第91話 復活するゾルディック
ゾルディック復活…❗
数百年の間、封印されていた
ゾルディックが今、ここに復活したのだった…
団十郎はゾルディックの
封印を解いたのだった
団十郎の口や目からは
その黒い光が放たれていた
次の瞬間
団十郎の体が変化していった
ムキムキムキムキ…
団十郎の全身の体から
筋肉が異常に発達していき
ググググググググ…
団十郎の顔がだんだんと
ゾルディックに変わっていき
全身の体もゾルディックが
生きていた時の体に
復元されてきたのだ
グンッッッッッッ…❗
そして、背中からは
2本の両腕が生えて
団十郎の体からゾルディックの体へと変化したのだ
ゾルディック
「ヒャアーーーーーヒャッッッヒャッッッ…!!
ヒャアーーーーーヒャッッッヒャッッッヒャッッッ…!!!」
突然笑いだすゾルディック
ゾルディック
「ようやく…甦る事が出来た…っっ!!
この日をどれだけ…待ちわびた事か…っっ!」
数百年もの間、封印されてきた
ゾルディックは今…復活を果たしたのだ
ゾルディック
「よくも…この俺様を…
こんなにも長く…閉じ込めよって…」
クワッッッ…❗
怒りを顕にするゾルディック
サッッッッッ…
ゾルディックは4本の腕を空中に伸ばしたのだ
シュン、シュン、シュン、シュン…
すると空中に浮いていた4本の刀が
ゾルディックの4つの腕に
吸い寄せられていった
ガシッッッ…❗
4本の刀をそれぞれの手で
しっかりと握ったのだ
ゾルディック
「許さん…許さんぞぉぉーーーーーーーーー…っっ!!!」
怒り狂うゾルディック
ゾルディック
「ぬらあぁぁーーーーーー…っっ!!!」
ゾルディックがそう言うと
4本刀で自分を閉じ込めていた
小屋に攻撃したのだ
ザァァァァァンッッッ…❗
ドーーーーーーーーン…❗
ゾルディックの強烈な攻撃で
小屋は一瞬で破壊された
ビクッッッッッ…❗
大五郎
「……!!!」
門下生達
「……!!!」
その大きな音で気づいたのか…
大五郎と門下生達が
その音で反応した
大五郎
「な…何事…だっっ!?」
団十郎はどこへ行ったのだ…?
もしや、あやつの身に何かあったのじゃろうか…っっ??
門下生達
「一体、何が起こっているんだ…っっ!?」
小屋が破壊された事で驚く
大五郎と門下生達
そして、大五郎は団十郎の事を
心配していたのだ…
ゾルディック
「さぁて…俺様をこんな目に
合わせた奴らに復讐してやる…っっ!!
ヒャッッッヒャッッッ…!!
ヒャアーーーーーーーヒャッッッヒャッッッヒャッッッ…ッッッ!!!」
ゾルディックはそう言い
復讐を誓うと高らかに笑い始めた
ゾワゾワゾワァァーーーー…
大五郎
「さ…寒気がする…っっ!!」
大五郎は何か
邪悪な気に気づいたのか…
大五郎の背筋が凍ったかのように
寒気がしたのだ
その時だった…
ドンッッッッッ…❗
バリィィーーーーン…❗
道場の壁にアクリルケースで
飾ってあった
歴代の澤村家当主の肖像画が
一斉に落ちてきたのだ…
そのアクリルケースが壊れ
無惨にもバラバラになってしまう
ビクッッッ…❗
門下生達
「も…も…もしかして、
ただならぬ事が起きるんじゃあ…っっ??」
大五郎
「皆、落ち着け…っっ!!
大丈夫だ…っっ!!!」
だが…明らかに何かが起きている…
もしかして…
いやいや…あのゾルディックが…
復活などと…
言葉では門下生達をなだめる大五郎だったが
やはり不安な気持ちになっていたのだ
その瞬間、大五郎達の
目の前にやつが現れたのだった…
ゾルディック
「復讐を果たしてやる…っっ!!!」
バンッッッッッ…❗
大五郎
「あぁ…もしかして…
その姿は…っっ!?」
第92話へ続く…
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