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魔物資源活用機構  作者: Ichen
空と地下と中間の地
584/2951

584. 普通の午後

 

 イーアンは11時前に戻ってきた。実に2時間後。ミンティンに工房前で降ろされ、ぐったりしながら工房の窓を越えて、中へ入る。


「寒い。風邪を引いたかもしれません」


 ううっ・・・・・ 冷えると呟き、イーアンは身震いして暖炉の前にしゃがみ込んだ。両手を小さく揺らぐ炎にかざし、お茶の準備をしながら暫く暖まった。


「ミンティンに性別はないはずです。男の子ではないのです。なのに、あんなに突然。まるでドルドレンの一声で火がついたように。女の子的ではないでしょうが、あれほどムキになるとは」


 他の龍の手前かしらね~ 寒い~ ガタガタ震えながら、火の側に毛皮を敷いて、そこに座ってお茶を飲む。何か逆鱗に触れたのだ。龍だけに、逆鱗・・・『逆鱗、ありませんね。ここの龍は』そういえばと、おかしな所で頷く。


 冷たい手足にじんわり温もりが戻り始め、今日は工房で過ごすから、作れるものは作っておこうと棚を見た。白い皮もたくさんあるし、昨日の水の魔物の皮もさっき見たら乾いていたし。何が良いかなと思い巡らせ始める。


「もう盾も鎧も。剣も弓矢も。全て職人と工房を押さえました。籠手や脛当や腕覆いなどはきっと、グジュラ防具工房でお願いできるでしょうし、マスクはオークロイの鎧工房で担当して下さる。剣と弓は言わずもがな。さて。次に私が出来ることは」



 時間を見ると、お昼まで1時間ある。イーアンは体を温めたので、ダビの元工房へ行った。鍵は受け取っていたので、中へ入り、軽く箒がけをして埃を出し、それから木材を見る。


「自分で加工しましょう。鞘の木型が作れるようになったら、きっと他に応用も出来ます」


 気をつけないとね・・・足踏みで歯車と革のベルトを付けた、ダビの手製の道具を調べる。感心するほど、精巧に出来ている。よくこんなものを作れるものだ、とイーアンは笑う。『素晴らしい』こういう人が、文明を作るのだろう。ダビ以外。他の職人が、こんな道具を使う場面を見たことがなかった(※ミレイオはまた、別枠のような気もする)。


「彼は既に職人だったのです。開花し続けて、彼なりの極めを見つける日が来るでしょう」


 機械のない世界に、機械の影を見せる道具の数々を眺めながら、イーアンはダビの手製の道具を、少しずつ動かした。 

 自分が機械のお世話になる世界から来た分、幾つかの用途を理解していて助かったと思う。


 イーアンは若い時(※10代後半)、バイクに乗っていて、近所の鉄工所で溶接したチャンバーをつなげたり、キャブをいじって排気量を上げたり、あれこれ楽しんでいた(※不法改造)。


 バイクの後は(※20代前半)、古い時代の手動や足踏み、そうした燃料の要らない機械に興味が向き、骨董品屋を見ては、昔の木製と鉄の部材で作られた道具を買い、自分で分解して直して使った。


 目の前にあるダビの作った道具は、実に丁寧な仕事で作られていて、歯車をこんな利用の仕方で役立てていたダビに、ただただ感心しかなかった。

 彼は自分の工房にイーアンを案内したことがない。最後の日近くになって、それはあったが、彼はいつも自分の話はあまりしなかった。勿体ないことしたなぁと、今になってイーアンは微笑む。


「さて。では。有難く使わせて頂きましょう。ダビの使い込んだ道具たちを、私も暫しの間」


 台に置かれた紙の束を見ながら、イーアンは木材を選んで大きさを測り、ダビの道具で加工し始めた。それはまるで、無言で会話が出来ていた、ダビとのあの時間を蘇らせるように、静かに黙々と、しかし効率良く進んだ。



 昼になって、イーアンは気が付く。誰かが自分を呼んでいる声。『あっ、ドルドレン』そうだった、と慌ててダビの元工房を出る。


 ダビの元工房は、自分の工房から距離がある。倉庫を改良した場所なので、反対側までは行かないにしても、裏に回って角度があるため、そこにいるのを見る人はあまりいない。


 急いで自分の工房の窓前まで行くと、ドルドレンが中から自分を見つけて、すぐに窓を開けた。『どこ行ったの。今戻ったのか?』まだいないのかと思った、と伴侶が言うので、イーアンは、1時間前に戻ってきたことと、今はダビの元工房で作業していると話した。



 一緒に昼食に行き、食べながら空に行って巡って戻った話をした。『特にどこでもなく。単にかっ飛ばしていました』ハハハと笑うイーアンに、ドルドレンは申し訳なく思った。工房は熱いくらいだった。きっと寒くて、戻ってきてから体を暖めたのだろう。


「イーアン。俺が変なことを言ったから。ミンティンは怒ったのか」


「怒ったというよりも。自分の方が速いと思っているでしょうから・・・でも。あの、龍なのです。生粋の龍ですから、あれは。龍族(私たち)よりもずっと、もっと。その時の感覚に正直でしょう」


 きっとそうしたことでは、とイーアンの思いを聞き、ドルドレンは頷いた。『そうか。でもイーアンには、可哀相なことをした』ごめんね、と謝る。愛妻(※未婚)は笑顔で首を振り『よくあるから』と言ってくれた。


 前も、オーリンのガルホブラフに先を飛ばれて、ミンティンは追いついて追い抜かすこともしたし、その前にはイオライ戦で、アオファが出てきた時に高速で飛んでいた、と『これはタンクラッドが話していました』凄い寒かったらしいですよ、とイーアンは苦笑いする。


「だから。嬉しかったり好戦的だったり、ムキになったり。ミンティンは結構あります」


 そうなのかとドルドレンは思った。愛妻はその都度、ビビッて止めるらしいけれど、それはあまり聞いてもらえないとも知る。ミンティンはイーアンにも同じように伝えたいのか、とちょっと思った。



 昼食を終えて、ドルドレンはイーアンが出かけないと分かったので、今日は自分も安心して支部にいられると伝え、仕事に戻った。イーアンもダビの元工房へ向かい、作業の続きを行う。


 木型の荒削りが出来、ダビのやり方だとダボ打ちまであるのだが。イーアンにはまだ、これはハードルが高い。こんな形で鞘を作るなんて、知らなかった。これはダビの作り方なのだと思い、そのうち出来るようになろうと決めた。


 ここからは、木型の合わせに穴を打ってイーアンの作り方で進む。荒削りを研磨し、滑らかになるまで(やすり)がけして、形を整えて木型は終わり。時間を見て2時半と知り、イーアンはダビの元工房を出て、自工房に木型を置き、厨房へ行った。



 ブローガンが夕食の仕込が済んだと教えてくれたので、イーアンは厨房を借りた。『あなたがここに居るのが、久しぶりのような』ブローガンが微笑む。イーアンも頷いて『暫くお休みさせて頂いたから』と、自分が購入していた保存食材を出し、調理し始めた。


「ヘイズが。このイカタコ(※オラガロを知らない皆さんは、イーアンの呼び名の『イカタコ』で覚えてしまった)を結構使っています。悪くなったら困るからと」


「そうなのです。彼は食材を見ていて下さるから、私が使えない日々はお願いして、消費して頂いています。これどうなのかしら。使いやすいかしら。美味しいから、またもっと買いましょうね」


「はい。イカタコは支部で苦手な者は一人もいません。これはスゴイことなんですよ。嫌い率0。大当たりです。今日は何を作っていますか」


 イカタコが、嫌い率0と教えてもらって嬉しいイーアン。今日は焼き釜を使わせてもらって、天板2枚にきっちり並べた容器いっぱいの、スコップコロッケ。


 芋は安いから、いつでもどうぞ、と量を回してもらえるため、芋を大量に茹でて、その間に干しエビと貝を戻し、丸太で塩干しされている魚も水戻し。ほぐして、酒をかけて煮詰め、これを香菜と香辛料で炒めた。

 茹でた芋の皮をむき、潰して獣脂と牛乳でなめらかにし、ほぐして炒めた魚介の具を混ぜて、容器に詰める。ブレズの硬くなったものをすりおろして、擂り粉木で叩いて細かくし、それを上からかけた。


『これを焼いておきましょう。夕食の時に、また温めても良いでしょうし、少し冷たくても美味しいはずです』焼き釜に入れて、イーアンはブローガンと厨房担当の皆さんに言う。

 お味見用の中身を皆さんに試食してもらい、皆さんが美味しいと笑顔で感想を伝えてくれたので、イーアンはこれを伴侶と執務の皆さんにも持って行った。


「おお。イーアン、久しぶりに。忙しいから、無理は言えないが。しかし本当に美味しいよ」


 (しご)かれていた伴侶は喜んで食べてくれた。執務の皆さんも差し入れが好きなので、機嫌が少し良くなる。そうすると伴侶の仕事に少しだけ甘くなる。


『海の味。海ですよね?』ぽっちゃりさんがイーアンに確認すると、ほっそりさんは『海だよ、サグマン。支部で魚介なんて、本当に滅多に食べられなかったのに』そう微笑み、懐かしそうに味わっていた(※海のあるテイワグナ出身:463話)。


 好評で何より。エビも貝も入って、棒ダラのような白身魚も入ったマッシュポテトと思えば。ゴージャス(※自分用には絶対やらない)。イーアンは、これはゴージャスだ、と首を振り振り、皆さんの好評の笑顔に満足して執務室を出た。



 厨房に戻ると、そろそろ焼けると教えてもらえる。ものすっごく美味しそうな香りに、厨房担当の皆さんはイーアンを見つめる。『少し。焼きたても試食しませんか』ブローガンが代表で言ってみる。


 イーアンは笑って頷き、お夕食の分を残してどうぞと促した。皆さんが喜んでいる間に、まだ時間のあるイーアンは、簡単なものをもう一つ作りたいとお願いした。快く了承されたので、ザッカリアが好きなパウンドケーキを作る。


「それ。手伝うので、もう少し作りませんか」


 木の実も干し果実もある、卵も20個くらい使って良い、とブローガンが言う。ということで、パウンドケーキも結局ごっそり作った。でも一台はザッカリアへ、とイーアンがお願いして、一台丸ごとはザッカリア用となる。

 全部で6台分のケーキを焼いた。一台2kgちかくあるので、どっしり重量感。時間が4時半になってしまったが、夕食準備はもうほぼ出来ているということで、5時までケーキも試食する、なかなか優雅な時間が出来た。


 イーアンはお礼を言って、ケーキを一台、布に包み、ザッカリアに運ぶ。5時前なので、裏庭演習から戻ってきた騎士の皆さんの間を抜ける。ケーキの香りに振り返る皆さんに、笑顔を向けて足を止めないで進む。


「ザッカリア」


 鎧を着けたザッカリアを見つけ、イーアンは名前を呼ぶ。ザッカリアが笑顔を向け、さっとその手に持たれた布を見て破顔。『俺のケーキだ』走り寄る子供は、イーアンを抱き締めそうになるが、慌ててケーキがあると教えて、止まってもらった。


「ちゃんとギアッチに相談して食べましょう。まだ焼き立てです。明日の方が美味しいし、一度にたくさんはいけません」


「分かってる。いつも言うでしょ。でも最近はお腹が空くんだよ」


 大きくなったものね・・・イーアン、自分より背も高く育ってしまったザッカリアに頷く。そして演習上がり(※腹ペコ)。ケーキ一台じゃ足りないかしら(※育ち盛り)と思いつつ。とにかくザッカリアに手渡し、太ってはいけないから、少しずつにするようにと注意した。


 夕食にも皆さんに出されるはず、と言うと、ザッカリアは我慢できそうだった。『じゃ、そっち食べる。これは部屋に持って帰るよ』ニッコリ笑ってケーキを抱え、子供は『後でお風呂一緒に入ろう』と言い残して去って行った。



 イーアンはちょっと立ち尽くす。お風呂宣言、これまた久しぶりのような。少し咳き込みながら、うんうん頷いて、これもお母さんの役目であると納得する。


 工房へ戻って、木型に合わせる材料を用意し、切り出して、そこまでで終了。ドルドレンが迎えに来て、お風呂の話をし、軽く凹んで(※最近諦めている)イーアンはザッカリアとお風呂。ドルドレンはギアッチと待機。ドルドレン、この日は叫ばずに、我慢した。


 お風呂から出てきたザッカリアは、ギアッチと一緒にあっさりと総長を残して去っていく(※夕食楽しみ)。ドルドレンはぐったりして愛妻(※未婚)を待ち、少しして出てきた愛妻に貼り付く。


「ザッカリアはもう。大人みたいな気がして」


「子供です。少し背がありますけれど。やっぱりあの子はまだ、数ヶ月前と同じ子供ですよ」


 貼り付くドルドレンを撫でながら、イーアンは今日の収穫を話した。『ドルドレンは叫ばずに待っていてくれたので、急いで重要情報を聞き出した』と教えると、伴侶も『努力の甲斐があった』と自分を誉めた。


 ドルドレンがお風呂の間。またこれも久しい、屋内鍛錬所でオシーンと待つ。オシーンはイーアンが人間離れして、角だ龍だと変化が起こっても『それだけ強ければ、もう良いか』と心配しなくなったと笑ってくれた。


「お前。もう作らないのか」


 その質問にイーアンが首を傾げると、オシーンは、魔物製装備を委託する工房巡りを知ったため、全部揃った以上、イーアンは作らないのかと。そういった意味だった。『いいえ。作ります』大丈夫、と頷く。


「そうか。何かほらな、すごい規模になっただろ。国まで絡んじまった。お前が来て半年もしないうちに、何だこの変化はと思っていたんだが。そうすると、もう居なくなっちまいそうに感じて」


 んまー。オシーンは私のお父さんなのですねと、イーアンはちょっと感動。(※居なくなるけど)そんなすぐに何もなくなりはしない、とイーアンが答えると、オシーンも少し微笑んで『壊れた防具を直してくれ』と箱を渡した。


 それを受け取ったくらいで、向こうからドルドレンが来て、オシーンに挨拶し、箱を引き取って二人は広間へ向かった。



 夕食を食べていると、イーアンが作った料理があることで、騎士の皆さんそれぞれ、目が合うと微笑みをくれた。ドルドレンはそれに気が付いていて『味が違うのだ。イーアンが作ると分かる』と言った。


「料理は個性が出るな。あまり気にしたことはなかったが、使い慣れない食材で、俺たちが味をよく知らなくても・・・例えばヘイズとイーアンが同じ物を作ったとして、その料理は違うのだ」


 皆、イーアンの料理が好きだよ・・・伴侶はそうニッコリ笑って、スコップコロッケを頬張った。

 イーアンは嬉しい。早く厨房のおばさんに落ち着けるように、頑張って平和を目指そうと、改めて意欲を持つ(※しょっちゅう『改めて』意欲が出る人)。


 伴侶はこの後も『タンクラッドも。食事で恋が芽生えたどころではなかった。大樹だった』とイーアンの料理の話題で思い出し、笑っていた。これにはイーアンも苦笑い。『大樹でしたね』と呟いて返す。


「彼は食事を、さほど気にしていない日常だったようです。私もそうですが、物を作り始めると忘れるのですね。ですから、気持ちは分かりました。

 誰かが作っておいてくれたら楽なのにと、私自身がよく思ったことがあり、お礼がてら。それで美味しいと思ってもらえたら、お礼も功を奏すわけです。そう思って行っていましたが。

 タンクラッドは外食にお金も使いませんし、彼が自分で作れない料理もあるし、そういったことも積もったのかもです」


 イーアンの見解に、ドルドレンは可笑しそう。


「あれは、俺も魂消(たまげ)た。だって、旦那に直談判する横恋慕がいるか?それも涙を浮かべて『食事作りを止めないでくれ』と頼むのだ。『イーアンの食事で生き延びている』と、凄い慕い方をしていた。たまにでも良いから、どうにかしてもらいたいとね。切実そのもの。あの普段は、威張り散らしてエラそうなタンクラッドが、萎れているのだ。


 思うに彼は。俺が旦那と理解せず、イーアンの上司と見て、言いに来たのだろう。それも気が付かないくらい、彼には深刻だったのか。指摘したら、ビックリしているから、俺もつい笑ってしまった。賢いが、性格に裏表がないからな、タンクラッドは。バカ正直に見えることもあるね」


 何も言えないイーアン。伴侶の懐の深さと広さに脱帽しっ放しで、ひたすら『申し訳ない』と詫びるよりなかった。

 ドルドレンは笑顔でイーアンに『良いのだ。それくらい、料理は影響力があるということだな』これを肝に銘じるように・・・やんわりと釘を刺して終わった(※上に立つ人代表)。



 食べ終えて部屋へ戻り、オシーンから預かった修理する防具の箱を置き、伴侶とお話の時間に入る。


「それで。ザッカリアの話は何だったのだ」


「はい。彼は空の民と繋がっているのです。それは彼自身が、最近見たような話でした」


「何?空の民。え、ってことは。俺のお手伝いさんか」


「では、ないのです。空の民そのものではないのですね。ザッカリアは」


 イーアンは空で、男龍たちと笛の話をしていた際にも、『空の民の流れの者がいる』と言われていたと教える。『え、そうなの?』ドルドレンが目を丸くして聞き返したので、イーアンは頷く。


「前ね。私以外の皆さんが笛を使えたと、その話になった時。旅の間は龍を呼べると、そんな話でした。その時、旅の後は乗れないとビルガメスが言い、『空の民の流れの者はどうかな・・・』と呟いたのです。その時も思いましたが、多分それがザッカリアです」


「そうだな。ザッカリアはこの前の風呂でも、自分が空のどうこうって、言っていただろう。今日もそうだったのか」



「この前、お風呂で彼が話したのは『自分は空の子(※517話)』です。『空の子は龍の目だ』とも言っていて。その続きを今日聞いたのです」

お読み頂き有難うございます。


今日、ご感想を頂きました。そのご感想を読みまして、私に対処出来ることも、よく考えて一つ行いました。このことで活動報告を2つ書きましたが、こうしたことは何が一番なのかと、その答えがあって、ないようにも思えます。


しかし、お好きでいらして下さる方々もいらっしゃる、その事実もあります。これには本当に、ただ感謝するばかりです。皆様に、改めて感謝をお伝えします。いつも本当に、有難うございます。

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