちにも、良い影響を促すらしいが、種族を超える存在への架け橋方法ではない。


「イーアンの歌。母の歌。歌、という想いだとイーアンは話していた。それは、耳にすれば、誰もが変化するわけではないだろう。私には母の与えた歌の記憶があったから。フラカラにまで起こるとは思えない」


 自分だって。まさか男龍に成るなんて思いもしなかった。成りたいと常に思い続けたが、それが無理だといつでも諦めている部分はあった。『でも。私は今。男龍に変わった』自分の厚い胸の筋肉に、そっと手を添えて、その逞しい胸の内側にある鼓動を感じる。


 子供部屋で、歌うイーアンの龍気に呼応し始めた、自分の中の秘めた龍気。呼応が何かも分かっていなかったのに、どんどん増えていく龍気に驚いた。


「これが呼応。イーアンが、男龍たちが、龍の民も。彼らが使う、自分と龍の間の力」


 相手の龍気を受け入れて、また返して、それが交じり合いながら、撥ね戻るごとに振動が大きくなる。共鳴が起こり、お互いの力を呼び覚まし、さらに増え続けて止まることのない龍気を増幅する。


「そして私は、この体に変わった。私の中に、恐らくずっと眠ったままだったのだろう」


 フラカラのことを思うと、胸が少し痛む。気の毒に感じるフラカラ。力強い龍気を持つのに、しっかりした龍の状態も得ているのに。龍の子でしかない彼女。『私もそうだったから。彼女といつも、思いを共有出来た』それを考えると、溜め息が漏れた。



 でも。自分はもう。この体を手放すことはない。手放せと言われても嫌だ。


 フラカラの願いや憧れ、思いの強さを見続けたけれど、だからと言って、自分が龍の子に戻りたいか・彼女の側にまた暮らせるほどかと問われたら『無理だ。私は、私の生きる道がある』ファドゥは金色の瞳を光らせ、はっきりと意志を口にした。


「私は、イヌァエル・テレン3度目の危機に立ち向かう、男龍のファドゥ。母ズィーリーに名付けられた『永遠』の名の元に、この力強い存在を受け取った。私はこの運命に感謝して、全ての力を振り絞ろう」


 白い月を見つめた、銀色のファドゥの宣言。


 頬に縦に光る金の線は、彼が長い長い歳月に何度もこぼした、男龍の存在への涙の跡。今、その涙の線は、精霊と母の愛によって、金色の模様に変わった。優雅に捻れた白い角は、父ルガルバンダの角の形と、『イーアン。あなたの白い角』微笑むファドゥは自分の角を撫でた。


「やっと。やっと側に行ける。イーアン、私はあなたの為に動く。母を助けられなかった分、あなたを助ける。精霊が私に与えてくれた機会を、私は喜んで使おう(※超ママっ子)」

お読み頂き有難うございます。

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