登場人物 / 地名
※話が進むと増えます。時々、情報を付け加えたり、訂正箇所を直したりあります。
~ハイザンジェル騎士修道会 支部別紹介
【北西支部】
・総長ドルドレン・ダヴァート
黒髪に疲労で白髪が混ざる36歳。騎士修道会総長。北西支部所属。190cm以上の長身。灰色の瞳。長剣を使う豪腕の美丈夫。騎士修道会最強(※自画自賛)。真面目で責任感が強く、人情に溢れる。イーアンを保護した、イーアンの運命の伴侶。馬車育ち。
・イーアン(工房ディアンタ・ドーマン魔物製物質企画制作)
黒髪のくせっ毛と鳶色の瞳の44歳。別の世界からの転移で、ドルドレンに保護される。魔物退治任命で引き寄せられた、ドルドレンの運命の伴侶。
以前の世界での、ものづくりの仕事が功を奏し、魔物の身体であれこれ作る。本で覚えた知識も、戦闘に役立てる。外見がこの世界にない人種でよく驚かれるが、普通の日本人。性格が穏やかでよく笑い、親切にしてもらう機会が多い(※昔は荒んでいた人)。
【北西支部ダヴァート隊】
・バニザット・ヤンガ・シャンガマック
長身で細身、精悍な顔立ちに、淡い茶色の髪と、漆黒の瞳、赤味がかった褐色肌の騎士。30代前半。言語能力は異様に高い。占星術にも長け、精霊の魔法も使う。純愛でイーアンを慕う。旅の仲間。
・ドーナル・フォラヴ
白金の髪、空のような優しい瞳、涼しい顔をした20代後半の騎士。性格も穏やかで品がよく、貴公子のような人。先祖に妖精が混ざっている。彼も純愛でイーアンを好む。旅の仲間。
・ミリヴォイ・ダビ
短く刈り込んだ金髪に丸っこい青い目。33歳。ものづくり大好き。武器好き。イーアンとツー・カーの共通言語を操る似たもの同士。イーアンの工房作業員兼任。あまり人間に関心ない人。剣職人志願により脱騎士へ。
・ロゼール・リビジェスカヤ
薄いオレンジ色に波打つ髪の毛と、そばかすのある白い肌、森のような緑色の瞳。20代後半。身体能力が高い、気の良い青年。料理が好きで、よく厨房担当に入る。イーアンを年の離れた姉のように慕う。
・ウィス・トゥートリクス
緑色がかった黒髪に、褐色の肌と、大きな透き通った薄緑色の目を持った20代前半。視力や勘が発達していて、魔物探しにうってつけ。兄ベルゾが南西の支部にいる。イーアンを身内のように慕う。
・パウロージ・アティク
黒い髪を束ね、部族的な雰囲気の騎士。原始スキルが高いため、イーアンの工房の作業員兼任。無口で表情が硬い。サバイバーな人。よく人を励ます時に魚をくれる。見た目がチョイ悪だけど、実はまだ30代。
・ヴェリミル・ギアッチ
42歳。ふんわりした直毛の金髪と髭。人懐こい茶色い目。ザッカリア・ハドロウの父親役を引き受けて、寝食教育全般を共にする。昔、別の国の教師だった変り種。博識で、支部では若い騎士の教育を受け持つ。ザッカリアを我が子のように可愛がる。
・スウィーニー・ハン
焦げ茶色の髪と整えられた顎髭、鋭い黒い瞳。30代前半。知識人で、見識も礼儀も一流。交渉事には都合が良い騎士。ツィーレインに、民宿を営む叔父夫婦がいる。女縁が寂しい。
・ザッカリア・ハドロウ
焦げ茶色かかる、くせのある黒髪。レモン色の瞳に、濃い茶色い肌。とても可愛い顔の子供。北西支部に来た時は10歳前後に見える風貌だった。人攫いの下で過ごした過酷な幼少期を持つ。ギアッチを親代わりに、イーアンを母親とし、ドルドレンを第二のお父さんとして見習い騎士で頑張る。異能を持つ不思議な少年。攫われる前の出生地はテイワグナ共和国。旅の仲間。
・レオ・ディドル・ディドン
白金の髪。年始にポドリック隊からダヴァート隊に異動した。イーアンが来た最初に、食ってかかった20代の若造。ちょっと優しくイーアンに諭されたのを機に、姉さん女房にも程が在るほどの、親くらいの年齢のイーアンにほだされた(マザ)。陰から見守る純愛組。
☆絵にしました4名です。右から、総長ドルドレン、シャンガマック、フォラヴ、ザッカリア。
☆こちらは他6名。※新参者のディドンは入っていません。
右から、スウィーニー、トゥートリクス、ロゼール、ギアッチ、アティク、ダビ。
*****
【北西支部 部隊長他】
・剣隊長/1班隊長ショーエン・ポドリック
焦げ茶色の短髪。少し垂れた黒い目と大きい鼻で、大柄で筋骨隆々の姿に、不似合いな愛嬌のある顔。家族もち。年末年始は帰っている。
・剣隊長/2班隊長ブラスケッド
亜麻色の髪を結んだ片目の騎士。46歳。好奇心旺盛で、知らないことに強い関心を持つ。面倒見が良く、涙酒・付き合い酒に定評のある人。イオライセオダの剣職人タンクラッド・ジョズリンと友達。
・剣隊長シンリグ・クローハル
胡桃色の瞳。青灰色の髪でドルドレンよりも上に見えるが、実は少し年下。力強く鋭気漲る30代前半。最初は紳士的な対応をするが、一皮剥けば生粋のジゴロ。女性を大事にする一面あり。相手にはされないがイーアン大好き。
☆剣隊長。左から、ポドリック。ブラスケッド。クローハル。両脇の二人が服を着ていないのは、風呂上がりだからです。
(他、部隊長)
・弓部隊長コーニス
50代。よく遠征で、イーアンの龍に助けてもらい『楽で良い』と喜んでいる。家族持ち。パドリックの友達でもあり彼を『パドレイ』と呼ぶ人。弓部隊の一の矢は、大体コーニス隊。
・弓部隊長パドリック(パドレイ)
50代。イーアンと同じくらいの身長163~165cm。巻き毛の茶色い髪とポチャッとした顔。消極的で気の良い普通のおじさん。長くいるから部隊長になった人。腕は良い。
・馬車隊/3班隊長ヨドクス
実戦では前に出ない立ち位置。影は薄いが、負傷者を乗せたり、備蓄品を運んだりの馬車を守る責任の重い業務。部下の意見はちゃんと尊重する人。
・駿馬隊長フィオヌ
実戦だと補助の部隊。跳躍するドルドレンの、足場になる駿馬を走らせる隊。一応剣隊の一つだが、専ら馬が主役の隊で指揮権を持つ人。
(騎士)
・ハルテッド(愛称:ハイル、ハール)・クズネツォワ
クローハル隊だったが、ポドリックの隊に異動。女装癖有。茶髪ストレート。オレンジ色の瞳。白い肌。34歳。兄はベル。奔放で自由。優しいところは多い。仕事はすぐサボる。イーアンの友達。馬車育ち・ドルドレンの幼馴染。一時的に東支部へも。
・ベディルロッサ(愛称:ベル)・クズネツォワ
ポドリック隊。ハルテッドのお兄ちゃん。36歳。焦げ茶のサラサラ・ヘア。弟と同じ、赤に近いオレンジ色の瞳。宥め上手で弟の世話焼きに一生を費やす。馬車育ち・ドルドレンの幼馴染。気の好い性格で、料理が好き。こっちも一時的に東の支部に配属。
・ヘイズ・ナックノリー
ブラスケッド隊。料理がとても上手な30代の騎士。厨房担当長の状態。正確には、好んでしょっちゅう厨房にいる人。優しくて、イーアンが怪我をすると、いつも食事を別に用意してくれる。
・シュネアッタ・ブローガン
ブラスケッド隊。ダビの友達でもあるが、付き合いはそんなに濃くない。20代の騎士。よく厨房担当で入っている。
・ショーリ・スタルソン
クローハル隊。北東の騎士だったが、北東を見限って勝手に異動を願った人。2mを超える巨漢。白いモヒカンに青い目。無口だが、イーアンやザッカリアに親切。肉でイーアンを手懐けた。
・執務の騎士たち
サグマン、スーリサム、イリジャの3人が執務室に勤務。会計はまた別の騎士。執務の騎士と呼ばれている彼らは、体形で表示される機会が多い(ぽっちゃりさん・ほっそりさん・中肉さん)。全員屋内勤務のため、筋肉はほぼない。事務作業は優秀で、書類業務を間違えやすい総長をいびり倒す。総長の尻も拭く(※現実的な意味ではない)。
☆執務の騎士。左から、サグマン。スーリサム。イリジャ。サグマンは近くで見ると(?)もうちょっとポチャッとした感じです。
☆クズネツォワ兄弟。左が兄のベル。右が弟ハルテッド。
【北の支部】
・剣隊長ボゾ・チェス
援護遠征で北西の支部を頼った時、イーアンを侮蔑して怒らせた。援護で助けられて以降、イーアンに謝罪し、会うとへりくだっているが、許してもらえてない人。
・弓部隊騎士ダン・フォイル
援護要請で、北西の支部を迎えに来た、北の支部の騎士。
【北東の支部】
・剣隊長キリエコ・アルドマ
53歳。黒い髪で、おでこの延長が後頭部まで続く、低身長の騎士。戦闘方法も的外れで、部下の信頼がない。北のチェスと違い、援護遠征で来たイーアンへの侮蔑は、終始変わることはなかった。
・剣帯長ガワン・ロブサン
50代。185~6cm。しっかりとした肩幅、筋肉質、顔つきは精悍で少し肌の色が赤く、切れ長の目は深い黒い瞳。束ねた明るい茶色の髪。気遣いのある大人な人。
【南西の支部】
・統括エスティヴェ・ステファニク
黒髪に黄色がかる緑色の瞳。男らしい顔のがっちりした体つき。文武両道の42歳。離婚暦あり。実父母に任せた養育中子持ち。女の子2人。
・剣隊長/1班隊長ドラザン・レッテ
直毛の黄色っぽい金髪を一つに結わえ、明るい茶色の瞳、日に焼けた肌の細身の騎士。ハルテッドに恋心を抱いた、ちょっと別の扉が開いている人。
・剣隊長/2班隊長シャルゴン・ウキン
くせっ毛の農茶の髪を結んでいる、黒い瞳の若作りの31歳。
・剣隊長/3班ナラム・サトルトゥム
亜麻色の髪、焦げ茶色の瞳、背が高く、優しげで端正な顔立ちの35歳。好奇心の強い人。
・弓部隊バルトール・ティモ
金髪で黒い眉毛の黒い瞳。ちょっとおでこが禿げ掛かっている48歳。子持ち。男の子1人。北西のザッカリアに優しい。
・ベルゾ・トゥートリクス
北西支部のウィス・トゥートリクスの兄。南西の騎士。とても仲の良い兄弟で、よく行き来している。お兄ちゃんは銀髪。性格はフォラヴのような、ちょっと涼しい感じの人。
【南の支部】
・統括兼剣隊長ルーガス・ベレン
無精ひげのある精悍な顔立ち。青い瞳。一本に結んだ赤い髪。45歳。187cm。何となくクローハル的なジゴロ。
・剣隊長ブーバカル・バリー
格好良い顔。濃い茶色の肌、薄い青と緑の中間色で明るい瞳。縮れた赤茶けた髪。長身筋肉質48歳。家族持ち。テイワグナ出身。
・弓部隊長セテト・トクマン
黒い波打つ髪を耳ぐらいまでで揃えた、水色の瞳の若そうに見える38歳。
・弓部隊長イフィビオ・ウドック
短く角刈りにした薄茶の髪と焦げ茶色の瞳を持つ痩せた騎士。45歳。
・弓部隊長ラジャンニ・プラッディ
赤茶の髪を上半分だけ伸ばして後ろで結び、頭の下半分は刈り込んでいる、緑の目の洒落者。41歳。
・弓部隊長アマドゥ・サコ
黒髪に黒い瞳、褐色の肌。背は低いが、がっちりした53歳。ほぼ登場しない。
【南東の支部】
・剣隊長ヴェダスト・ワイド
50代。普通の良い人。
・剣隊長ジャムシド・メフメド
50代。(情報少なめ)
・弓部隊長イブン・ラッシュ・アルカザリ
50代。(情報少なめ)
・部隊長ハミルカル・イパーガ
各支部に一人はいると言われる、南東のジゴロ。素行に問題が目立ち、支部を移されて北東の山の中に異動させられた。
【東の支部】
・統括アミス・メグティエレス
淡い波打つ金髪、深い青い瞳。背はドルドレンよりも少し低いくらい。40代。優しい笑顔の鼻の高い人。
・剣隊長ゲーエル・エスケンディル
遠征地アクスエクで、イーアンの戦法指導に参加。(情報少なめ)
・弓部隊長ジュディセ・ホーワス
遠征地アクスエクで、イーアンの戦法指導に参加。(情報少なめ)
・ホブ・ミッジ
少しギアッチに似る雰囲気の、賢そうな騎士。東の遠征地へ、戦法指導としてイーアンに同行してもらう案を出した。
【西の支部】
・剣隊長1班ミメット・ラーター
黒い髪に黒い瞳、肌が白くて、少し女性的な顔立ち。180cmちょいの背。30代後半。
仕事には真面目。頭もいいけれど、普段はジゴロ。町から遠い田舎支部のため、イーアンでも誰でも女性を待ち侘びる。出来れば女性に世話を焼いてほしいと思っている人。
・剣隊長2班バドラ・サンガレ
(情報少なめ)
・剣隊長3班ティムル・セフェイ
うねる黒髪で短髪、青い目。180cmくらいの痩せ型、31歳。ちょっとベル似の、風来坊的な無精ひげあり。いい加減な人。あまり考えて行動しないという、不名誉な烙印を押されている。
・剣隊長4班リナト・オズカン
(情報少なめ)
・剣隊長ズルフィ・アリマグシ
(情報少なめ)
・弓部隊長アリカン・ケイハノフ
(情報少なめ)
・弓部隊長ヌルザン・シムザノフ
出来ることは取り組むタイプ。真面目な人。
・剣隊ユーリ・オゼノフ
30手前。しっかりした体つきに、明るい茶色い髪、水色の瞳の騎士。西版のロゼール。料理担当。近くの村出身。イーアンに民話を話してくれた、気の良い青年。
【本部】
・ネル・ヴィダル
本部の警護長。青灰色の短髪。背は180cmちょっと。50代。元北の支部の隊長。王都に家族がいて警護長に就いた。
・コート・ション
本部の騎士。背は185~6cm。肩幅が広く、赤っぽい金髪で緑の目。スポーティーな顔つきの男性。元他の支部。
・ホレイソ・ゾーリアス
本部の会計長。50代。イーアン応援派。お金を都合してくれて、頑張るように励ます真面目な人。
・イリヤ・アベルブフ
真面目で少し金色の頭髪が交代している中肉中背の40代男性。本部の執務室長だったが、機構の本部責任者に任命。
・バルナバ・デルカ
茶髪で細身。20代半ば。機構の職員。
・モイセイ・ラクー
黒髪で肩幅がある男性。20代半ば。機構の職員。
・マチェイ・プラティディ
金髪で華奢。20代半ば。機構の職員。
【ハイザンジェル 騎士修道会関係の職人】
・タンクラッド・ジョズリン(自称:イーアンの親方)
北西・イオライセオダの剣工房「アーエイカッダ」工房主。47歳。魔物製の剣を作ることで騎士修道会と契約。
二面性のあるイーアンを好きになって、妻にしたいと願う孤独な職人。腕も良く、オリジナリティのある製作を好む。冒険心溢れる男。生真面目で天然。とても賢く、長身イケメンのため、ドルドレンの脅威。離婚歴あり。旅の仲間。
・サージ・ロウ&セルメ&ボジェナ
北西・「イオライセオダ剣工房」という名前の剣工房を持つ、56歳。弟セルメ・ロウと、弟の娘ボジェナ・ロウの3人で工房を営む。騎士修道会の委託先。見た目は怖いおじさんだが、気さくな良い人。離婚歴あり。ボジェナはダビが好きで、結婚をもくろみ奮闘する。
・ラウフ・オークロイ&ガニエール・オークロイ
南・デナハ・バスの鎧工房「ルシャー・ブラタ」の職人親子。古代の鎧を作り続ける。仕事に誇りを持っているので、とても頑な。無駄な装飾や、役に立たない作り方を一切排除する無骨で一途な職人たち。騎士修道会の委託先。
・オーリン・マスガムハイン
東・ケイガン地区ヴァルガーシにある「オーリン工房」の主。45歳。野性味の強い、目つきの鋭い弓職人。黄色の瞳。出会った時は片目だったが、治癒で両目が見えるようになった。自由な性質だが、切り替わると豹変する闇を持つ。騎士修道会の委託先。実は龍の民。旅に同行志願。
・アースフェアル・サイン(愛称アーメル)
東・ケイガン地区ヴァルガーシの集落にある、元「剣工房サグラガン」の主。副業として鏃も作っていたため、北西支部のダビが習いに入った先の老職人。気さくでざっくばらん。
・ミレイオ
北西・アードキー地区の盾職人。工房登録していない芸術家肌。51歳か52歳。全身刺青、顔中ピアス、スリーブロック、片目ずつ色が違う瞳のパンクなオカマ。タンクラッドの知り合い。イーアンを可愛がるお姉さん的な存在。別の意味でドルドレンの脅威(苦手)。ヨライデ出身。旅に同行志願。
・サンジェイ・アイヤ&ご家族
テイワグナ移民でハイザンジェルの南デナハ・バスの町で鎧工房に勤めていたが、仲違いして北の町に移り住み『グジュラ防具工房』の名で、盾や防具小物、馬用防具を専門に、娘夫婦と家族経営。ミレイオの盾を量産する依頼を引き受けた。
【ハイザンジェル 王城】
・フェイドリッド・エリオム・ハイザンジェル
青紫色の瞳の、傷一つない綺麗な顔の王様。32歳。行き遅れとか囁かれつつも、独身で過ごす。イーアンが、貴族女性や一般の女性と違うことで萌えた。イーアンの事業の後押しとして、魔物資源活用機構をハイザンジェルに作った。
・セダンカ・ホーズ
国防局の防衛大臣補佐官。40代。騎士修道会の魔物退治を王城の誰より早く、重く受け止めた人。これが理由で本職よりも、魔物系の仕事で王様に呼ばれるようになる。結婚22年目の記念日を王様にぶち壊されて以来、王への態度がちょっと悪くなった。女装ハルテッドを女と思いこんで恋した。
【ハイザンジェル 貴族】
・パヴェル・ヴァン・デュイス・アリジェン&シオスルン(息子)
アリジェン家の大旦那。180cmそこそこの身長、水色の大きな目。しっかりした体つきに優しい表情の高位貴族。ある一件で旅人にやつして謝罪を取り次いだ誠実な人。オーリン大好き。
・セドウィナ・ペルジェイ・オーロット・ホーション
高位貴族ホーション家の二大当主の一人。夫も当主だが、実権は彼女が握る。青い瞳と黒い髪。豊かな体形にすっきりした顔立ちで、積極的で真面目な女性。だが自由を求める好奇心も内に秘め、ミレイオを気にする。テイワグナ共和国とヨライデ王国に親戚の貴族がいる。
・ウィレグ・クローンナー・ギレット&フィオン・ノライグ・ギレット
70代の兄妹貴族。子供はなし。宝飾全般を扱い、イオライセオダに宝飾剣の発注をする。
・レイノー・フェルチャー・ナッハログ&クイン・ティアニー・ナッハログ
広大な領土を持つ地主貴族夫婦。60代の夫婦。
・アオー・リオド・ナッハ・レニハン&アラナ・ボル・レニハン
情報少なめの貴族。60代の夫婦。ミレイオに頑張って話しかけた。
・デイレ・ルガイ・マック・グラハ&ゴブナイト・ウェダー・グラハ
西の一角を領土に持つ、87&84才の地主貴族夫婦。鉱山を経営。タンクラッドを何となく気に入る。
・ラクトナ・ゲオフロイ・グジョルド・キンキート&マウラ・スレーン・キンキート
東の鉱山を持つ老貴族夫婦。こちらも80代。子供たちはそれぞれ会社経営をさせて独立に導いた改革精神がある人。ドルドレンを気に入る。
【ハイザンジェル 民間人】
・モイラ
南への街道沿い宿場町・ウィブエアハの宿の奥さん。イーアンのこの世界での、最初の女友達。赤毛でかわいい41歳。乙女のようにはっちゃけてる、しっかり者。ご主人が大好き。
・民宿の叔父夫婦
北のツィーレインの町で民宿を営む、スウィーニーの叔父夫婦。叔父さんは尻に敷かれていて、叔母さんは普段は優しいが、人が変わると山賊並みの怖さ(某国の大統領トラ○プに似る風貌)。イーアンを娘のように可愛がる。ドルドレンは娘婿として迎えている様子。実の甥スウィーニーを『木偶の坊』と呼ぶ。
・ラグス
イオライセオダに住む40代後半の女性。ボジェナの義理の母。セルメとボジェナの生活に、美味しい料理を振舞おうと頑張る奥さん。イーアンの友達。
・エンディミオン・ダヴァート
ドルドレンのお祖父ちゃん。東の町マブスパール在住。女好きな67歳。のらりくらりして掴みどころはないが、女に弱い。『イーアンと○○たい』と発言してタンクラッドに殴られた。でも馬車歌の中心歌ではなく、補助の歌を全部歌える貴重な存在の上、頭も回る知恵者。人情に厚いのは良いところ。意外と強い。
・ティグラス
ドルドレンの異母兄弟。東のマムベト在住。馬追いをして生計を立てている。純粋で、とても素直。ドルドレンもハルテッドもベルも大好き。イーアンも知り合って好きになった。精霊が乗り移ることもある。大きな運命を背負う男。
・シャムラマート
ティグラスの母。ドルドレンの幼少期の母親代わりの一人。ティグラスと一緒に生活する占い師。今でもドルドレンが遊びに来ると、子供が戻ったように歓迎してくれる。
・ミルカ・ラス&レナタ・ラス
イオライレビドの集落に住む姉妹。性癖がストレートではなく女性を求める。親が居らず、老夫妻に育てられた後、夫妻の死後も集落で生活を続けた。『影』と名乗る地下の住人に知恵を受け取り、その知恵で生活の糧を得ていたが、イーアンと出会ってその後の人生を変える決意をする。
【馬車の家族】
・馬車長デラキソス・ダヴァート
ドルドレンのパパ。性欲旺盛で絶倫なので危険な人。女と見れば攫うくらいの女好き。外見と声はドルドレンそっくり。ちょっと頭が足りない。瞳が青っぽい52歳。ドルドレンはパパの16歳の時の子供。息子に嫌われている。情に厚い馬車歌の歌い手。
・シャーノザ
パパの何人目かの奥さん。心が広い。とても美人で豊満でおっとりした性格。誰とでも宜しくなれる両刀使いのため、パパが浮気しても気にしない。ドルドレンに貼り付いて怒られ、しょげてイーアンに貼り付いたことがある。誰でも良い。頭の加減はパパと良い勝負。駆け落ちして消えた。
~空『イヌァエル・テレン』
【龍の子】
・ファドゥ(1)
『龍の子』の男性。以前この世界に来た、イーアンとそっくりな女性・ズィーリーの子。銀色の大きな龍に変わる。男親は龍族のルガルバンダ。とってもお母さんが好きだったため、何百年と待ち侘びていた。見た目は30~40代くらいの長身銀髪男性。瞳は金色。
・フラカラ
『龍の子』の女性。赤い紫がかった綺麗な龍に変わる。人間の時は、イーアン曰く『ハルテッドに似ている』彼女。豊満で美人。能力が高く、女の龍ランクになれると期待された。気質上、浮き沈み変化諸々忙しいが、同情的で優しい。
・カーレ・リベラ
金の混ざる灰色の、輝く金属のように見える波打つ髪。白い肌は薄緑色が入る。ルガルバンダのような雰囲気があり、美しい強い目をしている女性。
・ジュマタテア
淡い亜麻色の髪の毛を一つに結んだ、褐色がかる皮膚、目の大きな可愛い顔をした女性。
・タチレア・メア
長く揺れる、光のように細い金髪。真っ白な肌。滑らかな造形で作ったような細面の優しい顔。穏やかだけど、食い下がると粘り強い性格の女性。
・スフェントゥ・フォルタ
白い髪の毛の男性。クィーレと兄弟のような雰囲気。
・クィーレ・レスペラトーリ
白い髪の毛を束ねた、しっかりした体つきの男の人。
【龍族】
・ルガルバンダ
『男龍』の一人で、とても思い込みの激しい方。頭から角が4本後方に伸びる。碧がかる白い体に太い棘や輝く鱗が並ぶ。ズィーリーを深く愛したため、どうしても忘れられず、勢いでイーアンを攫った。結果⇒嫌われた。でも誤解は時と共に解ける。時を動く力を持つ。
・ニヌルタ
『男龍』で気質はそのまんま龍族。ころころ喜怒哀楽が変わるが、好奇心も強く、比較的柔軟な性格。頭から10本の角が生え、背鰭がある。星を作り出す力の持ち主。
・タムズ
『男龍』の翼持ち。額から、縦に並ぶ、2本の反り返る角が生えている。話が分かるタイプの方。卵をズィーリーに孵してもらったので、おっとりした性質が影響している。物質変換の力を持つ方。
・シム
『男龍』のビルガメスが男親。こめかみと耳の上から大角が横に向かって生えている。相手の力を自分に取り込んで使える方。
・ビルガメス
『男龍』でも一番大きな体。親が始祖の龍。額から一本の捻り角が真っ直ぐ生えている、美しい体。大変長寿で、精霊と交信する力のある方。年の功からか、気質は穏やか。あまり喋らないが、イーアンを可愛いとよく誉める。イーアンには一番無害な相手。
・ファドゥ(2)
ズィーリーの歌の記憶から、ある時を境に憧れ続けた願いを叶えた。額左右から2本の角、銀色の長髪、銀の翼を持ち、銀の体色、頬に金色の涙の線が残る『男龍・銀色のファドゥ』となる。優しい性格はそのまま。
・ジェーナイ
イーアンが孵した卵ではないが、祝福を受けて、史上最速で男龍になったお子タマ。ファドゥの子。白い巻き髪、白い捻れた角、銀色の体に、翼持ち。男龍に珍しい垂れ目ちゃん(母似)
~地下『サブパメントゥ』
【サブパメントゥ】
・コルステイン
『闇飛ぶ翼』と呼ばれる、旅の仲間の一人。地下の国の住人で、消えない思いがその姿を作ったと言われる実体を持たない擬体の存在。夜空色の肌。両性具有。鳥の手足に鉤爪の付いた4本の指、黒く大きな翼。青い大きな目。月光と同じ色の、長さの違う長い髪。通常の背は3m近い。その力は強大。先祖ギデオンに優しくされたことから、ドルドレンを探し続けた。
だったけど、今回は早い段階でタンクラッド大好きに変わる。イーアンのことも『優しい龍』と認めて気に入っている。サブパメントゥ最強の存在。
・ヒョルギハーダ
焦げ茶色の肌。赤い目。真っ白のザンバラ髪。腰に一枚布を巻き、背中に翼がある。動物の姿を用いる時は、大きな黒い蝙蝠か黒い大馬。レビドの姉妹を世話し続けた。姉妹に名前を教えず『影』と呼ばせたが、イーアンには名を明かし『ヒョルド』と呼ばせる。
・ホーミット
獅子の姿で現れるが、人の形を取ると、焦げ茶色の金属質な光り方をする、筋肉隆々の大男。
金茶色のたてがみがそのまま髪の毛になり、野生の戦士のような風貌。碧の目は、どの姿に変わっても共通。たまにネズミにも変わる。旅の仲間の一人。
ズィーリー時代からいる存在で、トリックスター的な動きには大きな秘密あり。ひょんなことから、シャンガマックがお気に入りになった。
・マース
コルステインの家族。男性。ある一件で、タンクラッドに助けられたと判断し、彼の呼び出しに応じる約束をする。力の程はコルステインと似る。
・リリュー
コルステインの家族。女性。ちょっとした理由がきっかけで登場回数が増える。経緯あって、ロゼールを好む行動が多い。
・ゴールスメィ
コルステインの家族。男性。力の状態は、コルステインを始めとする、他の家族と似ているが、少々風変わりな特徴ある能力を持つ。
・メドロッド
コルステインの家族。男性。この5人の中で、一番会話能力と理解力が高い御方。
~各地、地上及び水中、別次元
【精霊・地霊・他異種】
・ショショウィ
ヤマネコのような地霊。タサワンの谷の神殿にいた。タンクラッドに懐いて、いつでもタンクラッドと一緒にいたいと願い、呼び出してもらえるようになる。
呼び出されても何もしないが、ふかふかネコの可愛さで、旅の一行の癒し対象として愛されている。仲間の中、唯一イーアンだけは龍気が強くて近寄れない。
・ノクワボ・サドゥ
古代墳墓に今も残る精霊の類。かつて人々のために尽力した伝説のある精霊。不思議な水を湛える場所を守り、旅の一行に水を持たせてくれた。
・トゥワオ
海底の神殿でずっと暮らしていた、龍の要素のある水霊。龍ではないが、イーアンと出会って、イーアン版ショショウィ状態となる。呼び出すと会いにきてくれる。
・ベセーデ
サバケネット地区の土地の精霊。女性の姿をしている。喋れないため、タンクラッドを頼って付いて来たものの、怒られて恐がった。友達の妖精を助けるため、フォラヴに援助を求めた。
・レゼルデ
人里の遠い山に森林を守る、土地の精霊。白いシカの姿と人のような姿を持つ。頼みごとをするために、旅の仲間を引き込んだが、幾つかの情報もくれた。
・ファニバスクワン
世界を守る精霊の一人で、非常に強力な力を持つ精霊。シャンガマックと関わった。
・クスド
ある鍾乳洞に古くから棲む、水の精霊。お魚の形をしていて、鍾乳洞で人々の水を守る。ドルドレンが助けたことで、怪我をしていたドルドレンを治してあげた。
・ウェシャーガファス
白い洞窟の精霊たちの長。戦う精霊として、武器を作る知恵を人々に与える存在。非常に力強い見た目のおじいちゃん。洞窟に棲む他の精霊も、皆おじいちゃんです。
・アンガコックチャック
滅多に現れない、これまた強大な力のある精霊。オーリンと関わった。
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~別の国で出会う人々・場所
【ティヤー国】
・オジョルとその家族
フーシャ・エ・ディットの漁師の集落に住む、漁師家族。中年期・エンディミオンの浮気に愛想を付かした当時の奥さん・ドラガが別れて再婚し生涯を暮らした島で、ドラガの夫とも仲間だったオジョル。ドルドレンはドラガにも育てられていて、エンディミオンと一緒に訪ねたことがある。
・サムドラデーヴ換金所
若者タンクラッドが旅の途中で換金した、入り江のダク・ケパの港町にある店。曰く付きだろうが、かなりの高額だろうが、質さえ確認すると買ってくれる。
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【テイワグナ共和国】
○テイワグナ共和国警護団~
(国境治安部)
・カブディラフマン・リュート
旅の一行が最初に通過した、ハイザンジェル西の国境境にいた警護団員。普通の人。
(地方行動部)
・インガル地区担当 警護団員カベロ 51才
旅の一行を引き止めて、大問題にした人。性格が悪いので致し方ない。
・インガル地区担当 警護団員ウハド
カベロの上司で、頭髪の薄い58才。カベロのせいでとばっちりを頂戴した気の毒な人。
【フィギの町】
・エスケンダル・オレス
テイワグナ東山奥のフィギの町で染色をする職人。ご本人は染色職人で奥さんは織手。彼は危機一髪のところをイーアンに救われた。貴重な染色の資料をお礼にくれた人。
【インガル地区】
・シサイ
羊飼いの青年。放牧中の家畜と一緒に旅の仲間に出会う。地元に伝わる龍の民話を、旅の一行に教えてあげた。
・アゾ・クィ村の村民
村自体が警戒態勢の強い印象でも、村民は割と受け入れの早い人々。ドルドレンたちに協力的。
・エザウィアの民家
魔物被害でドルドレンたちにお世話になり、地区に伝わる民話をたくさん教えてくれた。農家さん。
【バグロー地区】
・ティファウト
ブガドゥムの町の織り手。この女性が、染色の民間伝承がある石柱の説明をしてくれた。首都の情報をくれる。
【オウィド地区】
・農家のサニ、彼女の夫と義兄パウク・ギファ、ビゾン・ギファ
テルムゾとティティダックの村で、魔物被害の状況を教えてくれた人たち。
【リマヤ地区】
・『警護団員ジェディ・バイラ』テイワグナの同行者。結んだ黒髪、茶色い瞳。背は185~186cm。肩幅もしっかり筋肉もしっかり。37才。昔、護衛を生業としていた逞しい人。とても信心深い。
うっかり『困った若者、ユータフ・トゥーレ』の相談をしたドルドレンに同情した、気の好い男。
ウウィド・ケペリの町を出る際、ユータフの世話を引き受けた。旅は道連れ世は情け~の、典型的な同行。
・ユータフ
ウウィド・ケペリの町で関わる若者。悪気はないが世間知らず。20才そこそこで、首都にいる親に会いに行きたくて、旅の一行に便乗しようとした。警護団員のバイラが彼を忙し、首都までの数日で手厳しいあれこれを学ぶ。
・史実資料館長
同地区が被る、首都ウム・デヤガの資料館の館長。
変わり者で、怪我する危険よりも考古物に目がないため、しょっちゅう危険な人。シャンガマックが訪ねてから、自分の都合で旅路に影響を与える天然さん。でも仕事柄、情報量は多い。
【タサワン】
・ナイーア
30代の男性。村で不遇な人生を送っていたが、ショショウィの力によって、新しい人生を歩めるように導かれた。
【カヤビンジアの町】
・(地区名忘れました。見つけ次第追記予定)特別ここでは、どなたとも関わることはなく、過ぎた町。
【マカウェ地区】
・砂ばかりの地区。警護団施設があるために立ち寄るが、トラブル付き。別次元・砂の城に関わる。
【アギルナン地区】
〇ギールッフの町で、元気な職人集団と旅の仲間は親交を深める。
・イェライド
威勢の良い剣職人。30代で家族持ち。剣職人だが、化学反応の起こる道具などにも関心を持ち、道具を使って戦う一面を見せた。それにより、イーアンたちが彼の今後に期待をした。気の良い、さばさばした性格。
・フィリッカ
イェライドのいとこの職人。よその国の職人が相手でも、特に気にせず、自宅を提供して宿泊を促す。
・バーウィー
独身だが、両親と同居。奥さんと息子は出て行った、斧職人。ひたすら仕事脳なので、愛想をつかされた事情から、タンクラッドが少し理解を示した相手(※この人も同じ過去)。
ザッカリアを見て、滅多に会えなくなった自分の子供を重ね、停泊を持ちかけた。
・ガーレニー
独身。見た目がホーミットを思い出させる風貌の鎖帷子職人。表情が少なく、微笑んだり笑ったりはあるが、普段は微動する程度。何となくイーアンが気に入ったようだが、それもはっきりしない(わかりにくい)。ただ、どことなく態度でそう見える行動を取るため、旅の一行のお助け的役目も得た。テイワグナ警護団に、鎖帷子を作る。
・キーガン
50代の鎖帷子職人。鎖帷子の需要が減り、小物制作に回っていたが、魔物騒動を機に復帰を目指す。
・ロプトン
独身。彼も飛び道具に強い関心を持った職人。親がティヤー出身で、変わった剣を使う。
・ディモ
独身。銃の要素がある飛び道具に、非常に高い関心を寄せ、ミレイオに作り方を学んだ職人。
・レングロ
・他二名のおじいちゃん
馬車に関する道具一式を作る職人。60代後半。ドルドレンたちの馬車を引く馬の、蹄鉄を変えてくれた。
〇イル・シド集落
・ここで最初の「ガドゥグィッダン発動」が生じた。
〇他アギルナン地区の集落
・鉱山裏、イル・バナンニ集落、鉱山南、エンジメンニャ集落、チェデラード集落、ペペルビヤ集落、ペペルビヤ分離集落がある。魔物被害で壊滅した集落多数。
【サバケネット地区】
・キキ
ヒンキラの町で出会う剣職人。キキ=ランガリという古代剣を作る工房を持つ。バーウィーの友達。男なのだが小柄で、訪ねて来たタンクラッドに女に間違われたことにより、一悶着あった。
根に持たない人なので、その後にきたミレイオとイーアンの話で、新しい情報をくれた。
・ワバンジャ
インクパーナと彼らが呼ぶ谷の部族。若い男性で祈祷師。不思議な力を持つが、彼は自覚が薄い。先住民族の大切な精霊信仰の元に生きる。
・メガラ・ホーション
ニカファン領地を持つ貴族の女性。50代。昔、国からインクパーナの地を買い取ったことで、道を通したり、地税を回収したり、先住民差別を行うなど、あれこれ問題が付きまとう行為を続ける。
ドルドレンの怒りを買い、それによりイーアンが、インクパーナを守る手を打つまでに至った。
【メニ・イスカン地区】
コリナリ村、ムバナの町は、誰かとの関わりはないが、質の異なる敵を相手に、ドルドレンたちが警戒心を掻き立てられた。
【イスカン地区】
ハディファ・イスカン神殿という、広い国の中でも有名な『精霊付き』の神殿。
この神殿周辺の集落から、オロノゴ・カンガ他数名の男性が、あるものを所持したため、旅の仲間と関わった。
【ウェ・リフ地区】
イスカン地域の集落から来た、オロノゴ・カンガともこの町で出会う。
・ニパックさん、弓工房のお兄ちゃん
スランダハイの町・工房区の剣職人で、タンクラッドたちの制作協力を受け入れてくれた。奥さんが何故か別居中。
魔物製品を作る契約を交わし、スランダハイの未来を背負う。
【ケラシ地区】
・クトゥ
幻のアリンダオ集落と言われる、非常に高い山の斜面に暮す人々の一人。鳥と共に生き、彼らのお告げは国内有数の信頼がある。
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【テイワグナ~太陽の民〈馬車の家族〉】
・ジャスール
ドルドレンたちが、テイワグナで初めて出会う、馬車の民の男性。若くて勢いがあり、誠実で潔い、性格の良い人。テイワグナ馬車歌の創世記を持つ家族。
・アンブレイ
スランダハイの町の外に停留していた、別の馬車の民。ちょっとベルに似ている印象で、気さくな男性。テイワグナ馬車歌の第三部を歌う家族の、歌い手。
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~<<地名>>
※物語が進むと増えます。時々、情報を付け加えたり、訂正箇所を直したりあります。方位順ではなく、物語の進行に合わせて大まかに並べています。
【国名】
ハイザンジェル王国 / テイワグナ共和国 / アイエラダハッド国 / ティヤー国 / ヨライデ王国
【ハイザンジェル王国】
『中心』
・王都 : 国のほぼ中心位置にある、王城他、騎士修道会本部、城下町のある場所
『北西』
・イオライ地域 : 国の北西範囲 山脈を抱える乾いた地域
・イオライセオダ : 国の西北西に位置する町
・イオライ・カパス : イオライセオダよりも中心に向かって手前位置にある集落
・ウドーラ : 北西の西境近辺にある地域 川や湿地が多い場所
・イオライレビド : 人口20人未満の集落
・スカーメル・ボスカ : 北西支部に近い町 規模は町よりも小さい
『北』
・ツィーレイン : 国の北に位置する町 隣国アイエラダハッドの輸入経路もある
・ディアンタ : ツィーレインの町からさらに北へ向かい、山を越えた向こう 廃墟はあるが無人地域
・タルマンバイン : 北の支部から近い町 細長く、街道沿いにある グジュラ防具工房がある
『南西~南』
・ウィブエアハ : 国の南西地域に位置する宿場町
・アラゴブレー : 西南西地域にある村
・デナハ・バス : 国の南南西に位置する大型の町 鎧工房デナハ・デアラがある
・サスバン・ブラ : 南東にある町
・ハリュフェリャー : 馬車の言葉 サスバン・ブラの町に沿う道のこと
『東』
・マブスパール : 王都寄りの東地域の町
・マムベト : 国の東地域にある地域
・ブリャシュ : 国の東地域にある大河のある漁師町
・ウステミル : 国の東南東地域、ブリャシュよりも東の町
・ベイテナ : 国の東南東地域で貿易の盛んな町
・ケイガン : 国の東北東一帯 山と川がある地域
・ヴァルガーシ : ケイガン地域の鉱山を抱える山間の集落
・アクスエク : 国の東北東近く 大きな川が山脈から流れる傾斜した広大な荒地
・商隊休憩地 : 東の街道沿いにある王都へ向かう商隊の休憩地
『北東』
・ガディーナ : 北東でも山脈近い山奥の地域 民家はあってもほぼ人は住んでいない
『西』
・アードキー地区 : 国の西と西北西の間の地域 森林と岩山が多い
・サフィチャシシ地域 : 国の西の地域 ほぼ山脈
・バーヌビー : 国の西南西にある長い谷 古語でベンネヴェヤ 馬車の言葉アリュスレイラヤ
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【テイワグナ共和国】
『東の山脈』
・フィギ : 染色の町。古来から続く染色職人の時期稼動用の場。
『東』
・アゾ・クィ村 : フィギへ続く道沿いの小さな村
・エザウィア : 昔の呼び名の地域。農家の集落が点々とある地域
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【イヌァエル・テレン】
・ズメル・ウマン・トットゥオラスゥ : 龍の民の町の名前
・ロデュフォルデン : イヌァエル・テレンと地上が繋がると言われる場所 地上でもある
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