第84話 家族の面影
サムライキングの過去編突入…!
ゾルディックに連れて来られた
若い女性こそサムライキングに
とってかけがえのない家族だった…
ある若い女性を
捕らえていたゾルディック
その女性をサムライキングの
目の前に連れてきたのだ
ゾルディック
「おい…っっ!
サムライキング…ッッ!!」
ゾルディックはサムライキングに呼びかけるように話しかけた
ゾルディック
「確か、きさまには
娘がいたな…っっ!?」
ハッッッ…❗
サムライキング
「ま…まさか…っっ!?」
ザァァーーーー…
ゾルディックにそう言われると
サムライキングは突然
青ざめた表情になった
ニヤリッッッ…❗
ゾルディック
「そのまさか…さっっ!!」
ゾルディックは不気味な笑みを
見せてそう答えたのだ
ググググググ…
ゾルディックの言葉に
サムライキングは怒りを露にした
右手を拳にして自分の拳に
強く力を入れたのだ
サムライキング
「娘に…何をしたぁぁーーーーー…っっっ!?」
バンッッッ…❗
ゾルディックの言葉を聞いた
サムライキングは
ゾルディックに怒号を浴びせた
ゾルディック
「ヒャアァァーーーーー
ヒャッッッヒャッッッヒャッッッ…ッッッ!!!」
サムライキングがそう言うと
ゾルディックが急に笑いだしたのだ
ゾルディック
「ヒャッッッヒャッッッ…ッッ!!
まぁ…そう慌てるな…っっ!!!
きさまの娘には
何もしていない…っっ!」
ゾルディックがそう言うと
そのサムライキングの
娘の口に縄と布で
縛られていたのを解きだしたのだ
サッッッッ…❗
ゾルディックがサムライキングの
娘の口を縛っていた縄と布を解くと
サムライキングの娘にこう話始めた
ゾルディック
「さぁ…喋ってみろ…っっ!!
お前の父親が目の前にいるぞ…??」
ピシッッッ…❗
ゾルディックはサムライキングが
いる所を指差したのだ
そうするとサムライキングの
娘はこみ上げていた思いが
爆発したのか…
急にサムライキングを
見て泣き始め
泣きながらこう話し出した
グスン…グスン…
サムライキングの娘
「パパ…っっっ!!
ごめんなさい…
私…」
ポタポタポタポタ…
バァァーーーーーー…❗
サムライキングの娘の目から
滝のように涙が溢れてきたのだ
サムライキング
「大丈夫だからな…っっ!!
涼子…っっ!!
俺が必ず助けてやるからな…っっっ!!!」
悲しくサムライキングを
見つめる娘に優しく声をかけて
力強く励ましたのだ
ザーーーーーーー…
サムライキングは
娘と出会った事で
過去の出来事が
頭の中で駆け巡るかのように
鮮明に蘇ってきたのだ
サムライキングには
娘の涼子という
最愛の愛娘がいるのだ
サムライキング、
サムライキングの妻、
そして…涼子の3人で
幸せな家庭を
築いていた時の事だ
サムライキングの自宅の
近所の人からは皆、口々を
揃えてこう言うのだ
羨ましくなるくらい
幸せな家庭…だと
そんな家庭を築いていた
サムライキングを語るには
まずは…サムライキングと
彼の妻との出会いを
語らなければいけない
これは今から26年前に遡る…
サムライキングは
大学を卒業して念願であった
株式会社バナゾニッグに内定を
もらって就職した時の事だ
その時の普段着は袴姿ではなく
スーツ姿で右手にはいつも
黒い鞄を持っているのだ
サムライキングはそう言わゆる
サラリーマンだったのだ…
第85話へ続く…
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読者の皆様、こんにちは(^^)
いつも「ファイアーマン」を
読んで頂き、
そして、
楽しみに更新を
待って頂いてありがとうございます!
サムライキングの過去編突入しました!
サムライキングの家族やサムライキングの素性が
少しずつ明らかになっていきます
果たして…彼はどのように生きてきたのか…?
皆様、次回の更新も
お楽しみにお待ち下さい!
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