表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ファイアーマン   作者: 未来 進
第1章 ダークマン編
86/107

第86話 父との決別

サムライキングこと源五郎は

門下生達と共に稽古をしていたのだが


今まで我慢していた気持ちが邪魔をして

いつも通りの稽古が

上手くいかなかったのだった…


今から30年前、高校3年生だった

サムライキングは自宅の道場で



澤村流の門下生達と共に

稽古をしていたのだ



源五郎

(サムライキング)

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…っっ!!!」




ガクガクガク…




疲労のせいで

源五郎の膝が揺れている




ブルブルブルブル…




源五郎は何人もの門下生達と

相手をしてきたため

疲れきっていた



そのため激しく息切れをし

さらに自分の持っていた木刀が

ゆらゆらと揺れていた



しっかりと木刀を持つ事が

出来なくなっていたのだ



その様子を見かねた大五郎が

稽古の練習をしていた

源五郎と門下生にこう話し出した



大五郎

(サムライキングの父)

「そこまで…っっ!!



今日の稽古は終了だ…っっ!!!



皆、解散…っっ!!」



大五郎がそう言うと

門下生は源五郎に一礼をした



源五郎も普段の稽古でなら

一礼をするのだが



疲れていたためか相手をした

門下生に一礼はせずに

ずっと前だけを見つめていた



その直後、

稽古が終わった門下生達は



皆、帰宅準備をしてから

大五郎にこう言った



門下生達

「本日も、稽古をして頂き

ありがとうございました…っっ!!



失礼致します…っっ!!!」




門下生達がそう言うと

大五郎が無言で頷いた



そして、門下生達はそれぞれの

自宅の方に帰って行ったのだ




大五郎

(サムライキングの父)

「源五郎…ちょっと、こっちへ来なさい…っっ!」




サッッッ、サッッッ…




大五郎がそう言うと

右腕を頭より少し上にあげ



右手を軽く上下に動かして

源五郎を自分の近くに呼び寄せた



大五郎

(サムライキングの父)

「源五郎…っっ!!!」



大五郎は大きな声を出して

源五郎を怒鳴り付けた



大五郎が呆れた表情で

息子の源五郎を叱った




ビクッッッ…❗




源五郎は突然の父の大声に

驚いてしまった



大五郎

(サムライキングの父)

「源五郎、なんたる…ざまだ…っっ!!



今日の稽古、さんざんではないか…っっっ!!!」



大五郎

(サムライキングの父)

「お前というやつは…っっ!!



親として情けない…っっ!!!」



大五郎

(サムライキングの父)

「いいか、源五郎…っっ!



よく聞け…っっ!!



お前は俺の後を継いで

第27代澤村家当主として



この澤村家を守っていく立場なのだ…」



大五郎

(サムライキングの父)

「だから、今日はしっかり反省しな…」



大五郎が反省しなさいと

言おうと思ったその時、




源五郎

(サムライキング)

「父さん…っっっっ!!!!!」




ガッッッッッ…❗




突然、源五郎が大五郎の

話をさえぎって

大きな声を出したのだ



源五郎の我慢していた

気持ちが爆発したのだ



源五郎

(サムライキング)

「いい加減にしてくれ…っっ!!



後継ぎ、後継ぎ…って

俺はもう…こんな事は…

したくないんだよ…っっっ!!!」



大五郎

(サムライキングの父)

「な…なんだと…っっ!?」



息子の源五郎の言葉に絶句した



源五郎

(サムライキング)

「どうせ…父さんなんて…



俺の事なんてちっとも

分かっちゃいないんだ…っっ!!!



俺は父さんの人形じゃない…っっ!!!」



大五郎

(サムライキングの父)

「源五郎、

もう一度…言ってみなさい…!」



大五郎は冷静になったかのように

ゆっくりとそう言ったのだ



源五郎

(サムライキング)

「あぁ、何度だって言ってやるよ…っっ!!



俺は父さんの人形じゃない…っっ!!!」




バシッッッッ…❗




源五郎がその言葉を

言った時だった



大五郎は源五郎の

頬っぺたを平手打ちしたのだ




キッッッッッ…❗




源五郎はすぐ大五郎を見たのだが

その目つきは大五郎を睨んでいた



大五郎

(サムライキングの父)

「なんだ…っっ!



その目は…っっ!?」



自分を睨んだ目つきが

気に入らなかったのか

大五郎はすぐさま源五郎に

話しかけたのだ



その直後だった…




ガランッッッ…❗




源五郎は右手に持っていた

木刀を地面におもいっきり

叩きつけてからこう話し出した



源五郎

(サムライキング)

「もう…こんな事なんて…



2度とするものか…っっっ!!!」



お互いが睨みあい

しばらく沈黙を貫いていたが



大五郎の方から話し出した




大五郎

「お前の…好きにすればいい…!



ただし…この道場にだけは…

2度と入ってくるな…っっ!!!



分かったか…っっっ!?」




クワァァァ…❗




大五郎は源五郎をこれでもか…

というほど睨みつけた表情で話したのだ




サッッッ…❗




その父が発言した直後

源五郎はすばやく顔を下に向けた




タッタッタッタッタッ…




そして、源五郎は

涙を流しながらすぐさま

後ろを向いて走っていった



まるでその場を逃げるかのように

道場を後にしたのだった…





第87話へ続く…


読者の皆様、こんにちは(^^)



ファイアーマンの世界へようこそ…❗

この世界では(この小説では)

手に汗握る激しく

熱い男達の闘いの数々をお送りします✨



いつも「ファイアーマン」を

読んで頂き、


そして、楽しみに更新を

待って頂いてありがとうございます!



闘いから少し離れまして

しばらくの間、日常会話になりますが

予めご了承下さい


皆様の心の中が少しでも

ほっこりと和んで頂いたり

またはクスッッッと

笑って頂ければ幸いです



皆様、次回の更新も

お楽しみにお待ち下さい!



また、ブックマーク登録、評価、感想等


この作品が気になった方、好きになられた

読者の皆様いらっしゃいましたら

よろしくお願いいたしますq(^-^q)


レビューを書いて下さる読者様も

お待ちしておりますので


「ファイアーマン」が

好きだと言う読者様で

レビューを書いてくださる方


いらっしゃいましたら

何とぞお願い申し上げます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ