第90話 開かれたパンドラの箱
団十郎がゾルディックの封印を
解こうとしている事に
気づいた門下生Aは
必死に止めさせようとするのだが…
団十郎は門下生Aの前で
ゾルディックの封印を解こうとしていた
門下生A
「団十郎さん…っっ!!
も…もしかして
誰かに取り憑かているのか…っっ!?」
明らかに様子がおかしい
団十郎を不信に思った門下生A
ガシッッッッッッ…❗
門下生A
「団十郎さん、だめだ…っっ!!
正気を取り戻して…っっ!!!」
門下生Aはそう言うと
団十郎の体を必死に
後ろから押さえ込んで
止めさせようとしていた
ハッッッッッ…❗
門下生Aが止めようと
する事に気づく団十郎
団十郎
「何をする…っっ!?
邪魔だ…っっ!!」
ブンッッッ、ブンッッッ…
門下生Aを振り払おうと
体を小刻みに動かす団十郎
団十郎
「どけ…っっっ!!!」
ドンッッッ…❗
右手に持っていた木刀で
門下生Aのお腹めがけて
つついたのだ
門下生A
「ぐはぁぁ…っっ!!」
その瞬間、
団十郎を押さえ込んでいた
門下生Aが両手を離してしまったのだ
サッッッッッ…
門下生A
「し…しまった…っっ!!!」
団十郎
「ぬらあぁぁーーーーーー…っっ!!!」
クルッッッッ…❗
その一瞬の隙を団十郎は見逃さず
すぐさま後ろを振り向いて
右手に持っていた木刀で
門下生Aを殴りつけたのだ
ドンッッッッッ…❗
門下生A
「うわぁぁーーーーーー…っっっ!!!」
ヒュューーーーーン…
ドンッッッッッッ…❗
後ろ向きで後方へと
飛ばされていき
屋敷の中庭の中に
ある壁に激突した
クルッッッ…❗
門下生Aを追い払った団十郎は
振り返って再び
ゾルディックの封印を
解こうと小屋の方を向いたのだ
そして、持っていた木刀で
南京錠めがけて思いっきり
力を入れて叩いたのだ
バンッッッッッ…❗
その時だった、
ガランッッッッッ…
鎖と共に南京錠が壊れ
地面に落下したのだ
ギィィィィーーーーーーーー…
閉められていた小屋の
扉が勝手に開いた
モクモクモクゥゥーーーーーーー…
小屋の扉が開いた瞬間
黒い煙がモクモクと
その小屋の中から出てきたのだ
ビュン、ビュン、ビュン、ビュン…
そして、その小屋の中から
4本の刀が空中に浮いた
状態で出てきたのだ
その4本の刀は謎の
黒い煙に包まれていた
団十郎
「これで俺はあの人に
認めてもらえる…っっ!!
力こそ…全て…っっ!!!」
団十郎がそう言うと
4本の刀を包んでいる
フワフワフワァァーーーーーー…
黒い煙がでかい顔のような
物を作ったのだ
でかい黒い煙の顔のような物が
団十郎に話かけてきた
謎の声
「お前の…願い…叶えてやる…」
団十郎
「これで俺は…」
謎の声
「あぁ…お前の…体でな…っっっ!!!」
バンッッッ…❗
団十郎
「な…なに…っっ!!!」
くぱぁぁーーーーーー…
驚いた団十郎は大きく口を
開けてしまった
ヒュュュュンッッッ…❗
モゴモゴモゴモゴ…
団十郎
「ぐわぁわぁわぁーーーーーーー…っっ!!」
謎の声がそう言った瞬間
4本の刀の周りを
包んでいた黒い煙が
一瞬で団十郎の口の中に
入っていったのだ
ごっくん…❗
団十郎は黒い煙を飲み込んだ
ピカァァーーーーーーー…
その時、団十郎の目や口から
黒い光が出てくるのだった…
果たして、団十郎の運命はいかに…!?
第91話へ続く…
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この世界では(この小説では)
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熱い男達の闘いの数々をお送りします✨
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待って頂いてありがとうございます!
本日はこれほどたくさんの方々に
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これからも皆様の
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