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魔物資源活用機構  作者: Ichen
空と地下と中間の地
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527. イーアンを思う人たち

 

『俺。話したいことあるんだけど』


 お風呂夕食の後、一発目で腰袋の中の光で、手に取った珠の相手はオーリン。イーアンは応答する。『はい。何でしょうか』面倒にも思う。彼が何を変えたのかは分からないから。


『俺のこと。好き?』


『それなりに好きですよ。何ですか』


『あのさ。俺はね。正直に言うと、イーアンが好きなんだよ。で、言われることも想像ついてる。相手も好きでしょって聞くだろ』


『聞くなと言われれば聞きません』


『イーアン。何つったら良いかな。君が好きなわけ。だけど』


『他の方とね。深い仲になったわけです。良いではありませんか。よくあることです』


『え~ そうだけど、でも何ていうの。俺も男だから。だって君には総長がいるから』


『オーリンの思惑が分かりません。意図がはっきりしてから、ご連絡下さい』


『ちょっ。待って。待て、珠を置くなよ。ねぇ。俺はさ、君が好きなんだよ。他の女にない魅力があるから。だから俺を切らないでって、変な話しだけど』


『申し訳ありませんが。旅も何も、あまり関係がないように思う内容です。それでは』


『イーアン!!!おい、待て、俺これから行くから』


『結構です。オーリンがいらっしゃる理由がございません。ではまた』



 面倒になったイーアンは珠を置く。何だと思えばこれか。珠を腰袋に入れた。やれやれ、と呟いて、親方の珠も見る。光っている・・・・・


 2日間無視したら来そう、と思って珠を取った。即行、繋がる。


『イーアン。俺は何度もお前に』


『はい。存じております。昨夜は応答が適正ではありませんため、取り次ぎませんでした』


 黙る親方。イーアンも待つ。


『その、悪かった。つい。あの、明日。お前の。えっと。あれだ、ザッカリアの剣が出来たから』


『分かりました。伺います。有難うございます』


『ほら。早く来ても良いんだぞ。俺は』


『午前中に伺います。ではまた明日』


『イーアン。俺はお前を。ホントに好きだから』


『存じています。ではまた明日』


 少し笑ったイーアンは、好意に感謝をこめて珠を置く。親方にはきつい時間だったのかな、と笑う。でも。ドルドレンにあんなことを言うのだから。ちょっとは、『いけない』と分かってもらいたい。



 珠を置いて、ファドゥの珠も見た。光っていない。『待ってるのかな。我慢しているのか』そういう健気な人には甘いイーアン(※ロゼにもお弁当作っちゃう)。ちょっと金色の珠を持って、ファドゥを呼んでみた。


『イーアン。有難う』


 優しいファドゥの控えめな声が響く。微笑むイーアンは答えた。


『待たれていましたか。ごめんなさい』


『イーアンは夜と言っていたから。いつでも良いように持っている』


『今日はファドゥはどうお過ごしでしたか?』


『私は変わりないよ。イーアン。会いたいよ。私も中間の地に降りれたら良いのに』


『ファドゥ。また空へ行きます。明日は無理ですけれど。でも近いうち』


『用があるのか?嬉しいが、すぐに帰らないで。出来れば一緒に長くいてほしい』


『はい。長くいられるようにします。明後日でも宜しい?』


『明後日。分かった。待っている、泊まる?』


『泊まりはどこでもお断りしています。でも。そうですね、長くいられる時を作りましょうね』


『イーアン。愛してるよ。有難う』


 イーアンは止まる。でも微笑んで頷き『有難う。私もファドゥを愛していますよ』と答えた。おやすみなさいと言うと、ファドゥはもっと話したがった。イーアンが宥め、また明後日ね、と伝えて珠を置く。


「彼は。本当にズィーリーを大好き。可愛いです」


 イーアンも微笑ましい。何百年。母親と会いたくて待っていた男。そう思えば、代わりにはなれなくても、他人の自分も一肌脱いで、彼の笑顔と満足を増やしたくなる。


「本当はズィーリーが良いですね。私でごめんなさい」



 ファドゥに渡した珠をちょっと撫でて、イーアンは呟いた。ファドゥが空の上から動けないのは仕方ないこと(※地上ばっちい)。自分が上がるしかないから、明後日は少し長く居ようと思った。


「イーアン。寝よう」


 ドルドレンがちょっと遠慮して、イーアンの部屋との通路に立つ。イーアンはすぐに伴侶のベッドに行き、明かりを消してベッドに潜り込む。


 イーアンを抱き寄せたドルドレンは、いつもならすぐにいちゃつくが、今日はちょっと話しかけてきた。オーリンのことだった。彼が戻った後も、報告やら何やらで詳しく伝えたし、夕食の時もその後も話したが。


「オーリンは一緒に来たがっている」


「もう良いです。今日は考えたくありません。明日は親方の所ですし、あっちもこっちもで疲れます」


「イーアンは好かれている。皆、イーアンと一緒にいたいのだ」


「ファドゥも。一緒に居たがります。彼はお母さんを思って仕方ないのですね。そういう気持ちが分かると、何か手伝いたいと思います。明後日は空で、ちょっとゆっくりファドゥとお話しでもしてと思って。明日の親方はザッカリアの剣ですから、まー。それはそれで」


 ドルドレンは笑った。イーアンは気にしないんだなと笑うと、イーアンもちょっと笑って、ドルドレンの胸に擦り寄る。


「気にしないってほどでも。好意を寄せられるのは有難いですから、失礼がないようにはします。人によって、愛情表現もありますでしょうし、さほど問題ではない範囲ならそれも気にせず、距離を持つのが一番だろうなと思います。


 でも、今日のオーリンみたいになると意味が分かりません。私は、ベルとハルテッドみたいな仲の良さを感じていたので、兄弟のようだと。結婚が突然決まって、あんな状態なのかもですけれど。

 どっちみち、私に止めて欲しがられても、これまでそういう話なんか一切ありませんでしたから。親方くらい堂々と、好き好き言われていれば、そうなりそうですが。オーリンは違いますね」


 ドルドレンはイーアンをしっかり腕に抱いて、頬にキスする。『オーリンの気持ちも分かる。だが、もう寝ようか』イーアンもドルドレンにキスをして『眠るの』と囁く。『いや。その前に』笑うドルドレンがイーアンを抱く。二人はいつものようにいちゃいちゃしてから、ぐっすり眠った。



 二人が眠る窓の外。月明かりに一頭の龍が浮かぶ。その龍は少し窓から離れた場所で数秒停まり、それから東へ飛んで消えた。


「俺。何してんだろ。総長と一緒に眠ってるの見て。余計、傷ついてる。どうしよ、空に行こうか。彼女の所・・・ってそれもなぁ。何か違うし」


 も~ どうすりゃ良いんだよ~ 呻きながら、オーリンは月明かりの下を飛ぶ。今更、イーアンともっと近くなっておきゃ良かった、と悩んでいる。

 俺だって『家族みたい』って思ってたけど。家族でもすげー距離がある家族だよ、これじゃ・・・『結婚。結婚なんかしたら。もう絶対埋まらない気がする、この距離』ダメだ、やっぱ結婚出来ない。


 仲良くなった子。彼女の顔も性格も好きだけど。あの子の事、殆ど俺知らない。ちょっと話し合って、お互い気に入ったから、××××しちゃっただけで。次も会いたいって約束したけど(※若気の至りで済ませるには、あまりにも年齢がムリ)。


「わ~ 俺、何したんだよ~ 45にもなって、俺バカやっちゃったよーっ」


 ガルホブラフは煩かった。早く帰りたいと、龍はげんなりしながら速度を上げる。背中に乗る友達の、どうでも良い呻き声は、この1分後くらいには消すことが出来た。速過ぎる飛行速度にオーリンはしがみ付くしか出来ず、凍えながら工房に帰ることになった。



 翌朝。少しゆっくり起きたイーアンは、のんびり支度をして伴侶に見送られ、イオライセオダに向かう。


「今日は。ミレイオの盾も引き取って戻るつもりです。お仕事頑張ってね~」


 手を振りながら愛妻は空へ消える。ドルドレンは手を振り、それから壊れた壁を見つめ『家』と頷く。雪ももう降らないかもしれないから、測量頼もう、と早馬に持たせる手紙を書くため、いそいそ執務室へ戻った。



 親方の家で剣を受け取って、その後ミレイオの家に行って。今度は北にあると聞いた、盾の工房に持っていくのか。

 イーアンは陽射しの温もりを感じながら考える。もう春になる。何度かの寒い繰り返しも終わって、春が来る。春と夏は早く過ぎるとオーリンが言っていた。


「急がないと」


 盾の工房まで辿り着けば。準備は整う。後は・・・『お皿ちゃんが乗れるロゼール』どうなんだろう、と思う。彼が営業に出てもらえないだろうかと。自分が居ない間、工房を行き来するだけでもお願い出来ないか。『ロゼールに相談してみましょう』魔物がいなくなったら、もっと動きやすいはずだから。



 そんなことを考えながら、イーアンは親方の裏庭に到着。ミンティンを戻し、扉の前に立つとすぐに開いた。


「おはよう。ごめんな」


 挨拶と謝罪が一緒になって、親方が抱き締める。『ごめん』とにかく謝るタンクラッド。とても反省した様子。イーアンはちょっと笑って背中をとんとん叩き返した。体を離してイーアンを見て、笑顔に安心した親方は、背中を押して家の中に入れる。


「今日。ザッカリアの剣もあるんだが。その、話がしたい」


 最近は親方がお茶を淹れてくれるので、イーアンはそそっと先に台所に入って、お茶を淹れた。『有難う』微笑むタンクラッド。少し寂しそうな顔。


「話とは何でしょう」


 お茶を運んで机に置き、椅子に掛ける。タンクラッドは椅子をイーアンに寄せて、その背凭れに腕を回し、髪を撫でる(※これ習慣)。


「うん。あのな。俺はどうも、自覚はあるはずなんだが。お前がその、好きだからな。それでちょっと意地の悪いことをしがちというか。総長が羨ましいのだと思う」


 黙って聞くイーアン。悩むイケメン。違った、悩む親方。ご本人は一生懸命考えたと分かっているので、ここでイケメン眺望していては失礼である。咳払いして姿勢を整えた。

 そんな咳払いに親方はちょっとドキッとする。何か悪いこと言っただろうか・・・戸惑いながらも、先を続ける。


「珠もあって。お前と連絡を取れる間柄なのに、怒らせるとそれも出来ないだろ?自分が悪いんだが。だけどな。これ、気をつけるが・・・もし今後、旅に出てもこういうことがあったら。旅にも差障りが」


「タンクラッドも旅に来ないと言うのですか」


「え?!そんなこと思ってないぞ?何でだ。いくら何でも旅に同伴もさせないってことはないだろう・・・ちょっと待て。今、『タンクラッドも』と言ったな。誰か抜けるのか?」


 イーアンはちょっと両手を顔の前に上げ、『いえ。後でお話ししますので続きを』と促す。戸惑いが消えないタンクラッドは、何だか穏やかじゃない流れに困惑しつつ、思うことを話す。


「ん、だから。だな。旅に差障りが・・・何だっけ。そうだ、支障が出るくらい、お前が怒ってしまったら。そういう時はどうしたら良いかと。その、解決法を聞いておこうと思った」


 怒らせる前提で、解決法を求める親方。


 イーアンはちょっと笑ってお茶を飲んだ。それを言うと、親方も恥ずかしそうに俯いて『自信がないというか。それじゃダメなんだろうが』でも、とぼそぼそ言う。


「私は。すごーく怒るということは、あまりないのです。あっても、話し合えれば解決はします。旅に出れば、ドルドレンも周りも一緒にいますから、タンクラッドが仮に私を怒らせても、すぐに誰かが修復の船を出すでしょう。多分、フォラヴあたりが助け舟を出して下さいます。彼はそういう時の助っ人なの」


 ハハハと笑うイーアンに、親方もニコッと笑う。フォラヴは苦手。でも確かにそう言われれば、彼がそうした間を取り持つ気がする。



「そうか。うん。なら良いのだが。じゃあ俺の話しは終わりだ。お前のさっき言いかけたことは?」


 ああ、とイーアンは頷いて、オーリンの話をする。話しているとまたちょっと腹が立ってきて、少しイラッとした口調で愚痴った(※親方黙って聞く)。


「と、いうことでした。ドルドレンもオーリンと話して下さったようですが。私がお菓子を食べに厨房に行った時。ドルドレンは、オーリンに少し理解があるようでした。

 でも。私はよく分かりません。結婚するんだというなら、すれば良いのです。手伝い役とは言うものの、折角出逢った相手がいるのに、危ない目に遭わせる気になりません。なのに粘って」


 親方はイーアンをじーっと見る。イーアンはお茶を飲んで愚痴りながら、その視線に気が付いて目を合わせた。


「お前。ホントに分からないのか」


「何がですか。好きだ何だということですか。彼は昨日も夜に連絡してきて、そんなこと話していましたが。埒が明かない上、何が言いたいのかも分かりませんでした。全然分かりません」


「オーリンはお前が好きだったのかもな。お前や自分が思うよりも。気がつかなさそうだ、あの性質じゃ」


 イーアンは眉根を寄せる。『いくら鈍くたって。自分の好きな相手かどうかくらい分かるでしょう。何度も会ってるのだし』結婚前で不安定なのですよ、とイーアンは頭を振る。大体、相手の女性とはすぐそうした恋愛関係になったわけで、それが出来て、私に今更『好きでした』と言うのも奇妙、そう言い切る。


 タンクラッドもそうだろうかとは思うものの。


「そうか。それで、お前はオーリンが旅に来ないと。だがその様子だと、オーリンは諦めないような気もするな。あいつが大人しく結婚生活で惚気られるとは思えない。飽きっぽいから」


「結婚約束して飽きられても。たまらないですよ、女性は。約束したなら守らねば」


「うーん。そうだが。オーリンは結婚放棄しそうだな。お前といると楽しんでいたしな。その性質が龍の民全員そうだとしても、また相性もあるだろうし。根本的にお前と似ているから、側を離れるとなると急に不安になったのか」


 しつこいのキライ。イーアンは吐き捨てた。親方もちょっとビビる。そっと『俺。俺もしつこい?』と質問してみると、くるくるした髪をかき上げてじっと目を見つめ、首を振るイーアン。


「タンクラッドは。言い訳したい時はしつこいですが、普段はあっさりです。頭の回転も速いし、ダレた話題を引っ張りもしません。だから、しつこくありません」


 言い訳したいときはしつこい俺。それは理解した。親方はとりあえず、自分はしつこくなさそうな範囲で安心する。言い訳時は気をつけて短めにしよう、と決めた(※多分ムリ)。



 あんまり話していると、何が薮蛇になるか分からないので、タンクラッドは工房へ剣を取りに行き、ザッカリアの剣を見せた。


「まぁっ・・・何て美しい」


 イーアンはビックリする。自分の剣にも似ているが、ザッカリアの剣は白い刃に黒緋色の樋が入っている。白い刃は虹色に輝き、黒緋色の樋が溶け込むように混ざっている。


「馴染ませたんだ。お前の白い皮の剣と同じように。金属は魔物だが。あっただろ?この色の。あれだが、作っていたら入り込んでこんな具合に」


 素晴らしく美しい剣は、今のザッカリアの背にぴったり。幅もそこそこあり、彼が持ったらさぞ似合うだろうと思った。イーアンは立ち上がって、親方にわしっと抱きついた。親方満足。これこれ、大事だよ、これ。


 よいしょと抱き寄せてしっかり抱き締め、『感動したか』と訊ねる。自分の胸にぴとっと頭を寄せるイーアンは嬉しそうに頷いた。『大変感動しています』素晴らしい、と頭をこすり付ける。


 笑うタンクラッドは頭を撫でてやる。イーアンは言葉が見つからないくらい感情が昂ぶると、なぜかいつも頭をこすり付ける癖がある。

 可愛い可愛いワンを撫でて、旅に出てもどうにか何か作らないとなと考える親方。じゃないとこれがないから・・・・・ 良い方法を探すことにして、貼り付くイーアンをそのままに、鞘の話等もしておいた。


「鞘。そうですね。今日は早く戻ります。鞘を作ってあげないと。ダビが居る間に木型を用意してもらって」


 やべ、と親方。早く戻らせる方向へ導いたかと困る。イーアンはちょっと時計を見て『ミレイオの家にも行かないと』さらに早く出る発言。


「盾を頂きに行きます。盾を受け取って戻って。鞘を作らないと。タンクラッドには、お皿ちゃんを預けていますから、何か分かりましたらまた呼んで下さい。来ますので」


 あっさり今後の予定も入った挨拶を食らい、親方は慌てて引き止めた。『早い。早いだろう、来たばかりだぞ』もう帰るのか、と肩を掴む。


「鞘もあります。あの子はこの剣を見たら、間違いなく喜んで、腰に差したがります。早く作ってあげないと」


 それで明日は空で一日過ごしますから、と明日の予定まで言われた。タンクラッドは自分の仕事の予定をざーっと頭に並べ、急ぎはナシということにして。上着を羽織って剣を背負い、一緒にミレイオの盾も受け取りに行くと伝えた。

 ザッカリアの剣も、自分が持つ(※危ないってことで)ことにして、イーアンと一緒に外へ出た。


「タンクラッドまで来なくても。ミレイオがもしかしたら、盾は一緒に持って行って下さるかも知れませんよ」


「いい。ミレイオのことも心配だ。また脱がれても敵わん。俺の心臓が危険だ」


 ミレイオのことは気にしていません、とイーアンが言っても、タンクラッドは譲らなかった。一日放っておいたから寂しくなったのかとイーアンも理解し、仕方なし青い龍を呼んで、二人でアードキー地区へ向かった。

お読み頂き有難うございます。

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