636. ドルドレンの一日
翌日。工房は早くから暖炉に火が入り、イーアンは閉じ籠る。
ドルドレンは、前日の夜に予定を聞いていたので、朝方、イーアンが自分にキスをして、そっと部屋を出るのを知っても大人しくしていた。
「イーアンは今日から皆の衣服を作る。俺だけならまだしも。こぞって頼むもんだから、イーアンは一人、大変なのだ。手伝いたいが、縫い物は難しいし、失敗したら貴重な龍の皮が勿体ない。俺に出来るのは、見守るくらい」
仕方ない、とベッドの中で頷いて、ドルドレンは寝直すことにする。
昨日。愛妻(※未婚)は夕方まで作業していた。執務室で業務に追われる自分は、オーリンのことを考えていて、やはり手を打った方が良いと思い、工房へ行き、愛妻に彼と話をするように言った。
ビルガメスは配慮も思慮もあると知っているが、龍の民にはどうかと思えば、言い方や内容をイーアンに聞いた分には、オーリンにも厳しく言いそうな懸念があった。男龍に注意されれば、オーリンはきっと怯む。それが旅の手伝い役に響いては、オーリンに気の毒に思えた。
『だって。彼は悪くないのだ。彼の種族が、男龍と相容れないだけの話で』イーアンの友達になったのは、龍になる前である。彼自身、自分が誰なのか知らない時に、普通に職人繋がりで仲良くなった。
そして愛妻も俺の提案に同意し、東へ向かい、彼と話をして・・・・・ 『なかなか帰ってこないと思ったら』土産に腸詰を持って帰ってきた。既に焼いてあったので、あっちで散々食ってきたのだと理解した。
お腹をさすって満足そうな愛妻に、一応『夕食はどうするか』と訊ねたら、『ちょっと食べる』と言うので、一緒に夕食を食べた。
そして報告を訊くと、お互いの気まずさは解消したようだし、オーリンでさえも、空の龍の民には戸惑う話も聞いた。それで理解を固めた部分。『龍の民=軽い』これで合ってる気がする。
「だからなのだ。ビルガメスがイーアンに、違いを口酸っぱく伝えるのは。最初は俺たち全員、龍に近づけば近づくほど、気質が人間離れして、感情の変動が激しくなると思っていたが。実は逆だったのだ。
龍の民が一番、感情の変動が激しく、一番軽いのだ。
男龍や、ファドゥたち龍の子も、感情に素直だが、心の深さが違う。感情の波の下に、深淵の広がりが大きくなるのが、本当に龍に近い存在のような気がする。
・・・・・オーリンにはすまないが。龍の民は、深く考えないのだろう。その時の気持ちで、全てが済む。龍の子は聡く、深い洞察を持つが、それよりもさらに、世々の悟りを持つのが、男龍、即ち頂点に君臨する龍族なのだ。確かに・・・それで、龍の民と一緒にされては、敵わんだろうな」
備えた力も見た目も最強(※全裸ムキムキイケメン角付き)。心の深さも、精神的な成長もずば抜けて、その立ち位置に、自覚と誇りを叩き込まれた男龍たち。
「それが。明日は明日の風が吹く~と、毎日歌って踊る輩と、同種と思われたくない。俺なら嫌だ」
イーアンはビルガメスに、魔物を食べたことで叱られたとぼやいていたが、『叱ってくれて、何よりなのだ』ビルガメスには感謝しかないと、布団を被ってドルドレンは呟く。
「これからイーアンには、厳しい修行の道が立ちはだかっている。うっかり女龍なもんだから、男龍の威厳を崩しかねない習性は、叩き直されるだろう(←By重鎮)。何でも食べてしまう癖を、別方面から止めてくれる誰かがいるのは有難い」
自分が止め続けたら、いつか機嫌を損ねそうなので、ここは、愛妻にびしっと言うことを聞かせる、ビルガメスに任せようと思う(※信頼100%)。
「イーアンはビルガメスに弱い。イケメン過ぎて、直視すると俺が凹むが。しかしイーアンは、おじいちゃんのように慕っているし、ビルガメスも、イーアンの可愛がり方は孫のようにも思える。
彼が教えている時は、老師のようだ。イケメンで若々しいけど。うむ。アレも出しっぱなしだし。改めて思うと、イーアンの気にしなさ加減もまた、卓越していると今更だが驚くな。全く気にもしない。
ある意味、男の側としては空しいのではないか(※男龍は気にしない)。俺がイチモツを無視されていたら、傷つくかも知れん。双方の意識の高さが、あの関係を築き上げられる気もしてくる。よく考えると、小さな人間の営みなどすっ飛ばしている感がある。凄いことである。
しかし『生涯全裸・ムキムキ・イケメンおじいちゃん』は、なかなか身内に持てないから、イーアンは恵まれているのだ。それも、彼は賢く、徳がある。俺のジジイとは大違いだ」
比べたことに、すぐ謝罪し(※『天と地の差なのに、ごめんなさい』)ドルドレンは、昨日の話を続々思い出す。目も冴えてきたので、起きてゆっくり着替えることにした。
「ロデュフォルデン。目下のところ、そこを目指す」
魔物の王を退治する旅だが、その後に続く卵たちのお世話も重要。『イーアンは、卵も赤ちゃんも可愛いと話していた』ファドゥの卵から孵った赤ちゃんで、龍で生まれた姿に驚いて感動した様子。
「ファドゥには複雑らしいが、彼の心境を思えば。イーアンも言っていたが、彼らは女龍を求めているだけで、イーアンその人に用事はないのだ。イヤな言い方をしてしまうと、そういうことだろうな」
そっちの方が業務的で受け入れやすい、と愛妻は話していた。自分も、それならまぁと思える。
単に、その能力を求めている。龍の子はそれが目当てらしいから、『イーアンに、好き好き言わないと分かっていれば、別に構わん』あとは、イーアンが疲れなければね、とドルドレンは頷く。
階下に下りて広間へ行き、ドルドレンは一人で朝食。イーアンは朝食をどうするのかな、と思い、食堂から厨房を覗くと、総長に気がついたヘイズが近寄ってきて『イーアンはブレズ齧っています』と笑った。
「朝早く来て。多分、食べるのを忘れるからって。ブレズを一つ持って行きました」
教えてくれたヘイズに礼を言い、ドルドレンは一人朝食を食べる。イーアンにも食事を摂らせたいが、作業を終えるまで、そっとしておこうと決めている。恐らく、ブレズも食べていないだろう。
『腸詰。昨日どれくらい食べたか知らないが、どさっと食べさせてもらったはず。体力なのだ』大丈夫、と呟きながら、総長は食事を続ける。
トゥートリクスが来て、一緒に朝食を食べ、マスクの感想を教えてくれた。マスクが格好良いので、他の騎士も欲しがっていると知る。
『総長もありますよね。フォラヴたちも』旅の仲間とは知らない、気の好い若い騎士の笑顔に、総長も微笑んで頷いた。彼も連れて行けたらな、と思う自分がいる。
いつか。もうすぐか。彼らと別れる日が来る。その準備を日々、抜け目なく進める愛妻がいて、いつ旅立っても良いよう、鍛練するフォラヴたちがいる。
朝食を終えて、トゥートリクスに挨拶して離れる。工房へ行って、そっと様子を見ると、思ったとおり、傍らにブレズが丸のまま置かれて、愛妻は縫い物をしていた。
気がつかせると可哀相なので、ドルドレンは音を立てないように扉を閉めて、執務室へ行った。今日もきりきりと締め上げられ、執務の騎士に、あれやれ、これやれと捌かれつつ、総長は仏頂面で仕事をする。
なぜかドルドレンは、一昨日のお宝の話がちょくちょく過ぎり、度々手元を間違える(※=怒られる)。発破をかける執務の騎士に、うんざりする仕事中、ハッと『宝の浪漫』が自分を駆り立てていると気づいた。
そうか。俺は。こいつらに部屋に閉じ込められて(※仕事だから)書類の山に埋もれる日々に(※進まないから)もう飽き飽きなのだ。かといって、出かける遠征は、緊張が付きもので気楽にも行けない。あれは、気を引き締めて挑む仕事。
浪漫。イーアンが齎した、大いなる浪漫。俺は自由の翼と、途方もない古代の謎を解く浪漫へ、心が躍り、もう出かけたいのだ!
『浪漫』呟いた切なそうな総長に、冷たい視線を投げるぽっちゃりさん。『何言ってるんですか。仕事関係ないこと考えないで、早く文書を書いて下さい』早くしろ、と空封筒を投げられた。
「中身待ちなんですよ。総長がぼけっとしてると、僕らの仕事も進まないんだから」
灰色の瞳で睨みつけても、これほど効果のない相手も珍しい。執務の騎士は上司のように、常に振舞う。睨んだ所で『そんな目つきに何の意味がある(※睨んでも仕事は減らない、の意味)』と怒られるだけ。
「見るのは書類。僕らを見て、文字書けますか」
書けないだろう、馬鹿め、というように吐き捨てられ、悔しいドルドレンは歯軋りしながら、午前の仕事を片付けた(※執務の騎士は、喋りながら筆記可能)。
昼になり、ドルドレンは昼食。工房へ一応向かい、中を見ると『朝と変わっていない』イーアンはせっせと縫い続ける。そっと扉を閉め、また一人で食事に行く。
やはりトゥートリクスが来て、今度ロゼールのお皿ちゃんに乗せてもらう、と話していた。
『お皿ちゃん、もっとあれば良いですよね!ロゼールみたいに乗れる人は少ないかも・・・あ、すみません』落とされた総長の表情の変化に気がついて、緑色の大きな目をきょろっと逸らす。
咳払いしたドルドレンは、『あれはそう幾つもないのだ。イーアンが言うには、大変貴重なもので、古代の産物だからな』そう答えて、少しの沈黙の間に食事を進める。
うーん。唸る若い騎士。『あのう』おずおず、聞きたかったことを総長に訊ねる。『何だ』ちらっと視線を向けると、トゥートリクスはじーっと総長を見つめる。ちょっと恥ずかしくなり、もう一度、用を訊く。
「総長のお祖父さんに会った、ってロゼールが話していましたけど、マブスパールですよね?」
「ああ・・・・・ その話題。俺は頭が痛い。ロゼールの無事を祈る」
「この前、南にある鎧工房へ向かった時、また、総長そっくりな男の人が、町にいたらしいです。お昼を買いに行ったら、後姿が総長みたいで、驚いて回りこんで顔を見たら、凄く似ていたって」
何?ドルドレンは眉を寄せる。若い騎士は総長の顔が怖くなったので、ちょっと止まる。
「で。でも。家族だろうからと思ったロゼールは、すぐに帰ったらしくて」
「ロゼールはいるか」
トゥートリクスは、もしかして自分は友達に悪いことをしたのか、と心配したが、総長がロゼールを呼ぶので、探しに行って連れて戻った。食堂で、厨房担当の週明け引継ぎをしていたようで、ロゼールはすぐにやって来た。
「はい。何かありましたか?」
食事中の総長に呼ばれ、食事に不備かなと思ったロゼールが皿を見る。総長の用事は『俺に似た男について』だった。ロゼールは横の席に座り、自分が彼と遭遇した状況と、彼の風体・様子をざっくり教えた。
「ふむ。それは、そうか。そいつは一人だったか」
「そうですね。他にその人の連れはいなかったです」
「何か喋ったか?お前と」
「いいえ。俺は目が合ってすぐ、人混みに入ったから。呼ばれても聞こえなかったと思うし。彼はお兄さんですか」
「親父だ」
ビックリする二人。トゥートリクスもロゼールも、総長を見て『お祖父さんもお父さんも、そっくりなんですね』と呟いた。『前、新年に来ましたよね。姿は見てないけど、門番が、総長と間違えたって話してて』トゥートリクスの言葉に、総長は嫌そうに頷く。
「そうか。ロゼール。気をつけろ。あいつは鬼畜だ。そしてジジイも危険だ。親父は馬車で動くから、南で見かけたということは、これから南を離れて東へ向かうはずだ。話しかけるなよ」
そう言って総長は立ち上がり、二人に短く挨拶して食器を下げた。自分の身内を『鬼畜危険』と言い切った総長の背中を見送り、ロゼールは、お尻には触られないように気をつけようと、改めて意識した。
それに。お父さんまで若い。お祖父さんも若いなと思っていたけど、まさかあれがお父さんだとは。お兄さんくらいの年にしか見えなかった。
それをトゥートリクスに話すと、彼も驚いていて『総長は謎が多い』と頷いた。そして心配そうに友達を見て『攫われないように気をつけて』と注意した。
執務室で、ドルドレンは馬車の行方を考えた。ロゼールはデナハ・バスで親父を見た。ということは、あの辺りに停留している。
思わぬところから情報が入ったので、探す手間が省けた。上から龍で、馬車の順路を調べようと思っていた矢先・・・『次は馬車だな』昼休み中の執務室に低い音が落ちる。
イーアンは旅の資金を用立ててくれた。次は俺の番だ。
「それにしても。俺が騎士修道会に入ってから、こんなに馬車の家族と近づくこともなかった。他の支部に出向いた時は、偶に親父を見かけたような話はされたが、それも少なかった。
馬車の道順に、街道を通る変更が増えたのかな。ジジイの代の時は、そうでもなかった気がするけれど」
自分の机に地図を広げ、年始に馬車が移動した北から、現時点の停留地を点で打つ。覚えている限りでの、馬車の道を辿りながら、ドルドレンは日数と停留地に使えそうな場所の目星を付けた。
「となると。デナハ・バスに寄ったのが、この数日だから。この付近で停留しているか、出発しても、次は東寄りのサスバン・ブラ。馬車の道、ハリュフェリャー沿いだ。
それに暫くは。この近辺から動けはしまい。事態が事態だけに、早々あっさり諦めるとは思えん」
地図にトンとペンを立て、そこをくるっと丸く囲んだ。ロゼールの話を直に確認したいため、一人見てこようかとも思ったが、『タンクラッドたちに叱られかねない』迂闊に見に行って、何かあっては、中年組に怒られる可能性がある(※怖い)。
「これはまた、彼らと相談して一緒に行くか」
もし本当なら。ロゼールの情報どおりなら。『さて。どうするかな。下手に飛び込むと身包みはがされる。イーアンを身包みはいだら殺してやるが、そんな物騒なことは冗談でもナシで。親父の状況、利用出来ないものかな』ドルドレンは顎に手を当てて少し考え、一つ思いついた。それはイーアンに相談して、意見を聞こうと決めた。
それから、執務の騎士たちが戻ってくる前に、ドルドレンは執務室奥の書庫へ入った。棚と棚の合間を歩きながら、目当ての項目が並ぶ場所に立ち、背表紙に手を当てて端から題目を探す。『あった』これか、と呟いて一冊手に取る。
「これだな。あの民話」
この辺りじゃなかったかと、ページを捲りながら、治癒場の話を見つけた。ティヤー辺りの、天で癒された男の話。『もう少し。イーアンと一緒に、この話を読んでみるか』また別の見方が出来る気がして、ドルドレンは本を持ち、仕事に戻った。
夕方まで、今日もみっちり、執務の仕事に詰められて疲労したドルドレン。休憩をしたいと言うと、『イーアンは作業してます。休憩する場所ないでしょう』と切り捨てられた。
鬼のような奴らめとぼやき、総長は残りの仕事を、嫌々片付けに入る。執務の騎士たちは、午後に来た報告書を分けながら、3人でぶつぶつ言っている。よく聞いていると『魔物が出ないまま』専ら話題は、それだった。
「でもさ。魔物が突然出なくなると、それはそれでおかしい、って思う自分がいるよ」
「出るのが普通になっちゃったからね。何かあるのかと思うと、もっと怖いことを想像するね」
「どうして、ハイザンジェルだけだったんだろう。いつもそれは思ってた。結局、真相は分からないけど」
彼らのヒソヒソ話は、総長の耳にも届く。こいつらは騎士にしても、屋内しか知らない。だから、一般の民に近い感覚で、話している気がする。
民間でも、こうした噂が広がり始めているのだろうか。気を抜かないようにするだけだが、これでもし、本当に出ないとなれば。次は別の国――
毎日こうして、通常の業務をこなしている日々だが。自分だけ、準備を進めていないような気がしてくる、ドルドレン。
愛妻が頑張ってくれているから、自分が椅子に座っている間に物事が、早送りのように動いているが。自分の準備。それは何だろうと改めて思った。
自分は勇者なんだよなぁと思いつつ、勇者って何するんだろう。の、疑問が付きまとう。戦う時には率先して頑張るだけ。後、魔物の王を退治する時も、自分がやらないといけないだろうから、最後は頑張るのか。
でも。出発前は何すれば良いのやら。馬車の内装や販売品は、職人軍団にあれこれお任せで、空と龍は愛妻に任せて(※愛妻も職人軍団の一人だけど)、俺やシャンガマックたちは何をするんだろうと、改めて、首を捻る。
ふと、鍛練した方が良い気がしてきた。部下は日々、演習で鍛練している・・・俺はここで座って業務。最近、座り過ぎて尻が痛い。椅子を変えようか、座布団を愛妻に作ってもらうか、と悩んでいるくらい、動いていない気がする。
ドルドレンは気がついた。自分だけ、全く動いていなかったことを。
大きな溜め息を吐き出し、執務の騎士にジロッと見られて、書類の残りをせっせと済ませにかかった。こんなことしている場合ではなかったと、ようやく気がついてしまった自分に悲しくなった。
そして頑張って業務を終わらせ、早く執務室を出た。もう演習は終わっている。工房へ行って、そーっと扉を開けると、愛妻はまだ縫っている。邪魔するわけに行かないな、と思いつつ。
「イーアン」
小さく声をかけると、さっと顔を上げた愛妻がニコッと笑った。『ドルドレン』立ち上がって両腕を広げるイーアンに、ドルドレンは急いで寄って、ぎゅっと抱き締めた。
「ここにいても良いだろうか」
勿論ですと、笑顔で頷いたイーアンは、すぐにお湯を沸かしにかかった。作業の邪魔はしないけれど一緒にいたいことを伝えると、ベッドで過ごすよう座らされた。それからお茶を淹れてくれ、お菓子もくれた。いつ来ても変わらない、愛妻の和やかな優しさと笑顔に、ドルドレンは幸せを感じた。
作業台には、龍の皮の着物が見える。片袖を縫い付けている最中だったらしく、イーアンはちらっと伴侶を見て『待っていてね』ともう一度笑顔を向けた。ドルドレンは分かった。それは自分の着物だということが。
夕方。ドルドレンは工房で、愛妻の作業の横。ベッドに横になって、借りてきた民話を読む。暗くなってきてランタンを灯したが、夕食は誘わないでそっとしておいた。二人の夜は、今日はゆっくり過ぎた。
お読み頂き有難うございます。




