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ファイアーマン   作者: 未来 進
第1章 ダークマン編
92/107

第92話 大雨の日

ゾルディックの復活によって

大五郎達が危機に陥っていた



そうとは知らない源五郎は

屋敷に向かっていくのだが…

ついにゾルディックが復活し

大五郎達の目の前に現れたのだ



一方、ゾルディックが

復活した事等これっぽっちも

知るよしもなかった源五郎は



もう時刻は夕方になっていた



仕事を終えて実家に

向かおうとしていた



父さん達が心配だなぁ…



まぁ…大丈夫だろう…っっ!



そうだ、そうだ…



お土産でも

持っていくか…っっ!!



久しぶりだからな…っっ!



何がいいかなぁ…



………




ぽんっっっ…❗




左手は握りこぶし、

右手は開いた状態にして



まるで何かを

思い出したかのように

左手で右手の上から強く叩いた




源五郎

(サムライキング)

「そうだ…っっ!!



父さん達にはあれがいいだろう…」



そう一人で呟くと

ある所に向かった



そうそう…実家の近くに

最近出来たこのワッフル専門店の

マジケンのワッフルが



凄く美味しいんだよなぁ…



父さん達も喜ぶぞぉぉ~~…っっ!!



そう思ってマジケンに行き

ワッフルを買ったのだ



右手でそのワッフルが入った

手提げ箱を持って

実家へと向かっていった




ザァァァーーーーーー…




雨かぁぁ…



実家にもうすぐ着くと

いう時に雨が降ってきたのだ



しかも、どしゃ降りだった…




サッッッッッ…




傘も持ってない俺は

左手に持っていた

黒の手提げかばんで



必死に上空からの

雨を防ごうとして

頭の上にそのかばんを持ってきた




ダダダダダダダダ…




そのまま実家まで走った



びしょびしょに

スーツやかばん等が

濡れながら必死に走った



こんなに運動したのは

何年ぶりだろうか…



実家に着いたら皆と

ちゃんと話をしよう



積る話がお互いにあるはずだ

父さんとも…



そうこう思っていると

実家の前に到着した



源五郎

(サムライキング)

「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」



やっとの思いで着いたのだ

息切れする源五郎



さぁて…着いた…っっ!



皆、元気にしてるかな…??



そう思いながら実家の

インターホンを押そうとした




ハッッッッッ…❗




その時、

源五郎はある事に気づいた…




源五郎

(サムライキング)

「扉が…開いてる…っっ!!」



実家の両扉の真ん中が

少しだけ開いていた



何かあったのか…っっ?



そう思いゆっくりと

屋敷の中を覗いた




チラッッッッ…




ビクッッッ…❗




覗いて見るとそこには

なんと父、大五郎が

ぐったりと倒れていたのだ




ボトッッッッ…❗




その瞬間、

右手に持っていたマジケンの

ワッフルが入った手提げ箱と



左手に持っていた黒のかばんを

地面に落としたのだ



そして、

源五郎は父の事が心配になり

すぐさま父の元へ駆けつけた




ダダダダダダ…




サッッッッッ…




源五郎は床に倒れている

大五郎の頭をゆっくりと抱え込み



自分の両方の太ももにのせて

大五郎に話かけた




源五郎

(サムライキング)

「父さん…っっ!!



大丈夫か…っっ!?



どうしたんだよ…っっ??

何があったんだ…っっ?」




大五郎

「あぁ…源五郎、お前か…



来てくれたんだな…っっ…!」



源五郎

(サムライキング)

「父さん…」




大五郎

「いいか…今から…俺の言うことを…



よく聞くんだぞ…っっ!?」




ごくりっっっ…❗




その大五郎の話し方を見て

ただ事ではないと悟った

源五郎は思わず唾を飲んだ




大五郎はゆっくりと

源五郎に話し出したのだった…



第93話へ続く…


読者の皆様、おはようございます(^^)



いつも「ファイアーマン」を

読んで頂き、


そして、楽しみに更新を

待って頂いてありがとうございます!




皆様、次回の更新も

お楽しみにお待ち下さい!



また、ブックマーク登録、評価、

感想、レビュー等


この作品が気になった方、好きになられた

読者の皆様いらっしゃいましたら

よろしくお願いいたしますq(^-^q)


ファイアーマンのイラストを

書いて下さる読者様も

お待ちしております!


未来進は絵を書くのが苦手なので

書く事が出来ません


「ファイアーマン」が

好きだと言う読者様で


絵を書くのが得意で

イラストを快く書いてくださる読者様


いらっしゃいましたら

TwitterのDMにご連絡下さい!


何とぞお願い申し上げます!


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