385. 隠れ弓工房オーリン
二人は夕方の空を龍で飛ぶ。行き先は『サグラガン工房だ』ドルドレンは下に見えてきた、朝一番で立ち寄った工房を指差す。
龍はサグラガンの工房へ降り、イーアンはそのままミンティンに待機してもらう。『この仔がいると、騒ぎになるかもしれないから急ぎましょう』ドルドレンとイーアンは小走りで工房の扉へ。
扉を叩こうとすると、先に戸が開く。『どうした。ダビならいるよ』老職人は夕食の支度をしようとしていて、窓から見えたと話した。ダビも奥から来て『お疲れ様です』と声をかけた。
「サイン。すまないが、道を教えてくれないか。弓工房とは聞いているが、隠れているとも」
「どうかしたのか。弓工房って、コンブラーじゃないのか」
「総長、イーアン。コンブラー弓工房は?何かあったんですか」
職人とダビに質問されて、ドルドレンは掻い摘んでコンブラーとの会話の流れを話した。老職人の顔が険しくなる。後ろで聞いているダビは黙っていた。
「なんだと?フラーはそんな奴じゃなかったのに。昨年、家族が離散したから、性格が変わったのかねぇ。
まあ、いいや。それで隠れの弓工房か。東と北東の騎士で、たまに変わった弓がほしい奴が行くところだ。
オーリン工房っていってな。ここから鉱山の山が見えんだろ?この道の先。あの山の裏手、下りたところだ。道は獣道だから、暗くなる前に探しな。あいつしか山ん中にいないから、明かりがつけば分かるかもしれねぇけど」
「イーアン、ちょっと。そのコンブラーのところで弓、その職人さん、持ちました?見せました?」
「見せたけれど。うちの系列の普通の弓って。弦は反応しましたが、どの道私が信用出来なかったみたい」
「ええ?弓触ってて気がつかないのかな。普通、重さ違うって気がつきそうだけど」
「私は元の重さを知りませんから・・・そうだったの?」
ダビに話を訊くと、中も改良してあったし、握りも変えた。弦に合うように改良しないと、あの弦を使い続けたら弓本体がやられるからと。
『矢もですよ。矢は見せた?』ダビに言われて、イーアンは首を振る。『そんな暇、ない感じでしたもの』イーアンが答えると、ダビは首を捻った。
「ふーん。じゃ、良かったかもですよ。その人じゃなくて。オーリン?ですっけ、これから行くの。その人の方が見てくれるかもしれないんで、今私が話したこと、伝えてみてください。
あれだったら、私暫くここにお世話になるし、良かったらお話に伺うことも出来るって言って良いですよ。行きますから。
えっと、どうしようかな。もしイーアンにまた来てもらう用事の時って、どうすればいいです?馬じゃ、ちょっと時間かかるから」
イーアンはドルドレンを見る。ドルドレンも頭を掻いて唸る。どうしようか・・・・・ 普通だと、東の支部経由で北西に速達出すとか。郵便だと早馬で直接北西に連絡とか。思いつくのはそれくらい。
「分かりました。早馬にしておきます」
ドルドレンはダビにお金を渡した。『馬を使ったり、連絡の時はこれを使え』持ってきた硬貨を渡すと、ダビは『有難いです』と頭を下げた。
二人は職人とダビにお礼を伝え、早速オーリン工房へ向かうことにした。干物付きミンティンに跨って、鉱山の裏側の山肌をゆっくり探す。日が傾いているので、影になっていてよく見えない。
「ドルドレン、煙!あれはもしかして」
「そうだな。違っても、オーリンを知ってるかもしれない。行ってみるか」
イーアンが見つけた一筋の煙が立ち上る場所へ、龍は飛んだ。龍だとほんの5分10分あるかどうか。でも馬だったらと思うと、とても時間をかけてここへ辿り着きそうな場所だった。
龍は木々が開けた近くの場所に降りる。近くは近くでも、伐採した所なので、民家から少し離れている。『向こうに民家が見えます』行きましょうとイーアンが言う。ミンティンにここで待っていて、とお願いすると、干物付きのミンティンは丸くなって眠り始めた。
斜面を歩いて、煙の上る民家へ近づく。ドルドレンが、ふとイーアンを力強く引っ張った。突然伴侶の体に押し当てられて驚いたイーアンが見上げると、横を何かが飛んでいった。ドルドレンは真っ直ぐ前を見て叫ぶ。
「射るなっ人間だ」
イーアンは気がついた。いそいで前方を見ると人が出てきたのが見える。自分は射掛けられそうだったのかと分かるとゾッとした。遠目の利かない(※年齢)イーアンは、自分に矢を放った人は、見えていたのだろうかと怖くなった。
「誰だ」
「騎士修道会総長ドルドレン・ダヴァート及び、北西支部の工房主イーアンだ」
「何?騎士修道会」
弓を下ろした人間は、弓を片手に持ったまま、もう片手で『こちらへ来い』と合図した。ドルドレンはイーアンの肩を抱き寄せて、警戒しながら民家の人間に向かって歩いた。『当たってたら殺していた』伴侶は怒りを含んだ声で呟いた。
近づいて見える位置に来ると、その人物は二人の客人を観察しているようだった。どことなく、タンクラッドに似ている気がする。
背は185前後だけれど(※タンクラッド193cm)雰囲気が似ていた。年齢もそのくらいなのか。
顔つきはタンクラッドよりも野性味の強い印象で、良い顔をしているが目つきが鋭く・・・黄色に光るその目は片目だけだった。もう片目には古そうな革の眼帯を当てていた。
少し伸びた黒い髪をそのままにして、目深にかかる前髪から覗く、黄色い瞳は迫力があった。
「あなたがオーリン工房の」
ドルドレンが訊ねると、男は頷いた。『あんたたちは。もう一度教えてくれ』低いしゃがれ声で聞き返す。
「俺は騎士修道会総長、北西支部所属のドルドレン・ダヴァート。こっちは」
「北西支部所属の工房ディアンタ・ドーマンのイーアンです」
男はイーアンを見つめる。突き刺すような一つの瞳が、イーアンを緊張させる。夕焼けの中、茜色の光を背に受ける男は、目の前の女を見て頷いた。
「君がイーアンか。ディアンタ・ドーマン。なるほど」
「彼女をなぜ知っている」
「この前、ここに来た騎士が話していた。剣と鎧の工房に委託しているそうだな。弓は委託が来ないのかと、その騎士は弓引きだったから」
男は総長に視線を移して、手を伸ばす。『俺はオーリン・マスガムハイン。オーリン工房の工房主だ』差し出された手を、ドルドレンは受け取って握手を交わす。オーリンはイーアンにも手を伸ばし、イーアンも握手した。
「良い手だ。しっかりしてるな」
「彼女の手はいつも職人には誉められる」
ちょっと笑うドルドレンに、イーアンも少しはにかむ。オーリンの表情が若干和らいで、目がすっと細くなった。
「ここへ来たということは。弓の件だな。中へ入るか」
「急に来たから、確認だけだ。突然だし後日でも」
「遠いだろう。ここは。北西からじゃ随分かかる。片付いていないが、それで良ければ今話しても構わない」
遠慮は要らないと、オーリンは建物に向かって歩いた。二人はついていって、質素な一軒家に入った。裏庭にヤギと馬がいて、平らな場所が少ない敷地で草を食んでいた。
丸太で作った家は質素に見えて、がっしりしていた。中へ通されると大きな部屋の中で、幾つかの用途に分かれているようだった。奥に工房が見え、手前は居間や台所を兼ねている。タンクラッドの家と似ているなとイーアンは思った。
「掛けてくれ。椅子が足りなければ、その辺の丸太で」
椅子が2つなので、ドルドレンは椅子と同じくらいの丈の丸太を壁際から運び、そこへ腰掛けた。『イーアン、椅子に座りなさい』ドルドレンに椅子を示され、イーアンはちょっと申し訳ないけれど座る。
オーリンがお茶を運んできて、小さな食卓に置いた。刳り貫きの木の容器で、とても可愛い形をしていた。
「さて。早速だが、事情を説明してもいいか」
「頼む」
オーリンに促されて、ドルドレンはここまでの経緯を話した。騎士修道会自体の事業として、魔物製の武器防具・その他道具を作ること。これがハイザンジェルの魔物を活用して建て直す希望があること。国もこの話で動いていること。鎧工房と剣工房にはすでに委託できていること。
「それで、騎士修道会に卸していたコンブラーへ行ったが。今朝のことだ。イーアンが弓を知らないとかで・・・頭に来る奴だ」
言いながらドルドレンは怒りが蒸し返したようで、説明が切れた。イーアンは苦笑いして『そういうこともあるから』と伴侶を落ち着ける。
「そうか。持ち込みは?弓の何かを見せに行ったのか」
オーリンがそれを訊ねてくれたので、イーアンは持ってきた弓矢と弦をオーリンに渡す。ダビの話をして、これを担当してくれたダビは、鏃を習いにサグラガン工房にいるから話しも出来ると伝えた。
オーリンは片目で、じっくりと弓を見つめてから、矢を見て、弦を調べた。それからイーアンを見て質問。
「ちょっと訊きたいが。この弦もダビという男か」
「それを作ったのはダビだ。だが、指導したのはイーアンだ」
「だろうな」
ドルドレンが代わりに答えた言葉に、オーリンが納得したので、二人は顔を見合わせた。その様子を見てオーリンは、何てことなさそうに解説した。
「ダビ。彼は弓を作ることも出来る騎士なんだろうな。弓の本体も随分手を込ませているし、弦に合わせた補強も丁寧だ。矢もそうだな。こんなに硬質の矢なんか普通作らない。弓に合わせた、というより、弦に合わせた気がする。
で、この弦は強い。強過ぎるくらいだ。もともと強い何か、材料だろう?この繊維の強さを増幅する縒りも、さらに威力を最大限にしている。だが。この縒り方は弓を作る人間はやらない。ダビは、君の指示に従ったと捉える方が早い。君は何者だ。この縒り方を、ダビが使わないと知らなかっただろう?」
ドルドレンは少し驚いている。へえ、と声を漏らして期待できそうに顔が笑う。フラーと比べているらしかった。でも質問されているイーアンは、自分のどこまでを話して良いのか困った。
「私は。私は、その。革紐を作ったり、そうした動物素材で糸を作ったり、そんなことをしていたことがあって。弓は分からないですけれど、だからそれでこうした方が頑丈で強いかもと」
たどたどしく、目を泳がせながら答えるイーアンを、片目で見つめ続けるオーリン。
「なぜ。その道に携わっていないはずなのに、その道の遥か昔の時代に行われていた技術を使えるんだ。他の工房でも疑問に思われなかったか」
イーアンはオーリンの黄色い瞳を見つめ返す。タンクラッドと同じことをこの人は言う。ドルドレンはやり取りを面白そうに見守っている。
「ええ。ありました。剣工房の職人がそう、私に聞いたことがあります。その。古い時代の技術で作るものづくりが好きですので」
そう、とオーリンはそこで引き下がってくれた。視線を弦に戻し、フフと小さく笑う。『ダビという男は、君を信用しているんだな』弦をちょっと両手に伸ばし、オーリンは弦を光に透かした。
「面白い。これが魔物か。大きさが色々だからよく分からないが、筋肉の繊維じゃなさそうだな。内臓か」
イーアンが驚く。頷いて、それは大きな魔物の腸だったと教えると、オーリンは『腸ね』とイーアンに微笑んだ。
片目で野生的な男の微笑みは・・・この世界はイケメンが多過ぎる。イーアンはさっと目を反らす。美の世界に感謝しつつ、真横の絶世の美丈夫のクロークをぎゅっと握り締めた。ドルドレンは何で、イーアンが自分のクロークを掴むのか、何の合図かと首を捻っていた(※美しいもの全般に賛美を贈るイーアン)。
「そうか・・・・・ 総長。俺が出来ることは何だ」
「引き受けてくれるのか」
「面白そうだ。出来ることであれば」
ドルドレンはイーアンを抱き寄せて、満面の笑みで『良かったな』と喜んだ。オーリンはそれを見て『彼女か』とつい質問。ドルドレンは誇らしげに『妻だ。今年結婚する』胸を張って自慢。イーアンはちょっと照れる。初めての人に言わなくてもいいような。
オーリンはイーアンを見て、ふうんと口端を上げる。『じゃ。あまり来させないほうが良いだろうな』黄色い瞳で総長に視線を戻して、からかうようにしゃがれた声で笑った。
「そうしてくれると精神的に助かる」
「ここは遠いしな。無理はさせないから。気をつけよう」
イーアンはドルドレンを見上げ『ミンティンのこと』と呟く。ドルドレンも、ああ、と頷いて『話しとけば』と促す。イーアンは、自分は龍と一緒に来るから、この場所まで40分くらいだろうと言った。
「何?龍だと?今日もそれで来たのか」
「はい。多分その辺で眠っています」
「馬とか犬じゃないんだから。その辺で眠るったって。マジかよ」
言葉がちょびっと。チョイ悪的。野性味のある顔で聞くと新鮮である。イーアンはこの人は昔、自分と似たような好戦的な感じがあったんじゃないかと、少し感じた。
龍の話で可笑しそうに笑うオーリンは、茶を飲み干して、両手を打ち合わせた。
「面白いな。いいだろう、俺が弓を手伝おう。大量に作るとなると手に余る、その時は友達にも回すが。それは卸の時に加算させてくれ。それでいいか」
「友達の工房には契約金は要らないのか」
「要らないだろう。繁忙期みたいなもんだ。一時的だから、卸した時の代金でこっちが分配するよ。実質は俺だけで充分だろうな」
ドルドレンはこの男の話の早さが気に入った。信用も出来る気がする。
剣工房で言えば、タンクラッドが先で、親父に大量生産を回すという具合。それも卸しで加算した額は自分たちで分けるというから、友達同士の信頼関係も厚そうに思える。
「イーアン。君に頼みがある。この、魔物の腸か。これを少し俺にも分けてくれ。それとな、ダビが作った弓を一度分解したい。許可をくれ」
「はい。分かりました。・・・そうだ。あなたになら分かるかもっ」
イーアンは思い出し、荷物からパワーギアを引っ張り出して見せた。『これは道具なのですが、弦と同じ材料です』この人は弓を引くから、もしかしてこれをつけて弓を引いてもらえないかと、イーアンは思った。
案の定、オーリンは食いついて『これを体に着けたら、弓を引くのが楽そうだな』とあっさり意図を見破る。
嬉しいイーアン。愛妻(※未婚)の表情に、感動が過ぎるのを見逃さないドルドレン。警戒態勢(※すぐ抱きつく愛妻の癖)に入る。オーリンの言葉に気持ちが高揚し、イーアンは彼に使ってみてもらいたいと話すと、オーリンは全く抵抗なく受け入れてくれた。
大喜びでイーアンは、彼の体にパワーギアを装着。ドルドレンは、仕方ないとはいえ目が据わる。オーリンはあまり気にしていない様子で、イーアンがくるくる自分の胴体の前後を回るのを見ていた(※大方鈍い)。
「これで。大丈夫です。引いてもらっても宜しいですか」
「うん。面白いな、反動がすごい」
表に出ると、もう日が暮れて山は暗くなりかけていた。空はうっすら夕暮れの光を残し、空には星が見え始めている。
オーリンは弓を取って、矢を番え。肩越しにイーアンを振り向いてニヤッと笑った。『よく見てろよ』ぐっと引いた肘を、瞬く間にすぱんっと撥ねて腕は伸びた。
「見たか?矢が飛んだのを」
「速すぎて、よく見えませんでした」
「何て威力だ、飛んだのか?」
イーアンとドルドレンは驚いて、矢の消えた暗闇の木々の中を見つめる。オーリンが小走りに矢を取りに行き、少しして戻ってきた。
「近いうちに、今度は明るい時間に来てみろ。自分が作った道具の威力に感動するぞ」
抜いてきた矢を見せてくれ、その矢が半分くらい突き刺さっていたと、刺さった箇所まで湿っているのを教えてくれた。
「こんなに暗くなかったら、今もう感動出来ただろうけれど。ま、いいか。次回でな」
オーリンは笑みを浮かべ、弓を置いて、イーアンの頭をぽんぽんと叩いた。ドルドレン凝視。こいつも警戒対象かーっ 白髪が増えると懸念する。イーアンはえへっと笑う。頑張って作った道具を誉められて嬉しい。
「借りたいが。これは返そう。近いうちに腸を持ってきてくれ。良いか?俺は日中ここにいることが多いが・・・そうだな。そっちの都合もあるだろうから、契約書とかあればその時でも良いか」
「契約書はすぐに作ろう。明日明後日の午前中はどうだ。どちらかなら俺も動ける。以降は一週間近く遠征でいない」
「彼女も遠征へ?」
「そうだ。イーアンは軍師だから、遠征は必ず同行する」
へー・・・オーリンはイーアンに感心する。『君はいろんなことが出来るんだな』そしてまたぽんぽん頭を叩いた。イーアンはタンクラッドにナデナデされて慣れたので、オーリンはぽんぽんかと理解するだけ。
伴侶は目が死んでる。うちの奥さんは・・・・・ どうしてこう、誰にでも触られるのか。もう慣れてるみたいで気にもしてない。
咳払いし、ドルドレンは懸念が増えたことに肩こりを感じるが、とりあえず明日また来ることに決まり、二人はお礼を言ってオーリンの工房を出た。暗い夜の山道は、道と呼べる道もないので、オーリンがランタンを持って、一緒に龍の場所まで行ってくれた。
「うわ。本当に龍だ。目の前で寝てる龍なんて見るとは。ハハハハ、凄いな」
暗い中でぐっすり眠る龍に、オーリンは笑った。龍も怖がらないし、イーアンも彼には好感を持つ。ドルドレンは気配が伝わるだけに複雑。
ドルドレンとイーアンが龍に跨ると、ミンティンが起きて立ち上がった。
「それでは明日、朝で良いでしょうか」
「日が昇ってからなら、何時でも構わない。あまり早いと飯食ってるかもしれないが」
じゃあ、9時前にと伝え、イーアンは合図して龍は浮上した。ランタンを掲げて二人と龍を見送るオーリンは嬉しそうだった。
「弓工房。良かったな、コンブラーに頼まなくて」
「本当ですね。ダビも言っていたけれど、あんなふうに気がつく人もいれば、フラーさんみたいに気付きもしない方もいらっしゃるんですね」
同じ職人なのにとイーアンは呟いた。ドルドレンも随分差があるなと感じていた。こうしたことでもなければ、大きい工房は仕事も信頼もしっかりしている、そうした先入観でいたかもしれない。
「俺も勉強になる」
とにかく今日は疲れたから、支部に干物を運んだら休もうと二人は話し、この後も支部に着くまで弓工房とお祖父ちゃんの話で龍飛行の時間を過ごした。
 




