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魔物資源活用機構  作者: Ichen
紐解く謎々
344/2947

344. 数え歌・最初の5つ

 

 二人は椅子に座り、話が始まる。


「先に大事なことをお伝えします。白い鉱石と牙の比率です。鉱石は3で、牙が7だと思います」


「何て?比率?どうしてそう思うんだ」


「昨日のことです。私とドルドレンはちょっと用で、東の町へ行ったのです。彼は知っていましたが、私は初めての場所でした。その町で、偶然に彼のお祖父さんと会い、彼の知る、馬車歌の貴重な情報を頂きました。それがこの比率です」


 もんの凄い端折って、イーアンはざっくりと前置きを終えた。タンクラッドはイーアンを見つめ、何かを思い出しているようだった。そして質問する。


「そうだったな。総長の父親が確か。馬車の民と言っていたな。それで馬車歌で伝説が入っているとか・・・・・ その。彼の祖父もまた、そうだったのか。総長は騎士でも、家族は馬車の民だったのか」


「はい。でもお祖父さんは随分前に馬車を降りたらしく、東の町マブスパールで生活して長いようです。でも歌を覚えていらして。お祖父さんの歌は、また種類が異なる上に、彼自身がその意味を知っています」



 すごいな、とタンクラッドは驚いた顔で感心する。こんな展開が待っていようとは思うわけもなく。比率についての歌部分を聞きたがった。


「白い命と白い石。白い剣と白い冠。同じ声を通わせたり。7歩進んで3歩を譲る」


 こうしてね、とイーアンはお祖父ちゃんの両手の動きを真似て、真剣な眼差しを向けるタンクラッドに説明。『彼は馬車の言葉を訳しながら。手指を歌の内容に合わせて動かしました』これがあったから、恐らく7対3の解釈で合っているだろうと思った・・・そうイーアンは話した。


「ドルドレンもお祖父さんの言葉に合わせて、同じように手が動いていました。恐らくですが、馬車の子供たちは、知らず知らずにそうして覚えてきたのでしょう。お祖父さんの情報は『数え歌』と呼んでいました」


「『数え歌』。つまり、数の歌だな?何かの数だけを歌い続けるような」


 そうだと思うとイーアンも頷く。お祖父ちゃんが話してくれた、馬車の民が歌う歌の仕組みもタンクラッドに教えた。パパの歌が伝説の基本で、基本の細かい部分を説明するための歌が幾つもあるそうだと。


 焦げ茶色の瞳を光らせたタンクラッドは、ニヤッと笑う。超絶イケメンに不意打ちを食らうと、イーアンは転げ落ちそうになるが、急いで机に掴まって保った。



「イーアン。面白い。面白くなってきた。ということは、だ。総長の祖父に、数え歌の内容を最後まで聞き出せれば。いや待てよ。総長は知らないのか?」


「知っているとは思いますが、歌を歌う人は決まっているようで、最初から最後まで歌える人はあまりいないようです。ドルドレンも聴けば思い出すのでしょうけれど」


「そうなのか。歌い手がいるんだな。ではその祖父に出来るだけ、彼の覚えている歌を教えてもらえれば、この先に出くわす、様々な数字に絡む出来事は越えることが出来るぞ」



 タンクラッドの嬉しそうな顔に反して、イーアンはちょっと困る。うんうんと頷きながら、少しずつ俯くイーアン。

 そうなんですが。そうなんですけれども。それが一筋縄では・・・どう答えようかと考えていると、タンクラッドがイーアンの様子から、気掛かりがあるのか?と訊ねてきた。


「そうですね。気掛かり。はい。あの、少しずつ伺ってこようと思います。他にも今回聞いたのは」


「イーアン。話を変えただろう。どうした、何かあるのか。気難しい相手なのか」


 いいえ、変態ですとは言えないので。イーアンは悩む。きっとお祖父ちゃんのことを話したら、タンクラッドは行くなと言うだろう。でもドルドレンだけでは、お祖父ちゃんは教えてくれそうにない(※女が良い)。

 勘の良いタンクラッドは、イーアンのもじもじする表情から、あまり言いたくない方向の質問をすることにした。


「ちょっと訊くが。彼の祖父は夫婦で住んでいるのか?それとも一人か?」


「お一人です。ご結婚されていたようですが、離婚されたらしいです」


「何歳くらいの祖父なんだ。一人で生活がまだ出来る歳だろう?総長が40前後として、普通に考えると、その祖父なんだから、80歳以上の高齢者だと思うんだが」


 ここまで言うと、タンクラッドの顔に嫌悪が浮かんでいる。まさかイーアンに手を出そうとしてるエロジジイでは(当)・・・・・ そんな歳で、そんなこと考えている男なんてと思うと、顔に出てしまう。タンクラッドの表情を見て、イーアンはとても言い出しにくくなった。


「教えてくれ。俺が勝手に想像しているだけだが、彼の歳は分かるか?80過ぎ?90近いか?」


「ええっと。その。お祖父さんはあの。ドルドレンのお祖父さんは、私と23年違いまして」



 タンクラッドが固まる。『何だと?もう一度言ってくれ』何十3歳?43?タンクラッドは、左側の耳をイーアンに傾ける。溜め息をついて困るイーアンは、仕方ないので教えた。


「お祖父さんは、23年。違うのです。私は44ですから、彼は23コ年上で」


「ウソだろ?67ってことか。そんな、親じゃないか。総長からしたら、親の年だろう」


 イーアンはあまり、他人の家庭事情は話したくないので、それだけは先に伝えて。とにかく、ドルドレンのお祖父さんもお父さんも、一般的な年齢よりも若いと話した。


 剣職人はがっちり固まる。いろいろと頭の中で整理して、無難な線と異様な線を交えて考えているらしかった。


「ごめんな。途中でイヤだったら言ってくれ。これは俺の推測だが。その前に、彼らは総長と似ているのか?うん、そうか。似ているんだな。

 そうか・・・もしかして。イーアンは、その祖父に言い寄られたりしてるのか」


「言い寄られているとは。断言できないですけれど」


「総長の見た目と似ていて、67だろ?ん。まて。父親はもっと若いんだよな。俺と近いのか?総長は幾つだ。・・・36。というと。彼の親は、俺と兄弟くらいの年ということか。で、祖父がそれ。

 イーアン。俺に本当のことを話してほしいんだが。俺は本当に心配だから、訊くことは分かってほしい。これまでにその父親にも」


 真下を向くイーアンに、剣職人は何も言えなくなる。椅子をイーアンの横にずらして、イーアンの頭を撫でながら、顔を近づけて『総長はいつも一緒なんだよな』と確認し、頷いたので、とりあえず安心した。


「なら。まあ、大丈夫なら良いんだが。しかし、それは大変な相手だな」


「お父さんもお祖父さんも。奔放な性格で、女の人が大好きです。私もその枠に入ったらしくて。でもドルドレンがいつも、彼らの攻撃から守ってくれるので、無事でいます」


 総長が真面目な男で良かったと、タンクラッドはそこに安心処を見つける。『彼らの攻撃』の意味が、何となく想像つくだけに気分が悪い。

 可哀相にイーアンは、そんなスケベな男たちに、情報のため、頭を下げに行ったのかと思うと・・・くさくさしてしまう。



「すみません。金属の比率の話と、他に聞けた数の話だけ出来たら、こんな嫌な気分にさせなくて済んだのですが」


 怒っているタンクラッドに謝るイーアンは、今後のことを考える。このままだと、タンクラッドはお祖父ちゃんに会いに行くのも(※無論パパも)ダメッと言いそう・・・・・


「謝るな。イーアンが謝ることじゃない。そのスケベ、いやロクデナシ、いや。何だ、そいつらが悪いんだ。貴重な情報をぶら下げてるのが、よりによって女好きとは。イーアンが気の毒だ。

 俺が行ければ良いが。どうせ、男が行ったところで、そういう奴らは教えてくれはしないだろうし。困った相手だな」


 大当たりですと思うイーアン。タンクラッドが行ったら、まずパパの奥さんに捕まる気がする(※可能性大)。お祖父ちゃんの家に行っても、年寄り技で『耳が遠くてね』とか『最近忘れっぽい』とか。のらりくらり逃げられてしまいそうである。



「イーアン。とりあえず、今回手に入れた努力の情報だけ話してくれ。記録しておこう。でも今後は行くな。総長が一緒でも、何がいつ危険を生むかわからん。総長が毒でも盛られたら、イーアンは、狼の前の兎だ」


 イーアンとしては、自分が兎かどうかじゃなくて、ドルドレンが『毒を盛られる』部分がないとも言い切れない(※ジジイがやりそう)のが気になる。確かに、気をつけないといけない。


 とにかくは、と。不安な面持ちのまま、タンクラッドとイーアンは、お祖父ちゃんに教えてもらった、他の数の情報を紙に書き写す。時々、タンクラッドが白い棒と馬車歌のなかで、重なる言葉を見つけて、そこを要注意の印で記していた。



「ジジイの話。いや、何だ。その祖父の話だと。イーアンに教えたのは5つか。

 1つめは、魔物の数みたいだな。2つめは、回復する場所の数と位置。3つめが、こなす課題の数なのか。4つめが、課題の場所。5つめが、龍の一頭を呼ぶ道具の比率。


 アオファの冠の『比率』は、これで行き詰っている俺たちじゃないと、何の話か分からなかったかもしれないな。もしかすると、そうした『一定の場面』で行き詰らないと()()()()()()()は、結構あるかも」



 紙に書きながら、タンクラッドはお祖父ちゃんを『ジジイ』と呼び、歌の種類を分けて思いつくことを書き込んだ。


「この。魔物の数にしか思えない、これどう思う」



「『消えた命と消えた血の色。昼も夜も追われる身。万を持って1とする。1を持って万となれ。同じ土には2回まで。3と4は他の土。5と6は別の土。7と8は別の島。9と10はうんと下。それでも駄目なら11回目は王の心臓』」



「そう言われると、そう思います。もし。魔物の数でしたら、限度があるという意味でしょうか」


「俺もそんな気がするが。この『土』は国のことか。7と8は『別の島』と言ったんだな?次は『うんと下』で。その次は土が関係ない。人間の心臓になっている」


「そうです。『土』を説明する言い方が少しずつ異なるので、気になっていたら、7・8で『島』の表現が出て、もしかしてと思いました。続いて『うんと下』と聞き、間違いなく地下を思い出しました」



「この部分を先に知っていて良かったな。じゃないと聞き落としたかもしれない」


 タンクラッドがイーアンの髪を、よしよし(※よく出来たワンコ)撫でながら、ペンでその部分に線を引く。『この方向で進めるとな』撫でた手を止めて、螺旋の髪の毛をちょっと指に絡ませつつ、情報を見つめて静かに呟く。


「魔物は、一つの国に2万頭が・・・限度のように思えないか」


「同じように感じました。でも。無限に出ていそうな気もするのですけれど。とっくに2万なんて越えている感じで。2年前からですものね、被害は」


「うーん。この辺りは、総長に資料でも見てもらわないと、分からないかもしれない」



 次に行こうとタンクラッドは、2つめの情報の話に移る。


「回復場所のような気がする。馬車歌の方では全部で10箇所あるが、数え歌では最後の1つが、あるのか、ないのか。ぼんやりしてるな」


「『聖なる声が降り注ぐ。胸には8度囁いた。肝には1度囁いた。声高らかに讃えよ。楽しめ。傷の癒える愛の道。病を打ち消す愛の(ほら)』」



 それで、3つめのと4つめのは同じ繋がりだろうから、とタンクラッドは続けて読む。


「3つめと4つめのは、課題の数と、その場所のように感じたんだ。何かやる仕事が決まってるんだろうか」


「課題ですか。それは、私たちがこなす出来事?」


「そうだ。イーアンと総長。だろうな、恐らく。()()に指定されている、俺やバニザットにもあるかもしれないが」


 フフフと笑って、タンクラッドはイーアンの髪を撫でる。イーアンも『端役』と言われると苦笑い。『大事で、本当に重要な仲間ですよ』皆さんがいて下さらないと進めません・・・と伝える。



「『雨が去る頃、風吹く頃。春のような冬が来る。土に花満つ春が1。枝伸ばす夏も1度来る。命を守る収穫祭。2度ある秋は1度だけ。水の道往く冬の漁師は、3度続けて歌わない。次の船歌、空を抱える嵐明け』これが3つめ。 ・・・・・でも。これは一部だろうな」


 ふーっと息をついて。イーアンの頭を撫でるまま、ちょっと鳶色の瞳に問いかける。


「1と2の数え歌の雰囲気からすると、土の表現が1つしかない。もし『土』の表現が常に『国』を表しているなら、これは()で何が起こっているか、だ。どこの国での課題なのか・・・・・ その順番が分からない。ジジイめ」


 ちょっと口が悪くなる剣職人。出し惜しみのケチ臭いジジイの情報に、嫌そうな顔をする。



「『春と夏は1度きり。秋は2度で冬は3度。乙女の口付けは1度だけ。恋人の時止まる夜は1度だけ。産声は2度に響いて、1は寝る。暖炉の炎は3度の焦がれを呼び起こす』これが4だろ?」


 3と4の文の上を、ペンで行ったり来たりさせながら、タンクラッドは呟きを続けた。


「土の表現はないが、同じような流れだと思わないか。それも土地の上で、何かが起こっている3と比べて、こっち(4)は季節の擬人化みたいに感じる。

 だからこれは、俺が思うにだけど。その場所の人々が、どう感じて一年を過ごしている地域なのか。その意味じゃないかと考えた。秋がちょっと。・・・引っかかるけどな」



「これが場所と思えるタンクラッドは、かなりの想像力です。素晴らしい」


 タンクラッドは髪を撫でる手を止めて、イーアンを見つめる。『そう思わないのか』と訊ねられて、イーアンは首を振る。


「いいえ。場所だと思えます。でも私はここに来て日が浅いので、どこがどのような気候なのか知りません。

 とはいえ。この2つの歌を『課題のすること』と『課題の場所』と分けられる、タンクラッドの素晴らしい着眼点と詩的な感性に、心を奪われそうな感動を受けます」


 イーアンがちょっと見つめて笑うと、タンクラッドはすっと顔を寄せて『心が奪われるか』と微笑む。ハハハと笑ってイーアンは、『奪われそう、と言いました』そう、念を押した。


「お前は本当に難しい」


 恥ずかしそうにタンクラッドが苦笑いして、額を掻き、ペンで数字の部分を丸で囲った。『この歌の通りの気候だと、実は二つの国がそうだ』少し困った感じの淀みで止める。それからちょっと考えて、また口を開いた。



「ハイザンジェルもそうだが。ティヤーもそうだ。春も夏もあるが、寒い時期の方が長い。で、な。3つめの情報と違う部分が4つめにあるのだが、それは『漁師』の言葉だ。ここだけ拾えば、ティヤーだと思う。だが、3つめと4つめが確実に繋がる、そうした教え方ではなかったんだろう?そのジジイは」


「ジジイ。そうですね。お祖父さんは、思い出しては、言いかけて止めました。それを何度か繰り返していましたから、私に当たり障りなく伝えられる情報を選んでいたと思います。間は、開いている可能性が大きいでしょうね」



 もう一つ、気になることがある・・・タンクラッドはイーアンの髪を撫でて言う。


「なぜ3の方は、冬から始まっているんだろう。この手前には何か、ジジイは言っていなかったか?言いかけて止める前に、出だしが違うとか」


 イーアンも思い出しながら唸る。『いいえ。思い出しても、この部分は同じです』雨が去る頃~の言い方は、何かの続きを拾っているふうには聞こえなかった、と教える。


「ちょっと。ドルドレンにも聞いてみましょう。彼は歌を聴いて育っていますから、聞いた覚えのある歌詞を訳されている感覚でしょう。それでなのか、不思議に思わないのです。普通の顔で頷いていました。掘り下げて聞いてみたら、もう少し分かるかもしれません」


「そうしてくれ。とりあえずはここまでだな。今後が心配だから、本当に行くなよ」



 まだ聞かないといけないことがあって、約束できないなぁと思うイーアン。その顔を見て、タンクラッドが困ったように首を傾げる。

 暫くの間、この話題で話し合い、とどのつまりは、必要最小限で行くことと、絶対に総長と一緒にいることを約束することになった。



 二人はこの後、少し早いがお昼を作って食べた。この前、山盛りのカツレツ&アイオリソースを食べさせ過ぎたことを思い出したイーアン。結局あの日、タンクラッドは、夜に全部平らげたと話していたのを聞き、体形と健康が心配になった。


 やっぱり揚げ物を所望され、今回は春巻き系とする(材料がちょっと異なるため、正しくは春巻きではない)。干しキノコを買っておいたと出してくれたのがあり、これと肉と野菜とで炒めて、生地の皮で巻いて揚げた。香味野菜を刻んで辛いソースをたくさん作り、野菜を一杯蒸して、春巻き系と温野菜の昼食。


 剣職人は、今日もとても満足して食べてくれた。イーアンは夕食用に卵の汁物を作っておいて、それと余った春巻き系を食べるように伝えた。



 昼食後。お茶を飲んで間もなく、タンクラッドが『すぐ比率どおりに作る』と意気込んだのもあり、午後も早くにイーアンはお暇した。こういう時のタンクラッドは、イーアンがあっさり帰っても大丈夫。


 龍に乗る前、タンクラッドはイーアンをちょっと抱き寄せて、本当にジジイに気をつけろと心配していた。


「次は3日後だな。明日明後日は会えないけれど。その次の日には来てくれ。冠はまだだが、きっと白い金属を見せることが出来るだろう」


 イーアンの頭を大めにナデナデしてから、タンクラッドは龍に乗るイーアンにお別れした。イーアンも、3日後に何もなければ来ます、と約束して支部へ戻った。

お読み頂き有難うございます。


春巻きが登場したので、作った写真を載せます~



   挿絵(By みてみん)



春巻きはこの後もたま~に登場します。またこの先に、この写真をご覧になるかも知れません。

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