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魔物資源活用機構  作者: Ichen
紐解く謎々
400/2944

400. イオライ決戦開始

(※このイオライ戦は、数話全てが長いので、お時間のあります時にどうぞお読み下さい)

 

 翌朝。イーアンは早く起きて、負傷者の傷の手当をした。その後、荷物で積んできたパワーギア『強化装備』を馬車から引っ張り出す。


 騎士の体格別に2つのサイズで用意して、185cm以上の人は個別に作った。固定する場所さえ押さえれば、サスペンダーの複雑版で(※かなり違うサスペンダーだけど)上半身用なら、慣れれば一つ10分もかからないもの。調整には時間を遣った。


 縫う等の切れ目を入れると弱くなるから、全て結びで仕上げてある。結びは3種類使って丈夫。イーアンは船乗りの歴はないけれど、船が好きで、船で使うロープの結び方を20種類くらいは覚えていた。ノットもブレイディングも大好き。


 編むのが好きなイーアンは、自分用パワーギアには、簡単に強く結べて、簡単に解いて一本に戻せる結びを使った。『何かあったら、これを誰か用に使いましょう』一人二人の補強に回せる材料の一つとして、自分用を作っておいた。



 朝食はロゼールにお願いして、イーアンはドルドレンに相談。朝食後に、パワーギアを装着する60人を選んだ。


 馬車が専らの騎士、負傷者は抜いて、他実戦に出る人たち60人。上半身だけの装着20個と、全身用40個を見せる。『剣士は全身用で、弓は上半身だ』ドルドレンが部下に伝え、各々の体に合う寸法で渡す。


 着け方が分からないので、イーアンが指導。一人の騎士に付けるのを見せて、真似してもらう。全身用のモデルはドルドレン(※譲らなかった)が立候補したので、全身用は伴侶の体をくるくる回りつつ、皆さんに指導した。ドルドレンは嬉しそうに頬を染めていた。


 オーリンは一昨日試着したものをそのまま使っているので、特に何もなし。自分が持っていると言ったら、取り上げられそうだったので、忘れていそうなのを良いことに黙って見ていた。


「イーアン。背中に手が回らない」


 ショーリが中途半端に全身用を付け、おかしな形になっていた。笑うわけにも行かず、イーアンは微笑みに徹して手伝ってあげた。伴侶が唸るのを宥め、でかいショーリによじ登って無事装着。


 ギアッチもザッカリアも馬車組なので、何となし羨ましそうに眺めている。体に装着した剣士は大体、はしゃいで、その場で跳躍したり、剣で何かを切ったり(物騒)して力の増幅に感動した。


 ハルテッドもソカを振り、岩さえ薙ぎ払う威力に大喜び(ひゃっほう状態)。ベルの槍を使う跳躍は、消えてしまうんじゃないかと思うほどに、高い所まで上がった。

 元から運動神経が並外れて良いロゼールは、じっとしていない。じっと出来ない。このまま別の職業でも食っていける。くるくるぴょんぴょん重力無視のアクロバットで楽しがっていた。


 豪腕のドルドレンは、剣も新調したので、やる気満々(※いろんな意味で)。目の前にある岩をずがっと横に切り削いで、高笑いしていた。跳び上がれば、お空の星にでもなりそうな高さに跳んだ。


「俺は槍があるから、あの高さだったけどね」


「ドルは変態だから。エンディミオンもデラキソスも変態だし」


 クズネツォワ兄弟に呟かれる、力の出所は=変態。で済まされてしまったが、ドルドレンは自分がさらに強くなったことに自信が漲った。夜の営みナシで悶々と溜まったエネルギーを、魔物にぶちかましてやる(※八つ当たり)。絶倫が、健全な方向で活用される良い状態。


 イーアンは、皆さんの試着での喜び方に満足した後。大事なことを注意をする。


「その道具は。皆さんの力を強化しますが、皆さんの体、肉体はそのままであることを忘れないで下さい。簡単に申しますとね。すごい力で何かを殴るとします。そうしますと、自分の力以上が突然加わっていますから、元の肉体は、対象物に打ちつけた時、恐らく損傷します。それを忘れないで下さい」


 大岩を拳で殴りつけようとするショーリをちらっと見る。ショーリもちらっとイーアンを見る。全員がショーリをちらっと見た。ショーリは止めた。


「馬の手綱を引く時もそうです。騎乗している時に魔物が出たら、普段どおりに急いで手綱を引くでしょう。でもとても危険です。馬はびっくりしますから、どうぞ気をつけて力を扱って下さい」



それからね、とイーアンは手袋を10組出す。『時間が足りず、10名分です。私やシャンガマックの鎧に使った魔物の皮を付けた手袋です。腕で攻撃を避ける癖のある方は、これをお使い下さい』差し出す手袋は白い虹色に光る板がはめ込まれている。


これは『限定10名様』とあり、争奪戦。ドルドレンは一つ奪ったが、手の大きさが合わず嘆いていた。『どうして既製品の大きいの買わなかったの』愛妻に嘆きをぼやく。『ダビが発注した』とイーアンは言い分けした(※いないからダビのせい)。


必然的に、手のサイズが限られるため、ロゼールは真っ先に確保。何かしらイーアン手製が欲しかったフォラヴも確保。部下が手に取ったのを奪ったクローハルも確保(※ちょっとキツイ)。

ブラスケッドやポドリックは手が合わないので敗退。ハルテッドは白魚のような指なのでゲット。ベルも、他の騎士のをくすねてゲット。

弓部隊は不要だろうと、弓引き全員却下され、残りは、ブラスケッドの隊の騎士が2人、クローハル隊の剣士が1人、フィオヌの駿馬隊の騎士が2人。こうしてちゃんと必要な10名(?)に行き渡った。


スウィーニーやドルドレン、体の大きいショーリや筋肉質の剣士等は、手袋が小さくて悲しんでいた。


自分たちの手が傷つくのは良いのかと、大きな体でぼろぼろ文句をこぼし、イーアンは出来るだけ早く大きいのも作ると約束した。手袋のサイズまで、頭が回っていないことを反省。


「その手袋もまた、大変硬い質が特徴ですが、決して過信してはいけません。白い板の部分で受けても、痛みはほぼありませんでしょう。

 とはいえ、腕そのものは衝撃を受けるのですから、どうぞそれを覚えておいて下さい。」


「イーアンの助言は最もだ。充分に気をつけて使うように。これらは剣や弓と同じ、肉体に直に付ける武器だと意識しろ」


 総長がイーアンの肩を引き寄せて、部下に命じる。全体から『おうっ』と返事が戻り、強化装備の準備は整った。テントと焚き火は片付けられて、全員がいつもと違う言い知れない緊張を体に感じながら、馬に跨る。



「行くぞ。イオライの岩山へ」


 総長の号令がかかり、馬上の騎士全員がマスクを下ろし、朝陽の中を目の前にそびえる岩山へ向かった。


 口数が少ないまま進む、岩山への道。イーアンも白い羽毛上着の上に、青い布を羽織ってブローチで留める。今回、弱気な自分に精霊の加護が欲しかった。ドルドレンは静かなイーアンに気を遣って、話しかけはしないものの、両腕をすこしきつくしてしっかりと腕の内に包んでいた。


「どっちが先だろう。魔物」


「このまま行けば、私が解体したヘビのような魔物です」


 でも、とイーアンは眉を寄せて不安そうに目の前に始まる傾斜を見つめる。『この裏側の続きの山を抜ける谷に・・・()()はいました』獣頭人体の動きが分からない。ヘビ系は、もう少し手前の裏手凹みの地形に収まっていた、と話した。


 話しているうちに、馬は傾斜を上がり始める。全員がピリピリした状態になり、誰も口を利かなくなった。馬車がいるので、馬車隊と馬車援護の班は少し遠回りで離れる。イーアンにはそれも怖かった。もし馬車の道の方に()()が移動したらと思うと。


「ドルドレン。私は龍で。もう魔物の範囲に私たちはいるでしょう。作戦は残念ながら今はありません。動きを見てから急いで決めます」


「イーアン、気をつけて。絶対に怪我をするな」


 ドルドレンはイーアンを抱き締める。一人の不安、一人の恐怖が、伝染病のようにそれぞれの目を見た途端にうつり始める。それを振り切ろうとするように、イーアンは首を振って『大丈夫です』と頷き、笛を吹いた。

 歩くウィアドの上に立ち、ミンティンの滑空に合わせてイーアンは跳ぶ。パワーギア補助でミンティンに拾ってもらえる位置まで上がり、そのまま龍の首に跨って岩山の向こうへ飛んだ。その姿に全員が目を向けたものの、この緊張感の中では、拍手も何も出来ず、ただ自分を鼓舞する前座を見たような気持ちでいた。



 イーアンが飛び立った後。馬を進める騎士たちの道は、魔物がいない状況が続いた。以前はここに、四足歩行の大型の岩の魔物がいた。その群れの頭数が多く、騎士たちは次々に斬り捨てていったのを思い出しいていた。


 今回は何か分からないが、その気配もない。時々山の裏手から、金切り声が聞こえてくる。それはあの、飛ぶ魔物だろうと見当がついている。あれも嫌な相手のはずなのに、どうしても別の不安が拭えなかった。



「ドルドレン。どうする。このまま岩山の方へ回るか。こっちの面にはいそうにないぞ」


 馬を寄せたポドリックに促され、ドルドレンも同意する。『そうだな。イーアンは、岩山の裏側に魔物が留まっていると話していた。そっちに集まっているかもしれない』ポドリックも顔にこそ出さないが、何かを思うように小さく頷く。


「ヨドクスたちの馬車が向こうを回る。どうせ山の裏に進むなら、全体で馬車に合わせたほうが安全じゃないか」


 ブラスケッドもそう言いに来たので、ドルドレンは隊を馬車の前後に配置して、大回りで裏手に向かうように指示した。道が広い分、魔物が来ても()()()()()()が取れると思った。

『若干の身動き』その弱気な心の動きに気が付いて、自分が何かを恐れていることにドルドレンは不思議だった。



 馬車が回る道を全体が移動し始め、奇妙な静けさの中で、蹄の音と馬の声が響く以外聞こえない中。山の向こうから、空気を揺るがす振動が来て、騎士たちは一瞬で体が戦闘を意識した。


 続いて、聞く者が聞いたらすぐ気が付く、怒号が響いた。『なめやがってっ! 行かせるかっ!!!ちきしょうっっ』ガアッ!と猛る吼え声と同時に、ばがんっと何かが砕ける音がした。


「イーアンっ!!」


 ドルドレンが走り出す。岩山の山頂が邪魔して、龍が飛ぶ姿が見えず、音しか聞こえない。『イーアンっ!イーアン』ドルドレンは焦る。間違いなくイーアンは魔物と対決している。駆けるウィアドの切る風に、がつんがつんと何かが打ち合う音が入り込む。気が気じゃないドルドレンは、戦う愛妻の元へ急ぐ。


 駆け抜ける岩だらけの道の後から、同じように馬が駆ける音がする。さっと振り向くと、ブラスケッドもクローハルもいる。シャンガマックとフォラヴ、オーリンもいる。その後に剣隊が続いていた。


「ドルドレン、急げ。ヨドクスたちは弓部隊と一緒に来る。馬車に積んだ矢が一緒じゃないと、弓は動けない」


 叫ぶブラスケッドにドルドレンは頷き、さらに早くとウィアドに頼んだ。ウィアドは理解しているように、どんなに足場が悪い岩だらけの道でも、速度を落とすことなく駆け抜けた。



 伴侶と剣隊が向かう間、裏手の谷でイーアンは奮闘中。


 一頭の獣頭人体がイーアンを見つけた途端、凄い速度で駆け寄って、拳を振るったのが最初。あまりの素早さにイーアンは一瞬出遅れ、慌ててミンティンに上昇してもらい避けた。『あんな速いの?』やだぁとこぼした直後、獣頭人体の魔物は、谷の壁に突き出る岩を掴んで割り取り、龍に向かってぶん投げた。


 ミンティンの避ける速度の方が早いが、ほんのちょっとミンティンの尾鰭にかすり、龍が怒った(※ミンティンも短気)。ミンティンが攻撃態勢に入ろうとした時、他の獣頭人体魔物が一斉にこちらを向き、ばんばん岩を投げつけてきた。

 それを避けながら龍は飛んで近づく。イーアンは剣を抜き、ミンティンが高速で飛ぶ背中から、魔物の一体に狙いを付けた。


 足か、振り上げる腕を下から切り落とす・・・と、狙いを定めて剣を構えた時、狙いを付けた魔物が、突然、低空飛行のミンティンを飛び越えて岩山の裏手面へ跳躍した。イーアンは焦った。岩山を上られたらドルドレンたちが危ない。


 ミンティンに頼んでそいつを止めようと向きを変えると、もう一頭の魔物に吹っ飛ばされた。ミンティンは即、受身で流してくれたので、打撃はほとんどなかったものの、イーアンの怒りに火をつけるに充分だった。


「なめやがってっ! 行かせるかっ!!! ちきしょうっ」


 があぁっと叫んで、ミンティンに高速で突っ込んでもらい、岩山に貼り付いた魔物を下から上に、イーアンは背中から切り裂いた。ゴロゴロ転がる岩の破片。どこにも何も、内臓もない、体液もない、岩だけの体。


 魔物は割れた背中で動きが鈍り、落ちた。だが、もがいている。この時、顔をはっきり見た。牛の頭のような鹿の頭のような、そんな作りの不恰好な彫刻のそれで、目も口も単に凸凹でしかなかった。


「シャンガマック。彼に」


 タンクラッドの言葉が蘇る。シャンガマックに精霊の力で、魔物の正体を見てもらえと言われたこと。シャンガマックをすぐに連れて来なければ。


 ハッとして後ろを振り向くと、魔物がイーアンに向かって歩いている。あの素早い動きに警戒しながら、冷や汗が流れるイーアン。あの速さで掴まれたら握り潰される。


「ミンティン。これらを山向こうに行かせるわけにいきません。これらの腕か足を、まず落とします」


 駆け抜けて!と叫ぶと同時に、ミンティンはイーアンの胴体にぎゅっと背鰭を巻きつけ、立ち上がるイーアンを支えて、魔物のすれすれに突っ込んでいく。

 魔物の腕が伸び、足が上がる中を、イーアンとミンティンは駆け抜けて剣で薙ぎ払う。しかし動きが速い時は、急いで逃げるから、空振りは続くし、下手すると叩かれそうになる。虫を追うツバメのように、6m前後の岩の巨人9体の合間を飛ぶ、龍。


「斬った足は何本?手は3~4本落としたかもしれないけど。足を止めないとダメよね」


 肩で息をしながら、イーアンは一旦上空へ龍を浮かす。龍が浮いても岩が飛んでくるので、おちおち休む暇もない。



「イーアン!!」


 耳に届いた一番大切な人の声。イーアンは急いで岩山を見た。群青色の鎧に身を包み、青い馬を駆けさせる騎士が自分を見上げている。『ドルドレン、危ないっ』ドルドレンの声で魔物の頭の向きが変わる。


「ダメよ、ドルドレン!隠れて」


 ミンティンも危険を感じ取り、大急ぎでドルドレンの方へ急降下する。イーアンの目に、次々に騎士たちが現れる光景が映る。『危ないのです!隠れて下さい、早く!』叫ぶ声が届くのか、必死になって隠れろとイーアンは声の限りで伝える。


 谷は壁の亀裂くらいしか隠れる場所はない。馬の足の早さで、この魔物のあの瞬発力に敵うのか。イーアンには難しく思えた。先頭にいる魔物の腕がぐっと持ち上がり、拳を作ったと思ったら、凄い速さでドルドレンたちのいる谷の傾斜に打ち込まれる。


「ドルドレンっ!!」


 ウィアドは跳び、ドルドレンは魔物の腕を次の瞬間駆け上って、頭を長剣で振り払った。岩に斬りつける音が響き、魔物の鼻から上が真横に吹っ飛ぶ。

 吹っ飛んだ頭の一部が地面にどんっと落ち、砕け散った。ドルドレンはまだ動く魔物の体に、さらに剣を振り翳して、腕と腹を斬って、跳躍で馬に跳んだ。


「あれは」


 砕けた魔物の頭の割れ目に、赤い光がちらつく奇妙な石が見える。その大きさは人の拳大。『あれ、あれはきっと』イーアンは急いでその石に向かって龍を降ろす。


 魔物が次々に来る中で、騎士が戦闘体制に入る。彼らの前方を抜けて、落ちた頭の石を目掛けて、飛行を続ける龍の背中からイーアンは剣を突き出した。剣先が一瞬、石に触れる。石はじゅっと小さな音を立てて、黒い宝石に変わった。


「これよ。同じ。じゃあ、この魔物は皆もしかして」


 ハッとして振り向いたイーアンは、自分を踏み潰そうとする魔物の足を見た。ミンティンが地面を蹴って速度を上げ、間一髪で逃げる。『イーアン、近づくな』ドルドレンが叫ぶ声がする。


 イーアンは伴侶と他の騎士たちにこのことを告げねばと、龍の向きを変え、一時全員同じ場所に集まった。集まった所で、目の前に攻撃しようとする魔物がいるので時間はない。

 焦るイーアンは、あの魔物の動きを封じる方法を重点だけ話す。シャンガマックが聞いていて『イーアン。俺をあっちの高い岩の上へ連れて行ってくれ』とすぐに頼んだ。そこから、魔物の石を見抜けるように魔法を使うという。


「シャンガマック。お前の魔法がどういう形で作用するのか、分からないが。出来ることなら、この谷から魔物を出さないようにしてくれ」


 ドルドレンの言葉に、イーアンはびっくりする。『逃げ場が』言いかけるイーアンの肩にクローハルが手を置き、首を振った。『逃げないんだ』胡桃色の瞳で真っ直ぐに伝える。


「分かりました。この谷に弓部隊と馬車が入った時点で、谷全体を覆います。俺の意識がなくなるかもしれない。もし出口の必要がある時は、イーアン、俺と精霊を頼む」


 高い岩の上に行けるのは龍だけ。そして、シャンガマックはイーアンを守るために決意しているから、イーアンの声しか届かない。イーアンはそれをよく理解していた。『必ず私が』そう約束し、シャンガマックを龍に乗せ、ドルドレンたちに『魔物の頭を狙って石を出すように』と伝えて飛び立った。

お読み頂き有難うございます。


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