プロローグ
どうも、草凪悠人です。社畜歴3年の25歳サラリーマンだ。
今は休みの時間を使ってドライブしている。
「うん?あれは、美香と和也」
そこには、自分の彼女と親友が一緒に歩いていた。
はあ!?今日は予定が入ってるって言ってたけど、和也と会うためだったのか?
和也に電話してみるか、なんか嫌な予感がする。
「和也、今暇?今日は仕事ないからどっか遊びにでも行かないか?」
「悠人か、すまん!今日は夜勤があるから家で休んでたいんだ。また今度な!」
電話が切れた。 え、ちょっと待て!?、待ってください!? なんで和也嘘ついた?
まさか、俺は二人の様子を見た。そこには、楽しそうに彼女と親友が腕組んでやがった。
「おいおいおい、マジかよ!浮気か、浮気なのか!?」
すぐにでも、あの現場に行きたいが、後ろの車に鳴らされたので写真だけ撮って俺は運転を再開した。
「後で、どうゆうことか説明してもらわないとな、 くそ! はぁぁ」
俺は自分が赤信号を無視していることに気づかなかった。気づいた時には全てが遅かった。
プウウウウウウウウーーーーーーーーーーーー!!!!!
俺はなぜか、自分に向かってくるトラックが遅く感じた。
俺は、次に気づいた時には白い空間にいた。
俺は辺りを見渡したがやはり白い空間が続いているだけだった。
「俺は一体」
「あなたは死んだのですよ、草凪悠人さん。」
俺は後ろから声をかけられ振り向いた。そこには、美女が立っていた。
うわ、凄い美人。それに、スタイルいいな。
美人でスタイルがいい、うん。 グッチョブ!
「ありがとうございます。悠人さん」
「え!?」
なんで、この美人さん俺の思ったことが、 あ、声に出てたか。でも、そんなはずは
まさか、神か!?
「ええ、そうです。私は神です、私の名前はミカエラと申します。」
冗談で言ったんだけど、ほんとに神か?ってなんかこの展開知ってるぞ。よくある異世界転生ものじゃないか?いや、でもあれはアニメとかの出来事だしな。でもそうだとしたら、ここは向こうの世界に行く前に役に立つ便利なスキルやらが貰える場所ってとこか。
「悠人さんの思ってるように、簡単に言えば向こうの世界に行く前の空間ですね。早速ですが悠人さん。あなたはどのような力が欲しいですか?」
ほんとに早速だな、まだ、頭の中が整理できてないんだけど。しょうがない。
「俺は......」
俺は、光に包まれ最後に何か聞こえた気がした。
「悠人さん、楽しい異世界ライフを」
俺は、意識を手放した。
読んでくれてありがとうございます。