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魔物資源活用機構  作者: Ichen
十二の面、戻りし人々
2893/2955

2893. ヨライデへの準備 ~⑥テイワグナ南イナディ地区国境治安部・7日間中

※今回は6900文字あります。お時間のある時にでも。

 明日3日(水)の投稿はお休みします。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 到着するも、名目の調査開始は翌日から。



 仕事の話より住む方を優先され、バイラはまず、居住に必要な身の回りの話を聞き、案内された宿舎をイーアンも見学。食事や風呂や調理など、住むのだから当たり前だけど、細かく教えてもらった。


 というのも、加わったバイラ含めて団員三名であり、それぞれがルールを守らないと精神衛生上、厳しい。()()()が前提で、お互いの時間割を守る。イーアンはこの環境を用意した警護団に引いた(※密閉生活放置)。が、バイラは『護衛と変わらない』と平気そうだった。


 一通りの説明が終わり、仕事の話に移ると『ちょっと行って見てきます?』と施設の人は表を指差した。玄関から施設脇を抜けると薮に紛れる()()()があるという。


 二ヶ月前の面倒は、『人間だけど人間味の薄い』嫌な相手だった・・・ すぐそこから出てきたと教えたが、嫌な記憶だから案内するのも遠慮がちで、察したイーアンとバイラは二人で傾斜を降りた茂みへ向かう。



「二ヶ月前というと、ティヤーはまだ魔物がいた時期です」


 ふと、イーアンが呟き、バイラも頷いた。


「そうですね。何か関係あるのかもしれないですよね。ヨライデから侵入する理由は様々ですし」


 全く関係ないとは言い切れないこと。バイラの合わせの後、イーアンは『宗教総本山崩壊』はいつだったっけなと・・・ 多分二ヶ月以上前(※2584話参照)。何んとなし、気になった。



「結局、逃げたみたいですが。襲われて荒らされて、書類はしっちゃかめっちゃかにされたようだから、判はその場で押されているでしょう。一人が怪我して、多勢に無勢の持ち逃げ・・・あ、イーアン。こっちです。分かり難いけれど、ここから先でしょう」


 話しながら歩いて見つけた、獣道の如しすり減り方をした土をバイラが示す。

 茂みは腰までの低木群で、高い崖壁に沿うようにしてずっと奥へ続き、海へ下る地面から向こう、特に道らしき平らが見当たらない。


 行けるだけ行ってみたが、距離もそうない。すぐさま海に面してしまった。もう真下は海なのにと、崖っぷちから急傾斜を見た女龍の感想に、バイラは『海から上がって来たんでしょうね』と教える。


「舟をつけて?」


「そうですね、送りの舟があるとか」


 ああ~・・・わざわざ、岸壁沿いの国境で見張っていても、海から崖を上がる根性で入国を試みるヨライデ人。


 治安部を襲うのは、昨日聞いた事情のままで『書類を奪っておくため』。入国して身を潜めて生きるつもりなどあるわけがない。堂々と生息する気だから、入国許可証を得ておく。無理やり作って足がつくでしょ、と思いきや。


「でもないんですよね。その報告が、治安部から最短距離の警護団に届くまでが長いから」


「距離か~」


「はい。この間に、入国した奴らは偽物の許可証を作るところへどんどん移動して、最終的には紛れ込んで分からなくなるんですよ。名前も出身も入国時期も」


 お手上げですね、と困るバイラは見下ろしていた崖から離れ、イーアンと治安部へ戻る。

 イーアンはテイワグナが平和になったとはいえ、出会った最初から、この国の治安の悪さを嘆いているバイラの言葉を、またここで理解した。


 大変ですねと言うと、苦笑するバイラが『そうなんですよ、広い上に、警護団の人数も足りないですから』と地方事情の似たり寄ったりを教え、それに相槌を打ちつつ。

 施設手前で、イーアンが『ところで船にも、顔を出せますか』と言おうとし―――



「イーアン!」


「はい?」


「あれ。すみません。そちらの方は・・・ 」


「ああ、バイラです!彼がバイラ。バイラ、彼はルオロフ」


 この辺鄙極まりない場所で。どこから()()()出たかと(※正)驚いた女龍。


 女龍の背を呼び止めたルオロフは、同時に振り返った男が『警護団のバイラ』と紹介されて、『昨日話題に出た人』と知り、自己紹介を簡単に済ませる。


 見るからにテイワグナ人のバイラ。見るからにアイエラダハッド人のルオロフ。対照的~と思っていたら、紹介もそこそこ、ルオロフがすまなそうにイーアンに囁いた。


「急で申し訳ありません。一緒に来て頂けますか?ヂクチホスが」


「わかりました。もう、バイラは大丈夫ですので」


 え?と横の女龍を見たバイラだが、只ならぬことが生じたのかと察する。

 女龍はバイラを見上げ『ちょっと危険かも』と事情を知らないなりに予想を呟き、アネィヨーハンに連絡して誰か来てもらうと伝えた。バイラとは、ここでお別れ。



「すみません、バイラ」


「いえいえ。気を付けて行って来てください!私は治安部にいると伝えて」


 はーい、と手を振って空に遠ざかるイーアンに手を振り返す。


 彼女は、片腕に赤毛の若者を抱えて・・・心なしか、若者の表情が硬く、男なのに抱えられていることを寂しく思っていそうで、バイラは少し同情した。それはさておき。


「アイエラダハッド人か。ふーむ。いや、でもな。なんだか彼は、普通の人間に見えなかったが。品が良いとか、教育が出来ていそうとか、()()()()()じゃないな」


 バイラは、見抜く男。三度生まれ変わった狼男に違和感を感じながら、国境治安部へ戻った。



 *****



 こうして―――


 午後、バイラのいる国境治安部にロゼールが訪ね、『イーアンからの連絡後、港で場所を聞いたんです』と再会喜びがてら、今日の予定を確認。


 ロゼールが見たところ、警護団施設の一つとはいえ、ほんっとに何もない。人もいない。テイワグナ人は多く戻ったと聞いているのに、施設に人が二人しかいなくて驚いた。もとからそうだと聞いて、さらに驚く。


「じゃ、留守にしちゃったら困りますかね」


 人数が少なすぎて遠慮しかけた騎士に、バイラも施設の人も『大丈夫』と答え、目的の半分は機構の船管理もあるとして(※上司にはあまり認めてもらえなかったにせよ)、勤務時間外の夕方に船へ行くと決定し・・・二時間後。



「いやー、すごい大きい船ですね!」


 ロゼールと、徒歩でてくてく。片道15分ほどのサマ・イナンディヤの港に到着し、見上げた立派な黒い船に驚いたバイラは『格好いい、あなた方にピッタリだ』と褒めた。


 夕焼けを背負う、ティヤーの海賊船アネィヨーハン一隻。小さな港の波止場は、とても久しぶりに笑い声が響く―――



 *****



 この日、夕方に戻ったドルドレンたち・シャンガマック親子は、船に来た懐かしい警護団に喜び、また会えた感動を抱き合って伝える。


 シャンガマックは先に何度か会えていたので控えめだが、『縁が戻ってますよね』と繋がりが続く嬉しさを言葉にし、バイラも頷いて『いつでも一緒に行きたい』と言った。獅子は息子が他人を褒めるのは面白くない(※毎度)にしても、バイラは嫌いじゃないから、息子と話すのを邪魔しない。


 とにかく喜んだのがドルドレンで、ドルドレンは目じりに浮いた涙を拭って『元気で良かった』と何度もバイラの肩を組み、バイラも総長の人情に改めて感じ入り『精霊に感謝します』とやはり目元を指でこする。



 テイワグナ巡回の旅は、いつも荷馬車の御者台にいたドルドレン横、バイラの馬がついていた。道を案内するからその位置だったが、移動中に話した時間は友情も育んだ。


 改めて心に沸いた友情を確認する二人は、『夕食は一緒に』『私も図々しく同席願おうと思いました』と交わして笑う。微笑ましいほどの喜びっぷりに、見ている人たちも笑顔でうんうん。



 こうして、夕食の席に招かれたバイラは、まだ『(オーリン)』が戻って来ないうちに『一時預かりのニダ』と顔合わせし、事情も少し聞く。オーリンが下船するのは驚いたが、イーアンの話していた移動の荷物は彼と思い当たった。他にも、テイワグナ以降の変化は山のようだろうけれど、今は話も続かない。


 これまでの変化や懐かしさを楽しむ話題より、着席するなり業務報告で、ヨライデ見回り内容を知り、明日から二手に分かれて調べる案に、客人バイラ含め、皆は真剣になる。



 ニダは預かりなので、バイラが船を見ていてくれるとはいえ、船待機が一人もなしは難しい。

 バイラも少し考えていそうな面持ち、ニダも自分はどうなるのかと緊張が顔に出ていて、ミレイオはこれまでのように『私が船を見てるわ』と引き受けた。


「イーアンたちが戻って、事情を説明できる誰かが必要でしょ?すぐ戻るとも言い切れないしさ」


 ルオロフとイーアンは、ここにいない。二人は神様のところへ出かけたままで戻らず、連絡がつく場所ではないため連絡なし。行先『神様のところ』も実は誰も知らないまま。

 バイラは唯一、二人が出かけた時にいたけれど、ルオロフが小声で伝えた内容は聞き取れなかったし、聞いていても『ヂクチホス』は何のことかも分からない。


 ということで、『急用で二人は出かけた』のをバイラが報告したのみ。連絡もなし、が現状。 


 いつ戻るか不明なのだし、誰かが船にいた方が良いというミレイオに、頷くドルドレン。


 ニダは、『良い人そうでも見知らぬ相手=バイラ』と二人は緊張なので、話しかけてくれるミレイオが残ると分かり、ホッとした。


 バイラ的には、ニダのような若者と話すのは平気だが、複雑な事情持ちと大まかに聞いたし、日中、警護団に連れて行くわけにもいかないので、ミレイオの船待機は有難い。


 シュンディーンが留守。も、ミレイオが残る理由にある。


 夜の騒動が終わった後のことで、起きてミレイオを待っていたシュンディーンは『親が呼ぶから』と、また長引く用事に呼び出されたらしく、いそいそ出かけてしまった。やっと帰って来たと思いきや・・・仕方ないとはいえ、やる気が失せたミレイオは、船待ちを立候補し、これで待機と見回り決定。



 *****



 この夜以降。一週間、ドルドレンたちは船を起点にヨライデの南部を調べる。


 魔物はなぜかまだ出てこない。バイラも警護団の仕事で同行する機会があり、ドルドレン、タンクラッド、バイラの組と、シャンガマック親子の組に分かれて調べ、ドルドレンたちはテイワグナ近い南、シャンガマック親子は遠くまで動いては、()()()()な情報を持ち帰った。


 ロゼールとミレイオは、船でニダを預かりながら待機。ニダは最初こそ、緊張し、恐縮していたが・・・ 打ち解け始めると性格の良さが出て、ミレイオにもロゼールにも可愛がられた。


『何もできない』と本人は言うが、家事全般は問題ない範囲でこなすし、訓練所で育ったようなものだから、職人に学んだ手仕事の多さはミレイオも舌を巻くほどある。


 そんな一場面の例は―――



「料理出来るだけで、手伝ってもらえて助かると思ったんだけど。あんたったら、器用ねぇ」


「これくらいだったら」


 照れて笑うニダは、布を()()


 船の帆が傷んでいるんじゃないか心配だ、とロゼールが気にしていて(←ずっと)帆を丸めた綱をほどいたら、やはり部分的に痛みが来ていた。ほつれるほどではないが、カビて繊維が傷んでおり、これをニダが修理すると言い、帆布の余った端をほぐして糸に分け、改めてこれを織り出した。


 織機などなくても、必要な幅の切り込みを入れた板を支えに、糸をかけて横糸を渡し、ちまちまと一本ずつ・・・ カビて傷んだ布地幅の分、大して大変じゃないですよ、と作業するニダは、『気が遠くなりそう』と呟くロゼールに笑い、感心するミレイオに『訓練所で暇だと、よくやった』と直しの工程を話す。


 職人の手伝い傍ら、手仕事を学ぶ人たちと様々なものづくりを行い、気づけばいくつも身についた技術。帆布の直しも、ティヤーならでは。


 織り終わったら糸をずらしてまた織って、午後いっぱい使い、ニダは必要な幅をきちんと用意した。

 新しく作った布を、早速、傷んだ箇所に縫い付ける。しかし帆を外すわけにいかないから(※デカい)、これはミレイオ担当。


 へぇ~と感心しっぱなしのロゼールは、甲板でミレイオを一緒に見上げるニダに『オーリンところ行かないで、一緒に来ればいいのに(※伝道無視)』と笑った。ニダも嬉しいが、一生かけて行う誓いは守る。


「いつかさ、伝道はもう十分だよって精霊から言われたら」


 そんな日は来ないかもしれないけれど。ロゼールは紺色の瞳を向けて微笑む。


「ハイザンジェルの騎士修道会においでよ。退役騎士も務めているし、俺は厨房担当で、一生あそこで仕事と生活なんだ。騎士にならなくたって、登録だけすれば仕事も住まいもあるよ」


「そうなんですね。私はでも、オーリンがいてくれるから」


「うん。オーリンに()()()()()()()、思い出して」


 ハハハと笑ったニダに、ロゼールも声をたてて笑う。上で聞こえていたミレイオも笑いながら縫い付けを終えて甲板に戻り、『あんた遠慮ないわね』とロゼールの頭をポンと叩いた。


 あとは蝋引き、とニダを抱えたミレイオが、お皿ちゃんで再び上がり、ミレイオに抱えられたままニダは修繕した帆を見せてもらう。夕日を透かす帆の、二重縫いのところだけ四角く暗く、その上から雨除けを刷毛で塗布した。その場しのぎだけど、あると違う。


「帆を張る時がないんだけどさ。トゥがいるから」


「でも、帆は大事ですよ」


「そうね。私もそう思う。すぐ乾くかもだけど、少しこうしておこう」


 一枚だけ垂らした帆。穏やかな風に揺れる帆は、やはり巻いているより開いていた方が似合う、とニダは思う。ミレイオは『すぐ巻いてしまうけれど今だけ』と夕日の帆をそのままにし、ニダが織った箇所を眺めた。



 こんなことは数回あり、夜に戻ったオーリンとの会話も・・・ 弾むような、少し()()もするような。


 オーリンは、ニダが楽しそうなのは良くても、年甲斐もなくやきもちか、何んとなし面白くない。

 でも、自分のこうしたところがいけないんだろうと気を付けて、ニダがミレイオたちと留守番する日も、残りわずかと考えるようにした。



 夜中に大喧嘩したオーリンも、預けた翌日から一週間で随分変わった―――


 荷運びは、『ガルホブラフを休ませながら』を第一に置いたので、自宅のケイガン地区まで往復は一日二回まで・・・ 

 初日こそ、全然進まないとぼやいたが、荷物を置き、長い留守にした家の様子を見たら、今後ニダも来るにあたっての気がかりがいくつも浮上し、結果、龍が空休憩の間は自宅改変を進めた。


 そもそもの部屋が、一室だけ。一人暮らしなのだから当然だが、ニダは大人で、自分と同室というわけにいかない。寝台も棚も余分がないし、風呂や手洗いなんてニダが見たらどう思うか(※ここは山の中)。


 日に、龍往復二回×一週間=14回の荷運び。

 朝運び、到着後ガルホブラフ空休憩3時間→自宅改装。昼→テイワグナに戻って午後便→龍空休憩2時間→自宅改装→夕方は船に戻る。


 一週間で運び切れると思うし、ガルホブラフを休ませる時間で一日5時間は、自宅作業可能。そう考えたオーリンは7日間中の35時間でどこまでニダ用の家具を増やし、部屋わけの壁板を取り付けられるか、考えるより早く行動に移した。


 運の良いことに、通い二日目の午後、オーリン宅の煙突から上がる煙に気づいた友達が訪ねてきて、再会を喜んだ後、事情を伝えて驚かれ、協力してもらえることになった。


 ・・・なぜ、友達が()()()戻ったか。その理由は、またあとで。



 家畜は預けたままで、この時、費用分も支払う。気兼ねなしの友達付き合いは助かるなと感謝しつつ、やはりニダと比べて『ニダにはこう思えない。ニダは放っておけない』と改めて思いもした。


 積もる話をしながら進める作業は早い。世界へ旅に出たオーリンが戻ってくると思いきや、同居相手を連れてくると。間髪入れず『結婚か?』と茶化した友達だが。


 聞いてみれば、年齢はオーリンの半分くらいの若者で、性別がないために差別を受け、これまで死んだことになって隠れて生きていた、と。魔物騒動で身内も知り合いも殺され、残った仲間も全員失くし、その上、嘆く暇もなく大役まで背負ったらしき若者・・・・・



「それは確かにな。お前に懐いたなら一緒にいてやろうって思うな。しかし伝道の旅か。とんぼ返りでテイワグナに行く話だが、たまに戻って休める時、自分の家があれば気持ちが違うな」


 友達も親身になり、オーリンも彼に同意。仕事だからと、巡業で戻れない状態にはしたくないのが本音。

 たびたび『家』に帰り、一緒に休んでまた出かける、そういうのでいいんじゃないかとオーリンも思っている。あの子には、家が必要で、失わない家族が必要、何度も体験して刷り込んで安心するもの、と分かるだけに。


 理解ある友達の手伝いを得て、残りの荷運び5日は、ケイガン自宅の改装作業が捗った。


 手伝いの賃金は、友達が『お前に家族が出来た祝い』と遠慮して、代わりにテイワグナの酒でも持ってきて、と頼まれたので、オーリンは気分良く過ごした・・・



 一週間は、あっという間に過ぎてゆく。最終日前日、オーリンはバイラに聞いて『酒ですか?一緒に買いに行きましょうか』と快い誘いを貰い、夜に出かけてバイラおすすめ現地の酒を購入。


 友達のお土産なら、と気を利かせる警護団は、テイワグナきってのおつまみも買い与え、お金を渡そうとするオーリンに『これは私の気持ち』と笑顔で断った。

 良い男バイラに感謝し、オーリンは7日目の朝、最後の荷物と土産を運び―――



「今日で最後ね」


 朝焼けの空を出かけた龍と龍の民を見送るミレイオは、眩しい茜色の光に目を細め、甲板で呟いた。


「ニダが会いたがっていたけど。イーアンもルオロフも、どうしちゃったかしら」

お読み頂きありがとうございます。

明日の投稿をお休みします。

今年は夏が長く感じます。まだ気温が下がらない地域も多いと思うので、どうぞ皆さんもお体を大切になさって下さい。

いつもいらして下さることに、心から感謝しています。本当にありがとうございます。


Ichen.  

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