第94話 ゾルディックの復讐
ゾルディックの復讐が今…始まる❗
源五郎は団十郎がゾルディックを
復活させた事を知り
放心状態になっている所を
父、大五郎に平手打ちされたのだった
大五郎
「しっかりしないか…っっ!!
源五郎…っっ!!!」
ガシッッッ…❗
大五郎は両手で源五郎の
両肩を力いっぱいに掴み
源五郎に話かけた
大五郎
「もう…この澤村家を守っていくには
源五郎、お前しかいないんだ…っっ!!」
源五郎
(サムライキング)
「父さん…」
しっかりと父を見つめる源五郎
大五郎
「もう…時間がない…っっ!
あの子達では…耐えきれんだろう…」
大五郎と源五郎が話している時
門下生達は必死に
ゾルディックと闘っていた
門下生B
「はぁ…はぁ…はぁ…」
門下生C
「な…なんて…強さだ…っっ!!」
門下生D
「くっっ…!!」
30人いた門下生達もわずか
数えるほどになってしまっていた
ゾルディックとの実力の差を
見せつけられる門下生達
ゾルディック
「ヒャアーーーーー
ヒャッッッヒャッッッヒャッッッ…ッッ!!!」
ゾルディック
「きさまらごときが
何人、束になろうが同じ事だ…っっ!!」
門下生D
「澤村流を…」
ガシッッッ…❗
門下生Dは両手で
しっかりと木刀を握り
門下生D
「なめるなぁぁーーーーーーー…っっっ!!!」
ヒュューーーーーーーン…
ゾルディックに勢いよく
襲いかかっていった
その様子を見ていた
他の門下生達が
門下生B
「一人ではだめだ…っっ!!」
門下生C
「やめろぉぉーーーーーー…っっ!!!」
必死に門下生Dを止めようと
声をかける門下生達
しかし、
そんな声も虚しく…
門下生D
「やあぁぁーーーーーーーー…っっ!!!」
ゾルディックめがけて
攻撃を繰り出していった
ハッッッッッ…❗
ゾルディック
「やはりな…
澤村流か…っっ!」
ゾルディックは何かを
思い出したかのように
一人で呟き始めた
ゾルディック
「ここは…やつの屋敷か…
俺様を封印した一族というわけか…」
ゾルディックはかつて自分を
倒して封印した澤村という侍を
思い出していたのだ
ゾルディックは知ってしまった
この屋敷は自分を封印した
その侍の末裔だという事を
門下生D
「やあぁぁーーーーーーーーー…っっっ!!!」
ヒュューーーーーーーン…
ゾルディックに段々と
距離を詰めていく門下生D
大五郎
「こんな時が…いつか来るとは思っていた…
だから…もしもゾルディックが
復活するような事があれば…
この刀を…使うようにと…
先代から預かっておる…っっ!」
この刀こそ先祖代々脈々と
受け継がれてきた
まさに伝家の宝刀というわけだ
この刀は万が一、ゾルディックが
復活すれば澤村家の血を
受け継ぐ者だけが唯一
扱う事が出来るのだ
まさに…最後の切り札と言えよう…!!
サッッッッッ…
源五郎
「これが…
その刀…っっ!?」
大五郎は自分の腰につけてあった
刀を取って源五郎に渡した
ザァァァァァァァンッッッ…❗
門下生D
「あぁぁーーーーーーーー…っっ!!!」
バーーーーーーーン…❗
ゾルディックによって
斬りきざまれた門下生Dは爆発した
将来有望な若い門下生達が
次々とゾルディックの手によって
倒されていったのだ
ゾルディック
「ヒャッッッヒャッッッヒャッッッ…ッッッ!!!
やつの一族は…
…皆殺しだ…っっっ!!!」
クワッッッッ…❗
両目をカッッッッッ…と
開き怒鳴るように大声で
そう言ったのだ
復活したゾルディックは
この屋敷にいる者達を倒そうと
画策するのだった
一方、源五郎は父、大五郎より
伝家の宝刀を譲り受けた
ガシッッッ…❗
しっかりと刀を握る源五郎
源五郎
(サムライキング)
「父さん…」
その時だった…❗
ヒュューーーーーン…
源五郎達の所に
門下生達が飛ばされてきた
ドーーーーーーーーン…❗
門下生達は源五郎達がいる
道場の外側の襖にぶつかった
その門下生達の衝突により
その襖が壊れてしまったのだ
ゾルディック
「まだ…他にいるはずだ…っっ!!
どこにいる…っっ!?」
ゾルディックがそう言うと
門下生達が右斜め後方にいた
源五郎達に危険を知らせようとして
源五郎達の方を向きなおした
クルッッッッッ…
門下生達が源五郎達の方を
向きこう言ったのだ
門下生B
「師範、申し訳ありません…」
門下生C
「早く…早く…お逃げ下さい…」
門下生達はゾルディックの
攻撃により負傷して
もはや身動きが出来ずにいた
そうなれば…出来る事は
1つだけ…
そう…源五郎達に
逃げてもらう事だ
ゾルディック
「………!!!」
しかし…
門下生達の様子を見ていた
ゾルディックは源五郎達が
どこにいるのかを
すぐに見つけてしまった
ニヤリッッッ…❗
不気味な笑みを浮かべる
ゾルディック
ゾルディック
「ヒャッッッヒャッッッヒャッッッ…ッッッ!!!」
ゾルディック
「そこか…っっ!!」
スタスタスタスタ…
不気味な笑みを浮かべながら
ゆっくりと廊下を歩きながら
源五郎達がいる所へ
向かうゾルディック
大五郎
「………!!!」
源五郎
(サムライキング)
「………!!!」
しまった…っっ!!
見つかってしまったか…
息子よ…
澤村家の未来を託す時が…
どうやら来たようだ…
大五郎はそう思い立つと
すぐさま起き上がった
サッッッッッ…❗
その時だった…
門下生達が
渾身の力を振り絞って
ゾルディックに襲いかかっていったのだ
門下生B
「やらせるかぁぁーーーーーーーーー…っっ!!!」
門下生C
「やぁぁぁーーーーーーーーー…っっ!!!」
ヒュューーーーーーーン…
その様子を見た大五郎は
門下生達に大声でこう話かけた
大五郎
「よせ…っっ!!
お前達…っっ!!!」
しかし、門下生達には
その声も届く事はなかった
門下生達はそれぞれ
右手に木刀を持ち左右に分かれ
ゾルディックの
後方から襲いかかっていった
ゾルディック
「………!!!」
突然、寝込んでいた門下生達が
起き上がって襲いかかってきた事に驚くゾルディック
ゾルディック
「邪魔だぁぁ…っっっ!!!」
ゾルディックがそう言うと
一気に反転し手に持っていた
4本の刀で門下生達を攻撃した
ザァァァァァン…ッッッ❗
一瞬の事だった…
門下生B
「うわぁぁーーーーーーーー…っっ!!!」
門下生C
「あぁぁーーーーーーーー…っっ!!!」
ゾルディックの強烈な一撃に
門下生達は体を斬りぎざまれ
ドーーーーーーーン…❗
爆発したのだった…
スタスタ、スタスタ…
門下生達を倒したゾルディックは
源五郎達の方へと歩いていった
そして
大五郎は息子に澤村家の
未来を託そうと決意するのだった…
第95話へ続く…
読者の皆様、こんにちは(^^)
いつも「ファイアーマン」を
読んで頂き、
そして、楽しみに更新を
待って頂いてありがとうございます!
続きは本日の夕方の更新になります!
また、体調不良のため不本意ながら
毎日更新ではなく不定期更新とさせて頂きます
皆様にはご心配とご迷惑おかけして
申し訳ありません
これからは第1章クライマックスに向けて
闘いがさらにヒートアップしていき
見所満載になると思います
これからもファイアーマンを
よろしくお願いします
皆様、夕方の更新も
お楽しみにお待ち下さい!
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