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ファイアーマン   作者: 未来 進
第1章 ダークマン編
93/107

第93話 悲劇の始まり

源五郎は父から衝撃の事実を

聞かされるのであった…

大五郎は源五郎にゆっくりと

事の真相を語り始めた




ザァァァーーーーーー…




屋敷の外では大雨が降っていた



まるで誰かが源五郎の訪問を

拒んでいるかのように

大雨が降りしきっていた



大五郎

「源五郎、お前には

昔話した事があるだろう…



ゾルディックという大男が

いたという事を…」



源五郎

「でも、ご先祖様が封印したと…」




シーーーーン…




源五郎がそう言うと

しばらく無言になる大五郎



源五郎

「父さん、それがどうしたの…!?」




ハッッッッ…❗




源五郎

「ま…まさか…っっ!?」



突然、源五郎は

何かに気づいたように

顔が真っ青になったのだ



大五郎

「あぁ…



お前が今…思ったとおりだよ…っっ!」



大五郎

「ゾルディックが

復活してしまった…



しかも…やつを復活させたのは…

いや…これは…



お前は…知らない方がいい…」




淡々と話していた大五郎だったが

突然、何かを躊躇する大五郎



その様子を見た源五郎は

すぐさま父、大五郎に問い詰めた



源五郎

「父さん、一体、封印を解いたのは誰なんだ…っっ!?



教えてくれ…っっ!!」




ユラユラユラ…




大五郎の体を揺さぶる源五郎



大五郎

「団十郎だよ…っっ!!」



その時だった




ゴロゴロ…




ガッシャーーーーーーーーン…ッッッ❗




突然、天候が悪化し

雷が鳴り響いたのだ



大五郎

「あの子が封印を解いてしまったんだよ…っっ!!」



その大五郎の予想だにしない

言葉に源五郎はただ驚くしかなかった



源五郎

「嘘だろ…っっ!?



そんなの…そんなの絶対嘘だ…っっ!!



あいつが…そんな事をするわけ…

ないじゃないか…っっ!!!」



大声を出して取り乱す源五郎



大五郎

「体を乗っ取られて…



乗っ取った直後にあの子の魂は

ゾルディックに殺された…



あの子はもうここにはいない…」



ゆっくりと事の真相を息子に伝える大五郎



源五郎

「なぁ…父さん…



あいつは…生きてるんだよな…っっ!?



なぁ…生きてるんだよなぁぁ…っっっ!?」




ポタッ、ポタッ、ポタッ…




涙を流しながら父に話かけるのだが


全く父の言葉を聞かず

現実を受け入れようとしない源五郎




源五郎

「今の話が嘘だと…嘘だと…



言ってくれよ…っっ!!



父さん…っっっ!!!」




ポタッポタッポタッポタッ…




ズルズルズルズル…




泣きじゃくり、鼻水を垂れ流しながらそう言う源五郎




大五郎

「あの子はもう死んでしまったんだ…



彼はゾルディックに殺されたんだよ…っっ!!!」




ハッッッッッッ…❗




くぱぁぁっっ…




源五郎は父の言葉を聞くと

突然、口を大きく開き



頭が真っ白になって

言葉を失ってしまった




団十郎がゾルディックを復活させ

ゾルディックに殺された…?



嘘だ…絶対に嘘だ…



そんな事あるわけがない…



あっていいわけがない…っっ!!



そうやって自分の中で

葛藤している源五郎に



大五郎がその事に気づいたのか…

大五郎は源五郎に喝をいれた




バシッッッッ…❗




突然、源五郎の顔を

平手打ちをするのだった



第94話へ続く…


読者の皆様、おはようございます(^^)



いつも「ファイアーマン」を

読んで頂き、


そして、楽しみに更新を

待って頂いてありがとうございます!



明日、金曜日は休載しますが

明後日は2話分一気投稿致します


予めご了承下さい



皆様、土曜日からの更新も

お楽しみにお待ち下さい!



また、ブックマーク登録、評価、

感想、レビュー等


この作品が気になった方、好きになられた

読者の皆様いらっしゃいましたら

よろしくお願いいたしますq(^-^q)


ファイアーマンのイラストを

書いて下さる読者様も

お待ちしております!


未来進は絵を書くのが苦手なので

書く事が出来ません


「ファイアーマン」が

好きだと言う読者様で


絵を書くのが得意で

イラストを快く書いてくださる読者様


いらっしゃいましたら

TwitterのDMにご連絡下さい!


何とぞお願い申し上げます!


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