第96話 第3戦目 サムライキングvsゾルディック
サムライキングvsゾルディックの
因縁の闘いが今…始まる❗
ゾルディックの強烈な一撃が
大五郎に襲いかかった
一方、源五郎は
ダダダダダダダダ…
源五郎
(サムライキング)
「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」
走る源五郎
グスン…グスン…
俺は涙を流しながら
屋敷から遠く離れた所にいた
俺はこのままでいいのか…
父さん達をおいて逃げるなんて…
何をやっているんだ…っっ!!
俺は…俺は…
その時だった…❗
「ぐはぁぁぁーーーーーーーーー…っっっ!!!」
突然、大きな声が聞こえてきたのだ
源五郎
「この声は父さん…!?」
父さんがやばい…
父さん…今から行く…
どうか無事でいてくれ…
ダダダダダダダダ……
そうして源五郎は屋敷の方へと
引き返していったのだ
一方、屋敷では
……カチャッッッ…❗
大五郎は倒れる前に
右手に持っていた
ライターを点火させていた
ボトッッッッ…❗
大五郎はゾルディックに斬られた後
右手に持っていたライターを
火薬がある地面に落としたのだ
ゾルディック
「………!!!」
地面に落ちたライターに
気づくゾルディック
ゾルディック
「ぐっっっ……!!!」
その瞬間…っっ❗
ボウゥゥゥゥ………
ついにライターの火が
地面の火薬に引火したのだ
ボウゥゥゥ、ボウゥゥ、ボウゥゥゥ、ボウゥゥゥゥ、ボウゥゥゥゥ…
瞬く間に道場の周りに仕掛けた
火薬に引火していった
父さん…もう着くぞ…
目の前まで来た…
屋敷の目の前に着いた源五郎は
大きな声でこう話した
源五郎
(サムライキング)
「父さぁぁぁーーーーーーん…っっ!!!」
源五郎が屋敷に入ろうとした
その時だった…
ボォォォォォォ…
ヒュュュュュュン…
ドォォォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー…ッッッ❗
屋敷が大爆発を起こしたのだ
源五郎
(サムライキング)
「うわぁぁーーーーーーーーーー…っっっ!!!」
ボォォォォォォ…ッッッン…❗
源五郎はその爆発に巻き込まれ
吹っ飛ばされてしまったのだった…
そして
源五郎のゆかりの屋敷は
粉々になり、瓦礫だけが
無惨にも残っているだけになったのだ
そう…これが俺から見た
22年前の悲劇なのだ…
俺はゾルディックの前から
父さん達を置いて逃げたのだ…
俺が不甲斐ないばかりに
父さん達を救えなかった…
ザァァァーーーーー…
過去の記憶を思い出していた
サムライキング
今、俺は大きくなった娘の目の前にいる
ゾルディックに捕らえられているのだ
また俺は家族を…
失ってしまうのか…??
また俺は大切な人を
守れないのか……??
……いや……違う……っっ!!
今度こそ必ず…大切な家族を…
娘を…守ってみせるんだ…っっ!!!
自分自身に自問自答をして
決意を固めたサムライキング
目をつぶっていたサムライキングの
様子を見ていたゾルディックは
サムライキングにこう話し出した
ゾルディック
「昔の事を思い出していたのか…?
サムライキング…ッッ!!」
サムライキング
「………」
黙るサムライキング
ゾルディック
「きさまを殺せば、この世に侍はいなくなる…っっ!!」
ゾルディック
「きさまは今日ここで娘と一緒に死ぬのだ…っっ!!!
ヒャアーーーーーーー…ヒャアッッッ
ヒャアッッッヒャアッッッ…ッッッ!!!」
サムライキング
「そんな事はさせるものか…っっ!!!」
サムライキング
「お前とは…今日、決着をつける…っっ!!!」
シャキィィィィィーーーン…
ゆっくりと左側の腰につけてある
刀を右手で抜くサムライキング
ガシッッッッ…❗
右手に持っていた刀を
しっかりと両手で握りしめた
サムライキング
「娘は…返してもらう…っっ!!!」
バンッッッ…❗
ギラッッッッッッ…
ゾルディックを睨めつける
サムライキング
サムライキング
「行くぞぉぉぉーーーーーーーーー…っっっ!!!」
ドンッッッッッ…❗
勢いよく飛び出していく
サムライキング
シャキィィィィィーーーン…
サムライキングが刀を抜いた事ですぐさまゾルディックも4本の刀を抜いた
ゾルディック
「来い…っっ!!!
斬りきざんでやるわぁぁーーーーー…っっっ!!!」
ヒュューーーーーーン…
物凄いスピードでゾルディックに
襲いかかっていくサムライキング
サムライキング
「やぁぁぁーーーーーーーーーーー…っっっ!!!」
ブンッッッッッ…❗
ゾルディックめがけて斬りつけたのだ
ゾルディック
「ぬわぁぁぁーーーーーーーーー…っっ!!!」
ブンッッッッ…❗
ゾルディックも負けじと
4本の刀でサムライキングに
斬りかかったのだ
ガキィィィーーーーーーーーーーーーーン…ッッッ❗
両者の刀と刀は
激しくぶつかりあった
ブォォォォーーーーーーーーーー…
両者がぶつかりあった事で
衝撃波が発生し両者の
周辺の民家だけが突然
崩壊し始めたのだ
グラグラグラグラ…
ガシャーーーーーーーーーーン…ッッッ❗
サムライキング
「うぉぉぉぉーーーーーーーーーーー…っっっ!!!」
ザン、ザン、ザン、ザン、ザン、ザン、ザン、ザン…
右、左、右、左…
というように左右交互に
一気に猛攻を仕掛ける
サムライキング
ガキン、ガキン、ガキン、ガキン、ガキン、ガキン…
ズザザザザザザザ…
サムライキングの攻撃を
しっかりと受け止めるものの
後方へ…後方へと
押されていくゾルディック
ゾルディック
「ぐぎぎぎ…っっっ!!」
サムライキング
「ここだぁぁぁーーーーーーーーー…っっっ!!!」
ゾルディックを押しきっている所をチャンスだと思い
一気に力を込めて斬りかかった
ブンッッッッッッ…❗
ゾルディック
「ぐっっっっっ…!!!」
ガキィィィン…
ゾルディックは間一髪
サムライキングの攻撃を弾くものの
凄まじい猛攻に受け止めきれずに
後方へと飛ばされていった
ヒュューーーーーーーン…
ドカドカドカドカドカ…
ドカーーーーーーーーーーーーン…❗
サムライキングの猛攻により
後方にある民家に次々と激突していった
そして、
サムライキングvsゾルディックの
因縁の闘いが幕を開けたのだった…
第97話へ続く…
読者の皆様、こんにちは(^^)
いつも「ファイアーマン」を
読んで頂き、
そして、楽しみに更新を
待って頂いてありがとうございます!
皆様、次回の更新も
お楽しみにお待ち下さい!
またブックマーク登録、評価、感想等
この作品が気になった方、好きになられた
読者の皆様いらっしゃいましたら
よろしくお願いいたしますq(^-^q)
ファイアーマンのイラストを
書いて下さる読者様も
お待ちしております!
未来進は絵を書くのが苦手なので
書く事が出来ません
「ファイアーマン」が
好きだと言う読者様で
絵を書くのが得意で
イラストを快く書いてくださる読者様
いらっしゃいましたら
TwitterのDMにご連絡下さい!
何とぞお願い申し上げます!




