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魔物資源活用機構  作者: Ichen
十二色の鳥の島
2691/2957

2691. あの人の面影・ベギウディンナク港入り・営巣地跡へ

※少し長くて、7000文字近くあります。お時間のある時にでも。

 

 沿岸警備隊の施設と思われる上で――― 尊敬する母(※イーアン)から『貴族嫌いなので』発言を、耳元で食らったルオロフ。



 頭が真っ白になる一言に、自分の背中を抱える女龍を、薄緑色の瞳は凝視する。


「イーアン、よく・・・聞こえなかったのですが」


「私は貴族が嫌ですため、もし居たらどうしようかと思って」


 眉間にしわを寄せた女龍は、直下の貴族風の建物配置に視線を注いだまま呟く。ルオロフが馴染みすぎて、イーアンはこの発言の誤解に気付いていない。愕然とした赤毛の貴族は、言葉がすぐ出てこない。



「あー・・・ここで貴族に会うの。嫌だなー」


 凄くイヤそうに、低い地声でぼやく女龍。

 そ、そんなに嫌いだった・・・?ルオロフは傷つき、顔を下に向ける。今まで貴族相手に、これといった差別がなかったような。それは私に気遣っていたのか?では、()()?私が何か問題を?


 イーアンは、『ハイザンジェル系の船+ハイザンジェルの貴族』イメージで、ということは→ハイザンジェル貴族がいそう→知り合いがいそう→面倒臭そう→鬱陶しそう→あの人たちの感覚ズレてるし・・・ そう思って顔が歪む。

 そもそも、イーアンが『貴族嫌い』と言ったのは、ハイザンジェル貴族を示していたのだが、ルオロフには自分直結解釈(※一国屈指の大貴族)。


 喋らないルオロフに気づいたイーアンは、消沈した彼を見て、やっと自分の失言に気づいた。


「む。あ、違いますよ!ルオロフのことではなく」


「今まで、気を遣って下さっていたんですね」


「違いますって!ルオロフ!()()()()()()()()()()がイヤなんですよ!あなたもご存じの、ほら、私たちは後ろ盾に貴族が」


「アイエラダハッドでは、ゴルダーズ公たちに普通だったから・・・でも、そんな嫌われていたとは」


「へ?あの、だって彼は」


「でもそうだ。イーアンは西で、クレイダル卿の宝鈴の塔を破壊したし」


「ちょっ、ダメダメ、繋げないで下さい!それ事情がありますでしょう!」


 沈むルオロフに女龍は、違う違う、と必死に言い訳。いろいろあったんだって!散々だったのよ!頑張って言い訳する女龍が空で大声を出している内に、下方の人に気づかれた。そしてわぁわぁ騒がれる。


 ハッと下を見たイーアンは、こうなると行かねばならないので、ルオロフに『すごい違いますからね』と焦りで変な言い方の念を押し、様子見する余裕なく施設へ降りた。



 降りて、イーアンの予感は正解と知る。


 ショックを受けたルオロフだが、地面に下ろされてすぐ気持ちを切り替え、騒ぐ人たちに『自分たちは魔物資源活用機構の』と挨拶を始めた。

 白い肌は青ざめ、硬い表情に辛さが滲むが、仕事はする男ルオロフ・ウィンダル。後ろに立つイーアンは申し訳なくて、心の中でせっせと詫びる。


 ルオロフが『船が近くまで来ているので、入港したい。この海域の沿岸警備隊に連絡してある』まで話したところで、施設前に出来た人だかりの後ろから『()()違うな』と否定が飛んだ。


 さっとそちらに目を向けたイーアンと、ルオロフ。


 今のは共通語――― イーアン、嫌な予感。取り巻く隊員の間を抜けて出てきたのは、紛れもなくハイザンジェル人だった。そしてその男は、意外そうに首を傾げる。



「ん?まさか。まさか、イーアン?機構で女性はイーアンだけ・・・イーアンですか?()が来たのかと思ったら」


「あなた誰」


 どこかで見たような顔だけど、この人知らないと呟いて、後ずさる女龍。

 青い目、誠実そうな面持ち、年齢は30代。貴族だろうが見覚えもない。ルオロフより少し年齢が高い、品の良さそうな男は近づき、イーアンは眉根を寄せてまた後ずさる。


 ルオロフは間に割り込み、男の前に立った。目を眇めた男は、赤毛の若者に『どきたまえ』と静かに一言。


「イーアンが、知らないと言っています」


 ルオロフも共通語に合わせ、イーアンを守る。男は『君は()()()()の人間だ?魔物資源活用機構に登録した派遣騎士で、赤毛はロゼール・リビジェスカヤしかいないが』と片手を振って仕草で退くように伝えた。


「私は、アイエラダハッドから同行についた者です。ハイザンジェル王には伝えてあるはずです」


「知らないな。口ではどうとでも言えるでしょう」


 ルオロフは睨まないが、否定する一方の男から目を逸らさず。言い返そうとした若者は、息を吸い込んだすぐ、イーアンに肩を掴まれて振り向く。イーアンは自分が言うと頷いて、男に向き直った。



「風貌はイーアンですね。やっぱり。その肌、角、変化が」


「あなたこそ名乗って下さい。私はあなたを知らない」


「おや。()()気づかないですか?」


 柔和な微笑みで冗談めかした男に、ルオロフがイラっとする。イーアンも、はーっと息を吐いて(※態度で示す)腕組みし、『会ったことがありません』と返事。相手が答えるより早く、『船がもう近いから、港へ誘導を』と肩越し、背後に親指を向けて用件を先にした。男も女龍の後ろの海に視線を投げ、ちょっと頷く。


「分かりました。船影が見える距離・・・あんなに立派な船で航海されているんですね。しかしあの大きさは、確かに危ない。誰か、すぐに誘導の船を出して下さい」


 いきなり、後ろに集まっている隊員に命令し、訝しんだイーアンたちの前で、隊員の数名は彼の指示に従って場を離れた。他の者も黙って待機。意外な・・・上司でもなさそうなハイザンジェル人の言うことを聞くとは、なぜか。


 男は、目が合っても警戒で黙る女龍に『残念ですが、本当に気づかれないとは』と首を横に振った。


「私ではなく、()()良かったかな」


 ぼそっと。聞こえるように一言落とす。イーアンの眉がぴくッと上がり、『親?』を繰り返す。ルオロフは気分が良くない。さっきから散々(※貴族嫌い爆弾発言)で、苛々してきた。


「イーアン、船へ戻りましょう!」


 女龍の手に触れて促す。男は『ここで待てば良いのに』と後ろの建物を振り返り、『ここに用ではないのですか』と尋ねた。


「私たちは、沿岸警備隊に魔物製品を卸しますが、夕暮れですから明日にします」


 女龍と口を利かせたくないルオロフが、さっと断ってイーアンの腕を掴む。

 イーアンは先ほど彼を傷つけてしまったばかりで、すまないのもあり『そうですね』とすぐ了解して翼を出した。このやり取りの間で、アネィヨーハンを迎えにでた船も目端に映す。


 入港したら宿探し・・・あまり関わりたくない雰囲気の男相手、余計なことを喋りたくないイーアンが、ルオロフの背中側に回ると、男は一歩前に出た。



「待って下さい、イーアン。ここで会ったのも運命でしょう。私はまさか、あなたに会えるとは」


「知り合いでもないのに、いつまでも女性にしつこくしないで下さい」


 帰ろうとする二人を止めた男は、ルオロフに注意されて不満の顔を向ける。


「君こそなんだ。イーアンの腕に触れたり掴んだり。彼女の夫は、騎士修道会総長だろう。夫人に対して人前も憚らずその態度、更には抱えてもらうなんて」


「何を」


 ルオロフが珍しくカッとなった声に、イーアンは咳払いした。


「全くあなたは面倒臭い。出会い頭で私を知っていると言い続けますが、尋ねても名乗らない人に比べたら、ルオロフはずっと正しい態度を取っています」


「そんなつもりでは」


「どなたか分からないのに名を言わず、こちらの反応を面白がっているように見えます。今この瞬間、誰かが被害に遭っているというのに、そんな気楽な余裕に付き合えません」


「あ」


 それを言われては、と口ごもった男は、言葉に詰まる。

 言い切ったイーアンは、大きく溜息を吐き『船が入り次第、宿を探しますので失礼します』と白い翼を広げた。心なしかルオロフに少し元気が戻ったようで、『行きましょう』とはっきり答える。


 ルオロフを抱え上げ、イーアンは浮上。爪先がすんなりと地面を離れた女龍に、男は腕を伸ばして叫んだ。


「私の家で、宿泊を」


「無理(※即答)」


「イーアン!私はシオスルン・エオガン・()()()()()です!」


 すーっと上がった10m上。イーアンが停止し見下ろす。え?と振り返るルオロフと目が合う。男は止まった女龍に、もう一回、大きく名前を叫んだ。


「アリジェンです!パヴェルの息子の!」


 あちゃーと女龍の顔が歪む。どこかで見たと思ったら、世界が狭すぎるだろ・・・ ルオロフはイーアンの反応に、本当に知り合いかと分かり、『船へ!』と急かし、イーアンは頷いた。シオスルンが腕を振って呼び戻す声を遮る。



()()()()、呼んできますので!」


「オーリン?」


 返った驚きには答えず、思いっきりオーリンに振ったイーアンは、びゅっと船へ飛んだ。ルオロフは女龍に即質問。


「彼は知り合いだったんですか?」


 イーアンは小刻みに首を横に振る。


「直ではありません。そして、()()だから貴族がイヤだと言いました」


 ふーっと迷惑そうな息を吐き出す女龍に、ルオロフは少し複雑だったが、何となく分かる気がした。しかし、自分も気づかぬうちに、貴族の嫌な面を見せたのではと省みる。


 それと同時、ぎゅっと胴体を抱える腕が閉まり、ルオロフは見上げた。女龍の鳶色の瞳が見下ろす。


「イーアン。私も、もしや」


「いつ。私があなたを嫌いだと言ったの」


 ルオロフは目を逸らし、イーアンはしっかり抱えた腕の力を緩めず続けた。


「ルオロフは好きですよ。好きじゃなかったら一緒においでなんて誘いません」


 はい、と答えたルオロフの返事。少し弱々しい、合わせるような声に、イーアンは自分の失態を反省した。



「貴族とは散々だったのです。ハイザンジェルで。良い人もいました。それは先ほどの男性のお父さんです。でも私は、彼が良い人物であっても、付き合うのが難しい人種に思いました」


「そうなのですね。だから」


「でも、ルオロフは違います。ルオロフは大貴族で、そうした教育も受けたけれど、魂が全く違う。あなたが貴族らしい振る舞いをしても、嫌味も浅さも感じたことありません。

 そしてあなたはいつも、皆に思いやり深く慎重で、とても素晴らしい人です」


 ちゃんと褒める。区別は分かりやすく。ルオロフの薄緑色の目がちらっと向き、イーアンは微笑む。ルオロフも少し口角を上げ、また前を向いた。今度は・・・照れたんだなと分かった。


 イーアンがそこまで話したところで、二人は黒い船に降りる。

 そして、海鳥の営巣地跡のことも、トゥのことも、話しそびれたのを思い出した。トゥは案の定、魔力が減ったとはいえ交代を望まず、結局、港を騒がす。



 入港までの数十分で、イーアンはシオスルンが居たこと話し、皆が驚き、溜息を吐いたオーリンが『なんでこんな所で』と面倒そうな様子に、さっき彼に面倒を振ったことは黙っておいた。


 誘導の船に添って、湾を大きく左に進んで、アネィヨーハンは夕暮れの太陽が消えたところで、『ベギウディンナク』の港へ。


 この時、雨雲は東の空半分を覆い始めていた。

 雨が降るまで、あと少し。



 *****



 船は無事、浅瀬を避けて港に入ったが、その大きさから、嫌でもハイザンジェルの船並び。

 誘導した警備隊に聞くところによれば、『ハイザンジェルに戻る、貴族の迎船』だそうで、ここは寄港する場所だった。だがそれも、近年のことで昔からではない話・・・・・


 船を降りてすぐ、イーアンが『施設も、ハイザンジェルの印象がありますが』と、ルオロフ越しに伝えてみると、警備隊員は頭を少し掻いて『そうなんですか』の一言。


「んー。もし、そう見えるとしたら、私たちには()()ですが、さもありなんです」


「どういう意味ですか?今まで知らなかったみたいに聞こえますが」


 ティヤー語で聞き返すルオロフに、隊員が片手で施設手前の門を指差し『昨年増設された一画』を教える。



 ―――昨年、テイワグナで起きた地震の津波が、こちらにも影響し、家屋の被害と地盤沈下があった。


 ティヤーは、外国の貴族が遊びに来ることも多いので、アマウィコロィア・チョリア地域の、観光化した島が半分水没し、別荘を持っていた貴族が出資して、この辺全体、古い港の強化及び対応施設の増設を意見した。



「つまり。それで」


「そうです。南部海運局とピンレーレー国境警備隊は、外国人からの意見を受け入れる気はなかったのですが、警備隊施設の()()は、ハイザンジェル貴族に購入された土地でもあったので」


「真横というと、増設がそう、と」


 はい、と頷いた隊員は、黒い船から全員降り、見慣れない銀色の巨体が馬車も下ろしたのを見て、『では手続きだけして下さい』と話しを変えた。



 手続き・・・施設に行かないといけないので、イーアンの顔が曇る。と同時、ミレイオが側に来て、ガン見する隊員に『ハイザンジェルの貴族がいるんでしょ?』と共通語でいきなり尋ねた。隊員が頷くと、ミレイオは背後の海をサーッと見渡しながら、急ぎの用を伝える。


「筆記だけなら、ルオロフと私で行くわ。私は、魔物製品製作指導の職人なの。イーアンは、この島の『営巣地跡』が心配で急いだのよ。もうじき大雨が来るから、イーアンは守ってあげたいって」


「あ、え?知っているんですか?」


 一応共通語は通じるので、ミレイオの話に彼らは驚く。はい、と答えたイーアンは、空の暗さを見上げ『雨が強いと島が』と呟いた。隊員は側にいる他の隊員を呼び、早口で何かを伝え、彼も驚く。


「そうです。ウィハニの女。ここの伝統の文化に重要な場所で・・・もう、雨期に入るし、大雨が何度も来て、営巣地跡が」


「方向をイーアンに教えてあげて」


 ウィハニが守ろうとしていることに、彼らはすぐ縋り、方向と島の目印や特徴を話した。イーアンは指差された海を見つめて、特徴と距離をイメージし、了解。隊員を振り返って、ニコッと笑う。



「大事な文化です。今は雨を防いで守りますが、雨が去ったら、自然体で良い保存方法を一緒に考えましょう」


「はい。すみません、来て頂いたばかりで。心配して下さっていたなんて、本当に嬉しいです。驚いています。ウィ」


「じゃなくて。私はウィハニの女だけど・・・分かりますよね?龍のイーアンです。イーアンと呼んで、区別して下さい」


 アティットピンリーが大事。イーアンは微笑んで頼み、意味が通じた隊員も『はい、龍のイーアン』と言い直す。そして、『非力な私たちに代わって、守ってやって下さい』とお願いした。



 この低姿勢、すんなり頼む態度・・・珍しいなとイーアンは少し思ったが、今はそれどころではないので。


「行ってきます!」


「宜しくお願いします!有難うございます!」


 白い6翼を広げ、夕暮れの黒と濃い橙の空へ女龍は飛んだ。風はどんどん強くなり、ミレイオとルオロフは手続きに行き、タンクラッドとシュンディーン(※赤ちゃん)、オーリン、クフムは馬車で待機。クフム、初の馬車許可に感動中。


 馬車三台と、ドゥージの馬ブルーラを待たせた手続きは、思ったよりも早く済み、ミレイオたちは10分くらいで走って戻ってきた。


「行こう、宿はあっちよ。雨と貴族が来ない内に!」


 職人たちは御者で、ルオロフがブルーラに乗る。クフムは御者台に乗せてもらい、オーリンの食料馬車。ミレイオが荷馬車の手綱を取り、警備隊で聞いた宿へ急ぐ。


 島は道も広く、人が少ないので、夕暮れでも港を出てしまえば、とても静か。宿はそう離れておらず、旅の馬車は殆ど誰もいない道を順調に進んだ。


 この移動中、タンクラッドは御者台横に並ぶルオロフに、『手続きは問題なかったか』を尋ね、問題ないと返事をもらったが。



「パヴェルの息子が」


「はい。待ち構えていましたから、振り切って戻りまして」


「お前のことは知らないのか?」


「私がアイエラダハッドの貴族とは、気づいていないようです」


 気にする気もなさそうで、と続けたルオロフの表情に、タンクラッドは彼と相性が悪そうに感じ、『お前が若いからかもな』と理解する。若いと見下されがち。


「ミレイオのことは知っていたようで・・・ホーション家がどうとか。ミレイオは『こんなところで話すことではない』と一蹴しました」


「フフッ、そうなるだろうな。あいつは嫌がっていたから」


「しつこそうです。何かあるのでしょうか?偶然、会っただけなのに。オーリンにも会いたいから伝えてと」


「そのオーリンの態度を見れば、会いたがってないのは一目瞭然だな」


 ルオロフが笑い、親方も笑う。とりあえず、『ハイザンジェルへ避難する貴族の船に、知り合いの貴族の息子がいた』のも、何かしらありそうだとタンクラッドは思うに留め・・・・・



「宿に着いてからで良いが、お前がバニザット(※シャンガマック)と出かけたパッカルハンの話を聞きたい」


「あ。はい、まだ話していませんでしたね。全部は話せないと思いますが」


「それは誰しも同じだ。黒いくにゃくにゃは、お前に何を伝えたか。興味がある」


 くにゃくにゃ・・・? ルオロフの目が点になるが、タンクラッドはそう言うと前を見て、『宿だ』と少し顎を向けた。荷馬車が停まった通り際に、宿屋の看板が立てかけてあり、丁度、宿の従業員が扉を開けたところだった。


 ルオロフは了解してすぐに先頭へ行き、通訳して馬車を通り先の置き場へ誘導。

 この頃にはとっぷり日も暮れており・・・そして、少しずつ、雨が落ち出していた。風は冷たく強く、馬車置き場の厩にも、衝立の板を用意し、宿屋の手伝いで皆は大雨に備える。



 同じ頃、小さな島でイーアンは―――

お読み頂き有難うございます。

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