第89話 パンドラの箱
源五郎の実家では後継者として
指名されていた団十郎が
次期後継者から外されてしまう
途方にくれる中、団十郎は
自分にだけ聞こえてくる
謎の声からある事を聞かされるのだった…
職場に着いた源五郎だったが
実家が大変な事になっていたのだった
しかし、源五郎は仕事中
という事で門下生の電話を
きったのだった
ガチャ…
上司A
「澤村くん、何の電話だったんだ…!?
家は大丈夫何か…??」
上司Aは心配そうに
源五郎に話かけた
源五郎
(サムライキング)
「大丈夫ですよ…!
ご心配おかけしました…っっ!!」
源五郎がそう言うと
上司Aに向けて一礼したのだ
源五郎は仕事を始めた
その頃、澤村家では
大五郎
「確かに今までは団十郎くん…
君にこの家を任せようとしたが…
やはり、従来のやり方で
この家を守っていきたいんだよ…
だから…」
団十郎は大五郎の話を
最後まで聞かずに
団十郎が話始めた
団十郎
「だから…俺に次期当主を諦めろと…っっ!?」
大五郎の話を聞いて
怒りだす団十郎
大五郎
「待ちなさい…っっ!!
最後まで…私の話を…」
団十郎
「こんな事許すものか…
こんな事…絶対に許さない…っっ!!」
クワッッッ…❗
大五郎を睨みつけて
怒りを露にする団十郎
スタスタスタスタ…
団十郎はそう言い残して
その場を立ち去ったのだ
門下生A
「だ…団十郎さん、待って下さい…っっ!!」
ドドドドドドド…
団十郎をすぐさま
追いかける門下生A
団十郎は悲しみに暮れていた
なぜ…俺を…
なぜ…俺を選ばないんだ…っっ!!!
くそぉぉーーーーーーーー…っっっ!!!
心の中でそう呟いていた
すると、団十郎だけに
小さな声が聞こえてきたのだ
謎の声
「俺様が…力を…貸して…やる…」
団十郎
「誰だ…っっ!?」
謎の声
「お前に…力を…貸して…やる…
この世は…力…こそ…全て…だ…」
団十郎
「俺に力を貸すだと…っっ!?」
謎の声
「そうだ…
力が…あれば…この世…を…思いの…ままに…出来るのだ…」
団十郎
「そうか…っっ!
力があれば…力があれば…」
団十郎は謎の声に導かれるように
ゆっくりとある場所に向かっていた
道場から少し離れたある小屋に
たどり着く団十郎
団十郎
「力が…力が…ほしい…
力があれば…俺を認めてくれるはずだ…っっ!!!」
ゴクリッッッ…❗
そうこの小屋はあのゾルディックを
封印した刀がある小屋なのだ
その小屋の周囲を鎖で
がんじがらめにされており
さらに扉の前には
南京錠がつけられているのだ
団十郎はその小屋の扉の前に
ある鎖と南京錠を同時に壊して
扉を開こうとしていた
その時、
団十郎を追いかけてきた
門下生Aが団十郎の後ろに現れた
ドドドドドドド…
門下生A
「はぁ…はぁ…はぁ…っっ!
団十郎さん、戻りましょう…っっ!!」
門下生Aは息切れしながら
団十郎に道場に戻るように説得し始めた
団十郎
「ふ…っっ!!
もはや…話をしても無駄だ…っっ!!!」
団十郎は門下生Aに
背中を見せながら話していた
団十郎
「力で示してやるさ…っっ!!」
門下生A
「い…一体、何をするつもりですか…??」
ハッッッッッッ…❗
門下生Aはゾルディックが
封印されている場所の
目の前にいる事に気づいた
門下生A
「ま…まさか…封印を解く気では…っっ!?」
団十郎
「そうさ…っっ!
俺はこの力であの人を
認めさせてやるんだよ…っっ!!!
ヒャアァァーーーーー
ヒャッッッヒャッッッ…ッッッ!!!」
サッッッッッ…
団十郎はそう言いながら
左側の腰につけてあった
木刀を手に取ると
ガンッッッ、ガンッッッ、
ガンッッッ、ガンッッッ…
ゾルディックが封印されてある
小屋の扉の前にある
南京錠めがけて木刀で
叩き始めたのだった
第90話へ続く…
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果たして、団十郎はパンドラの箱を
開けてしまうのだろうか…
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